医道の日本 Vol.78 No.1
2019年1月号
膝痛治療の今、これから
膝痛治療の今、これから 慢性的な膝の痛みを抱える人にとって、特につらい時期といわれるこの季節。
膝痛の原因は、スポーツによる外傷・障害から高齢者の変形性膝関節症まで多岐にわたる。なかには鍼灸マッサージなどの保存治療による回復が見込めないケースもあり、早期に専門医療機関の受診を促すなどの判断が求められる。
巻頭インタビューでは、再生治療やスポーツ研究の分野で幅広く活躍する大阪大学大学院医学系研究科の中田研氏に、膝の治療とケアについて語ってもらった。また、在宅マッサージ事業を全国展開する株式会社フレアスの協力を得て、同社が内外の施術家に向けて開催した変形性膝関節症に関するワークショップの内容と、実際に同社の在宅マッサージを利用している方への施術の模様をお届けする。
膝のトラブルに関する症例を集めた特集とあわせて、臨床に役立てていただきたい。
医道の日本 Vol.78 No.12
2019年12月号
鍼灸と漢方
鍼灸と漢方 「車の両輪」にも例えられる、鍼灸と漢方(湯液)。治療上で連携を行っていなくても、鍼灸院を開業していれば、患者から漢方について聞かれた経験があることだろう。
今月号では、鍼灸や漢方の連携によって総合的なアプローチを行っている、大学病院や開業の治療院をピックアップ。診察から治療までの流れや、どのような症状に相乗効果が認められるかなどを聞いてきた。
また、制度スタートから10年以上が経った、登録販売者制度についても解説。さらに、併用して効果があった実際の症例を4人の執筆者に寄稿してもらった。
鍼灸と漢方についてより一層理解を深めると同時に、連携の可能性を探っていきたい。
医道の日本 Vol.78 No.10
2019年10月号
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ
肩関節の可動域を広げる鍼灸マッサージ 人体の関節のなかで最も高い可動域を持つ肩関節。個人差のある可動域に応じた鑑別の難しさから、治療家にとっては扱いづらい施術部位の一つではないだろうか。
予防医療の現場では肩関節の可動域を広げる運動療法が推奨されているが、十分な知識を得たうえで実施しないとかえって症状が悪化することもある。
そこで今回は、可動域制限をもたらす代表的な肩関節疾患の病態ととらえ方を踏まえたうえで、判断が困難な肩関節周囲炎と腱板断裂の鑑別方法や、姿勢異常などが原因で肩関節の可動域が狭まる「巻き肩」の最新知見などについて肩関節専門医に聞いた。コラムでは、アメリカで人気の理学療法士であるケリー・スターレット氏による肩の可動域を改善させるセルフケアテクニックを紹介する。
さらに特集は、巻頭と連動して4人の肩関節周囲炎の鍼灸治療を取り上げる。
医道の日本 Vol.78 No.9
2019年9月号
鍼灸∞ヨガ
鍼灸∞ヨガ 2017年7月号では「鍼灸×ヨガ 東洋医学とヨガの親和性を探る」というテーマで巻頭企画を行い、ヨガや鍼灸を含むさまざまな療法を組み合わせる「統合ヘルスケアチーム」についてや、ヨガスタジオ併設治療院のレポートを取り上げた。
今回は、「親和性」をさらに追求するべく、鍼灸師の資格を持つヨガ講師の座談会や、鍼灸学校でのヨガ教育現場の取材を通して、今後の連携の展望や、双方がコラボレーションをする意義をリサーチ。さらに、これからヨガの実践や患者指導を始めやすいよう、治療家からヨガについての疑問も集めた。
特集では、呼吸法やチャクラなどのヨガの要素を取り入れたり、具体的にヨガと治療を融合させた例を紹介している。
今号をきっかけに、これまでヨガには携わっていない治療家にも、ヨガによって広がる新たな可能性を感じてもらえれば幸いである。
医道の日本 Vol.78 No.8
2019年8月号
旅×養生×鍼灸 ヘルスツーリズム
旅×養生×鍼灸 ヘルスツーリズム 観光庁によると、ヘルスツーリズムは「自然豊かな地域を訪れ、そこにある自然、温泉や身体に優しい料理を味わい、心身ともに癒され、健康を回復・増進・保持する新しい観光形態」を指す。「医療に近いものからレジャーに近いものまで様々なものが含まれる」そうだ。
実際、山や森林を歩いたり、ヨガをやったり、農作業を体験したり、そのプログラムは地域資源に応じて多種多様だ。そして、なかには鍼灸治療を取り入れている施設も少なくない。
今号の巻頭では、鍼灸と統合医療を切り口にヘルスツーリズムを取り上げる。東洋医学の思想が息づくヘルスツーリズムの実例は、市井で臨床に従事する治療家にも参考になるはずだ。
もちろん、この夏の旅行ガイドとして活用していただいてもかまわない。
