
医道の日本 Vol.74 No.12
2015年12月号
治療の場を高める一冊
治療の場を高める一冊 年末の恒例となった、書籍に関する巻頭企画。
2013年12月号「治療家の人生を変える! 座右の一冊」、
2014年12月号「治療家ならハマる一冊」に続き、
今回のテーマは「治療の場を高める一冊」である。
鍼灸マッサージの臨床の現場では、さまざまな病を持った患者に遭遇する。
同じ疾患でも患者の年齢、性別、病の進行度、痛みの程度はさまざまで、治療の目的も異なる。
また、同じ患者でも日によって状態や気持ちは変化する。
これにいかに対処していくか。
ナラティブ・アプローチのインタビューとともに、治療の場を高めるヒントが見つけられる書籍を紹介する。

医道の日本 Vol.74 No.11
2015年11月号
肩痛
肩痛 肩の治療は鍼灸マッサージの得意とするところだが、「肩は治りづらい」「肩は難しい」と感じる治療家も多いようである。
そこで今月の巻頭企画では、肩の治療にプラスできる最新情報や考え方、すぐに応用できる手技を提供したい。
基礎的な肩の検査方法や診察の流れなどをおさえつつ、最近日本で認可された手術の情報や
長年プロアスリートを診てきた整形外科医に患者の診方のヒントを解説いただいた。
前月号の巻頭企画「専門治療院」に登場した「肩こり研究所」の治療も参考に。
さらに特集と連動して、4人の治療法を紹介する。

医道の日本 Vol.74 No.10
2015年10月号
これに決めた! 専門治療院
これに決めた! 専門治療院 鍼灸マッサージは全身を総合的にみるのが特徴だが、
最近は美容、スポーツなどの分野別、膝や肩などの部位別、
皮膚科や耳鼻科などの疾患別など、専門に特化した治療院も珍しくない。
そこで今月の巻頭は、実際に「専門」をうたう治療院を訪ね、
開業の経緯、やりがい、悩み、ウェブの活用、治療の進め方などを聞いた。
訪問マッサージでは「小児障害」「企業訪問」の活動に同行。
専門ゆえの奥深さに触れてみたい。

医道の日本 Vol.74 No.1
2015年1月号
医療者と死生観
医療者と死生観 高齢社会を迎えて、人生の終わりを見つめる時間が増えた。
それに伴い、医療者が死を意識した患者と対峙する機会もますます増えてくるだろう。
もはや治る見込みのない疾患を持つ患者に対して、鍼灸マッサージ師はどんなことができるのだろうか。
専門家へのインタビューやケアの現場へのレポートなどを通じて探っていきたい。

これだけでわかる! 医療AI
進化が著しい医療AIはもはや,興味の有る無しに関係なく,全ての医療者が理解しておくべきツールである.本書は,AIにどう取り組めばいいのか分からない初学者に向けて,基本的な知識から実際の活用法までを平易に解説した.特にAIの有用性が期待されている画像診断の分野を多く取り上げることで,実現場での使用をより具体的にイメージできるようにした.漠然とした知識がすっきり整理され,実用に繋がるバイブルである.

小児白血病の世界―病態の解明から治療まで
心と身体に優しい治療をめざして成人とは異なる小児白血病の実際を読みやすくまとめた1冊.
非専門医や入門にも最適な基礎や免疫細胞や遺伝子など研究の歴史についてのわかりやすい解説から,トータルケアやALL治療の実際,患者や世界各地のエキスパートとの実話まで,専門医にとっても目から鱗となる著者の経験則が満載.

発症メカニズムから考える呼吸器診療
「あるある」症例に隠れる、見逃せない「やばやば」ポイントを理解し、医師として切れ味のある「キレキレ」診療を身につける!
・外来でよく診る「あるある」症状に対する、症状のメカニズムまで考えた病歴聴取、鑑別診断のための身体所見のとりかた、検査と解釈を解説。
・著者が経験したピットフォール症例も掲載。
・疾患の症状とそのメカニズムを理解することで、一歩進んだ診療を実現するための一冊!

