三ツ星シェフへの道 「経静脈栄養」実践GUIDE
経静脈栄養って,面白いですか?
「難しい」「苦手だ」と思っている医療従事者も多いかもしれません.でもそれは,臨床栄養について学ぶ機会や興味をもつ機会が今まで少なかったからです.本書を読めば,臨床栄養や経静脈栄養はさほど難しくなくなるはずです.
臨床現場での栄養管理は,療養生活を乗り越えるエネルギー・活力や,疾患や侵襲的治療によって生じた創傷部を治癒する材料のほか,日常生活を支える強い筋肉や骨をつくる材料を得るために必須のファクターです.もし,それが,それぞれの患者の生活・状態や今後のロードマップを満足に考慮していない,愛がなく,不十分なものだったらどうなるでしょう? 臨床現場にはいまだ医原性低栄養が生じやすい素地があり,それによる回復の遅れや治療強度の不足は,患者にとって大きな損失になります.そうならないためにも,経静脈栄養の管理法や輸液製剤の選びかた・組み合わせかたを楽しく学びながら,臨床栄養の実践に必要な“意識”と“知識”を身につけましょう!
輸液の1滴に栄養と愛をこめて….さあ目指そう,経静脈栄養の三ツ星シェフを!
膵・消化管神経内分泌腫瘍(NEN)診療ガイドライン 2019年【第2版】
WHO2017および2019年版では、神経内分泌腫瘍はNENと総称され、高分化のNETと低分化のNECに分類された。膵・消化管NENは、この病理組織学的分類をふまえて、最新の知識に基づく診断・治療を行う必要がある。4年ぶりの改訂となる今版では、診断、外科治療、薬物療法などの最新情報を加えCQ・アルゴリズムをアップデートした。また、現行のWHO分類の表記に合わせ、書名の略語は旧版のNETからNENに変更している。
別冊整形外科 No.81 骨・関節感染症の治療戦略
骨・関節感染症は,現代の進んだ整形外科治療においても大きな課題である.人工関節置換術や脊椎インストゥルメンテーション手術の増加により,人工関節周囲感染(PJI)が増加しており,手術部位感染(SSI)対策が重要である.近年,重症骨・関節感染症に対するMasquelet法,血管柄付き骨移植法,bone transport 法,骨髄内または軟部組織内抗菌薬灌流(iMAP,iSAP)療法など新しい治療法の開発が進んでいる.本号では骨・関節感染症の治療の基本から最新の診断,治療方法まで広く網羅した.
わかりやすい省察的実践
実践・学び・研究をつなぐために
すべての悩める実践家に。待望の入門書
看護、教育、福祉などの対人関係専門職にとって、実践・学び・研究はどのように位置づけられるのか。現場の知を探求していくために必要な考え方を、省察的実践や成人学習理論の成書を多数翻訳してきた第一人者がわかりやすく解説。実践に悩む人はもちろん、教育・研修担当者、大学院進学に興味のある方へもおすすめ。学び続けるあなたを応援する1冊。
もう悩まない!骨粗鬆症診療<改訂第2版>
◆好評書「もう悩まない!骨粗鬆症診療」が3年ぶりに改訂!
◆新たな項目として「二次性骨折予防への取り組み」「国際骨粗鬆症財団が推進するCapture the Fracture®」を追加。また,骨粗鬆症に関連する各種ガイドラインの改訂に合わせ,解説内容をアップデートしました。
◆骨粗鬆症の診断・鑑別,治療薬の選択・切替え・休薬,そして安全な使用法に至るまで,診療にまつわる疑問を網羅的にまとめた1冊。現場で生じる悩みや課題に,各分野のエキスパートが自身の経験と最新のエビデンスをもとにした解説でお答えしています。
◆骨粗鬆症診療に携わる全ての一般医に役立つ,日常臨床で必携の書です。
創傷治療ハンドブック
かかりつけ医・家庭医が診るキズとやけど
かかりつけ医・家庭医も一目でわかる創傷の治癒過程症例が教えてくれる創傷治療/湿潤療法
圧倒的な症例数を誇るDr.夏井の湿潤療法。その診療記録の中から創傷治療の典型例を厳選しました!
