医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0
さらに絞り込む
並び替え

絞り込み

医学のあゆみ267巻13号

第5土曜特集

蛋白質代謝医学――構造・機能の研究から臨床応用まで

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

蛋白質代謝医学――構造・機能の研究から臨床応用まで
企画:田中啓二(東京都医学総合研究所理事長)
・遺伝子と蛋白質の関係を演劇にたとえると,前者は筋書きをつくる作家であり,後者は舞台で演ずる役者である.優れた筋書きと役者が揃わなければ演劇は成功せず,両者は不可分の関係にある.
・本特集では“蛋白質の一生”をキーワードに,蛋白質の合成・成熟・輸送・分解に深く関わる蛋白質を中心に解説いただき,蛋白質の品質管理とその破綻で引き起こされる疾病に関連した分子についても紹介する.
・また,蛋白質の動態を制御する技術の創出など,次世代の創薬に関係するトピックスにも言及している.個々の蛋白質の面白さを理解することによって生命の謎に迫ることを企図したので,存分に楽しんでいただきたい.

医学のあゆみ267巻8号

ncRNAの医科学と医療Ⅰ

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/11

ncRNAの医科学と医療Ⅰ
企画:林崎良英(理化学研究所科技ハブ産連本部予防医療・診断技術開発プログラム)
・DNAが遺伝情報を保存するハードディスクで,蛋白質がプリンターのような端末機器とするならば,ncRNAは遺伝子機能の発現をコントロールするCPUの役割を果たしており,遺伝子発現調節の要である.
・エンハンサーRNAをCAGE法で調べたことによって発見されたエンハンサーや,長鎖ncRNA(lncRNA)は,遺伝病や癌などの疾患の原因となる突然変異が最も集中した領域であることが判明している.
・現在もncRNAのうち98%の機能はまったく知られておらず,まさにncRNAは暗黒大陸であるといえる.本特集では,非蛋白コードRNA(ncRNA)の医科学分野や医療応用の新展開に焦点を当てる.

医学のあゆみ267巻1号

第1土曜特集

ロボット支援下手術の最前線

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/10

ロボット支援下手術の最前線
(企画:久米春喜/東京大学大学院医学研究科泌尿器外科学分野)
 ロボット支援手術は出血が少なく,視野が広く,操作性もよいため,その優位性が示さつつある.前立腺癌では癌の切除断端の陽性率が劇的に減り,尿禁制も早期に改善し,術後の腎機能低下が最小限に抑えられた.2018年4月には多くの手術でロボット支援手術が保険収載された.今後は泌尿器科だけでなく,ほかの診療科でもロボット支援手術が浸透していくものと考えられる.本特集では各分野のエキスパートの先生方から,ロボット支援手術の最新情報を概説いただく.

医学のあゆみ267巻10号

HTLV-1関連脊髄症――病態解明と治療の最新情報

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/12

HTLV-1関連脊髄症――病態解明と治療の最新情報
企画:山野嘉久(聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター病因・病態解析部門)
・HTLV-1関連脊髄症(HAM)は指定難病に認定されている難治性の疾患であるが,全国的な患者レジストリの構築により大規模データベースが完成し,その疫学的解析によって臨床像の詳細が明らかになってきた.
・これらの情報に基づいた予後不良因子の解明や,疾患活動性分類基準の確立も進み,難病における患者レジストリの重要性が示された.最近では,HTLV-1感染細胞を標的とした治療薬の開発研究も進んでいる.
・HAMは希少疾患であるため情報の入手が困難だが,基礎から臨床までHAMの情報を網羅する本特集が多くの臨床医や研究者,そして病気で苦しんでいる患者への有益な情報となることを願っている.

