医学のあゆみ266巻9号
第1土曜特集
胃癌のすべて
胃癌のすべて
(企画:瀬戸泰之/東京大学大学院医学系研究科消化管外科学)
胃癌治療は,ここ数年で大きく変化している.手術治療においては,2018年保険改定で,胃切除,噴門側切除,胃全摘の3術式でロボット支援が認められ,胃癌領域外科治療でも活用されていくものと思う.化学療法では選択肢が増え,かつ免疫チェックポイント阻害薬も保険適用になった.さらに最新トピックスとして,Conversion Surgery,ビッグデータ(NCD),ゲノム解析が注目されている.
本特集では,題名の通りこの一冊で胃癌を深く理解していただくことをめざし,第一線で活躍されている先生方に診療と研究の最新知見を概説いただいた.
医学のあゆみ266巻10号
内臓脂肪と異所性脂肪
内臓脂肪と異所性脂肪
(企画:下村伊一郎/大阪大学大学院医学系研究科内分泌・代謝内科学)
近年の多くの研究により,脂肪肝や筋肉内脂肪,心周囲脂肪,血管周囲脂肪,膵周囲脂肪蓄積などの異所性脂肪蓄積が,代謝異常や心血管疾患との関連で注目されている.これらの異所性脂肪蓄積は慢性炎症やインスリン抵抗性を誘導し,動脈硬化症や慢性臓器障害の基盤となる.また,糖尿病治療薬として使用されるSGLT2阻害剤やPPARγ活性化剤は,脂肪肝改善作用や内臓脂肪蓄積減少によってhealthy adipose expansion(健康的な脂肪拡張)を誘導することが注目されている.本特集では,内臓脂肪と異所性脂肪に関する臨床的・基礎的最新知見を第一線の先生方に概説いただく.
医学のあゆみ266巻11号
エピジェネティック作用薬:現状と将来
エピジェネティック作用薬:現状と将来
(企画:牛島俊和/国立がん研究センター研究所エピゲノム解析分野)
エピジェネティック薬の臨床試験が進んでいる.すでに臨床導入されたDNA脱メチル化剤,HDAC阻害剤は,血液腫瘍から固形腫瘍への応用が進み,既存薬の問題点を改良した第二世代の開発も進んでいる.また,加齢や環境要因によるエピジェネティック修飾自体の異常についても,最近はがん以外の疾患でもつぎつぎと明らかになってきている.
本特集では,エピジェネティック薬の開発状況.使用法・バイオマーカーの開発について,第一線で活躍される先生方に概説いただく.
医学のあゆみ266巻12号
眼内血管新生疾患の病態と治療:加齢黄斑変性と糖尿病網膜症
眼内血管新生疾患の病態と治療:加齢黄斑変性と糖尿病網膜症
(企画:石田 晋/北海道大学大学院医学研究院眼科学教室)
加齢黄斑変性と糖尿病網膜症は共通病態として血管新生という特徴を有しており,失明原因として大きなウエイトを占めている.血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬は導入されて瞬く間に普及し,眼科画像診断機器は長足の進化を遂げつつあり,外科治療の技術革新は止まるところを知らない.本特集では,加齢黄斑変性と糖尿病網膜症に焦点を絞って,病態理解のための最新の知見,予防医学の考え方,抗VEGF療法の理論と実践,レーザーやステロイドといった併用療法の工夫などについて,第一線で活躍するエキスパートの先生方に概説いただく.
医学のあゆみ266巻1号
第1土曜特集
婦人科がん-研究・臨床の新展開
婦人科がん-研究・臨床の新展開
企画:加藤 聖子(九州大学)
医学のあゆみ266巻3号
小児在宅医療の現状と展望
小児在宅医療の現状と展望
(企画:中村知夫/国立成育医療研究センター総合診療部在宅診療科)
高齢出産と医療の進歩のなかで,生まれてくる子どもの数が減っているにもかかわらず,生まれたときからNICU(新生児集中治療室)などでの治療を必要とする子どもの数は増えてきている.またNICUでの治療後に,命と健康の保持のためにさまざまな医療的デバイスが必要な“医療的ケア児”とよばれる子どもたちも増加してきている.地域包括ケアの概念は単に高齢者にとどまらず,医療的ケア児も含めた支援を必要としているさまざまな人びとが,地域で暮らしていくための地域共生社会の実現へと向かっている.本特集では,医療的ケア児者に対する保健,医療,福祉その他の各関連分野の支援体制について,現状と課題を概説いただく.