患者さんの最も身近な存在であるかかりつけ医・家庭医がキズ・やけどを診療できるよう、創傷治療の要点はもちろん、実症例の画像を豊富に掲載して解説した実用書です。実症例からは創傷治癒の経過が一目でわかり、目の前の患者さんが現在どの過程にあるのか知ることもできます。内科・小児科でも傷の治り方がわかると患者さんは安心です。
創傷被覆材(ドレッシング材)の使い分け、切開排膿ドレナージの処置の仕方も簡潔でわかりやすく、創傷治療/湿潤療法の秘訣が満載です。診察室にぜひ1冊!
Q&Aでわかる 初心者のための小児のてんかん・けいれん
小児のてんかん・けいれん診療において若手医師が実際に抱いた様々な疑問に対して,臨床の最前線で活躍する専門家たちが的確に解説.複雑で難解な症候群分類や発作分類などを明快に解き,また,執筆者の経験や本音を記載した「私の一言」では,教科書やガイドラインの記述通りとは限らない実際の現場での雰囲気を伝えている,小児てんかん・けいれんに対する苦手意識を軽減する助けとなる一冊.
小児救命救急・ICUピックアップ(5)内分泌・代謝救急疾患
小児急性期診療の現場で頼れるシリーズ、第5弾
小児の救命救急・ICU領域における標準的な治療、最新の知見・エビデンスに基づく治療の選択肢を提示するシリーズ第5弾。日常的な遭遇頻度は高くないが、緊急時においては、適切な治療のための専門知識が必要とされる内分泌・代謝各領域における指針を解説。教科書的な知識だけでなく、現場の医師でないとわからないピットフォールも収載。小児科医、集中治療医をはじめ、内分泌・代謝領域の医師にも役立つ管理のコツを提供する。
小児科外来の鑑別診断術
迷ったときの道しるべ
ガイドラインを診察室の患者に置き換えて診る.
目的をもって検査を選ぶ.
システマチックな診察技法に個別技法を加える.
低コスト・短時間で最大の治療効果を上げる外来診療にこだわって病気を俯瞰すると,自分流の診療スタイルができあがってくる.
診断後,経過予測を保護者に伝えることは重症患者の選別と,ドクターショッピングの抑止力になる.
小児救命救急・ICUピックアップ(3)神経集中治療
小児急性期診療の現場で頼れるシリーズ、第3弾
小児の救命救急・ICU領域における標準的な治療、最新の知見・エビデンスに基づく治療の選択肢を提示するシリーズ、「ショック」「呼吸管理」に続く第3弾。急性期の予後や、成長・発達にも大きな影響を与え得る中枢神経疾患の管理について、その大前提となる全身管理、中枢神経モニタリングから、重大疾患、注意すべき疾患を中心に解説。専門科の連携が必要となる領域において、小児科医、集中治療医をはじめ、神経内科医・脳神経外科医に役立つ管理のコツを提供する。
小児救命救急・ICUピックアップ(2)呼吸管理
小児急性期診療の現場で頼れるシリーズ、第2弾
小児の救命救急・ICU領域における標準的な治療、最新の知見・エビデンスに基づく治療の選択肢を提示するシリーズ、「ショック」に続く第2弾。小児は成人とは異なることは踏まえつつも、成人領域の知見や経験を小児に当てはめて解説。人工呼吸器に馴染みのない小児科医のみならず、小児を診る機会の少ない集中治療医や救急医、メディカルスタッフにも配慮した記述。小児の呼吸管理に携わるすべての人に向けた、呼吸管理エキスパートによる指南書。
はじめての学会発表 症例報告
レジデントがはじめて学会で症例報告をするための8scene
臨床研修に際して,どうすればいいのか研修医が一番とまどうのが,はじめての学会発表である.本書では実際の現場に即して,指導医に学会発表を勧められてから実際に発表を行うまでを,マンガによるストーリー仕立てで解説する.研修医の指導経験が豊富な著者が,リアルな学会発表のノウハウを披露する.
