病理と臨床 2022年4月号
副甲状腺・副腎の病理と臨床
副甲状腺・副腎の病理と臨床
特集テーマは「副甲状腺・副腎の病理と臨床」.原発性副甲状腺機能亢進症の術前診断/副甲状腺腫瘍の病理/原発性副甲状腺機能亢進症の外科的治療/副腎皮質腫瘍の臨床診断の進歩/アルドステロン産生病変の病理と遺伝子変異/コルチゾール産生病変の病理/褐色細胞腫・パラガングリオーマの病理 他を取り上げる.連載記事として,[マクロクイズ],[鑑別の森],[若手病理医のためのキャリアパス講座]等を掲載.
心エコー 2022年4月号
ワンランク上の心エコー図検査~定量的評価していますか?
ワンランク上の心エコー図検査~定量的評価していますか?
特集はワンランク上の心エコー図検査~定量的評価していますか?」.左房容積係数/左室容積/僧帽弁閉鎖不全症の定量的評価/大動脈弁狭窄症の定量的評価/左室拡張機能の評価/右室機能と右室容積/うっ血の定量的評価/新生児から小児の正常値と心疾患の診断 などを取り上げる.連載はWeb動画連動企画「症例問題:労作時息切れ・浮腫・夜間呼吸困難を主訴とし,心筋梗塞・心不全疑いで紹介受診となった1例」,「わたしの1枚」
Medical Practice 2022年4月号
リンパ節腫大の診療~明日からの診療に役立つリンパ節腫大の知識
リンパ節腫大の診療~明日からの診療に役立つリンパ節腫大の知識
特集テーマは「リンパ節腫大の診療~明日からの診療に役立つリンパ節腫大の知識」.記事として,[座談会]外来診療におけるリンパ節腫大,[セミナー]リンパ節腫大の診察法,[トピックス]リンパ節を介した血行性遠隔転移とリンパ行性薬物送達法による転移リンパ節治療, [この症例から何を学ぶか]感染性心内膜炎に伴いリンパ節腫大をきたした一例,[One Point Advice]ホームセンターで悪化するめまい,診察室で診る筋力低下 他を掲載.
スポーツ医学ってなんだ?
スポーツは私たちの生活にとても身近であるにも関わらず,スポーツ医学となると突然曖昧となり意外と知らないことが多い.また,医学部でスポーツ医学を専門的に学ぶ機会もそう多くないのが現状だ.本書では,スポーツドクターとして国内外で幅広く活躍している著者が,スポーツ医学とは何か,やさしく解説した.実はスポーツ医学が関わる領域はとても広く,そして深い.スポーツ医学の世界が分かる,入口として最適な1冊.
胆と膵 2022年3月号
2022年3月号
特集:胆膵領域における術後回復促進 プログラム(ERAS®)と栄養サポート
特集:胆膵領域における術後回復促進 プログラム(ERAS®)と栄養サポート
行為プロセス依存症の診断・治療と再発防止プログラム作成の手引き
およそ30年ぶりの改定となる『ICD-11』への新規収載,『DSM-5』における「物質関連障害」から「物質関連障害及び嗜癖性障害」への名称変更など,近年,ますます医学的な治療の必要が認められつつある,行為(プロセス)依存(嗜癖,アディクション)に対する診療を纏めた待望の一冊! なかでも社会的な問題として扱われることの多い「インターネット・ゲーム・SNS依存」「性依存症」「クレプトマニア(窃盗症)」「ギャンブル依存症」の診断・治療から再発防止プログラムまでを,依存症ケアの最前線で活躍する経験豊かな執筆陣によって実践的に解説.第6章には「治療的司法と就労支援」を掲載し,「アディクションからコネクション」への架橋を目指した,ケアに関わるすべての人に捧げるケアフルな一冊です!
産科と婦人科 Vol.89 増刊号
2022年増刊号
【特集】こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
【特集】こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド 往年の名企画が30年ぶりに復活! 産婦人科医が日常診療で抱く疑問に各分野のエキスパートが答えます.他科との垣根を低めて必要なコンサルテーションのきっかけを作る1冊です!
外来リハ・通所リハ・通所介護のリハビリテーション
組織マネジメントと高齢者リハビリ編
外来リハ・通所系リハはもっと良くなれる!
