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臨床栄養 140巻3号

病院給食システムの新たな展開をめざして-変革のために何が必要か?

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

病院給食システムの新たな展開をめざして-変革のために何が必要か?
 2017年に行われた全国の医療施設を対象にした給食部門収支調査から,患者1人1日当たりの赤字は661円(全面委託),757円(一部委託),706円(完全直営)と,前回2004年の調査と比較していずれの形態においても収支が大幅に悪化していることが明らかになりました.物価上昇にともなう食材料費の上昇,労働力不足による人件費の上昇など支出の増加に歯止めはかからず,入院時食事療養費に対する評価見直しの動きは見込めないことから,収入増は期待できないのが現状です.一方で,患者の疾患治療と早期回復のためには,給食部門に質の高い食事提供が求められていることに変わりはありません.
 こうした現状への問題意識から,2020年10月に一般社団法人ヘルスケアフードサービスシステム協会(HFSA)が設立されました.本特集では当協会の理事の先生方に,医療・介護施設における給食部門を取り巻く現状を整理していただくとともに,問題解決のための方策と今後の給食システムの方向性についてご提言いただきます.本特集が,効果的な栄養管理に求められる持続可能な病院フードサービス構築に向けた議論の一助となれば幸いです.(編集部)

糖尿病プラクティス 39巻2号

糖尿病性腎臓病:守りから攻めへ-ネフロン回復への号砲が鳴る-

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

糖尿病性腎臓病:守りから攻めへ-ネフロン回復への号砲が鳴る-
 糖尿病臨床の領域において,もとより腎障害は究極のテーマであるが,最近の新たな治療手法の開発によって格別に関心の高い領域になっているといって間違いないであろう.ことにSGLT2 阻害薬やミネラルコルチコイド受容体拮抗薬に関する近年の臨床研究の成果は,まさに新時代への時を告げたともいえ,Nrf2 活性化薬の開発とも相俟って,治療スキームの急転回への号砲が鳴っているともいえるであろう.
 今回の企画は,このような状況下で,糖尿病における腎障害というすこぶる重要な命題に対して,いずれも各分野に造詣の深い先生方に執筆をお願いした.一読してご理解いただけるように,各論文とも,基礎的な概念から実際の治療の方策に至るまで,広く,かつ掘り下げて論述されており,味読すべき内容となっている.
 まず冒頭では,伊藤麻里江先生と南学正臣先生に,糖尿病性腎臓病において酸化ストレスが作用する機序を皮切りに,Nrf2 活性化薬について,その基礎から臨床までを詳細に論考していただいた.次いで,福田顕弘先生と柴田洋孝先生に,ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬について,糸球体の血行動態の変化を含め,豊富なデータを展開していただき,また,久米真司先生には尿細管再吸収の観点から,SGLT2 阻害薬のさまざまなエビデンスについて,具体的な情報を手際よくおまとめいただいている.
 後半では,内田啓子先生に,腎性貧血の病態と治療について,日本腎臓学会のHIF-PH 阻害薬の適正使用に関するrecommendation もふまえてわかりやすく情報発信していただき,辻本吉広先生と繪本正憲先生には,深化を続ける腎代替療法について,その現在地とチーム医療の到達点を幅広にご解説いただいた.最後に本田佳子先生には,糖尿病性腎症の栄養食事療法について,微量アルブミン尿期から保存期,腎不全期を俯瞰するかたちで,最新の知見に立脚した治療プラニングを明瞭にご提示いただいている.
 さらに,今回の企画を担当した編者の一人である植木は,糖尿病に関するわが国の代表的な臨床研究の一つであるJ-DOIT3 からみたわが国の糖尿病性腎臓病の重症化予防について,特集冒頭の“特別寄稿”で論じている.
 本特集の執筆陣は,深い見識と専門性を有する方々であり,それぞれに糖尿病における腎障害の側面に光を当てていただいている.ご執筆の先生方のご尽力を多とするとともに,格好の話題を提供する今回の解説群によって,読者諸賢の本領域への理解がさらに深まり,得られたものを臨床の現場にフィードバックしていただければ,編者としてこのうえない喜びである.〔(扉)特集にあたって 植木浩二郎,野田光彦〕

