臨床作業療法NOVA Vol.18 No.4
2021年冬号
【特集】認知症の作業療法 観察ガイド
【特集】認知症の作業療法 観察ガイド
「観察力」の熟達は、作業療法士の成長につながる。
認知症の人を対象にした作業療法関連の書籍は、数多く出版されている。本書は、認知症の作業療法の基本である「観察」を軸に、支援への活かし方を示し、実践に展開する方法を紹介した初のテキストとなる。作業療法はもとより、人を支援する職種が用いる「観察」には、見るべきポイントを焦点化する力、得られた事柄を記録する力、事象を整理する力など、さまざまな要素が複合的に要求される。実践の場で、これらを意識して行動することで観察力は醸成されていく。
観察力の熟達によって、リーズニングや適切な予後予測の見立てが可能になる。つい見過ごされる「観察」を再度見直すことで、認知症の支援と自己の成長の糧になるであろう。
臨床作業療法NOVA Vol.18 No.3
2021年秋号
【特集】学校作業療法 実践ガイド
【特集】学校作業療法 実践ガイド
学校教育の現場では、教員の業務負担増加が大きな問題となっている。その背景には、特別な支援を要する児童・生徒の増加、いじめや不登校、子どもの貧困など、さまざまな社会的背景が影響している。
こうした児童の支援には、外部専門家との連携が推奨されていて、その中に作業療法士の役割も挙げられている。通常の作業療法士としてのスキルに加えて、教育業界の理解や、教員や学校との連携など、さまざまな技術が要求される.学校作業療法は、社会的に普及が望まれており、対応の輪を広げることが大切となっている。
学校作業療法は、作業を通して子どもが自分の力をうまく発揮し、環境を活用ながら遂行できるようになることを目標とする。ここでは作業療法士が行うべき、学校の文化やシステムを把握し、必要な技術を用いてその目標に合わせた実践を解説している。そして、教員や保護者が生活の実現に向けて主体的に関われるための情報共有をはじめとするコンサルテーションについてまとめている。学校における作業療法士による評価や分析などの基礎を理解し、来るべき学校作業療法を学ぶテキストとなっている。
臨床作業療法NOVA Vol.18 No.2
2021年夏号
【特集】摂食嚥下障害の作業療法―基本と臨床へのアプローチ
【特集】摂食嚥下障害の作業療法―基本と臨床へのアプローチ
食は、人にとって生命維持に欠かせないものであると同時に、他者と関係を形成する場であり,文化でもある。医療福祉の臨床現場で作業療法士が関わる場合,食の質,楽しみ,参加としての食の意義が見えてくる。それが対象者の摂食嚥下機能の可能性や潜在能力を吟味して,「栄養補給以外の側面の重要性」と「現在進行形での根拠に基づいた摂食嚥下機能と将来にわたっての可能性」を追求しなければならない。
「人は作業を通して健康や幸福になる」という基本理念と学術的根拠に基づいて、作業療法は行われる。食の重要性を考えると、摂食嚥下障害は作業療法にとって避けては通れないテーマである。病院に限らずさまざまな場面で作業療法士が活躍できる今だからこそ,摂食嚥下に関わる作業療法をあらためて考える機会としたい。
本NOVAを通して、作業療法士が臨床で関わる際のハンドブックや,養成校における教科書として活用できるよう企画・構成した。まず、作業療法士が食に関わることの意味について、ページを割いた.次に、食に関わるうえで理解しておくべき基本的知識として、基本メカニズム・介入方法について解説する。そして、時期別・領域別でみる摂食嚥下の作業療法と題して,それぞれのフェーズで臨床に活かせるような実践的な場面で説明を加えた。最後の章では,これからの摂食嚥下を発展させるにあたって、必要な気づきを与えてくれる話題をピックアップした。摂食嚥下への関わりが増え,対象者や作業療法の可能性が広がる前提として、生活を視野に入れた基本的で臨床的なアプローチを網羅している内容となっている。
臨床作業療法NOVA Vol.18 No.1
2021年春号
【特集】「当事者」と作業療法―障害や病の経験から学ぶ力を鍛える
【特集】「当事者」と作業療法―障害や病の経験から学ぶ力を鍛える
