プライマリケアで一生使える耳鼻咽喉科診療
プライマリケアでよく出会う耳鼻科疾患について,一般医がどこまで治療すべきか、緊急性の判断をどうするか、どの時点で紹介すべきか、転送までに何をすべきかをまとめた。
medicina Vol.62 No.7
025年 06月号
特集 精神科×内科 患者と家族を支えるために知っておきたい見えない“こころ”のこと
特集 精神科×内科 患者と家族を支えるために知っておきたい見えない“こころ”のこと 内科診療に不可欠な情報をわかりやすくお届けする総合臨床誌。通常号では内科領域のさまざまなテーマを特集形式で取り上げるとともに、連載では注目のトピックスを掘り下げる。また、領域横断的なテーマの増刊号、増大号も発行。知識のアップデートと、技術のブラッシュアップに! (ISSN 0025-7699)
月刊、増刊号と増大号を含む年13冊
マイナーエマージェンシー
はじめの一歩
「一番大事なとこがめっちゃ具体的!コレならできる!!」
写真・イラスト・動画で見て学べる
専門的な手技・治療を行わなくても対処できる軽症の救急疾患=「マイナーエマージェンシー」の指南書。眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科、泌尿器科、外科の6領域について疾患名ではなく受療動機や主訴で項目を構成。各項目は初期診療や手技のみならず、プレホスピタルケアおよびポストホスピタル(ホームケア)の内容についても掲載。豊富な写真・イラスト・動画・アルゴリズムで手技や初期診療の流れを見て学べる。非専門医や学生、初期研修医の導入書として最適。
検査値とCQでわかる 非専門医のための血液疾患ワークブック
71の症例と166のクリニカル・クエスチョンで学ぶ自習形式のワークブック
血液内科を専門としていない医師が,血液検査のデータから,何を疑い,どのように診断に結び付ければよいかをCQ (クリニカル・クエスチョン)と解答でわかりやすく解説する書.71の実症例について,血液検査による “血算,生化学,凝固検査”の数値を提示しながらCQを提示.それらの数値から,何を疑い,何を根拠に診断し,どのように対処すべきかを166のCQと解答で学習するドリル形式のワークブック.
≪小児診療 Knowledge & Skill 3≫
領域横断的視点による腎・泌尿器疾患の診療
腎・泌尿器疾患は,尿の生成を担う腎臓・尿管,蓄尿・排泄を担う膀胱・尿道の2つの領域にわたる.一連のしくみは密接に関わり,腎臓と泌尿器の専門医がともに得意分野を紹介.日本では3歳児検尿と学校検尿の普及により,小児科医が腎疾患の早期発見に寄与している.尿路感染症,夜尿症など身近な疾患から,専門的なネフローゼ症候群,糸球体疾患まで,臨床に活かすセレンディピティ.
≪インフェクションコントロール2025年夏季増刊≫
そのまま使える!感染対策チェックシート集
【ラウンドの工夫と改善事例が満載!】ICNの業務効率化を応援!多忙な現場で役立つ感染対策チェックシートやフィードバックに使える資料を豊富に掲載。ダウンロードしてそのまま使えるから、病院や高齢者施設、診療所など、この一冊でさまざまなシーンに対応!
レジデントのための画像診断の鉄則
「CT、MRI、超音波…モダリティの使い分けはどうする?」、「押さえておくべき胸部CTのサインは?」といった画像診断のギモンに答える1冊がついに登場! 著者がこれまで研修医や医学生との読影カンファレンスで語ってきた画像診断のコツやピットフォールを、最低限押さえておくべき“鉄則”としてまとめて披露する。好評発売中の『医学生・研修医のための画像診断リファレンス』と合わせて読みたい1冊!
こんなときどうする ペースメーカプログラミングのキモ!
ペースメーカは新規植込み,交換を含め年間約6万台が患者に植え込まれている。各社よりさまざまな機種が出ているが,搭載される機能も複雑化している。ペースメーカの普及に伴い,他施設で植え込まれた患者を診察・治療するケースも増えているため,医療スタッフは自施設使用のペースメーカのみならず各社のペースメーカ・プログラミングについての基本知識を押さえておく必要がある。また外来フォロー時に問題が起きた場合には,原因特定のうえ,適切な設定に変更する必要が出てくる。
本書では医師,臨床工学技士など関連する医療スタッフが頻度の高い緊急対応やトラブルシューティングも含め,患者の状況に応じた対応・設定について,慌てず対応できるノウハウを提供する書籍である。
心臓血管外科研修医コンパクトマニュアル
web動画で見られる!手術手技・心エコー・心血管造影
【循環の基礎から心臓血管外科までこれ一冊!】
心臓血管外科治療はますます高度になっていくうえに、内科的な薬物治療の知識も不可欠である。研修医にとって複雑な疾患・治療の概念をつかみ、臨床能力を高めるコンパクトでわかりやすい一冊。手術手技やエコー画像もweb動画でたっぷり見られる。
血液内科治療のトリセツ
京都大学病院の最新プロトコールを余さず解説。血液内科治療のすべてが分かる!
