
よくわかる理学療法評価・診断のしかた
エビデンスから考える
本書は理学療法評価・診断を,理論的な背景・エビデンスから,自己学習の形で読者一人一人のレベル・ペースに応じて楽しく学べるガイドブック.各章冒頭に学習テーマを掲げ,指針を明確にしており,学習の結果はQ&A形式で自己確認できるなど,読み進める中で知識と根拠が累積され確実性が高められる構成.理学療法評価・診断のバイブル的な参考書として臨床の場で活用できる一冊.

理学療法データブック
理学療法士に必要な知識と膨大な情報量を,携帯に便利なコンパクトなサイズに集約.臨床現場に常備して診療や臨床実習における思考を支え,教育現場では学生の「活用力」を育成する教材となることを目指した.本書の内容は大きく2編で構成され,共通編では主に臨床検査,運動機能検査,生理・精神機能,ADLおよび補装具のデータを,疾患別編では神経,筋,精神,骨関節,循環器,呼吸器,代謝の疾患・外傷データを掲載した.

がん患者の心のケア こんなときどうする?
サイコオンコロジーを学びたいあなたへ
一歩進んだケアにつながる16事例
日本のサイコオンコロジーを牽引するオピニオンリーダーが綴った,がん病棟の現場で日夜奮闘中の読者へのエールをまとめた1冊.がん臨床医として著者陣に投げかけられたがん患者の心のケアにまつわる16の質問を題材に,あなたががん病棟で直面するであろう問題とその対処法を余すところなく解説.看護師のみならず,がん患者の心理に興味を覚えるすべてのがん診療スタッフに必ず役立つ内容.

小児診療必携
保険診療・社会保障テキスト 改訂第2版
―子どもの医療に携わるすべてのスタッフのために―
日本小児科学会社会保険委員会編集による,令和2年度診療報酬改定に基づいた小児の診療報酬,社会保障に関する解説書.保険診療以外にも小児の日常診療に必要な予防接種や健診から医療費助成,福祉制度,在宅医療,書類の知識に至るまで,小児の社会保障制度を幅広く網羅,新型コロナウイルス感染症にかかわる医療制度,診療報酬も新たに加え内容もさらに充実.小児診療に携わるすべてのスタッフに必携の1冊です!

皮膚疾患診療実践ガイド 第3版
“皮膚科診療の現場で知りたいことがすぐにわかる”好評のリファレンスブック改訂第3版.一回り大きいB5判となり,より多くの臨床写真と最新知見を盛り込んだ.症状からの診断,検査・治療法に,疾患毎の詳しい解説まで,診療に欠かせない情報を網羅.「アドバイス」や「メモ」,「Do&Don't」を随所に設け,診療上の小さな疑問にもきめ細かに対応.充実した処方例と生活指導のポイントも盛り込む.皮膚科医,一般臨床医必携の一冊.

産婦人科医療裁判に学ぶ 裁判にならないためのポイント
「産科と婦人科」で好評連載中の「医療裁判の現場から」を再編集し,書籍化.医師が負う責任や紛争化した際の解決法,裁判所の考え方などについて事例をもとに対策のポイントをわかりやすく解説しました.また,医師からの質問に対し弁護士が答えるQ&Aも収録しており,日常診療に役立つヒントが満載です.各科に共通する問題が取り上げられているので産婦人科以外の医療専門職の方々にも読んでいただきたい1冊です.

対話形式Q&A
プライマリ・ケアに活かすがん在宅緩和ケア
がんの在宅医療黎明期に,がん終末期の在宅緩和ケアに特化したクリニックを開設した著者は,これまでの豊富な経験を基に,「プライマリ・ケア医こそ,緩和ケアを担う存在として適任」と考える.治療の術がなくなったがん患者をプライマリ・ケア医がどのように支えるか,がんの痛みにどう対処するか,など,プライマリ・ケア医が敷居を感じることなく,がんの在宅緩和ケアに携わるためのポイントを紹介する.

診断と治療 Vol.110 No.5
2022年5月号
【特集】認知症を取り巻く現状:バイオマーカ―,根本治療薬ってなに?
【特集】認知症を取り巻く現状:バイオマーカ―,根本治療薬ってなに? 認知症診療の基本や,バイオマーカ―,根本治療薬など,認知症研究の最新情報,政府の施策や自治体の取り組みなどをまとめました.

インタープロフェッショナル・ヘルスケア 実践 チーム医療論 実際と教育プログラム
●チーム医療について,その基本と実践を解説!
●患者を中心とした良質で安全な医療を提供するために不可欠であり,現代医療の機能形態そのものでもある,多くの医療関連専門職の能動的「協働」による“チーム医療”について,その基本と実践を解説.
●各専門職に求められる基本的資質「チーム医療を前提とした知識・技能・態度」をはじめ,チームを醸成するために必要な内容を,具体的な各医療チームの活動,専門職の連携場面をあげて解説したテキスト.チーム医療概論,チーム医療の実際,インタープロフェッショナル教育(IPE),チーム医療の今後の展望の4 編構成.

ビジュアルレクチャー理学療法基礎評価学
●理学療法コアカリに準拠した項目立てとし,レクチャー方式でわかりやすく,図表や写真を用いたビジュアルな誌面である.
●100点以上のイラストをもとに,理学療法の柱となる測定・評価方法を丁寧に解説した,見てわかる教科書となっている.また,PTと患者さんのやりとり(模擬場面)を取り入れるなど,実際の臨床イメージがもてるように工夫されている.
●重要語句は色字,重要トピックはコラムとして学習をサポート.国試出題基準に対応している.