患者や利用者の在宅生活を支援する外来リハビリ・通所リハビリ・通所介護は、地域包括ケアシステムのなかにおいては非常に重要な社会インフラの一部となっている。また、近年の診療報酬改定や介護報酬改定ではこれらのリハビリの役割が強化されており、それぞれの現場には役割に応じた運営が求められている。
本書では、外来リハビリ・通所リハビリ・通所介護を利用する人に共通する疾患や、心身機能に焦点を当てた評価や治療および各事業所におけるマネジメントに関する知識や技術の解説を行った。
理学療法士でイラストレーターでもある福山真樹氏によるイラストを多分に使用し、視覚的にも臨床、マネジメントを理解できるように工夫した。外来リハビリ・通所リハビリ・通所介護にかかわるセラピストが有益となる学習を効率的に行うことができる1冊となっている。
医学のあゆみ281巻3号
B型肝炎ウイルスに対する飽くなき挑戦
B型肝炎ウイルスに対する飽くなき挑戦
企画:田中靖人(熊本大学大学院生命科学研究部消化器内科学講座)
・B型肝炎ウイルス(HBV)感染による死亡数は増加傾向であるばかりか,アフリカでは小児期の新規感染が現在も増加している.現在のHBVキャリアは約2.9億人,年間100万人に迫る死亡数と推定されている.
・B型慢性肝炎の現時点での治療目標である,HBs抗原の陰性化を達成できる症例は少ない.また,核酸アナログとIFN以外のカテゴリに属する治療薬は長らく上市されておらず,新規治療法の開発が待たれる.
・本特集では,B型慢性肝疾患に対する現状の治療とその問題点に加えて,ウイルス自体を標的とした新規治療法の開発およびHBVに対する免疫治療の試みについて,わが国を代表するエキスパートの先生方に執筆いただく.
看護教育 Vol.63 No.2
2022年 04月発行
特集 新カリキュラムに込めた想いと展望
特集 新カリキュラムに込めた想いと展望 変わりゆく医療の構造、そして教育界全体の動きをみすえ、今求められる看護教育を、みなさんとともに考えていきます。ベテランの先生方はもちろん、学生への指導に不安を感じていらっしゃる新人教員の方々にも役立つ内容をお届けします。 (ISSN 0047-1895)
検査と技術 Vol.50 No.5
2022年5月発行
若手臨床検査技師、臨床検査技師をめざす学生を対象に、臨床検査技師の「知りたい!」にこたえる総合誌。日常検査業務のスキルアップや知識の向上に役立つ情報が満載! 国試問題、解答と解説を年1回掲載。年10冊の通常号に加え増刊号を年2回(3月・9月)発行。 (ISSN 0301-2611)
臨床検査 Vol.66 No.4
2022年 04月発行(増大号)
計測する項目と記録断面がわかる! 病態別・類似疾患別心エコー検査のルーティン
計測する項目と記録断面がわかる! 病態別・類似疾患別心エコー検査のルーティン 「検査で医学をリードする」をキャッチフレーズに、特集形式で多領域をカバー。臨床検査にかかわる今知っておきたい知識・情報をわかりやすく解説する。「Essencial RCPC」など連載企画も充実。年2回(4月・10月)、時宜を得たテーマで増刊号を発行。 (ISSN 0485-1420)
総合リハビリテーション Vol.50 No.4
2022年4月発行
特集 身近になったICTリハビリテーション
特集 身近になったICTリハビリテーション リハビリテーション領域をリードする総合誌。リハビリテーションに携わるあらゆる職種に向け特集形式で注目の話題を解説。充実した連載ではリハビリテーションをめぐる最新知識や技術を簡潔に紹介。投稿論文の審査、掲載にも力を入れている。5年に一度の増大号は手元に置いて活用したい保存版。雑誌電子版(MedicalFinder)は創刊号から閲覧できる。 (ISSN 0386-9822)
臨床皮膚科 Vol.76 No.4
2022年4月発行
さまざまな症例や治療成績が全国から寄せられる原著系皮膚科専門誌。写真はオールカラーで、『臨床皮膚科』ならではのクオリティ。注目の論文は「今月の症例」として、編集委員が読み処のアドバイスを添えて掲載する。増刊号「最近のトピックス」は、知識を毎年アップデートできる定番シリーズ。 (ISSN 0021-4973)
生体の科学 Vol.73 No.2
2022年4月発行
特集 DNA修復による生体恒常性の維持
