間質性肺炎合併肺癌に関するステートメント2025 改訂第2版
日本呼吸器学会 腫瘍学術部会・びまん性肺疾患学術部会の編集による,わが国における間質性肺炎合併肺癌の診療と現状の課題を整理した臨床に役立つ手引書の改訂版.今改訂では,薬物療法や放射線治療に加えて外科治療についての項目を追加したほか,免疫チェックポイント阻害薬をはじめとして最新の重要エビデンスを反映しつつ,これまでにわかっていること・今後明らかにすべきポイントを整理し,現状における診療のステートメントへとアップデート.間質性肺炎合併肺癌診療に携わる医師には押さえておきたい一冊.
乳房超音波診断ガイドライン 改訂第4版
用語の定義、検査法、判定法等の標準化のため刊行され改訂を重ねている、乳房超音波診断における指針を示す定本。今改訂では、WHO分類・日本乳癌学会分類の改訂を反映して病理の記載をアップデート。また、エラストグラフィやドプラ法、造影超音波の評価等を充実させた。検診と精査における診断上の考えかたの違いをより明快に記載し、日常診療においてさらに使いやすい内容となっている。
ようこそ緩和ケアの森
オピオイドの使い方
緩和ケアという森にはさまざまな木(テーマ)が生えている.そんな森に足を踏み入れようとしているあなたに,初心者時代の記憶新しい著者らが記す,<緩和ケアの“超入門書”シリーズ>!!
本巻ではオピオイドの基本から使い方を?み砕いて解説.使用の手順・考え方,副作用マネジメント,困ったときの対応,他職種との連携を軸に記し,一見とっつきにくいオピオイドがより身近に感じられる.
問題解決型救急初期診療 第3版
救急患者の診断からマネジメントまで、分かりやすいフローチャートで優先順位をつけ、考えること・すべきことを理解した上で、初期診療につなげる構成。特に基本的症候へのアプローチに重点を置き、単に手順を示すのではなく、真に理解しながら学べるよう問題解決のプロセスに焦点を当てている。最新のエビデンスを踏まえて全面的にバージョンアップ。筆者の魂の込もった好評書、待望の第3版。
産科と婦人科 Vol.92 No.12
2025年12月号
【特集】地味に進化している!? 定番の婦人科診療をブラッシュアップ
【特集】地味に進化している!? 定番の婦人科診療をブラッシュアップ
過多月経,月経困難症,月経不順,不正性器出血,下腹痛,かゆみなどといった訴えは婦人科外来の定番とも言え,診療がパターン化している方もいるかもしれません.
ですが,定番=変わらないではなく,薬の選択肢が増えていたり,ガイドラインに掲載されていないような話題があったり意外と地味に進化(!?)しています.
定番外来診療のブラッシュアップに本特集をお役立てください!
児頭回旋を極める
【児頭回旋を極めれば分娩進行が予測できる!】児頭回旋について、分娩の生理(正常回旋の機序)や診断、回旋異常時の対応に加えて、著者が考案した用指回旋手技“Dial Phone Technique”をわかりやすく解説。児頭回旋を理解し、実際の分娩の場で経過やリスクを把握し、また回旋異常時の対応に役立つ。
BHA・THA 人工股関節置換術パーフェクト
人工骨頭置換術・人工股関節全置換術の基本とコツ
術前・術中・術後のポイントを股関節のエキスパートが解説.進入法やステムも網羅的に解説しているので,どんな手技にも対応できる力がつく!明日初めて手術をする人にも,さらに自信をつけたい人にもおすすめ
周術期内科管理のディシジョンメイキング
周術期管理における力強い意思決定のために
新たなエビデンスが次々登場するなかでも色褪せない、周術期管理に関するクリニカルパールが数多く盛り込まれた米国内科学会(ACP)刊行書籍の邦訳。「周術期患者ケア入門」、「予防」、「術前評価と周術期管理」、「術後の問題」の4つのセクションで構成。周術期の内科管理の全体像を、臨床に即して過不足なくコンパクトかつ体系的に網羅。麻酔科医をはじめ、周術期管理に携わるすべての医療従事者必見の書。
関節外科 基礎と臨床 Vol.44 No.12
2025年12月号
【特集】整形外科医の関節リウマチ診療
【特集】整形外科医の関節リウマチ診療
必携!術後心エコーガイドブック
術式イラストと実例から学ぶ評価のポイント
術後フォローアップ時に心エコーで見るべきポイントを術式から理解できる一冊.各術式を3つのパートに分け,まず術者がイラストを多用して解説,つぎに心エコーで見るべきポイントについて網羅的に記載,さらに各評価について実例をもとに実践的なコツや注意点についてまとめた.術式のイラストやエコー写真が満載の,トラブルや合併症を防ぐために手元に置いておきたい必携の一冊.
神経インパクト イラストと語呂で楽しく学ぶ解剖学
覚えるのが難しい神経系も、この1冊でらくらく身につく!