医学のあゆみ266巻4号
SGLT2阻害薬による可能性を探る
SGLT2阻害薬による可能性を探る
(企画:西山 成/香川大学医学部薬理学講座)
腎に作用して尿糖を生じるSGLT2阻害薬が登場した際には,他の糖尿病治療薬とはまったく異なる作用機序で血糖を下げるため,さまざまなからだの変化が生じるのではないかと危惧されていた.
しかし,大規模臨床試験により心血管・腎イベントの抑制効果が証明され,さらに基礎研究レベルでも,尿糖の作用では説明のつかないSGLT2阻害薬のさまざまな効果が報告されている.
本特集では,いまだ解明されていないSGLT2阻害薬のポテンシャルについて,各分野でトップランナーの先生方に最新の情報を概説いただく.
医学のあゆみ266巻2号
自動車を運転する患者のために
自動車を運転する患者のために
(企画:一杉正仁/滋賀医科大学社会医学講座法医学部門)
自動車の運転は複雑な認知・判断・運動能力を要する.適切な運転能力に欠ける人が自動車を運転することは,事故を誘発することにもなる.したがって,社会の安全を守り,公衆衛生の向上に努めるためには,患者の自動車運転に関して適切な療養指導を行う必要がある.すなわち,自動車運転の可否を助言するだけでなく,自動車運転を前提とした健康管理,患者の状態に応じた運転中の注意などを行うことである.
本特集では,実地医家の方々が自らの患者に対して効果的な助言を行うことができるよう,各分野のエッセンスを専門の先生方に概説いただく.
医学のあゆみ266巻13号
第5土曜特集
心不全のすべて──分子生物学から緩和ケアまで:beyond ガイドライン
心不全のすべて──分子生物学から緩和ケアまで:beyond ガイドライン
(企画:小室一成/東京大学大学院医学系研究科循環器内科学)
心不全は生活習慣の改善にはじまる予防が有効であることから,国民への啓発がきわめて重要である.心不全を含め循環器疾患に関しては全国レベルのデータベースがなく,心不全の患者数,ガイドラインの遵守率などがまったく不明である.心不全の予後が不良なのは治療が対症療法にすぎないからであり,心不全発症の原因を明らかにし,原因に基づいた治療法を確立するためには,基礎研究の活性化が必要である.本特集では,最前線の基礎研究から疫学,ガイドライン,診療体制,人材育成,新しい診断法・治療法,予防から終末期医療と緩和ケアまで網羅し,第一人者の先生方に概説いただく.
医学のあゆみ266巻5号
第1土曜特集
遺伝子解析研究の新時代
遺伝子解析研究の新時代
(企画:徳永勝士/東京大学大学院医学系研究科人類遺伝学分野)
ヒトゲノム研究は,さまざまな切り口で“多様性”を大規模に解析する時代に入った.この“多様性”には,先祖から受け継ぐ個人差や集団差もあれば,個体が成長の過程で生じる体細胞変異もある.また,各種臓器や個々の細胞ごとに遺伝子の使われ方の違いがある.これらの大規模解析データは,各種疾患の感受性や発症機序へのわれわれの理解を深め,新しい診断法・治療法の創生に貢献する.本特集では,さまざまなゲノム医学研究分野の最先端の成果を紹介し,合わせてゲノム医療の実現化の現状についても概説いただく.