Medical Technology 50巻3号

画像で学ぶ 病理の正常像と疾患像

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

画像で学ぶ 病理の正常像と疾患像
 疾患に対する理解を深める方法は多々ありますが,ミクロレベルでの正常像と特殊染色を含めた病変像を比較することによって,疾患への知識のみならず,HE染色や特殊染色の正確性を判断する目を養うことができます.
 そこで本特集では,以下に記す6つの領域について正常像と疾患像の画像,また必要に応じマクロ写真もご提示いただき,どこが異なるのかご解説いただきます.疾患において細胞レベルで起こっている変化をビジュアル的に学んでいただくことで,専門知識の会得や,ご自身の技術を見直す一助となれば幸いです. (編集部)

J. of Clinical Rehabilitation 31巻3号

介護負担感とリハビリテーション医療

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

介護負担感とリハビリテーション医療
 リハビリテーション医療は急性期,回復期,生活期のあらゆる時期に障害を予防し,機能を最大限に高め,生活を豊かにするために必須な医療機能であり,適切なリハビリテーション医療の実践により,医療の質は飛躍的に向上する.われわれリハビリテーション医療者はチーム一丸となって,対象者の最大限の機能回復と日常生活活動(ADL)自立度の向上,早期の社会復帰を目指して日夜努力を続けている.一般的にこれらの取り組みは,在宅生活で問題となる介護の負担を軽減するうえで有用なアプローチと考えられており,実際にそのような効果が得られる場合も少なくない.
 一方では,ADLの自立度が高まったにもかかわらず,介護者の負担感がかえって増してしまう場合もしばしば経験される.たとえば私事になるが,脳卒中で倒れ,嚥下障害,失語症が残った親を自宅介護したことがあった.当初,日常生活は全介助であり,身体的にはきつかったが,介護は家族のペースで行えたため,負担感はそれほど高くなかった.ところがリハビリテーション治療により機能が向上すると,負担感がどんどん高まっていった.少し動けるようになるとベッドから一人で起き上がりトイレに行こうとして倒れ,尿を漏らし,衣服も廊下も汚してしまうということが頻繁に起こるようになり,絶えず見守りや介助が必要になったためである.ある時,誤嚥性肺炎の発症を機に再び寝たきり状態になると,家族の負担感は大幅に軽減した.ADLが向上すると介護負担感が増し,ADLが低下すると負担感が減るという,この時の逆説的な経験から,単に機能の向上だけでなく,家族の介護負担感にも目を向けることの重要性を痛感させられたものである.
 2000年当時,リハビリテーション領域において「介護負担感」に着目した取り組みや研究は極めて限られていたが,このような中で本誌2001年10月号(10巻10号)では,「介護負担感:リハビリテーションからの取り組み」のテーマのもと,介護負担感の概念と研究の動向および代表的疾患(脳卒中,頸髄損傷,脳外傷,認知症,神経筋疾患)における介護負担感研究の動向と課題が取り上げられた.前回特集から20数年が経過し,その間に介護保険制度の定着が進むとともに,介護にかかわる新たなトピックスにも注目が集まるようになった.
 このような背景を踏まえ,本特集では,前回特集以降の当該分野の研究動向を探るとともに,高次脳機能障害,摂食嚥下障害,排泄障害,医療的ケア児,ヤングケアラー,ライフサイクルを通した障害児の介護を取り上げ,それぞれ造詣の深い著者に解説していただいた.本特集が,「介護負担感」をリハビリテーション医療における重要なアウトカムとして位置付けた取り組みや研究が進展する契機となれば幸いである.(編集委員会)

よくわかる 看護研究の進め方・まとめ方 第3版

横山 美江 (編著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2017/08

●好評の「よくわかる 看護研究の進め方・まとめ方」に待望の改訂第3版!看護研究はこれ1冊で!
●看護研究の基礎知識を中心に,看護学の領域で用いられる主な研究方法を紹介.
●研究を進めていくプロセスに沿って,研究テーマの設定から研究成果の発表,論文の作成に至るまでの留意事項を解説した好評書の改訂版.

【改訂のポイント】
① 主な研究法として混合研究法とシステマティックレビューを追加.
② 国の倫理規程の変更にあわせ記述を刷新.
③ 学会でよく問われる「利益相反」についての解説やパワーポイントに対応した学会発表のノウハウが充実!