かわいらしいイラストで、楽しく学べるテキスト「インパクト」シリーズ、新作は「神経」がテーマです。各神経を細かく分類し、それぞれの複雑な走行や機能をわかりやすくまとめました。たくさんあって覚えにくい支配筋との組み合わせも、著者オリジナルの語呂合わせとイラストでサクサク身につきます。学生はもちろん、神経疾患を治療する臨床家にも役立つ内容です。
内科外来診療の掟 診断力を上げる総合診療のアプローチ
研修医になったら,まずこの1冊
研修医・若手医師が求める診療の必須知識とコツを1冊で!
レジデントの方が現場に出て,本当に欲しい内容を考えて作りました!当直・外来で必ず経験する病態・疾患への最適な対応と状況に応じた多様な技を両得できる必読書です.最新のエビデンスをおさえながら,ガイドラインではカバーができない臨床現場でのコツ,ピットフォールまで解説.若手著者による臨床での実経験を活かした解説+エキスパート編者のアドバイスで実践的な思考プロセスと対応が身につく,教科書や他のマニュアルにないマッチ感で等身大のバイブル!
レジデントノート増刊 Vol.26 No.11
【特集】新版 マイナーエマージェンシー いざというとき慌てない!!
【特集】新版 マイナーエマージェンシー いざというとき慌てない!! 救急外来で必ず出会うけど対応に迷うマイナーエマージェンシーについて,研修医が行うべき対応から専門医へのコンサルトのタイミング,コンサルトできないときの動き方まで必須知識が満載.出会ったとき,即役立つ!
第3版 感染症診断に役立つグラム染色
病原体を可視化して感染症に挑む
・高質で大きなグラム染色写真 + 各種病原菌の鑑別ポイント + グラム染色の秘訣
・誤嚥後の炎症の流れを4つのフェーズに分けて解説
・菌が置かれた環境で形態変化することが理解できるように構成
・染まりにくいラセン菌を見逃さないための工夫(血液培養など)を記載
─ほかに抗菌薬効果判定についても解説。新たな菌種も多数収載
おさえておきたい 腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術のすべて
フルカラーの図と豊富な手術動画で手技への理解が深まる!
腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術における基本手術のすべてを網羅した1冊!
鼠径部ヘルニア(脱腸)は年間約15万件手術が行われており、外科・消化器外科では診る頻度の高い疾患の1つです。
本書では、鼠径部ヘルニアに対する治療の中でも技術の習得が難しいとされる、腹腔鏡下鼠径部ヘルニア修復術(TAPP法、TEP法)について、手術の流れや習得すべきポイントをわかりやすく丁寧に解説しました。
外科・消化器外科の若手医師や、内視鏡外科学会技術認定医取得を目指す医師にとって必携の1冊です。
≪ニュースタンダード整形外科の臨床 2≫
整形外科の外傷処置 捻挫・打撲・脱臼・骨折
整形外科の実臨床に真に役立つテキストシリーズの2冊目.
本巻では,主に整形外科医が整形外科的救急外傷として扱う疾患として捻挫,靱帯損傷,肉離れ,打撲,骨挫傷,脱臼,骨折,末梢神経損傷,外傷に伴う合併症について取り上げた.
治療については保存的治療を中心に,保存的治療か観血的治療かの選択の考え方についても解説.診断や評価法,リハビリテーションの動画を収載.
脊椎手術パーフェクト
術前準備から展開、除圧、固定、閉創まで術中写真・シェーマでわかる基本手技
手術の手順を1ステップずつ,画像とシェーマで簡潔に解説.切除や固定のコツから使用する器具まで具体的にわかり,合併症対策もおさえられる.基本的な手技習得にはもちろん,執刀前夜の確認にこの1冊
外国人患者さんウエルカム!な医療者になるための外来診療英会話テキスト
【実際の外来診療に生きる英語フレーズが満載】受験英語はクリアしたものの英会話が得意な医療者はごく少数で、英語診療に苦労しているのが現状である。本書は、外国人患者が安心して日本の病院にかかれるようになることを目的に、実際の外来診療ですぐに使える英語フレーズを掲載した。診療英会話学習の最初の一歩を踏み出すきっかけとしてほしい。
時間経過で診るNICUマニュアル 第5版
未熟児医療を専門とはしない若い医局員ための一冊
救急・ICUで「終末期ケアを実践する」ということ
“どう対応したらいいかわからないから、ベッドサイドに行くのがつらい・・・”
正解がないからこそ知りたい「エキスパートによる実践知」をひたすら具体的に
終末期ケアは、予後が比較的長いがん領域を中心に発展してきました。
しかし、救急・ICUでは時間的余裕がなく、本人の意思がわからないまま終末期を迎えることや、家族が患者さんの生命にかかわる決断をせざるを得ないことが多く、かかわるすべての人たちにとって、大きな心理的負担となります。
ガイドラインやプラクティスガイドもありますが、どうしても“それを、どう実践におとしこんだらいいのか”がわかりづらいのが実情です。
加えて、個別性も大きく、絶対的な正解がないからこその悩ましさもあります。
エキスパートが自らの実践をもとに生きたスキル・実践的なヒントをあますところなくまとめた充実の1冊です。