京都大学病院の血液内科診療チームが満を持して贈る「治療のトリセツ」が登場.単なるケモレジメンにとどまらず,すべての治療について京都大学病院で実際に行っている最新治療プロトコールが,疾患ごとの解説でよくわかる.薬物療法だけでなく,細胞療法や放射線療法,緩和ケア,リハビリテーションなど造血器疾患にかかわるあらゆる治療を包括的に解説し,医師のみならず看護師,薬剤師,臨床検査技師,PT,OTなど血液内科のチーム医療に携わるすべての人に必須の内容となった.これ1冊で血液内科治療のすべてが分かる!
ポケットエコーで看護力アップ
ポイントオブケア看護エコー
エコーは、看護師が行うフィジカルアセスメントの「第6のツール」です。
小型・軽量で簡便な“ポケットエコー”は画像も鮮明で、さらにAIによる画像読影アシスト機能がつく大きく進歩してきました。
病院でも、在宅でもあらゆる場で、看護師が聴診器のようにポケットエコーを使いこなし、ケアのレベルアップにつなげるチャンスです。
排尿・便秘・褥瘡・嚥下・リンパ浮腫の評価の他、末梢静脈カテーテル穿刺や経鼻胃管挿入の確認などエコーを使った看護ケアが満載です。
看護師がエコーを使いこなす時代がやってきた!
<エコーでできるこんなこと>
評価 排尿/便秘/嚥下/褥瘡/リンパ浮腫/心機能
確認 点滴/経鼻胃管/胸水・腹水・FAST/ストーマ位置決め
認定看護師、専門看護師、特定看護師だけでなく、
病棟のナースも、訪問看護の場でもアセスメントやケアに活用できます!
がんCT画像読影のひきだし
「繋ぐ、囲む、比べる」を実践して、CT画像の読み方のコツを身につけよう。
がんのCT画像は「何を考えながら」「どのように」読影すべきか。そのポイントをわかりやすく解説した入門書。本書のゴールは「初心者が画像読影のスキルを伸ばし、症例検討会の議論やカルテの記載内容への理解を深め、結果的に患者の病態をより深く把握できるようになる」こと。正常画像(web動画あり)の見方に始まり、臓器別(ex. 肺癌、胃癌)や臨床課題別(ex. 症状は薬剤性/原疾患)の切り口で症例も掲載。
step by stepで学ぶ
論文を「読む」ための医療統計
文献の探し方から最新のベイズ統計・AI解析まで
①そもそも読む論文をどう探すか,②どこに注目して読むか,③解析手法はどうやって理解するか,④結果はどう解釈するか,について体系的に学べる初学者~中級者向け書籍。
親しみやすい登場人物とともに,実際の論文(難解すぎず,簡単にアクセスできるもの)を読み進めながら必要な知識が一通り身につく内容・構成で,統計手法も可能なかぎり簡略化した具体例や図を用いてわかりやすく解説。ベイズ統計やAIなど最新の解析手法についても触れる一方で,時間があるときに押さえておくと良い基礎知識(例:数式など)を囲み記事の形で紹介するなど内容も充実!
入門腫瘍内科学 改訂第4版
日本臨床腫瘍学会編集による,医学部生を主対象とした臨床腫瘍学の入門書の改訂第4版.各項の冒頭には要旨がわかる「summary」,末尾には「この項のキーポイント」を掲載し,理解しやすい構成が特徴.腫瘍学における基礎医学から診断・治療の総論,疾患各論までを網羅し,医学部生に必要な知識をわかりやすくまとめた.今改訂では同学会のテキスト『新臨床腫瘍学』の改訂内容を反映し,最新の内容を解説した.
カラー写真で一目でわかる 経食道心エコー 第3版
撮り方、診かたの基本とコツ
入門者に最適の好評書が改訂!豊富なカラー写真で手技を基本から丁寧に解説.人工心臓,SHDインターベンション,3DTEEなど注目の情報もカバー.経食道心エコーを習得するならまず本書から!
薬剤師よ,心電図を読もう!