筋腱完全温存AL-Supine THAの手術手技

仰臥位前外側アプローチ

久留 隆史(編著)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2021/01

THAのなかでも最小侵襲手術である仰臥位前外側(ALS)アプローチに特化して解説した手術書。
ALSアプローチを実施するために必要な解剖学的特性,基本⼿技について,わかりやすいシェーマを⽤いて各⼿技のステップに応じたコツとピットフォールを解説。どの施設でも行えるように,少人数で特殊な器具や特別な体位を要することなく⼿術を完遂できることを目指した内容となっている。
Web動画配信,動画ダウンロードサービス付き。

カラー写真で学ぶ 周産期の看護技術 第3版

櫛引 美代子(著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2021/01

●初版発行から20年を超えて読み継がれる,ロングセラー好評書が待望の改訂!
●写真・イラスト満載で周産期看護技術が見える! イメージできる!
●「清潔法」「新生児黄疸の観察法」「授乳法」などを中心にアップデートし,図表・イラストもさらに見やすく刷新しました
●豊富な写真と図解で,周産期看護技術の手順や留意事項,ポイントをわかりやすく解説
●母性看護実習の自己学習や復習に最適です

カラー写真で学ぶ 新生児の観察と看護技術 第2版

櫛引 美代子(著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2017/09

●好評『カラー写真で学ぶ』シリーズに待望の改訂第2版が登場!
●“カラー写真で学ぶ”シリーズ第3弾「カラー写真で学ぶ 新生児の観察と看護技術」の改訂版.
●新生児の反射,バイタルサインの測定,経口与薬に関する情報をアップデート.
●観察と看護技術の根拠となる図表を新たに収載するとともに,アプガースコア,シルバーマンのリトラクションスコアなどの資料をまとめた章を追加.

カラー写真で学ぶ 妊産褥婦のケア 第2版

櫛引 美代子(著)

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2014/09

妊産褥婦のケアに必須の看護技術を取り上げ,カラー写真で手順を図示し,ケアの原理や実施の際の留意事項,関連事項のポイントを記した手引き書.健康診査機器,胎児モニタリング,母児支援などに関する情報をアップデートした最新版.

医学のあゆみ266巻6・7号

精神疾患と妊娠・授乳

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/08

精神疾患と妊娠・授乳
(企画:松島英介/東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科心療・緩和医療学分野)
かつては精神疾患あるいは向精神薬の副作用によって妊孕性が低くなっていたが,近年は精神疾患患者に対するケアの向上や新しい向精神薬の使用によって,これまでより多くの患者が妊娠できる状況になってきている.本特集では,各向精神薬の妊娠・授乳に対する作用を取りあげ,臨床にとって必要な知識を確認するとともに,精神疾患をもった妊婦・授乳婦に対してどう対応したらいいかを取りあげ,単に向精神薬の作用だけでなく,精神疾患自体の妊娠や授乳への影響などについても加味して,精神疾患患者への取組みの実際を総合的に解説いただく.

医学のあゆみ266巻8号

老化の分子基盤

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/08

老化の分子基盤
(企画:黒尾 誠/自治医科大学分子病態治療研究センター抗加齢医学研究部)
 老化のメカニズムの研究は,これまでおもに酵母・線虫・ハエの寿命に影響を与える遺伝的および環境的要因の同定を中心に行われ,その知見がマウスや霊長類に敷衍されるという形で発展してきた.その結果,カロリー制限が種を超えて寿命を延ばす操作であることが明らかとなったが,必要な栄養素は摂取したうえでカロリーだけを半分近くに減らした食生活を生涯続けることは現実的ではない.つまり,現時点ではこれまでの研究の成果が実践的な抗加齢医学へと結実していないといわざるをえない.これからの老化研究では,高等動物に特有なメカニズムを同定し,あらたな治療介入点を探求することも重要であろう.本特集では,ヒトの老化を臨床医学的視点から俯瞰することとし,運動や食など,実践的な治療介入点を追求している諸先生方に最新の知見を概説いただく.

