リハビリテーションに役立つ栄養学の基礎 第3版
“リハに必要な栄養学”の基本知識をまとめた好評テキスト第3版!
●理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,看護師などを目指す学生向けたリハビリテーションに特化した栄養学のテキスト.
●改訂第3版では,内容を全面的に見直し,食事摂取基準など各種資料を更新や最新のエビデンスに基づいた記述の書き換えなどを行った.
●また「栄養領域でのリハ職の役割」「リハ職の専門性を活かした栄養に関連する評価」などを追加し,よりリハ臨床に役立つ内容とした.
精神看護学 精神保健 第5版
定評のある精神看護学テキストが3年ぶりに改訂!
●幅広い精神状態に対する適切な看護を実践するため,精神障害,精神保健対策の最新動向や法改正,研究データをもとに内容をアップデートした好評テキストが待望の改訂!
●アルコール,ギャンブル,ネットなどへの依存が社会問題として重要視される中,改訂では,新たに「アディクションと精神保健」の新章を追加し,アディクションと精神保健の関わりについて解説.他章についても加筆・修正を行った.
精神医学 Vol.64 No.12
2022年12月発行
特集 死別にまつわる心理的苦痛 背景理論からケアおよびマネジメントまで
特集 死別にまつわる心理的苦痛 背景理論からケアおよびマネジメントまで 時宜にかなった特集、オピニオンを中心に掲載。また、臨床に密着した「研究と報告」「短報」など原著を掲載している。「展望」では、重要なトピックスを第一人者がわかりやすく解説。 (ISSN 0488-1281)
月刊、増大号を含む年12冊
BRAIN and NERVE Vol.74 No.12
2022年12月発行
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る
特集 映画を観て精神・神経疾患を知る 脳・神経を基礎と臨床から追究する、MEDLINE 収載雑誌。『脳と神経』 『神経研究の進歩』 の統合誌として2007年に発刊。時宜をとらえたテーマを深く掘り下げる「特集」、新しい動向をキャッチアップする「総説」を中心に日々更新される神経学、神経科学の知見をわかりやすく紹介する。投稿論文も英語、日本語の両方で募集中。掲載論文はPubMedで検索が可能。 (ISSN 1881-6096)
月刊、増大号1冊を含む年12冊
臨床栄養 141巻7号
体組成評価の最前線―歴史的変遷と意義,栄養管理への臨床応用
体組成評価の最前線―歴史的変遷と意義,栄養管理への臨床応用
なぜBMI(body mass index)や体重ではなく体組成が必要か.体格の評価として,身長と体重およびこれらより算出されるBMI が古くから用いられてきた.現在でも多くの臨床現場での栄養評価は体重やBMI,四肢周囲長や腹囲などの身体測定,血液検査が中心であり,今後もこれらの項目の重要性は揺るぎのないものである.しかし,栄養評価としての身体測定や血液検査には限界がある.体組成が正確に評価できないことである.ヒトの構成要素を分子レベルでみると,水分65%,蛋白質20%,脂質12%,その他3%となっている.また,栄養療法でもっとも重要なのは水分管理であり,かつ体蛋白質を保持することは,栄養管理の中心的テーマである.体内窒素が30%以上失われると生命維持が困難となるが,骨格筋や内臓蛋白を喪失することによるサルコペニアや臓器障害等の臨床的ダメージは計り知れない.
そこで期待されるのが体組成分析である.体組成分析法には,生体電気インピーダンス法(bioelectrical impedance analysis:BIA)や二重エネルギーX線吸収法(dual-energy X-ray absorptiometry:DXA),MRI,CT,エコー,体密度法等がある.このうちBIA は,組織の生物学的特性による電気伝導性の差異を利用して身体構成を予測する方法である.体液や骨格筋量の評価は身体測定や血液検査では限界があったが,BIA の登場でこれらの問題が解決された.最近の研究では,骨格筋量はBMI より有用な死亡予測因子であるとされており,BMI や身体測定の限界と体組成分析の有用性がすでに指摘されはじめている.体液や骨格筋量,皮下脂肪,内臓脂肪などの項目を経時的に評価しながら栄養療法を進めることが,これからのスタンダードとなっていくのは間違いないと思われる.最近では,家庭用の体重計でも体組成を測定できる機器が普及してきた.体重計という言葉はそのうち死語になるかもしれない.