「障害受容」の言葉を現在の作業療法士がどのように受け止め、臨床に向き合っているのだろうか。障害や病の経験をもつ作業療法士が、作業療法の問題点や課題について的確に言及する。そして、作業療法の捉え直しになるような実践にも紙数を割いた。変化する作業療法の未来形として、多様な〈生〉が肯定的に生きられるようなコミュニティや、社会の創成を目指した作業療法士による取り組みを紹介し、作業療法の実際を供覧した。
作業療法は、医療領域でも当事者性をより重視した臨床実践学である。当事者性からの学びをどう実践に結び付けるかが、これまで以上に求められている。
臨床作業療法NOVA Vol.17 No.4
2020年冬号
【特集】作業のもつ力を活かす作業療法―作業療法士は作業を使わなくなったのか
【特集】作業のもつ力を活かす作業療法―作業療法士は作業を使わなくなったのか
近年、作業療法士(OT)が現場で作業を使わなくなったという声を聞く。このような時代には、改めて作業を用いる療法が発展してきた歴史を振り返ることが大切である。作業的存在として対象者を見ることの意義を再考する必要がある。作業から人の健康のあり方を捉え直し、対象者の生活への意欲を引き出すうえでも彼らが挑戦する機会を損なうことのないようにしたい。そこでは、OTと対象者の関係性はより重要となる。作業について語り合い、OT仲間で一緒に読み進めて、対象者と作業を実践する際の参考になるMOOK本があるとよいと考え、本書の企画となった。
まず、作業と作業療法の基本的な考え方、知識を多角的に検証している。そして、実践面で、作業のもつ力を作業療法に応用しているさまざまな場面を紹介する。翻って、その土台となる教育はどう教えられているのかを、方法論を含めて振り返る。最後に、当事者が回復するうえで作業がどのように役立ったかについて、インタビューを通して探っていく。
本書は、「作業療法は作業のもつ力を最大限に活かす」という命題を見事に一冊にまとめている。
臨床作業療法NOVA Vol.17 No.3
2020年秋号
【特集】イラストでわかる 生活動作と読み書き支援
【特集】イラストでわかる 生活動作と読み書き支援
特別支援教育や福祉の領域で、作業療法はその対象や範囲を広げつつある。作業療法支援のもと子どもらが取り組む生活動作には、すべての機能を高める要素が含まれている。粗大運動、巧緻運動、認知・言語機能、実行機能などを高めつつ、自尊感情をも育てていくことができる。
本テキストでは、作業療法の知識と技術の一部を、発達が気になる子に関わるすべての職種(保育士、教諭、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士など)や当事者家族向けに、分かりやすく、すぐに実践できるようにまとめてみた。生活指導として食事や着替え、排泄動作を通じた身辺自立や上肢機能の発達の促し方と、読み書き支援について述べている。
特別な指導法ではなく、生活の中で無理なく取り組める内容で構成した。生活指導を通じて自尊感情の発達を促すことや、読み書きに関しても意味のある文字や文章を書くことを目的としており、子どもが成長して社会に出るときに役立つ基礎の力が促せる内容になっている。また、260余点のイラストは、理解を高めるのに大いに役立つ工夫がされている。
臨床作業療法NOVA Vol.17 No.2
2020年夏号
【特集】作業療法と目標設定
【特集】作業療法と目標設定
作業療法士は、人の多様性に対応しながら自らの知識と技術を対象者の利益に還元することを生業としている。そのためには、生活の当事者である対象者と協働的に目標を創るプロセスが重要になる。
作業療法における目標とは、対象者個人の健康と幸福の実現に向け、作業機能障害の改善を図るために設定されるものである。ひいては、提供するサービスの妥当性を高め、対象者自身に力を与えるものである。
そこで本書では、目標設定に精通した精鋭の執筆陣で構成し、現在の目標設定に関する潮流を紹介するとともに、目標設定の前提となる「知」について、さまざまな角度から検証する。