医学のあゆみ266巻9号

第1土曜特集

胃癌のすべて

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/09

胃癌のすべて
(企画:瀬戸泰之/東京大学大学院医学系研究科消化管外科学)
 胃癌治療は,ここ数年で大きく変化している.手術治療においては,2018年保険改定で,胃切除,噴門側切除,胃全摘の3術式でロボット支援が認められ,胃癌領域外科治療でも活用されていくものと思う.化学療法では選択肢が増え,かつ免疫チェックポイント阻害薬も保険適用になった.さらに最新トピックスとして,Conversion Surgery,ビッグデータ(NCD),ゲノム解析が注目されている.
 本特集では,題名の通りこの一冊で胃癌を深く理解していただくことをめざし,第一線で活躍されている先生方に診療と研究の最新知見を概説いただいた.

医学のあゆみ266巻10号

内臓脂肪と異所性脂肪

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/09

内臓脂肪と異所性脂肪
(企画:下村伊一郎/大阪大学大学院医学系研究科内分泌・代謝内科学)
 近年の多くの研究により,脂肪肝や筋肉内脂肪,心周囲脂肪,血管周囲脂肪,膵周囲脂肪蓄積などの異所性脂肪蓄積が,代謝異常や心血管疾患との関連で注目されている.これらの異所性脂肪蓄積は慢性炎症やインスリン抵抗性を誘導し,動脈硬化症や慢性臓器障害の基盤となる.また,糖尿病治療薬として使用されるSGLT2阻害剤やPPARγ活性化剤は,脂肪肝改善作用や内臓脂肪蓄積減少によってhealthy adipose expansion(健康的な脂肪拡張)を誘導することが注目されている.本特集では,内臓脂肪と異所性脂肪に関する臨床的・基礎的最新知見を第一線の先生方に概説いただく.

医学のあゆみ266巻11号

エピジェネティック作用薬:現状と将来

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/09

エピジェネティック作用薬:現状と将来
(企画:牛島俊和/国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野)
エピジェネティック薬の臨床試験が進んでいる.すでに臨床導入されたDNA脱メチル化剤,HDAC阻害剤は,血液腫瘍から固形腫瘍への応用が進み,既存薬の問題点を改良した第二世代の開発も進んでいる.また,加齢や環境要因によるエピジェネティック修飾自体の異常についても,最近はがん以外の疾患でもつぎつぎと明らかになってきている.
本特集では,エピジェネティック薬の開発状況.使用法・バイオマーカーの開発について,第一線で活躍される先生方に概説いただく.

医学のあゆみ266巻12号

眼内血管新生疾患の病態と治療:加齢黄斑変性と糖尿病網膜症

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/09

眼内血管新生疾患の病態と治療:加齢黄斑変性と糖尿病網膜症
(企画:石田 晋/北海道大学大学院医学研究院眼科学教室)
 加齢黄斑変性と糖尿病網膜症は共通病態として血管新生という特徴を有しており,失明原因として大きなウエイトを占めている.血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬は導入されて瞬く間に普及し,眼科画像診断機器は長足の進化を遂げつつあり,外科治療の技術革新は止まるところを知らない.本特集では,加齢黄斑変性と糖尿病網膜症に焦点を絞って,病態理解のための最新の知見,予防医学の考え方,抗VEGF療法の理論と実践,レーザーやステロイドといった併用療法の工夫などについて,第一線で活躍するエキスパートの先生方に概説いただく.

医学のあゆみ266巻1号

第1土曜特集

婦人科がん-研究・臨床の新展開

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/07

婦人科がん-研究・臨床の新展開
 企画:加藤 聖子(九州大学)

医学のあゆみ266巻3号

小児在宅医療の現状と展望

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/07

小児在宅医療の現状と展望
(企画:中村知夫/国立成育医療研究センター総合診療部在宅診療科)
高齢出産と医療の進歩のなかで,生まれてくる子どもの数が減っているにもかかわらず,生まれたときからNICU(新生児集中治療室)などでの治療を必要とする子どもの数は増えてきている.またNICUでの治療後に,命と健康の保持のためにさまざまな医療的デバイスが必要な“医療的ケア児”とよばれる子どもたちも増加してきている.地域包括ケアの概念は単に高齢者にとどまらず,医療的ケア児も含めた支援を必要としているさまざまな人びとが,地域で暮らしていくための地域共生社会の実現へと向かっている.本特集では,医療的ケア児者に対する保健,医療,福祉その他の各関連分野の支援体制について,現状と課題を概説いただく.