本特集は「体組成評価の最前線」というテーマで,この領域における臨床や研究の第一線で活躍する先生方にご執筆いただいた挑戦的な企画である.栄養管理における体組成分析の可能性について,今後の栄養管理のさらなる発展へのスプリングボードとなれば幸いである.(特集にあたって)
Medical Technology 50巻12号
まるわかり 小児・新生児の輸血―検体採取から輸血後管理まで
まるわかり 小児・新生児の輸血―検体採取から輸血後管理まで
輸血において,小児,特に新生児については体格の未発達,生理機能の未成熟,免疫能の低さなど,成人と異なる特性をふまえた配慮や工夫が求められます.
本特集では,まず第1 章で新生児の分類や輸血を必要とする病態など,小児・新生児の輸血にかかわるうえで知っておきたい基本事項をご解説いただきます.続く第2 章では,検体採取の方法に始まり,輸血検査,血液製剤の取り扱い,輸血実施,輸血後管理まで,実践的な内容をご紹介いただきます.小児・新生児の輸血の基本を網羅できるような構成となっておりますので,ご理解の一助となれば幸いです. (編集部)
J. of Clinical Rehabilitation 31巻14号
リハビリテーション医学・医療とリーダーシップ
リハビリテーション医学・医療とリーダーシップ
リハビリテーション医療は通常,多職種によるチーム医療として展開される.貢献度の高いチームへと成長させていくためには,適切な目標設定をベースとして,チームとともにスタッフも成長できるような組織運営を推し進める,リーダーシップが不可欠となる.リーダーシップのあり方については,軍隊やビジネスの世界で議論が重ねられてきたように,明確な指示や命令を出し,部下を突き動かしていくリーダーシップだけでなく,部下を支援することでその強みを引き出して組織全体を成功に導くサーバントリーダーシップや,メンバー全員がそれぞれの立場でリーダーシップを発揮するというシェアード・リーダーシップといったものも存在する.ビジネスの世界でのリーダーシップ理論を,医療にそしてリハビリテーションチームに当てはめることで,参考にすべきことは多々あるものの,主とする顧客が患者であること,そして障害と向き合うことを支援するというリハビリテーション医療の特殊性を考慮すると,すべてをそのまま当てはめれば成功するというものではないのかもしれない.そして何より,各現場のリハビリテーションチーム形態はさまざまであるため,それぞれに最適なリーダーシップも多様となるはずである.回復期リハビリテーション病棟の責任者として勤務する医師のように,チーム全体の統括が求められるリーダーシップもあれば,療法士長のような部門リーダー,さらに在宅医療のように,時に顔も知らない他組織のメンバーが構成員となる中でのリーダーシップもある.
本特集は,現場のリーダーだけでなく,それを支えるスタッフにも参考となり,よりよいチーム作りに寄与することを期待して企画した.リハビリテーション医療において,現場のリーダーは1 人に限定しなければならない,というものではなく,リーダー(マネージャー)がもつべきリーダーシップと,専門職として働くスタッフがもつべきリーダーシップがあることがポイントになるのではないかと感じたが,真のポイントが何かについては,読者の皆様それぞれの感性に委ねたい.(編集委員会)
生体の科学 Vol.73 No.6
2022年12月発行
特集 新組織学シリーズⅢ:血管とリンパ管
特集 新組織学シリーズⅢ:血管とリンパ管 -
楽しく学ぼう 心電図のすべて 臨床心電図診断学
≪この本の3つの特徴≫
1.一冊で心電図の入門から臨床応用まで、すべて網羅されています。
2.心電図波形と図を多く取り入れて理解しやすくしています。
3.これから心電図を勉強する学生、看護師から、心電図のスペシャリストを目指す臨床検査技師、研修医までお使いいただける最適のテキストです。
対象:医師、看護師、臨床検査技師など。
疑問・難問を解決!