ER必携 これだけは身につけたい外来診療の第一手
ER型の研修で身につけるべき各診療科における、外来診療の第一手がこの一冊に!・重症で緊急度の高いものはもちろん、軽症だが頻度の高いもの、稀だが絶対に外せないものまで、救急外来におけるありとあらゆる第一手を網羅!・定石だけでなく、一見すると疑問に思える対応についてもその詳細を解説。・救急外来を離れた後の次の一手や長期フォローまでを盛り込んだ、まさに救急外来で「必携」の内容です!

小児脳神経外科学 改訂2版
小児脳神経外科は小児を対象とした脳神経外科の診療・研究に止まらず,子どもや家族との関わり合い,他の医療分野や地域社会との連携が特に必要な専門科目である.小児脳神経外科医は,障害を抱えたこどもの長い生涯を見守り,こどもの充実した人生を支援する家庭医の役割も担う.
これらの支援は関連診療部門や地域社会の協力なしには成り立たず,連携の柱となる小児脳神経外科医の役割は大きい.
本書は病態,治療,予後,患者家族との関わり等,幅広く解説しており,脳神経外科,小児科等広く臨床・研究に携わる医療者の指針となる1冊.また,新たな執筆陣を迎え,この分野のスタンダードとして,さらに精度を高めた.

Heart View Vol.25 No.5
2021年5月号
【特集】虚血評価はPCIの適応,治療をどう変えたか?
【特集】虚血評価はPCIの適応,治療をどう変えたか?

インフルエンザ〜その他の呼吸器感染症 Vol.21 No.4
2020年12月号
座談会 新型コロナウイルスの流行―科学的ではない側面―
座談会 新型コロナウイルスの流行―科学的ではない側面―
「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

MD Frontier Vol.1 No.2
2021年3月号
座談会 DMDの早期発見
座談会 DMDの早期発見
筋ジストロフィー医療をテーマに、学術情報だけでなく患者マネジメントや支援など多角的視点から筋ジストロフィーを取り上げ、患者様のQOL向上に貢献することを目指します。

月刊/保険診療 2021年3月号
特集 “使える”DATA分析・活用術~院内改革・経営改善に使える14のDATA~
特集 “使える”DATA分析・活用術~院内改革・経営改善に使える14のDATA~
Part1 医療機関が活用できる全データ一覧/監修・渡辺優
Part2 【鼎談】院内改革・経営改善のためのDATA活用術/紀川収次,來島裕太,兵藤敏美
Part3 データ分析・活用術のケーススタディ”14”/流石学,田中幸三,藤井昌弘,笹真人,澤田優香
視点 自助・共助・公助の本質を考える─?19世紀の自助から,現代のセルフヘルプと公の責任へ/岡﨑祐司
連載
厚生関連資料/審査機関統計資料
月間NEWSダイジェスト
介護保険/医学・臨床/医療事故NEWS
めーるBOX
■エッセイ・評論
NEWS縦断「新型コロナ論争~ハンマー&ダンス~」/武藤正樹
こうして医療機関を変えてきた!/新村浩明
プロの先読み・深読み・裏読みの技術/工藤高
■医事・法制度・経営管理
病院&クリニック経営100問100答「70歳までの就業機会確保の努力義務と高齢者の労務トラブル」/福間みゆき
医療事務Openフォーラム「瀬戸内医療情報ネットワーク(せとねっと)の過去から現在,未来へ」/山上峰生,萬戸聡
かがやく!事務部門/脳神経センター 大田記念病院
■臨床知識
カルテ・レセプトの原風景【COVID-19】新型コロナウイルス感染症と地域医療/鹿島健,武田匤弘
■請求事務
実践DPC請求Navi/須貝和則
パーフェクト・レセプトの探求/株式会社ソラスト・大港優太
点数算定実践講座/圓山研介
レセプト点検の“名探偵”/野中義哲
保険診療オールラウンドQA
読者相談室/杉本恵申
休載:日本の元気な病院&クリニック

EM Allianceの 知っ得、納得! ER Tips
救急当直必携!若手医師が知っておきたい、救急診療のコツが満載。現場の救急医が実践している工夫、非典型例やレアケースへの対応、誰も教えてくれない小技など、日頃の診療に即実践できる知識を教えます。