月刊誌「薬局」の好評連載が書籍化!「薬剤師は心電図を読めなくても大丈夫」,そう思っていませんか?でも,心電図がわかると抗不整脈薬の使い方や医師の処方意図が手に取るようにわかります!オールカラーで心電図や心臓生理をわかりやすく解説.心電図初心者の薬剤師「ひろし」と一緒に,心電図の勉強を始めてみませんか?
小児看護2025年12月号
エビデンスを探す・使う・作る;研究と臨床の架け橋
エビデンスを探す・使う・作る;研究と臨床の架け橋 研究が臨床へ還元されるには、ただ研究者が発表すればよいわけではなく、臨床のニーズをとらえてうまく論文化・広報していくことが求められる。本特集では研究と臨床をテーマに、まず第23回日本小児がん看護学会学術集会で扱った小児がんにかかわる課題について紹介する。また、看護学と工学部門の研究者が共同チームで携わった、口唇・口蓋裂児の哺乳方法の研究・活用についてや、実際に研究者として学ぶ大学院生の声も紹介する。研究者と臨床がエビデンスについて考えるための1冊。
ベイツ診察法 第3版
身体診察と医療面接のスタンダードを示す、世界最高峰の指南書
伝統と進化、多くの改編・変更が加えられました!
・改訂を重ね完成度を高めた原著第13版の日本語版、7年ぶりに改訂。
・技術偏重の軽いマニュアルや、OSCE対策のみを目的とした関連書とは一線を画し、解剖・生理から説き起こし「なぜ、そうするのか」まで踏み込んで解説。
・部位別に系統立てた構成で、ページの左列には「診察の技術」、右列には「異常例」を2段組で配置、鑑別診断にいたるアセスメント技能が身につく。
・約250頁増で大幅パワーアップ。伝統を守りつつ、さらに進化。
・「診察へのアプローチ」、「病歴」、「健康維持とスクリーニング」、「エビデンスの評価」、「眼」、「耳と鼻」、「咽喉と口腔」7章が新設。
・各章の「診察の技術」の前に「診察の重要項目」を追加、チェックリストとして有用。
・『ベイツ』ならではの写真、イラスト、文献がさらに充実。
・医学・看護を中心に、あらゆる医療者の共通言語の役割を担う基本の書。
スタートアップ!子どもの近視進行抑制治療ガイド
豊富なエビデンスに基づく治療戦略と診療判断を最短距離で臨床に実装!
最新のガイドラインに完全準拠!!
『小児の眼鏡処方に関する手引き』
『低濃度アトロピン点眼液を用いた近視進行抑制治療の手引き』
『近視管理用眼鏡(多分割レンズ)ガイドライン(第1版)』
小児の近視が増加の一途をたどる現在、進行抑制治療は眼科外来に不可欠となり「介入の必要性をどう判断し、どの治療をいつ始めるか」という臨床的判断が大きな関心を集めています。
本書は近視治療の第一線で活躍する著者が、国内外のエビデンスをもとに日本の実臨床に即した適応と課題を的確に整理し、科学的根拠を日常診療の判断に応用できる形で解説しました。低濃度アトロピン点眼、オルソケラトロジー、多焦点ソフトコンタクトレンズ、近視用眼鏡、レッドライト療法など、国内で承認済・承認予定の治療選択肢について、使い分けや併用戦略、副作用・リバウンド対策までポイントを絞って提示。各治療の作用機序、単独・併用時のエビデンス、年齢別の適応、合併症対策までを構造的に解説しています。また、眼軸長に基づく治療評価法や、二次性近視の鑑別、不同視近視への対応も取り上げ、治療の導入から継続・変更に至るまでの指針となる視点を提供します。実臨床で多くの眼科医・視能訓練士が直面する「見え方の不満への対応」「保護者への説明」などの課題にも触れ、説明にすぐ使える“伝え方のコツ”も収載しています。
近視進行抑制治療をどのように導入するかの検討段階では方針を明快に示すスタートアップマニュアルとして、すでに治療を導入している場合は自身の診療をアップデートする手引きとなる1冊。多忙な眼科医・視能訓練士にこそ届けたい、実践的で臨床直結型のコンパクトなガイドです。
新・違いがわかる!同種・同効薬(上巻)
患者さんからの「なぜ変更したの?」「前の薬とどう違うの?」に自信をもって答えられると大好評の『違いがわかる!同種・同効薬』シリーズを領域別に再構成!情報を厳選し,同種・同効薬の「違い」により焦点を当てた内容としたほか,「基本的な選びかた/ガイドラインによる選びかた」「服薬指導の会話例」といった項目を新設し,よりいっそう内容を充実させた.