医道の日本 Vol.78 No.7
2019年7月号
身体の「連動」で考える下肢症状へのアプローチ
身体の「連動」で考える下肢症状へのアプローチ 理学療法の分野では、関節の運動が他の隣接する関節へ影響を及ぼすという意味を持つ「運動連鎖」という言葉がよく使われ、身体の連動性を重視して治療にあたることが通常である。
本巻頭企画では、「連動」「運動連鎖」に着目した問診診察、マッサージ、鍼治療、手技を、取材レポートと寄稿で紹介する。
「ピックアップ」ではさらに深く掘り下げ、下肢症状に対するアスレティックリハビリテーション、エクササイズ、鍼治療(症例)を取り上げる。
医道の日本 Vol.78 No.6
2019年6月号
内外から見た鍼灸の強みと課題
内外から見た鍼灸の強みと課題 小誌では折に触れ、鍼灸が持つ多様な可能性を模索、発信してきたが、それらがすべて「鍼灸の強み」だといえるのだろうか。業界に属する我々がどれだけ訴えても、それが外の人々から認められないなら、それを強みというのは難しいだろう。「鍼灸の強み」を知りたいのは鍼灸師ではないのだから。
鍼灸を担っていない人が、よいと実感している部分、そして鍼灸を担う人たちも、よいと実感している部分、その2つがちょうど重なったところが、ようやく「鍼灸の強み」になるのではないだろうか。
本企画では、臨床の現場で鍼灸師と連携している、医師や助産師、理学療法士、研究者、アスレティックトレーナー、薬剤師といった業界外の医療関係者に、「あなたはなぜ鍼灸師と連携するのか」を問うた。また、海外の最近の論文を踏まえて、現在の鍼のエビデンスを提示する。
業界の内と外の声を聞き、今、改めて鍼灸の強みを考えたい。
医道の日本 Vol.78 No.5
2019年5月号
メンズヘルス鍼灸
メンズヘルス鍼灸 更年期症状に苦しむのは女性だけではない――。
男性ホルモンの低下が始まる40歳以降には、男性にも「更年期」が訪れる。男性更年期障害への関心の高まりとともに、男性ホルモンの低下に伴う症状「メンズヘルス」が今、注目され始めている。
メンズヘルスとは、どのような考え方で、どんな症状を含んでいるのだろうか。それらを踏まえたうえで、鍼灸では、どのようにメンズヘルスにアプローチできるのか。症例とともに紹介していきたい。
医道の日本 Vol.78 No.4
2019年4月号
どう役立つのか 術前術後の鍼灸マッサージ
どう役立つのか 術前術後の鍼灸マッサージ 肉体にメスを入れる「手術」は、人にとって大きな出来事である。今月の巻頭企画・特集では、術前術後の心身に鍼灸マッサージがどう役立つかを掘り下げる。
巻頭インタビューでは麻酔科・ペインクリニックの医師である森本昌宏氏に、現代医学による術後処置や疼痛管理法、鍼灸の禁忌事項などを聞いた。
手術後、生活者としての患者を支える技法は、ナイチンゲールの看護理論にその秘訣を見いだせる。ナイチンゲールの研究に長年携わる金井一薫氏との対談を通して術前術後のみならず、人の一生のケアのあり方を考えたい。
「特集」では、手術前の不安改善、手術後の瘢痕性疼痛症候群、手術後に起こる筋力低下に鍼灸治療を用いる例などを紹介する。
医道の日本 Vol.78 No.3
2019年3月号
よく分かる「受領委任制度」
よく分かる「受領委任制度」 2019年1月1日、多くの施術者が期待を寄せていた、あはきの受領委任制度が始まった。
どのような背景のもとで導入に至ったのか。巻頭座談会では、「あはき療養費検討専門委員会」で施術者代表を務めた4人に、その経緯と目的について語ってもらった。
また、具体的にはどのような点が変更され、手続きを行うには、どんな注意点があるのか、施術管理者としての働き方も含めて、図表を用いて解説を行った。
本制度の導入によって、療養費の取り扱い方法が変わるだけではなく、施術者の位置づけも変わっていく。本制度が始まって間もない今のうちに、基本からしっかり押さえておこう。
医道の日本 Vol.78 No.2
2019年2月号
「美容鍼灸」はどこまで来たか
「美容鍼灸」はどこまで来たか 美容に特化した鍼灸院が街で見られるようになって久しい。「美容鍼灸」は鍼灸の一分野として定着したといっていいだろう。
また、顔面部への鍼が特徴的な美容鍼灸は、メディアに取り上げられる機会が多く、スポーツ鍼灸と同様に、将来的に携わりたいと考える鍼灸学校の学生も少なくない。
しかし、その認知度が高まる一方で、効果や安全性についての研究は、まだ発展途上だ。今、美容鍼灸の研究はどこまで進んでいるのか。また、どんな点が課題なのだろうか。
これから、美容鍼灸を取り入れたい臨床家のためのテクニックや症例とともにお送りしたい。