また、過去に作業療法を経験した対象者との対談にも紙数を割き、当事者のリアルな言葉に耳を傾けながら目標設定について考える機会を設けた。「技」としての実践面では、作業療法士が活動するさまざまな場面での目標設定の実際について言及する。
目標設定に必要な知識、各場面での目標設定の実際、対象者の言葉、3つの側面から目標設定の核を捉えていく画期的な内容となっている。
臨床作業療法NOVA Vol.17 No.1
2020年春号
【特集】作業療法マネジメント
【特集】作業療法マネジメント
個人の技術・能力を向上させるセルフマネジメント、さらにはチームを機能させるチームマネジメントは作業療法の醍醐味である。S-PDCA はSurvey(事前調査、状況把握、事実確認)、Plan(計画・実行計画書)、Do(実行・実践)、Check(点検・確認、モニタリングなど)、Action(修正・改善)からなる。このS-PDCAサイクルにそって日々の臨床実践を行うためには、どのような点に留意するのがよいのか、基礎とポイントを説明する。
個の力を十分に発揮するためにも必要となるチームマネジメントの考え方・とらえ方の要点について、日常の疑問点をQ & Aも織り込んで分かりやすく解説する。
電解質 虎の巻
電解質・酸塩基平衡異常の苦手克服へ!
実臨床ですぐにでも使える必携書。
カラー掲載でわからなかった、【電解質】をコンパクトにまとめた【虎の巻】。
是非、お手に取って御覧ください。
薬局 Vol.73 No.7
2022年6月号
「小児の薬」トラブルシューティング
「小児の薬」トラブルシューティング 小児薬用量の計算や小児科処方の服薬指導は,一般成人よりもひと手間かかり,苦手意識をもっている薬剤師,その業務が習慣化されていないことに不安を抱いている薬剤師は多いのではないでしょうか.
そこで,日常の薬剤師業務に潜む,小児の調剤・服薬指導に関する今さら聞けないことをテーマに本特集を構成しました.特に薬学生時代に学んだ「薬剤学」の知識を応用し,対応できる薬剤師業務の「キホン」を中心に取り上げています.薬剤学的視点での薬物治療マネジメントが求められている薬剤師に,薬剤学を臨床に役立つ有益な知識として定着できるよう丁寧にわかりやすく解説します.
Medical Practice 2022年6月号
慢性腎臓病(CKD)~一歩進んだ日常診療マネジメント
慢性腎臓病(CKD)~一歩進んだ日常診療マネジメント
特集テーマは「慢性腎臓病(CKD)~一歩進んだ日常診療マネジメント」.記事として,[座談会]これからの慢性腎臓病の診療,[セミナー]慢性腎臓病で使える薬剤,注意する薬剤,使えない薬剤,[トピックス]腎臓の発生と再生をめぐる最新動向, [この症例から何を学ぶか]心不全入院時に食事や内服の見直しを行い,心不全での再入院なく血液透析導入となった糖尿病性腎症の1例,[One Point Advice]10年生存率は,過去のデータ 他を掲載.
心エコー 2022年6月号
徹底解説 心臓腫瘍~見つけたらどうする?
徹底解説 心臓腫瘍~見つけたらどうする?
特集は「徹底解説 心臓腫瘍~見つけたらどうする?」.総論 腫瘍を見つけたらどうする?/心臓粘液腫/乳頭状線維弾性腫,Lambl疣贅[WEB連動企画]/心横紋筋腫/褐色細胞腫とパラガングリオーマ/心臓原発肉腫[WEB連動企画]/悪性リンパ腫/血栓/僧帽弁輪石灰化とその関連腫瘤/偽腫瘍(pseudomass) などを取り上げる.連載はWeb動画連動企画「症例問題:発熱と多発脳梗塞を認め心エコー図検査が施行された1例」,「わたしの1枚」
病理と臨床 2022年6月号
PD-L1検査と免疫チェックポイント治療のバイオマーカー
PD-L1検査と免疫チェックポイント治療のバイオマーカー
特集テーマは「PD-L1検査と免疫チェックポイント治療のバイオマーカー」. 腫瘍免疫と免疫チェックポイント/承認されている免疫チェックポイント阻害薬とその臨床/肺癌におけるPD-L1検査/頭頸部癌・食道癌におけるPD-L1検査/悪性黒色腫におけるPD-L1検査/ミスマッチ修復異常の検査/TMB-High腫瘍と免疫チェックポイント治療 他を取り上げる.連載記事として,[マクロクイズ],[鑑別の森],[若手病理医のためのキャリアパス講座]等を掲載.