特集 DNA修復による生体恒常性の維持 生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。 (ISSN 0370-9531)
剖検マクロ・ミクロ病理アトラス 天理よろづ相談所病院CPCより
剖検は近年減少の一途にあるが、肉眼と組織を対比できる剖検症例の所見の貴重さはますます増している。関西で最も多くの剖検症例を誇る天理よろづ相談所病院にてCPCを開催した症例から、多くの領域の疾患・病態を網羅しつつ、意外な結論に至った症例など診断過程が興味深い症例を50例厳選した。内科医や放射線科医などの臨床医に向けて、病理医が病気を肉眼・組織でどのように見て、どのような所見を根拠に診断に至るのか、その軸を示す。病理医のみならず、病理診断に関わる臨床医・臨床検査技師も必読。
緒言
奈良県の天理よろづ相談所病院病理診断部において、17年間にわたって病理医として剖検診断業務に従事させていただきました。その間臨床医の先生方とともに、多数の剖検症例についてCPC(clinicopathologicalconference)を行ってきました。本書は、CPCで取り上げた多くの貴重な症例の中から50例を選び、その肉眼(マクロ)所見と組織(ミクロ)所見を呈示するアトラス(写真集)です。医学系のアトラスというと臓器ごとに体系的に写真が配置された著書が多いと思いますが、本書では、症例ごとにマクロとミクロの写真を呈示する形としました。症例検討会に参加しているようなイメージで、より楽しく臨場感をもってみていただけると思います。50例のほかにも、学ぶべきところの多い症例でありながら、残念ながら紙面や著者の能力の限界により掲載させていただくことができなかった症例も多数あります。できるだけ幅広い領域の疾患や病態がバランスよく網羅されるように症例を選び、各症例の主な病態を表す病理画像を掲載するとともに、副所見でも典型的なものがあれば適宜掲載するように配慮しました。
本書の主な目的は、剖検で得られた検体の肉眼・組織の形態像の呈示であり、人体組織学・病理学への基礎知識を有する方を対象としています。マクロ所見とミクロ所見の連関に理解を深めていただけるような画像を可能な限り配したつもりです。マクロ・ミクロの病理形態像から病態に迫ることができていれば、目的は達成です。臨床的事項については各症例の冒頭に短い要点のみを挙げています。放射線画像と病理画像の連関も昨今さかんに取り組まれているテーマですが、本書ではあえて放射線画像は掲載していません。病理診断学の基本的な知識や病態理論などについてはすでに多くの優れた著書が出版されていますので、病理像の説明も最小限の記述にとどめ、できるだけ多くの病理画像を掲載するようにしました。
全国的、世界的にも剖検の件数は減少傾向にあります。昨今のこうした医療の現状では、病理剖検診断を志す方々や、剖検から病態を学ぼうとする医学生・臨床研修医にとっては、実際の剖検症例の肉眼像および組織像に直接接し学ぶ機会は限られたものになりつつあります。今後も剖検から学ぶ機会は減少の一途を辿ると予測されるなかで、今日までに剖検から集積することのできた知見や資料は、たいへん貴重なものと考えます。剖検のマクロ・ミクロの経験を補う参考資料として本書を役立てていただければ幸いです。
剖検は患者様のご遺族に理解いただけなければ成り立ちませんし、その前提となるのは、患者様やそのご家族と主治医をはじめとする医療従事者との良好な関係であろうと思います。天理よろづ相談所病院では多くのご遺族のご厚志により、全国的にみても豊富な剖検症例に携わらせていただくことができたと思います。ご献体くださいました患者様、また大切なご家族を亡くされたばかりの辛い時期に、主治医の説明に耳を傾けてくださり剖検にご同意いただいたご遺族様に、心から感謝申し上げます。また、患者様の救命に尽力された疲労の極致にあっても、熱意をもって患者様およびご家族様に対応された臨床医の皆様方に敬意を表します。
これまで私自身も、医学的に興味深い剖検症例については積極的に学会などでの症例報告を行ってきましたし、臨床医によってすでに学会発表や論文の形で報告されている症例も含まれています。巻末にこれらを一覧として掲載させていただきました。漏れのないよう可能な限り検索し掲載しましたが、関係者の皆様にはご理解賜れれば幸甚です。