眼科 Vol.63 No.3
2021年3月号
翼状片手術:私はこうしている
翼状片手術:私はこうしている トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号では、「翼状片手術:私はこうしている」と題して、4名のエキスパートに翼状片の考え方と手術のコツを披露していただきました。その他、網膜静脈閉塞症と中心性漿液性脈絡網膜症という日常よく診る疾患に関する綜説2篇、小眼球に対する白内障手術のコツ、4篇の症例報告も収載し、読み応えのある内容となっています。
眼科 Vol.63 No.2
2021年2月号
複視
複視 トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号では、日々の診療で患者さんが訴えることの多い「複視」を特集しました。明日からの診察で役に立つ、診療と治療のコツが満載となっております。その他、糖尿病黄斑浮腫ならびに変視に関する綜説2篇、狭隅角眼での白内障手術のコツならびに光遺伝学療法を紹介する連載、眼腫瘍に関する投稿論文3篇など、充実した内容です。
眼科 Vol.63 No.1
2021年1月号
近視コントロール アップデート
近視コントロール アップデート トピックス、診療のコツ、症例報告、どこから読んでもすぐ診療に役立つ、気軽な眼科の専門誌です。本号では、「近視コントロール アップデート」と題して、最近様々な進歩がみられている近視の進行予防に関する知識を特集してまとめました。また、緑内障と生活上のリスクについて解説された綜説、白内障手術に関連した連載と原著論文2本、2篇の症例報告など、色とりどりの内容となっています。
小児科 Vol.62 No.3
2021年3月号
外国人小児の診療・子育て支援
外国人小児の診療・子育て支援
日常診療のコツから、いま知るべき他科の知識・時事的課題まで。査読をクリアした信頼度の高い論文が、豊富な話題を解説します。診療の質を上げる、子どもを診るすべての医師のための専門誌です。
産婦人科の実際 Vol.70 No.3
2021年3月号
ワクチンの安全性と社会学─HPVワクチンの接種はなぜ広まらないのか?─
ワクチンの安全性と社会学─HPVワクチンの接種はなぜ広まらないのか?─
周産期、婦人科腫瘍、生殖・内分泌、女性ヘルスケアの4つの柱を中心に、臨床医に必要な知識や技術をわかりやすく丁寧に解説します。毎号充実した内容を提供し、産婦人科医の「あれ知りたい!」「これ知りたい!」「いま知りたい!」にお応えします。明日からの診療に即役立つプラクティカルな知識が満載です!
皮膚科の臨床 Vol.63 No. 3
2021年3月号
真菌症
真菌症
今月号は、ありふれた疾患でありながら時として鑑別や治療に難渋する「真菌症」を特集しました。その他、14本の症例報告と4本のミニレポートに加え、エッセイ憧鉄雑感や皮膚科診断講座、巻頭言など毎号好評の連載記事も、もちろん変わらず掲載されています。日々の診療に是非、お役立てください。
手術 Vol.75 No.3
2021年3月号
肝胆膵外科における再切除と再手術─最新の治療戦略
肝胆膵外科における再切除と再手術─最新の治療戦略 手術がうまくなりたい消化器・一般外科医のための専門誌。マニアックなほど深堀りした特集内容やビジュアルでわかりやすい手術手技の解説を特長とする。本号の特集テーマは第67巻第7号(2013年6月号)のアップデートとなる肝胆膵領域の再切除と再手術。難治と言われる肝胆膵悪性腫瘍の手術では,術後再発に対する再切除と術後合併症に対する再手術の治療戦略および手技に習熟しておくことが,依然として重要である。
皮膚科の臨床 Vol.63 No. 2
2021年2月号
細菌感染症・梅毒
細菌感染症・梅毒
今月号は、涙嚢炎にガス壊疽、壊死性筋膜炎、皮膚放線菌症、ノカルジア症に梅毒と、身体の各所で症状を現す細菌による感染症を「細菌感染症・梅毒」として特集しました。その他、14本の症例報告と3本のミニレポートに加え、エッセイ憧鉄雑感や皮膚科診断講座、巻頭言など毎号好評の連載記事も、もちろん変わらず掲載されています。日々の診療に是非、お役立てください。
皮膚科の臨床 Vol.63 No. 1
2021年1月号
水疱症
水疱症
今月号は、天疱瘡と類天疱瘡を中心に論文をまとめ「水疱症」として特集しました。その他、15本の症例報告と2本のミニレポートに加え、エッセイ憧鉄雑感や皮膚科診断講座、巻頭言など毎号好評の連載記事も、もちろん変わらず掲載されています。日々の診療に是非、お役立てください。本年も『皮膚科の臨床』をよろしくお願いいたします。