リエゾン精神看護 患者ケアとナース支援のために

野末 聖香 編著,金子 亜矢子 (ほか著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2004/06

●リエゾン精神専門看護師を目指す人,育成する人,実際に活動している人にとって,リエゾン精神看護に必要な知識・技法を修得できる必読書.基礎教育・継続教育において「心のケア」を専門的に学べるテキスト.身体の病を抱える人々の「心のケア」の取り組みに欠かせない指針書.

≪15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト≫

義肢学 第2版

石川 朗 (総編集)

出版社:中山書店

印刷版発行年月:2022/03

理学療法士は,切断のリハビリテーションにおいて,断端機能を改善させ,適合した義肢で生活動作が獲得できるよう理学療法を行う.本テキストでは,下肢切断を中心に,切断のリハビリテーションの流れ,義肢の構造とその操作に必要な身体機能,理学療法,理学療法士の役割について講義する.第2版では,アライメントの理論を理解・イメージしやすいよう新たに工夫を加え,最新の義肢や治療技術の進歩について補足.図・写真をフルカラーとした.

≪新DS NOW 13≫

リンパ節郭清手技を究める[下部消化管編]

山口 茂樹 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2022/03

消化器外科医が避けては通れない「リンパ節郭清」にスポットを当て,安全な郭清手技について丁寧に解説。経験豊富な執筆陣が,基本となる手技だけでなく安全かつ効率のよい郭清手技のコツについても説明している。また各項目では,知っておかなければいけない解剖学的知識や,合併症の予防法,また合併症が起きてしまった場合の対処法も詳しく解説した。イラストや写真も多数掲載し,動画も豊富に付録しているため,手術のイメージを膨らませながら読み進めることができる。

看護学テキストNiCE

家族看護学 改訂第3版

臨床場面と事例から考える

山崎 あけみ 原 礼子 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2022/03

家族看護を初めて学ぶ学生向けにつくられた好評テキストの改訂版.家族看護実践に用いられる理論やモデル,概念等について臨床場面や事例をとおして具体的に解説.ジェノグラム・エコマップも多数掲載.今改訂では、①理論やモデル,概念等を解説する章の構成・内容の見直し,②事例の追加(全10事例)やコラム類の見直し・更新、③オールカラー化により、初学者によりわかりやすく、いっそう充実した内容となった.

関節外科 基礎と臨床 Vol.41 No.4

2022年4月号

【特集】発育性股関節形成不全の基礎と臨床

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2022/03

【特集】発育性股関節形成不全の基礎と臨床

医学のあゆみ280巻12号

熱傷治療の進歩

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2022/03

熱傷治療の進歩
企画:櫻井裕之(東京女子医科大学形成外科)

・重症熱傷は外傷のなかでも最も侵襲が高度で,大量の医療資源・人的資源の投入を必要とする.受傷後早期は大量輸液と循環・呼吸管理などと並行して,熱傷創部壊死組織(焼痂)切除と植皮術による皮膚再建を要する.
・広範囲熱傷においては,患者自身から採取できる皮膚面積は限られているため,日本スキンバンクネットワークによる同種皮膚の役割は非常に大きなものである.
・社会復帰に向けて大きな障害となる,瘢痕拘縮に対しては形成外科的再建手術,リハビリテーションによる機能回復訓練,瘢痕の質的改善を目的とした再生医療な度が近年の進歩として注目されている.

原発性悪性骨腫瘍診療ガイドライン2022

日本整形外科学会 (監)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2022/02

希少がんとされる原発性悪性骨腫瘍(骨肉腫,Ewing肉腫,骨内異型軟骨腫瘍,軟骨肉腫,脊索腫,骨巨細胞腫)および骨肉腫肺転移の治療について,第一線の専門医が集学的治療の観点からまとめた診療ガイドライン.分類・病期,疫学,臨床的特徴,薬物療法の基本的知識を網羅し,重要臨床課題として診断、手術および放射線治療に関する25のQuestionを設け,その概要と推奨を示した.医療従事者および患者・家族の相互理解の基礎かつ指針となる一冊.