外国人診療ガイド
近年の在住外国人の増加に伴い,医療機関を受診する外国人患者の数は増加の一途にある。いわゆる「医療英会話」の教材は従来から多数刊行されているが,実際の医療現場では,ことばの問題に加えて,文化/宗教や医療制度の違いに起因する種々の問題を抱えており,会話の表現を紹介するだけの従来の医療英会話教材では,こうした問題の解決の助けにはならない。
本書では,NPO法人「MICかながわ」(医療通訳派遣システム構築事業)での活動を通じて,医療現場での具体的な問題点を見聞してきた西村氏が,外国人患者の受け入れにあたって多くの医療機関が抱える問題点を明らかにし,その対策を紹介する。
≪リハ実践テクニック≫
骨・関節疾患の理学療法 改訂第2版
リハビリテーションの現場で実際に用いられている手技を,写真でわかりやすく見せる『リハ実践テクニック』シリーズのひとつとして2005年に刊行された本書であるが,読者のご好評を得てこの度,掲載内容の加筆と紙面のオールカラー化を行い改訂版として刊行することとなった。
整形外科リハビリテーションの現場で必要とされている最も重要なことは,オーダーされた整形外科疾患に対して,最先端の現場では何がなされていて,実際のリハビリテーション手技はどのようにして行うのか,またそれを行うにあたって注意しなくてはならないことは何なのかを,迅速かつリアルタイムに知ることである。
本書はこれらのニーズに答えるものであり,項目は整形外科リハビリテーション対象となる頻度が高い疾患を各部位別に並べ,すぐに対象疾患を引けるようにした。それぞれの手技をオールカラー写真でコマ送り的に解説し,複雑な動作であっても直感的に理解できるようになっている。
石井先生に聞いてみよう患者の気持ち
糖尿病診療よろづ相談
糖尿病患者が食事療法や運動,また薬物療法を続けることは決して容易ではない。「患者さんのためを思って治療しているのに,どうして患者さんは治療をやめてしまうのだろう」,そう感じたことのある医師必読の書である。「食事療法を続ける自身がありません」「薬は必要だと思うが飲みたくない」,こういった患者の言葉にはどんな気持ちが隠されているのか。それに医師はどう答えれば治療がうまくいくのか。また,なぜその治療が必要なのか,医師は患者に正しく情報を伝えられているだろうか。
糖尿病治療において,医師と患者のコミュニケーションは治療継続の重要な鍵である。臨床心理に基づく糖尿病治療の第一人者である石井均先生が,長年の経験に基づき,豊富な症例とデータから,医師と患者のコミュニケーションを明快に解説する。
臨床雑誌外科 Vol.84 No.13
2022年12月号
病態に応じた栄養療法の重要性
病態に応じた栄養療法の重要性 1937年創刊。外科領域の月刊誌では、いちばん長い歴史と伝統を誇る。毎号特集形式で、外科領域全般にかかわるup to dateなテーマを選び最先端の情報を充実した執筆陣により分かりやすい内容で提供。一般外科医にとって必要な知識をテーマした連載が3~4篇、また投稿論文も多数掲載し、充実した誌面を構成。
OPJリエゾン2022年冬号
将来の骨粗鬆症・脆弱性骨折予防のためには、最大骨量をできるだけ上げることが大切です。特集「若い世代の骨を守る」では、ライフステージに合わせて変化する骨の仕組みと、小児期・思春期・青年期の若い世代が骨量を上げるためにすべきことは何かを学び、さらに若い世代に骨の健康に興味を持ってもらい、将来の骨粗鬆症予防に目を向けてもらうにはどうしたらよいか考えます。
月刊/保険診療 2022年11月号
特集 “処遇改善”スタートアップ!
