
看護教育 Vol.62 No.4
2021年4月発行
電子教科書とICT活用
電子教科書とICT活用 令和2年度から実施される新学習指導要領をふまえた「主体的・対話的で深い学び」の視点の授業改善などの目的で、「学校教育法等の一部を改正する法律」等関係法令が平成31年4月から施行され、学習者用デジタル教科書が制度化されました。看護基礎教育においては、文部科学省の検定教科書と扱いが異なりますが、ICT化の大きな流れを受け、電子教科書を利用する教育機関が着実に増えてきています。
本特集では、すでに自施設で電子教科書を活用されている先生方に、その実践を共有していただきました。みなさまにとって、導入や活用のヒントとなれば幸いです。
※今回の特集では、学習用教材として教育機関・教員が購入している電子出版物を、通例的に「電子教科書」と記載しています。

臨床皮膚科 Vol.75 No.3
2021年3月発行
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胃と腸 Vol.56 No.4
2021年4月発行
主題 消化管疾患AI診断の現状
主題 消化管疾患AI診断の現状 -

総合診療 Vol.31 No.4
2021年4月発行
消化器診療“虎の巻” あなたの切実なギモンにズバリ答えます!
消化器診療“虎の巻” あなたの切実なギモンにズバリ答えます! ●本号(2021年4月号)から新連載スタート!検定サイト公開中! 検定を答えたあとは,本誌の連載「19番目のカルテを読んで答える! 『あなたの"ドクターG度"検定&深読み解説』」で詳しい解説をチェック!
https://dg-kentei.islib.jp/

医学のあゆみ277巻2号
ここまでわかった細胞老化と腫瘍
ここまでわかった細胞老化と腫瘍
企画:笹野公伸(東北大学大学院医学系研究科医科学専攻病理診断学分野)
・生体内では細胞にDNA損傷などの細胞傷害が生じた際に,腫瘍化や傷害細胞の蓄積を防ぐため,これら傷害を受けた細胞の細胞周期を不可逆的に停止し,生体系から排除しようとする機構が知られている.
・この現象を“細胞老化”とよび,老化した細胞では種々の特徴的な形態学的変化(細胞質の膨化や空胞化など)や,ミトコンドリアを主体とした細胞内小器官の機能不全が生じることが示されてきた.
・細胞老化は種々の疾患の病理/病因に密接に関係するが,近年注目されているのが細胞老化機構の破綻と腫瘍化の関連性である.本特集が癌研究の領域でも比較的新しい本分野への理解を深めていただけると幸いである.

医道の日本 Vol.75 No.9
2016年9月号
脈診再入門
脈診再入門 脈から患者の内部環境を探る「脈診」は、古典的な治療を行うには欠かせない診察技術であり、施術前後の変化から治療効果を確認するのにも役立つ。
今回の巻頭座談会では、3人の臨床家に各流派の脈診の特徴や共通点、臨床への活かし方などを論じてもらった。
さらに、初学者のための脈診法の解説や研究会レポートを掲載。
これらの企画に連動して疾患別特集でも、各派の脈診に対する考え方と臨床で行っている手法を紹介する。

医道の日本 Vol.75 No.8
2016年8月号
高齢者医療の決め手 フレイル予防
高齢者医療の決め手 フレイル予防 要介護になる前の状態を指す、高齢者ケアの新しい概念「フレイル」。
フレイルを早期に発見して、適切な介入を行い予防すれば、高齢者の生活機能の維持・向上を図ることができる。
まさに、鍼灸マッサージの力が必要とされている分野だといえるだろう。
今月の巻頭では、フレイルの概念や高齢者医療の現状と問題点を踏まえたうえで、鍼灸マッサージ、運動、食事でどのような予防と対策ができるかを取り上げる。
さらに治療法についても特集にて紹介する。