初めの一歩は絵で学ぶ 腫瘍学
知っておきたいがんの知識とケア
●知ってるつもりだった!?知らないままだった!?・・・
●「がん」に関する素朴なギモンをここで解決!!
日本人の死因第1位のがんは、国が対策に取り組む医療の大きな問題です。しかし、がん(腫瘍)そのものや、日々進歩する治療について理解することはなかなか難しいのが実情です。
本書は、がんに関する素朴な疑問に答えながら、がんがどのようにできてくるのか、なぜ治療が難しいのか、診断や治療にはどのようなものがあるのか、治療薬はどのような作用で効果を発現するのかといったことを、読みやすい文章とそれを補足するわかりやすいイラストで解説します。また、がん治療にかかわる様々な取り組みやサポート体制についても解説します。
がんはチームで診療にあたる疾患です。医師、薬剤師、看護師のみならず、がん診療に関わる全医療従事者に読んでいただきたい1冊です。

≪産科婦人科ベストセレクション≫
産科救急マニュアル
不意打ちのように遭遇する母体・胎児の急変に対し, 3つの構成から成る.①基本手技編:周産期救急にスポットを当てたバイタルサイン・検査・救急蘇生.②症候編:産科臨床における前景疑問(起こりうる疑問)に対する回答.検査,初期対応,フローチャートによる診断までの流れを図解.③疾患編:妊産婦の状態と施設の状況に応じた対応の要点についてエビデンスをもとに紹介.

WHO ガイドライン
成人・青年における薬物療法・放射線治療によるがん疼痛マネジメント
WHOが2018年に公表した“WHO Guidelines for the Pharmacological and Radiotherapeutic Management of Cancer Pain in Adults and Adolescents”の翻訳版。
緩和ケアに携わる医療者ならば誰もが知る「がんの痛みからの解放(Cancer Pain Relief)」(1986年)の後継にあたるガイドラインがいよいよ日本語版として刊行された。専門家の報告に基づいて作成された前書までとは異なり、新しいガイドラインはエビデンスに基づく標準的な手法で作成されている。また、これまで重視されてきた「三段階鎮痛ラダー」はANNEXに移動し、教育ツールの一つという位置づけになった。

セイントとチョプラの内科診療ガイド 第3版
あの“セイフラ”が“セイプラ”になってリニューアル!
初学者からベテランまで使える実践的指南書
病棟診療に必要とされる膨大な量の臨床上の原理原則を、図表、ネモニクス、KeyPoint等をふんだんに盛り込み読者が覚えやすいよう工夫して編まれた定評ある入門ガイド、15年ぶりの改訂。改訂に際し、周術期管理に関する章を追加し、全面的にアップデート。また今版より編者セイントがチョプラとタッグを組み,彼らと親交の深い徳田安春先生が日本語版監修を担当。医学生をはじめ、入院患者を診る機会のある研修医や内科系医師の必携書。

初めの一歩は絵で学ぶ 漢方医学
漢方の考え方や使い方のキホンがわかる
●漢方医学の世界は「なるほど!」「そうなんだ!」でいっぱい。
●診断や処方選択、生薬の解説、名前の由来など、難しそうな内容が簡単にわかりやすく学べる
●食事や病気の予防にも役立つ知識は、患者とのコミュニケーションにも使える
西洋医学とは異なり、漢方医学では“四診”によって“証”を見極め、処方を選択するなどされる漢方薬。とっつきにくそうなイメージがあります。しかし、現在わが国で取り入れられている漢方医学は実はとても身近で、きちんと理解すれば医療だけでなく、日常生活にも応用できるものなのです。本書はそんな漢方医学の歴史や生薬、養生の考え方をはじめ、医療者として知っておきたい漢方薬の効能・効果適応症や副作用についても、イラストとやさしい文章でわかりやすく解説。健康増進やセルフメディケーションにもつながる漢方医学の知識は、健康相談や服薬指導の際の患者とのコミュニケーションにも役立ちます!漢方医学への苦手意識をすっきり解消できる1冊です。

敗血症controversy
臨床医であるか研究者であるかによっても,そこから想起するイメージの異なる「敗血症」.臨床の最前線,研究の最先端の場に存在する敗血症のさまざまな”controversy”について,気鋭のエキスパートたちが明快な解説を加えます.敗血症に関する確立したエビデンス,最新の知見を概観できる唯一無二の書.敗血症診療,Next Stageへ!