
レビー小体型認知症 即効治療マニュアル 改訂版
●「動く標的」レビー小体型認知症。年間600人あまりのレビー小体型認知症初診を診ている筆者が,経験の少ないプライマリケア医にも必ず改善させられる処方を公開!
●治療・処方コントロールをさらに進化させた衝撃の改訂版

機能性ディスペプシア
日本人に適した診療を求めて
●古くて新しい疾患「機能性ディスペプシア: FD」。FDの定義・疫学から診断,病態,治療,トピックスまで,全17項目を本邦屈指の執筆陣が解説。
●日本人の実態に合った診療をどうすべきか。知識整理と正しい対応のために。

高齢者の糖尿病と栄養
合併する疾患ごとの栄養ケア
●合併症やリスクがある高齢者に食事指導をするうえで何が必要か,どんなことに注意をするのか,実際の指導はどのようにするのか。現場で困った時や,リスクをもった患者さんに出会った時にすぐに役立ちます。
●合併症ごとに,病態の特徴を医師が,栄養ケアの実際を管理栄養士が,それぞれコンパクトに解説。糖尿病の栄養指導を行っている管理栄養士,さらにNSTやチーム医療に関わるスタッフのための実践的なマニュアル。

≪痛みのScience & Practice 3≫
病態・疾患別がん性痛の治療
がん疾患ごとの抗がん治療や予後,随伴症状,痛みの特徴などの知識を解りやすく整理し,痛みの治療ストラテジーを組み立てて紹介.薬物療法と神経ブロック療法などの非薬物療法の両者に関しては,包括的な理解のもとに,上手に組み合わせながら治療をすすめられるよう記述を工夫した.簡潔で解りやすい記述と全ページカラーの誌面により,初学者からベテラン麻酔科医まで,興味とレベルにあわせて,読みたい項目を選んで読める.

心療内科実践学
入門から臨床研究まで
・心療内科とはどのような診療科なのか,個別の疾患へのアプローチの仕方から,心身医学療法の具体的な進め方まで,全11章で簡潔に解説。
・心療内科医を志す研修医ならびに今日から心療内科をはじめたい実地医家,そしてメンタルヘルスに携わる心理士や保健師まで,ぜひ手元に置いていただきたい必携の1冊です。

アルツハイマー病治療薬
服薬指導のためのQ&A
・新しく3剤のアルツハイマー病治療薬が登場して薬物治療の選択肢が増えた一方で、その選択については明確な指針がない現状において、アルツハイマー病治療薬の服薬指導はどのようになされるべきか。
・服薬指導で注意すべきさまざまな状況を想定し、Q&A形式による見開きの見やすい解説を実現。
・薬剤師のみならず高齢者医療に携わる多職種の方々にも、アルツハイマー病治療薬の理解に役立つ1冊です。

≪痛みのScience & Practice 2≫
痛みの薬物治療
痛みの薬物治療を効果的に行うために必要となる広範な知識を網羅.薬物の作用を理解するために必要な解剖・生理・薬理学的知見,最新の痛み発生機序の考え方,痛みの種類からみた鎮痛薬の選択,各種薬剤の作用機序・薬物動態・エビデンスに基づく鎮痛効果の特徴,痛みが生じる病態ごとの鎮痛薬の選択など様々な切り口から理解できる構成.初学者からベテラン麻酔科医まで,興味とレベルにあわせて,読みたい項目を選んで読める.

ピック病の症状と治療
コウノメソッドで理解する前頭側頭葉変性症
・コウノメソッドで「ピックっぽい」患者にピックセットを処方するだけで,患者が豊かな人間性を取り戻す劇的な人格改善が得られる!
・日本人研究者・大成潔先生の業績とともに「ピック病」の名を残すため,堂々と「ピック病」の名を題名に。
・ピック病の見つけ方,最善の治療方法を凝縮した渾身の256ページ。

輸液・静脈栄養の管理の実際とコツ
カテーテル・ポート・輸液組成から感染対策まで
<推薦のことばより抜粋>
・本書は,静脈栄養管理を正確かつ安全に行うためのバイブルとも言え,適切な栄養管理を志す医療人には必読の書となることを確信している。(大柳治正)
・薬剤師にとっては,薬学教育にない未知の分野でもあり,本書を常に傍らに置き,栄養・輸液療法の管理について正しく理解できるまで,繰り返し読み直すことをお勧めする。(島田慈彦)
・「むずかしいことをわかりやすく,わかりやすいことを深く,深いことをおもしろく」まとめた実践書です。すべての看護師の方々に,身近なテキストとしてお勧めしたい一冊です。(山田繁代)
・静脈栄養のバイブルとなるこのような本を出版されたことは,本当にうれしいことです。栄養管理やNSTに参加されるすべてのスタッフの必読書として,本書を推薦します。(中村丁次)
<はじめにより>
NSTの普及とともに経腸栄養一辺倒の傾向が出現し,(中略)同時に,経腸栄養一辺倒の考えを再考し,静脈栄養も理解しておかなければならない,という流れも出てきました。私は経腸栄養も重要だけど静脈栄養も重要だ,両方が理解・実践できて初めて本物の栄養管理のプロだ,と言い続けてきました。
(中略)私が考えている内容を,図や写真もたくさん使って,具体的に,誰にも理解できるように,という意図で書かせていただきました。(中略)リラックスして読んでいただけるよう,文章は読みやすい雰囲気にしたつもりです。(中略)「これは!」と胸にズンと感じていただける部分があれば,著者としてこのうえない幸せです。(井上善文)