医道の日本 Vol.75 No.7
2016年7月号
古医書の魅力
古医書の魅力 古医書は、いつの時代にもあった学びの師ではないだろうか。
今回の巻頭座談会では、古医書を収集している研究者たちに、最近の事情を含めて、その魅力を語り合ってもらった。
さらに、古典に理解の深い臨床家や研究者に、臨床に役立つフレーズとの出会いとその解説をいただいた。
先人たちが遺した医書から学べることを考えてみたい。

医道の日本 Vol.75 No.6
2016年6月号
治療院で取り入れてみたい機器・グッズ
治療院で取り入れてみたい機器・グッズ 2014年7月号では「道具としての鍼を語る」と題し、鍼灸師にとって欠かすことができない鍼について考察した。
今回は対象を広げ、治療院で取り入れてみたい機器・グッズを紹介する。
医療機器に関しては、2014 年に「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(薬機法、旧薬事法)が施行された。
これにより治療院でも使えるようになったのが、超音波診断装置(エコー)である。
国際的な流れとしては、ISOにおける鍼灸関連機器の国際標準化が進んでいる。
また、LEDを取り入れた商品や治療院運営を便利にするツールなど、さまざまなものが発売されている。ぜひチェックしていただきたい。

医道の日本 Vol.75 No.4
2016年4月号
超高齢社会×鍼灸マッサージ
超高齢社会×鍼灸マッサージ 日本の総人口に占める65歳以上の人口の割合(高齢化率)は2014 年10月1日時点で26.0%(内閣府発表)で、今後さらに上昇し、高齢者を対象とする医療や看護、介護の需要はますます拡大するといわれる。
今回の巻頭企画では、訪問マッサージ事業を営む企業の代表者・責任者による座談会と、高齢者向けサービスを展開している企業や治療家などへの取材を行い、鍼灸マッサージ師による高齢者ケアの実情に迫った。
さらに、高齢者向けサービスにこれから参入する読者へ向けて、介護現場スタッフのリアルな経験談をお届けする。

医道の日本 Vol.75 No.3
2016年3月号
鍼灸マッサージ海外事情2016
鍼灸マッサージ海外事情2016 海外に出てその国のことを学びたい、鍼灸マッサージ師として活躍したいと夢を抱く治療家は年々増えているように思われる。
実際に現地で働くために必要な情報や日本でやっておくべきことなどを現地のスクールに通っている日本人臨床家に聞いた。
また、2013年7月号で好評を得た「知っておきたい各国事情アラカルト」の続報など、鍼灸マッサージに関する海外最新事情をお伝えしたい。

医道の日本 Vol.75 No.12
2016年12月号
治療家にイチオシの本・音楽・映画
治療家にイチオシの本・音楽・映画 医学や科学がどんなに進歩しても、身体に関する不思議は尽きない。
その未知なる身体に日々向き合う治療家だからこそ、楽しむことができる本や音楽、映画があるのではないだろうか。
年末の恒例企画となった、本に関する巻頭企画。
今回は音楽や映画についても取り上げた。
医療分野などで活躍されている方々の、選りすぐりの一点に触れれば、五感を刺激され新たな世界に導かれるだろう。

医道の日本 Vol.75 No.11
2016年11月号
鍼灸マッサージ新教育改革の扉が開く!
鍼灸マッサージ新教育改革の扉が開く! 鍼灸マッサージ師養成施設で2018 年度入学生から適用される予定の新しいカリキュラムの大枠が見えてきた。
総単位数の引き上げや臨床実習の見直しが行われる予定で、従来の教育は大きな変化を求められている。
今回の巻頭座談会には、「カリキュラム等改善検討会」の構成員から6人が参加。カリキュラムの変更点について議論を深めた。
このカリキュラムの改正があはき教育に与える大きな影響について学校関係者や開業鍼灸マッサージ師らによる寄稿文も掲載。
専門学校の教員たちにも匿名で、実際の教育現場での対応や気がかりな点などを答えてもらった。
ほかにも、今年6月に設立された「鍼灸学系大学協議会」の動きをレポートする。