臨床スポーツ医学 2022年6月号
鼡径部痛と殿部痛の包括的アプローチ
鼡径部痛と殿部痛の包括的アプローチ
「鼡径部痛と殿部痛の包括的アプローチ」特集として,鼡径部の解剖/殿部の解剖/股関節のバイオメカニクス機構/深殿部症候群の身体所見と画像診断/アスリートの鼡径部痛/大腿骨寛骨臼インピンジメントの診断/アスリートの鼡径部痛の保存療法/寛骨臼形成不全の診断と手術療法/深殿部症候群の治療方法 などを取り上げる.連載は,【AI・IoTとスポーツ医学】【スポーツ現場に活かす運動機能評価とコンディション管理】.
分散脳 バラバラな思考がひとつになる時
~自閉症スペクトラム障害の私が語ること,書くことの意味~
自閉症スペクトラム障害をもつ人には,世界はどのようにみえているのでしょうか?本書では「記憶」「感覚」「認知」などをテーマに,自閉症スペクトラム障害をもつみほさんと,保護者のくみこさんにご執筆いただき,そのうえで言語聴覚士として活躍され公認心理師でもある藤原加奈江先生に神経心理学の観点からご解説いただきました。異なる三つの視点から捉えることにより,自閉症スペクトラム障害の理解を深めることができる一冊です.
チャイルドヘルス Vol.25 No.6
2022年6月号
【特集】夏の皮膚トラブル
【特集】夏の皮膚トラブル 今号は,皮膚のお悩みが増えるこれからの時期に備えた特集となっています.
夏に向けて情報のアップデートにお役立てください!
看護管理 Vol.32 No.6
2022年 6月発行
特集 データ分析に基づく「看護サービスの質改善」 課題解決ができる組織文化の醸成
特集 データ分析に基づく「看護サービスの質改善」 課題解決ができる組織文化の醸成 社会の変化を的確にとらえながら、看護管理者として直面するさまざまな問題について解決策を探る月刊誌。看護師長を中心に主任から部長まで幅広い読者層に役立つ情報をお届けします。 (ISSN 0917-1355)
月刊,年12冊
助産雑誌 Vol.76 No.3
2022年 6月発行
特集 オンラインクラス・オンライン相談
特集 オンラインクラス・オンライン相談 助産師は、妊産褥婦と児のケアはもちろんのこと、思春期や更年期の女性からも期待される、女性の一生に寄り添う職業です。加えて、医療技術が進歩した現代では、より高度で専門的な知識が求められています。『助産雑誌』では、そのような臨床現場で欠くことのできない最新の知識と情報を毎月発信しています。助産学生から新人、ベテランまで、幅広い年代の助産師に向けた雑誌です。 (ISSN 1347-8168)
隔月刊(偶数月),年6冊
保健師ジャーナル Vol.78 No.3
2022年 6月発行
特集 保健師のメンタルヘルス
特集 保健師のメンタルヘルス 公衆衛生活動の現場で働く保健師に向けた、「保健師」と名の付く唯一の専門誌。保健活動の「いま」と「これから」を、確かな情報と具体的な実践を伝えることで描きます。 (ISSN 1348-8333)
隔月刊(偶数月),年6冊
病院 Vol.81 No.6
2022年 6月発行
特集 どうなる,どうする病院の外来
特集 どうなる,どうする病院の外来 「よい病院はどうあるべきかを研究する」を編集コンセプトに、病院運営の指針を提供する。2019年は「改めて『病院』とは何か」をテーマに据え、病院を取り巻く状況の読み解き方、変革に対応するための組織づくりを中心に取り上げる。 (ISSN 0385-2377)
月刊,年12冊