最後になりましたが、剖検の実施や標本作製過程において、毎回時間と手間のかかる作業に多大なるお力を貸してくださいました天理よろづ相談所病院臨床検査部の技師をはじめとする関係職員の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、剖検病理診断全般に関して長年にわたり濃密なご指導をいただき、今回の出版に際してもご助言とご理解をいただきました天理よろづ相談所病院病理診断部元部長の小橋陽一郎先生に、心からの尊敬とともに深く感謝いたします。本書の出版を快くお引き受けいただき、編集にあたり多くのご助言、ご尽力をいただきました株式会社金芳堂の浅井健一郎様、黒澤健様に厚く御礼申し上げます。
天理よろづ相談所病院病理診断部(現・大阪府済生会吹田病院病理診断科)
藤田久美
Thiel法だから動きがわかりやすい!筋骨格系の解剖アトラス 下肢編(Web動画付)
解剖体の固定のためにW.Thielが開発したThiel法は、固定後のご遺体の組織硬化が抑えられ、柔らかさと可動性をある程度残したまま固定することが可能である。そのため、従来の固定法では得られなかった関節などの動きを実際に確かめながら解剖できる画期的な方法となっている。実際の関節の動きに合わせて、筋肉の動きを観察することで、複雑な運動器の理解を深めることができる。
本書は、この「Thiel法」を用い、撮影した618点におよぶ画像、81本の動画をもとにした解剖学テキストである。第二弾となる本書は、骨盤帯、大腿上部/大腿下部、下腿上部(膝部)/下腿下部、足部など、下肢に特化した内容となっている。
関連書籍:Thiel法だから動きがわかりやすい!筋骨格系の解剖アトラス 上肢編(Web動画付)
■序文■
はじめに、ご献体いただきました故人に対し、またその崇高なご遺志を受け入れ、支えられたご家族、ご親族の皆様に、敬意を表すとともに、心より感謝の意を申し上げます。
2020年に「上肢編」を上梓して約2年を経て、このたび「下肢編」の上梓に至りました。「上肢編」制作時から「下肢編」「頭頚部体幹編」の3部作を想定して、同時進行的に資料収集、整理を行っていたつもりでしたが、実際に資料を選出し、構成していく過程で、もう少し見やすく、もう少し分かりやすくしたいとなってしまい、また資料の不足も多々ありまして、新たに資料を収集したりしているうちに約2年の時間を要しました。
内容および構成につきましては、「上肢編」同様、本書が、解剖学的知識を種々の機能と関連づけ、さらに臨床における病態の理解と治療実践へと進展させていくことに役立つものであるための観点から、下肢編においても、資料は、原則、解剖学的肢位をとっている状態で、体表から深部へ剖出を進める形式で提示し、撮影は正面に加え上方、下方、斜方と異なる角度からも行い、資料は敢えて左右を統一せずに選定いたしました。動画においても、筋の作用、筋以外の軟組織の緊張変化、関節内運動等が連想できるよう撮影いたしました。
提示いたしました資料は、見やすいものであること、わかりやすいものであることの観点に立って選出しておりますので、結果的に多くのご遺体から選出いたしました。また、脆弱な組織はホルマリン固定のご遺体から収集いたしました。
資料標本を選出いたしましたご遺体の特性ですが、大部分が80歳台の標準的体型の男性です。見やすさ、分かりやすさの観点で選出した資料は、結果的に多くが男性のものでした。残念ながら、誌面の都合上、性差を対比させて提示するところまでは至りませんでした。
本書の刊行にあたり、多くのご指導を賜りました、名古屋大学客員研究員安井正佐也先生、ご遺体の準備、環境整備等で多大なるご協力を賜りました、技官の方々に感謝の意を申し上げます。適切な助言を下さり、無理なお願いに対しても工夫を凝らした対応をしていただいた、株式会社金芳堂のスタッフの皆様に対しましても感謝の意を申し上げます。
2022年1月
一柳雅仁
●本書をご覧いただくにあたり
Thiel 固定遺体においては、細い神経、脈管をきれいに剖出することが困難であり、本書では、細部に至るまで示すことはできていません。写真撮影においては、むしろ、筋膜組織、脂肪組織などとともに取り除いてしまっていることが多いことをご承知おきください。
動画においては、以下の事項に留意をお願いいたします。