医道の日本 Vol.75 No.10
2016年10月号
スポーツ現場で活きる
スポーツ現場で活きる 8月5日から8月21日までの17日間、ブラジルのリオデジャネイロで、第31回夏季オリンピックが開催。鍼灸マッサージ師たちがトレーナーとして活躍した。
金メダルを2 個獲得した水泳競技には桑井太陽氏、日本人初のメダルを獲得したカヌー競技には松岡優氏が帯同。当日の動きを中心に、その活躍ぶりを紹介する。
また、自身のケアに鍼治療を積極的に取り入れているのが、テコンドー女子57kg級の濱田真由選手だ。二人三脚でサポートしている菊地孝郎氏に、打撃系種目における鍼治療の詳細や、大会前後での「理想と現実」のギャップに迫った。
そんなリオでの活動や、スポーツ現場のトレンドを踏まえて、鍼灸マッサージ師が、4年後に迎える東京オリンピックで、どんな活動ができるのかについても、展望を聞いた。

医道の日本 Vol.75 No.1
2016年1月号
妊娠から産後ケアまで
妊娠から産後ケアまで 妊娠をきっかけに、女性の身体はさまざまな変化を経験する。
妊娠初期のつわりから、腰痛や便秘などのマイナートラブル、逆子、分娩時の諸問題。
そして産後の肥立ち、母乳にまつわる悩みまで。
女性の不安に寄り添い、自然治癒力を高める治療を行えるのが、鍼灸マッサージである。
今回の巻頭企画では、妊産婦への治療を専門的に行う3人の治療家による座談会、
マタニティ治療院への密着取材レポートをお届けする。
さらに疾患別特集(p.163)と連動して、妊産婦への治療の考え方や、
臨床テクニックを解説する。

マウス・ラットモデル作製・解析プロフェッショナル
あなたの研究をステップアップさせる最新・最適手技
ゲノム編集でマウス・ラット研究の重要性が高まる中,課題を突破する実験書.モデル動物の作出,病理解析,行動解析,スクリーニングの達人により,あたかも研究支援を受けるように技術を導入できるノウハウが満載

実験医学増刊 Vol.39 No.5
【特集】個人差の理解へ向かう肥満症研究
【特集】個人差の理解へ向かう肥満症研究 肥満に関連する他の疾患を合併した「肥満症」研究の近年の進歩として,症状や体質の個人差という概念が注目されています.本書では,肥満の個人差・多様性の理解を実際の治療につなげるための最新研究を紹介します.

行ったり来たりでよくわかる 機器から入る人工呼吸器管理
自分が知りたい項目を読んでいても「わからない言葉」が出てきて迷ってしまうことはないでしょうか.本書ではどこから読んでも迷わないように,“専門用語すべて”にページ参照を付けました.「人工呼吸器のモードを勉強しようと思っても設定項目がわからない」,逆に「設定項目を勉強しようと思ってもモードが理解できていない」ことも多いのではないでしょうか.本書はそんなモヤモヤを解消します.ページ参照を活用して行ったり来たりすることで,最短距離で人工呼吸器が理解できます.

症例から学ぶ がん患者の感染症入門
がん患者さんの発熱と聞くとため息が出てしまう.そんな先生も多いのではないでしょうか?(本書に登場するDr.古谷もそうだったとか.)そんな悩みは本書で解決! 診療機会の多い固形腫瘍にフォーカスし,基本事項を踏まえつつ,複雑な問題をロジカルかつ華麗に解説します.Dr.伊東×Dr.古谷のコントさながらのやり取りを楽しく読むだけで,がん患者の感染症が得意になること間違いなしです.

臨牀透析 Vol.37 No.4
2021年4月号
透析の開始・継続・見合わせ
透析の開始・継続・見合わせ
公立福生病院で,人生の最終段階ではない44歳の女性患者が透析中止を申し出て亡くなった.2016 年の全国透析施設アンケート調査で約半数施設で透析見合わせを経験していた.このようななかで日本透析医学会から「透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言」の改訂が出された.提言の改訂でのキーワードは共同意思決定(SDM)と保存的腎臓療法(CKM)である.