若手医師のあなたへ 診断力爆アゲ症例集
◆医師になって数年、それなりに経験もついてきた!もうひとりでも一通りの診断をつけられるようになってきたぞ……と思っていたのに
「あれ?これは?なんだろう?」……なんて症例に出くわすこと、ありませんか?
◆本書では「診断がつきにくい疾患のポイント」「見逃しやすい疾患の拾い方」をベテランの先生方が解説!実際にあった悩ましい症例を見ることで、
いまよりもっと“診断力”を向上させたい先生にお勧めの1冊です!

高齢者頻用薬ミニマム処方戦略
高齢者診療における頻用薬をリストアップし,エビデンスに基づくミニマム処方の判断基準から,薬を減らす・やめるときのコミュニケーションとサポートのあり方まで,実地診療に即した戦略にまとめました。
地域で高齢者を診るかかりつけ医や在宅医,必携の書!

問診票の回答と主訴から適合処方をさがす 漢方医学入門
各診療科にわたる95項目の問診票の回答から,患者の漢方医学的証の診断,適切な方剤の選択を導き出す画期的な入門書。
問診票の詳しい使い方のほか,実際の症例での回答をもとに,そのキーワードがどのような意味を持ち,どのような方剤が必要なのかをわかりやすく解説。
35年以上にわたり,他科疾患の愁訴も併せて漢方を用いてプライマリに治療してきた筆者だからこそ書ける漢方入門書。

OPJリエゾン 2022年春号
外出自粛がもたらした身体活動の変化、骨密度への影響、そしてコロナ禍で健闘するリエゾンサービスの取組みを紹介。コロナ禍での骨粗鬆症対策の手がかりを探ります。

WHAT'S NEW in 皮膚科学 2022-2023
皮膚科学の注目トピックをまとめたYear Book前版から2年分の皮膚科学の進化を凝縮したシリーズ最新刊です。
見開き完結で、読みやすい紙面構成で基礎から臨床までの新知見を網羅。「何が新しいのか(What’s new)」「そのエッセンスは(Essence)」「なぜ重要なのか(Why important)」の項目に基づき、各分野のスペシャリストが分かりやすく、簡潔に解説しています。
皮膚科学知識のアップデートに最適な1冊です。

≪15レクチャーシリーズ 理学療法テキスト≫
予防理学療法学
2020年4月から養成課程において「予防」教育が義務づけられた。
超高齢化が進む日本では、疾病や再発の予防から健康増進・維持まで幅広く介入できる理学療法士の役割は大きい。学生がおさえておきたい「予防理学療法」の知識を15コマ(レクチャー)の構成で簡潔に解説。
在学中はもちろん卒後、臨床でも役立つ内容が充実。はじめて「予防理学療法学」を学ぶ学生に最適な教科書である。

All About 開放隅角緑内障 第2版
緑内障の標準病型である「開放隅角緑内障」について、臨床に必要な基礎研究・疫学の最新知識から、実地診療の最前線までを網羅。「緑内障診療ガイドライン」は最新の「第5版」に準拠。最新の治療薬、白内障/緑内障同時手術、AIとビッグデータなど最新トピックスも満載。第一線で活躍する執筆陣による単独執筆。エキスパートならではの経験、洞察、哲学を存分に披露した、緑内障診療の新しいスタンダードテキスト。

腎移植ケアガイド
日本腎不全看護学会による監修のもと、腎移植、腎疾患看護のスペシャリスト、研究者により編集された腎移植ケアのバイブル。年間導入数が伸びてきている腎移植の知識は、今後の腎臓病看護で必須である。本書は、総論で基礎的な医学知識、看護を解説し、各論ではクリニカルクエスチョンを提示し、レビューを行い、エビデンスにもとづく臨床での実展開について解説した。腎移植、CKDの保存期、透析にかかわる医療者必携の1冊。

ジェネラリストのための内科診断キーフレーズ
“キーフレーズ”をヒントに鑑別を絞り込む!
『medicina』誌の好評連載「フレーズにピンときたら、このパターン! 鑑別診断に使えるカード」をアップデートして書籍化。内科臨床に役立つ「鑑別診断を絞り込むのに特異的、知っておくと役に立つProblem(=キーフレーズ)」から絞り込でいく鑑別診断の考え方について、エビデンスに基づいて実践的に解説する。

医学のあゆみ281巻7号
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの新展開――“私らしく生きる”を次世代に
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの新展開――“私らしく生きる”を次世代に
企画:春名めぐみ(東京大学大学院医学系研究科母性看護学・助産学分野)
・セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(sexual reproductive health and rights:SRHR,性と生殖に関する健康と権利)は,基本的人権のひとつでありながら,すべての人に保障されている社会には至っていない.
・本特集では,妊娠中絶や望まない妊娠,性感染症,性暴力被害,LGBT,SOGIに関わる課題や妊娠・出産における自己決定などの知識を深め,次世代への教育や実践についても考える機会となるよう各専門家に執筆いただく.
・SRHRの課題は政策,法律,教育,文化,経済など多次元の問題を包含しているが,ここでは医学的な側面に焦点を当て,次世代のためのSRHRにとって実効性のあるアプローチを考える一助となれば幸いである.