1.骨運動に伴って緩む筋肉・腱が働筋、引っ張られる筋肉・腱が拮抗筋であると考えてください。関節包、靱帯は、緊張が増すもしくは引っ張られる場合、その運動方向への制限要因と考えてください。
2.関節内運動においては、運動の規定要因となる構造体の多くを取り除いているので、生体で実際に起きている運動とは言えない可能性もあることを念頭に置いてご覧ください。
3.撮影時に起こった運動は、そのご遺体における現象であり、多くのご遺体を比較検証して、標準的なものを呈示しているわけではないので、安易な決めつけを避けるため解説は最小限にとどめました。
■監修のことば■
本書は2020年に刊行された上肢編に次ぐ第二弾の下肢編となります。下肢編は股関節や膝関節、足関節などの動的解剖学がわかりやすく写真と動画にまとめられております。上肢編においても記載いたしましたが、本書を刊行する経緯について少しご紹介し、監修のことばといたします。
名古屋大学では人体解剖トレーニングセミナーを1981年から40年の長きに亘って開催しており、解剖学教室(機能組織学/解剖学第二)がそのお世話をさせていただいております。このセミナーでは全国の医育機関の解剖系教員の肉眼解剖実習の研修の場として、夏休みに1週間かけて解剖実習を行なっており、2021年度までに受講生は1006名に及び、本セミナーが医学医療の教育の質向上に果たした役割は大変大きいものがあります。本書をまとめた一柳雅仁先生は長年このトレーニングセミナーに参加され、肉眼解剖学の知識を深め手技を磨かれるとともに、トレーニングセミナーではチューターとしてご活躍いただいておりました。そのような背景のもと、一柳先生は最近名古屋大学にも導入されたThiel法による新たな動的解剖教育への可能性に挑まれました。
1992年にW.Thielが解剖体の固定のために開発したいわゆるThiel法は、固定後のご遺体の組織の硬化が抑えられ、柔らかさと可動性をある程度残したまま固定することができる方法で、従来の固定法では得られなかった関節等の動きを実際に確かめながら解剖できる点で画期的です。実際の関節の動きに合わせて筋肉の動きを観察することができれば、複雑な運動の理解が格段に進みます。このような解剖を医学生のみならず理学療法士や作業療法士、看護師など医療に実際に携わる方々にも動画を用いて勉強してもらえたらと常々考えておりましたが、一柳先雅仁生の熱意と金芳堂さんのご理解とご支援でここに再び下肢編として上梓することができました。
本書を上梓するにあたり、企画から動画の組み込み方など編集のすべての過程でご尽力をいただいた金芳堂の一堂芳恵氏、また古くから懇意にしていただきご支援をいただいてきた金芳堂の現社長宇山閑文氏および元社長の市井輝和氏に心よりお礼申し上げます。最後に、名古屋大学の篤志献体の団体である不老会の皆様の医学教育や研究に対する深遠なるご理解とご支援に心より敬意を表し、ここにお礼申し上げます。
2022年1月
名古屋大学教授
木山博資
救急医学2022年4月号
知識と自信を整える;不整脈診療
知識と自信を整える;不整脈診療 不整脈、自信をもって診れますか? 各種不整脈の発生メカニズムや治療法の作用・効果に関わる基礎的知識と、救急医に必要な初期対応と治療の実際を、不整脈診療のトップランナーが丁寧に解説。知識と自信を整えて、不整脈にしっかり対応しよう。
消化器外科2022年4月号
腹腔鏡下・ロボット支援下手術のリカバリーショット;私ならこうする!
腹腔鏡下・ロボット支援下手術のリカバリーショット;私ならこうする! 腹腔鏡下・ロボット支援下手術中にはさまざまなトラブルに見舞われることがある。それらに対し適切に対処するため、トラブルシューティングの知識は非常に重要である。本特集では、各領域のエキスパートの先生方に、若手医師が術中に陥りがちなピットフォールとその防止方法、万が一起こしてしまった場合の適切なリカバリーショットについて解説していただいた。
臨牀透析 Vol.38 No.4
2022年4月号
便秘と慢性腎臓病・透析医療
便秘と慢性腎臓病・透析医療
透析室を回診すると,便秘の訴えを頻繁に聞く.新規の便秘薬も登場し,治療選択は増えたものの,今なお治療に難渋することも多い.透析前の体重が普段よりも増えているとき,何日も便通がないので,除水量を減らしてほしいといわれることもある.