実験医学 Vol.39 No.3
2021年2月号
【特集】治療の概念が変わる かゆみのサイエンス
【特集】治療の概念が変わる かゆみのサイエンス 「かゆい・掻く・皮膚炎」の悪循環を断ち切るべく,近年理解が進む,かゆみの発生から伝達・知覚までの詳細メカニズム.今注目のアトピー性皮膚炎治療薬とあわせ,最新情報をお届け/他,コロナ禍での海外留学事情も
かんたんカーボフラッシュカード デザート編 第1版
炭水化物には,血糖に直接関係のある糖質と関係しない食物繊維が含まれます。カーボフラッシュカードでは,糖質10 gを1カーボとしています。0.5カーボごとに示していますので,たとえば23 gの炭水化物は2.5カーボというように記載しています(カーボカウントを,糖質の重さ(g)で計算し,糖質/インスリン比を用いている方は,カーボ×10でお考えください)。表面には,食品とその重さを記載しています。何カーボ含まれているのか考えてください。裏面右側の棒グラフでカーボ量などを示しています。エネルギー量と糖質(C),タンパク質(P)・脂質(F)のエネルギーバランスを示しました。1カーボではどの程度の量であるのかを示してある食品もありますので参考にしてください。ミシン目を切り離してフラッシュカードとして,またトランプやカルタの感覚で,遊びながら練習してみてください。たとえば,カードを配って正確にカーボ量を読み取ることを競うなどして遊ぶこともできます。糖尿病の血糖管理には,食事中の糖質量に加え、デザートについても知ることがとても大事です。食品・メニューの写真とその裏にはカーボ量(糖質量,1カーボ=糖質10 g),エネルギー量,糖質・タンパク質・脂質のエネルギーバランスを1枚のカードにコンパクトにまとめました。デザートに含まれる炭水化物量をみた目から読み取る練習にお使いください。食事後や間食についつい口にしてしまうデザート。地域によってさまざまな特色のある魅力的なデザートの数々…そのような中でも血糖コントロールは重要です。気軽に楽しみながらカーボカウント法を身につけられる「フラッシュカード」。患者さんとその家族,医療関係者にぜひ手にとっていただきたい1冊です。
もしあなたが臨床研究を学んだら医療現場はもっとときめく
●臨床研究はじめの一歩を解説。失敗しない研究の始め方や落とし穴がわかる
●新人ビート君が初めての臨床研究に挑むストーリー仕立て
●臨床研究支援オンラインアプリと連動。あなたの研究も具体的な形にできる
●いろんなケーススタディや確認クイズで実践的に学べる
臨床で疑問に思ったことを調べたけど、よくわからない、答えが見つからない…では自分で研究してみませんか? 医療者なら誰でも臨床研究ができます。ただし、正しい知識と方法を身につけることが肝心です。
本書は、医療現場で抱いた漠然とした疑問をリサーチ・クエスチョン(RQ)にして、そのRQを解決するための研究の進め方をマンガを交えてやさしく解説。初学者が押さえておきたいポイントや陥りがちな罠もよくわかります。臨床研究支援オンラインアプリ「QMentor」とも連動しているので、読者自身の疑問や研究テーマも具体的な形にできます。研究をしてみたいと思っている全ての医療者に役立つ1冊です。
動き出す医療産業DX
●東京大学政策ビジョン研究センターと東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターの共催により、2019年11月~2020年9月に開催された「医療産業イノベーションフォーラム」の講演内容をすべて収録。
●産/官/学の各界から、医学・薬学・工学の専門家30人が登壇し、医療産業に関する最新の研究内容やビジネスプランについて、わかりやすく解説。
ボーンインパクト イラストと雑学で楽しく学ぶ解剖学2
シンプルで楽しい解剖学のテキスト
「筋」の次は「骨」を学ぼう!
覚えることがたくさんあって難しいイメージを持つ解剖学を、とことんシンプルに、そして楽しく解説する新しいテキストの第2弾!筋を扱った前作の『マッスルインパクト』に続き、今回は骨についてわかりやすくまとめました。コンパクトな一冊ながら、骨格の部位ごとに、主要な骨の仕組みや形状、働きなどについてビジュアルを通して学ぶことができます。著者オリジナルのかわいいイラスト、思わず「へえー」と頷く雑学は本書でも盛りだくさん。『マッスルインパクト』と合わせて読むのもおススメです!
腎と透析89巻1号
【特集】腎臓内科医に必要な泌尿器疾患へのアプローチ
【特集】腎臓内科医に必要な泌尿器疾患へのアプローチ
消化器内視鏡32巻7号
【特集】十二指腸はこう診る
【特集】十二指腸はこう診る
小児内科52巻7号
【特集】「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
【特集】「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
小児外科52巻7号
【特集】小児外科臨床研究の基本と展望
【特集】小児外科臨床研究の基本と展望
周産期医学50巻7号
【特集】周産期と循環管理
【特集】周産期と循環管理