医学のあゆみ266巻4号

SGLT2阻害薬による可能性を探る

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/07

SGLT2阻害薬による可能性を探る
(企画:西山 成/香川大学医学部薬理学講座)
 腎に作用して尿糖を生じるSGLT2阻害薬が登場した際には,他の糖尿病治療薬とはまったく異なる作用機序で血糖を下げるため,さまざまなからだの変化が生じるのではないかと危惧されていた.
 しかし,大規模臨床試験により心血管・腎イベントの抑制効果が証明され,さらに基礎研究レベルでも,尿糖の作用では説明のつかないSGLT2阻害薬のさまざまな効果が報告されている.
 本特集では,いまだ解明されていないSGLT2阻害薬のポテンシャルについて,各分野でトップランナーの先生方に最新の情報を概説いただく.

医学のあゆみ266巻2号

自動車を運転する患者のために

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/07

自動車を運転する患者のために
(企画:一杉正仁/滋賀医科大学社会医学講座法医学部門)
 自動車の運転は複雑な認知・判断・運動能力を要する.適切な運転能力に欠ける人が自動車を運転することは,事故を誘発することにもなる.したがって,社会の安全を守り,公衆衛生の向上に努めるためには,患者の自動車運転に関して適切な療養指導を行う必要がある.すなわち,自動車運転の可否を助言するだけでなく,自動車運転を前提とした健康管理,患者の状態に応じた運転中の注意などを行うことである.
 本特集では,実地医家の方々が自らの患者に対して効果的な助言を行うことができるよう,各分野のエッセンスを専門の先生方に概説いただく.

医学のあゆみ266巻13号

第5土曜特集

心不全のすべて──分子生物学から緩和ケアまで:beyond ガイドライン

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/09

心不全のすべて──分子生物学から緩和ケアまで:beyond ガイドライン
(企画:小室一成/東京大学大学院医学系研究科循環器内科学)
 心不全は生活習慣の改善にはじまる予防が有効であることから,国民への啓発がきわめて重要である.心不全を含め循環器疾患に関しては全国レベルのデータベースがなく,心不全の患者数,ガイドラインの遵守率などがまったく不明である.心不全の予後が不良なのは治療が対症療法にすぎないからであり,心不全発症の原因を明らかにし,原因に基づいた治療法を確立するためには,基礎研究の活性化が必要である.本特集では,最前線の基礎研究から疫学,ガイドライン,診療体制,人材育成,新しい診断法・治療法,予防から終末期医療と緩和ケアまで網羅し,第一人者の先生方に概説いただく.

医学のあゆみ266巻5号

第1土曜特集

遺伝子解析研究の新時代

出版社:医歯薬出版

印刷版発行年月:2018/08

遺伝子解析研究の新時代
(企画:徳永勝士/東京大学大学院医学系研究科人類遺伝学分野)
 ヒトゲノム研究は,さまざまな切り口で“多様性”を大規模に解析する時代に入った.この“多様性”には,先祖から受け継ぐ個人差や集団差もあれば,個体が成長の過程で生じる体細胞変異もある.また,各種臓器や個々の細胞ごとに遺伝子の使われ方の違いがある.これらの大規模解析データは,各種疾患の感受性や発症機序へのわれわれの理解を深め,新しい診断法・治療法の創生に貢献する.本特集では,さまざまなゲノム医学研究分野の最先端の成果を紹介し,合わせてゲノム医療の実現化の現状についても概説いただく.

前のページ 781 782 783 次のページ