脳神経外科速報2025年3号
2025年3号
特集:いまさら聞けない開閉頭:基本とバリエーション
特集:いまさら聞けない開閉頭:基本とバリエーション 臨床医の人生に伴走するLifetime Journal
『脳神経外科速報』は2021年、「臨床医の人生に伴走するLifetime Journal」として、リニューアルしました。
裾野が広い脳神経外科領域のテーマを幅広く取り上げ、また、知識の更新につながるように、最新情報やトピックスを提供し、生涯学習を支えます。
手術の知識・スキル・テクニック・思考・ビジョン、診療のワザやコツ、現代の臨床医に求められる教養など、脳神経外科医の「人生」に寄り添う情報を紹介します。
がん研有明病院のプラクティス―
肺癌薬物療法レジメン 第3版
肺癌レジメンを見やすくコンパクトにまとめた好評書の改訂版が登場!
がん研有明病院呼吸器内科の肺癌薬物療法マニュアルをもとにした好評書の改訂版.レジメンごとにスケジュールや支持療法,減量,投与中止基準などが見開き2ページで詳細かつコンパクトにまとめられている.旧版から掲載されているレジメンのアップデートともに、Osimertinib,Sotorasibなど新たにレジメンを追加し,ますます充実した内容に.肺癌診療に携わる全ての人たちの実務に役立つ一冊.
≪BEAM(Bunkodo Essential & Advanced Mook)≫
救急・当直で使える外科的処置のコツ
救急・当直の現場でよく行われる,ちょっとした外科的処置のコツを具体的かつコンパクトにまとめた一冊.カラー写真とシェーマを豊富に掲載し,実用的な内容となっている.またどんな患者がきても慌てず対応できるように,遭遇する頻度が低い処置についても「マイナー編」として収載した.災害時の救命処置にも役立つガイドブックである.
はじめての漢方診療 十五話[WEB動画付] 第2版
平易でわかりやすいと評判の漢方入門書の待望の第2版。臨床例をあげながら、漢方医学的診断・治療が丁寧に解説されてゆく。決して漢方理論を振りかざしていないのに、本書を読み終わると漢方医学の理論体系が余すところなく理解できる仕掛け。煎薬でがっちり治したい読者も、西洋医学とエキス製剤を併用したい読者も、どちらも満足の内容。漢方診療をめぐる、よくある質問、よくあるエピソードも加わって、ミツマ先生渾身の改訂。
PERINATAL CARE(ペリネイタルケア)2025年3月号
2025年3月号
特集:早期母子接触、ERAS、メンタルヘルスケアまで母子に寄り添う帝王切開ケア今こそ知識をアップデート!
特集:早期母子接触、ERAS、メンタルヘルスケアまで母子に寄り添う帝王切開ケア今こそ知識をアップデート! 周産期医療の安全・安心をリードする専門誌
全ての妊娠・出産・育児の安全と安心のために、周産期医療スタッフにはより幅広い知識と高度な技術、母子・家族に寄り添ったケアが求められています。
『ペリネイタルケア』では、充実した読み応えある特集・連載と、読者の皆さまに最新の知識と臨床技術を身に付けていただけるコンテンツをお届けします。
日常生活から学ぶ 子どもの発達障害と睡眠
日本の子どもは諸外国に比べ睡眠の問題を抱えていることが多く,特に発達障害のある子どもは睡眠障害の有病率が高いとされる.本書はそんな発達障害のある子どもの睡眠について,各ライフステージにおける日常生活に着目しながら,多角的に解説.発達と睡眠の関係を示した総論に始まり,発達障害のある子どもが抱えがちな睡眠の問題,よりよい眠りを得るためのヒント,問診,検査,新規治療法など様々な話題を豊富に詰めこんだ.
極論で語る麻酔科
2011年創刊の1作目から続く,好評の「極論で語る」シリーズ.麻酔科は,外科医・内科医の研修必修科目であり,外科に分類されるが臨床的には内科でも外科でもない特殊な領域.そんな特殊な麻酔科の臨床を米国医療に長年携わるDr. Moritaがズバリ解説.
小児急性脳症診療ガイドライン2023
6年ぶりとなる今回の改訂では,概念・疫学から診断・検査,管理・治療など,教科書としても使える急性脳症の総論・各論部分はMinds 2007に準拠した2016年版の内容をアップデートし,さらにMinds 2020に基づくシステマティックレビューから推奨文を作成したCQを新たに1つ追加.現時点での“日本の小児急性脳症研究の最大公約数的な到達点”として,小児急性脳症の診療にかかわるすべて医師,必携の書.