地域で取り組む 喘息・COPD患者への吸入指導
吸入指導ネットワークの試み
●吸入薬ごとに異なるデバイスの使い方・吸入方法の患者指導を一体どうすればよいのか! 「吸入指導ネットワーク」が取り組む画期的な吸入指導システムとは?
●「吸入指導ネットワーク」ならではの、正しく統一された吸入指導の普及に向けた地域一体の取り組みと具体的な指導方法を紹介。「定期講習会」、「吸入指導マイスター」、「吸入手帳」が日本の吸入指導を変える!!
●各デバイスと吸入薬の組み合わせごとに、個別に編集した全26通りの「吸入方法」+「Q&A」と「チェックリスト」をCD-ROMに収録。患者さんごとの個別指導を強力にサポート。

患者さんの疑問に答えるQ&A
不眠症と睡眠薬
・睡眠医療のエキスパートが簡潔明瞭に解説した、不眠・睡眠薬のハンドブック。
・実際の服薬指導を念頭に、総論では睡眠の生理、不眠の病態と診療、睡眠薬の臨床薬理について解説、各論の睡眠薬Q&Aでは患者さんからの質問の多い事柄を中心に30の設問項目で解説されています。

プライマリケア・メンタルヘルス活動のための10の心理テスト
入門から応用まで
・雑誌「ストレスと臨床」で好評を博した連載を単行本化。
・プライマリケア医療における初診時問診や診断補助として,また産業現場におけるメンタルヘルス活動の補助に有用な10の心理テストを選定し,理論背景や検査法をわかりやすく解説していただきました。

更年期の不安とうつ
・産婦人科医と精神科医が共同で企画。
・更年期女性の「不安」と「うつ」の合併にフォーカス。PMSやPMDDの啓発の先駆けとなった良書。

≪痛みのScience & Practice 1≫
手術後鎮痛のすべて
手術患者が経験する急性痛としての手術後痛について,科学的な立場とエビデンスに基づき,基礎から臨床まで詳細に概説.手術後痛をより広く深く理解できるよう,病態生理学,手術後痛の評価,手術後鎮痛法の実際,副作用の対策,小児と高齢者の問題,遷延性術後痛など多面的な構成.簡潔でわりやすい記述とビジュアルな誌面により,初学者からベテラン麻酔科医まで,興味とレベルにあわせて,読みたい項目を選んで読める.

プライマリケアのための痴呆診療技術
・プライマリケア医が簡便に扱える、安価で的確な認知症検査法(改訂長谷川式スケール、時計の絵、積み木検査など)が、とてもわかりやすく、かつ実践的にまとめられています。
・アリセプトの処方数日本一の著者が教える、絶妙のさじ加減
・一般医に求められる認知症診療の実践テクニックが凝縮された、認知症診療マニュアルの決定版。認知症という言葉が生まれる前の、コウノメソッドの胎動期ともいえる時期の最高傑作
・認知症介護に携わるスタッフにもぜひ読んでいただきたい渾身の良書です。

≪腫瘍病理鑑別診断アトラス≫
胃癌 第2版
初版の刊行以後,胃癌取扱い規約第14版, WHO分類第4版の出版をはじめ,TOGA studyに基づく胃癌分子標的治療やHER2コンパニオン診断の登場,分子機序による胃癌分類も発表されている.さらに,低悪性度胃癌,腺腫,間葉系腫瘍でも新たな概念が提唱されている.本改訂では,このような変化,進歩を背景に,多くの病理医が今後のゲノム病理学の動向も視野に入れながら,今一度,概念をとらえ返し胃癌診断に向き合えるよう稿を改めた.

標準的医療説明
インフォームド・コンセントの最前線
本書は、特に説明が難しいとされる疾病や病態、検査、治療について、説明すべきポイントを外さずに、わかりやすく、要領よく患者に説明するための手順を示した1冊である。内科系疾患や悪性腫瘍のみならず精神疾患、小児疾患、産婦人科疾患に至るまで取り上げ、各領域の専門家が説き起こした。最新の医療知識と手技を反映するとともに、担当医療者が患者にわかりやすく説明できるよう統一した形の説明手順を用いて示している。

二関節筋の協調制御理論
重力が育てた運動制御のメカニズム
人間存在の原点にして運動制御理論の革新的存在「二関節筋」を洞察した著者渾身の作人間存在の原点でもある二の腕の力こぶ「二関節筋」。本書は進化史から紐解く二関節筋のルーツの話を端緒に、最新の知見や理論体系を紹介する。①これまでの関節トルクベースの考え方に代わり、二関節筋装備の協調制御システムによる力学体系に基づいた考え方をすべきという点の証明とその理解、②従来の解剖書の屍体解剖所見からの理解ではなく、生体こそが持つ運動機能へ視点を転換することの必要性などを中心に提示する。

臨床に直結する
感染症診療のエビデンス
ベッドサイドですぐに役立つリファレンスブック
感染症の患者を前に「この検査や治療にエビデンスはあるの?」など臨床現場で実際に生じた疑問に,「簡潔な解説」と「現状を一望できる内容」で答えるエビデンス集.各項目の末尾に「現時点における考え方」としてポイントを集約し,現場で求められるエッセンスが一目でわかる.文献欄の冒頭には,読者の文献検索に役立つ search strategy を盛り込んだ万全の内容.感染症科や総合診療科の若手スタッフをはじめ,一般臨床医,研修医の必携書.

整形外科Knack & Pitfalls
肘関節外科の要点と盲点
日常生活動作に欠かせない機能を有し,可能な限りの可動性が求められる一方で,解剖学的に3つの骨からなり,また軟部組織も近接しているため,治療に難渋する肘関節外科.その要点と盲点が凝縮された一冊.肘の外傷,障害の治療を中心に,解剖・診断など総論的な内容から,変形性関節症,関節リウマチ,先天異常までを網羅.章の中で「スタンダード編」「応用編」に分かれており,自分のレベルに応じた読み分けができる.