眼科疾患最新の治療2022-2024

村上 晶 白石 敦 辻川 明孝 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2022/01

3年毎の改訂で,主要な眼疾患を網羅し,その最新の治療法の実際に焦点を絞って解説した,日常診療の指針となる一冊.巻頭トピックスでは,「近視が緑内障に与える影響」「眼疾患のゲノムワイド関連解析」「角膜再生医療の進歩」「斜視に対するボツリヌス療法ガイドライン」「ヘッドアップサージェリーの現状と問題点」「COVID-19 に対する感染対策」など,注目の10テーマをレビュー.

感染症最新の治療2022-2024

藤田 次郎 舘田 一博 大毛 宏喜 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2022/02

感染症医および一般臨床医のために,3年ごとの改訂で年々進歩する感染症領域における最新情報と治療指針を整理し,簡潔にまとめて提供.巻頭トピックスでは,COVID-19や新型インフルエンザ,インバウンド感染症,市中型MRSAなど最近注目されているテーマ12題を取り上げる.各論では,感染症の基本的な診断・治療から各臓器別感染症の治療,感染症予防策までを解説.最新の動向を踏まえた日常診療の指針となる一冊.

産婦人科の実際 Vol.71 No.3

2022年3月号

産婦人科医リクルートへの効果的なアプローチを考える

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

産婦人科医リクルートへの効果的なアプローチを考える
周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの4つの柱を中心に、臨床医に必要な知識や技術をわかりやすく丁寧に解説します。毎号充実した内容を提供し、産婦人科医の「あれ知りたい!」「これ知りたい!」「いま知りたい!」にお応えします。明日からの診療に即役立つプラクティカルな知識が満載です!

小児科 Vol.63 No.3

2022年3月号

JRC蘇生ガイドライン2020

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

JRC蘇生ガイドライン2020
日常診療のコツから、いま知るべき他科の知識・時事的課題まで。査読をクリアした信頼度の高い論文が、豊富な話題を解説します。診療の質を上げる、子どもを診るすべての医師のための専門誌です。

臨床放射線 Vol.67 No.3

2022年3月号

MRIによる中枢神経画像診断の進歩

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

MRIによる中枢神経画像診断の進歩
放射線科診療に関わる幅広い層に愛され続ける老舗雑誌!「画像診断」と「放射線治療」の両面から臨床に役立つ情報が充実。多数の診療例・症例を毎号掲載。特集・連載も勉強になると大好評。

皮膚科の臨床 Vol.64 No. 3

2022年3月号

間葉系腫瘍

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

間葉系腫瘍
今月号の特集は「間葉系腫瘍」です。良性・悪性を問わず,多くの症例が掲載されています。臨床講義では,円形脱毛症の診断と最新の治療について,大日輝記先生にご解説いただいています。その他,症例報告やミニレポート,エッセイ憧鉄雑感や巻頭言など毎号好評の連載記事も,もちろん変わらず掲載されています。日々の診療に是非,お役立てください。

眼科 Vol.64 No.3

2022年3月号

眼瞼下垂の外科的治療

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

眼瞼下垂の外科的治療
トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号の特集は「眼瞼下垂の外科的治療」と題し、近年ニーズが高まっている眼瞼下垂手術について、方法・コツや適応、効果をエキスパートに解説いただきました。加えて、3D手術と小児ぶどう膜炎についてわかりやすくまとめられた綜説2篇や、ウェットラボに役立つ連載企画、4篇の投稿論文も掲載されております。是非ご一読ください。

整形・災害外科 Vol.65 No.3

2022年3月号

軟部肉腫の治療update

出版社:金原出版

印刷版発行年月:2022/03

軟部肉腫の治療update
整形外科領域における最新の臨床知見を紹介。整形外科医のみならず,リハビリテーション医,理学療法士など,幅広い読者層に好評。関連学会の動向も加味し,タイムリーなトピックを特集として毎号企画。また,読者からの投稿論文を編集委員が査読のうえ幅広く掲載(論究・臨床・手術・経験・症例)。年間に掲載される投稿論文の中から「整形・災害外科優秀論文賞」を贈呈。加えて,各種の連載企画やエッセイなど,読んで面白く,ためになるジャーナル。

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