特集 “処遇改善”スタートアップ!
~2022年10月改定と組織改革の方向性~
Part1 “看護職員の処遇改善” ――2022年改定の総まとめ
Part2 医療機関の“処遇改善”事例集
1 名古屋第二病院における「処遇改善」の考え方/佐藤公治,渡辺徹
2 大切な職員が,永く働き,より良い人生を過ごせるために/大山幸一,宮永健
3 足利赤十字病院における“処遇改善”について/小松本悟
Part3 【鼎談】医療機関の処遇改善のメソッド/田中恭子,福垣順三,吉岡拓也
Part4 なぜ“処遇改善”が必要か
1 目指すべきは「働きやすい」と思える職場作りを,継続的に組織全体で進めること/小田原正和,田中志保
2 重要なポイントは「公平感の担保」と「職種間の理解に基づくタスク・シフト/シェア」/坂上和芳
3 人事・賃金制度の整備が処遇改善の第一歩/篠塚功
視点 PCR検査と抗原検査をめぐる“不可思議”/川上浩一
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
TREND /塩田祥大,田中大地
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
組織をつくる6枚の設計図~人を育て,続く組織をつくる~/原麻衣子
NEWS縦断「流通・薬価有識者検討会」/武藤正樹
BSCを最大活用する12メソッド/齋藤由利子
■医事・法制度・経営管理
医療事務View/江口達也
病院&クリニック経営100問100答「確定拠出年金の導入・運用について」/松田茂樹
かがやく!事務部門/浜脇整形外科病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【COVID19感染】救急搬送がかなわず,在宅で最期を迎えた事例/小澤竹俊,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・髙橋しのぶ
レセプト点検の“名探偵”/秋山貴志
点数算定実践講座/大西正利(庄武美加子)
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/長面川さより
休載:日本の元気な病院&クリニック,医療事務Openフォーラム,こうして医療機関を変えてきた
74の注目判例に学ぶ 医療訴訟対策の勘所
疾患見落とし、転医の遅れ、説明不足……。幅広い判例の教訓と着手すべき対策が分かる
相互作用が関与する 薬の副作用としくみ
複数の薬剤を服用している患者における相互作用について、症例を通して学べる
さくさく読める心電図速読レッスン 4つのキー誘導で即!判読
基本は「I,aVF,V1,V5の4つの誘導」だけ,不整脈は「P波を探し,QRS幅に注意」! たったこれだけで心電図は素早く・見落としなく判読できる! 最小の努力で最大の学習効果! 12誘導波形の丸覚えの必要なし!あなたも心電図をラクに読めるようになる! 心電図への苦手意識を克服できる一生モノの技が身につく1冊.
癌研スタイル
腹腔鏡下胃切除術
癌研における胃癌手術の歴史は長く,開腹手術から腹腔鏡下手術へ,全摘から機能温存へとその手技は進んできている。本書は,癌研の歴史の中で培われた胃癌の知識・手術法をすべて集約した癌研スタイルの腹腔鏡下手術を解説した手術書である。腹腔鏡下手術を行うための基礎となる鏡視下解剖を含め,手術の手順・ポイントを多数のイラストで解説した。
コ・メディカルのための
病態生理アトラス
医療教育を受けている学生や臨床の場で活躍中の看護師を中心に,臨床検査技師,理学療法士,作業療法士などのコ・メディカルスタッフ向けの,病態生理のユニークなサブテキスト,美しいカラーイラストを用いてがんや高血圧,糖尿病,脳卒中など代表的疾患の概念とその病態生理をビジュアルに解説した,非常にわかりやすい目で見る疾患の入門書.
