
手術 Vol.78 No.4
2024年3月臨時増刊号
必携 消化器・一般外科医のための外科解剖アトラス
必携 消化器・一般外科医のための外科解剖アトラス
ある疾患の手術に必要な外科解剖を熟知することは,執刀医たる者の責務である。しかも,外科解剖の正しい理解は刻々と変化するため,外科医はその生涯にわたり知識更新の義務を負う。本臨時増刊号特集では,消化器・一般外科医が扱うことの多い5領域(食道・胃,肝胆膵,大腸,肛門疾患・直腸脱,鼠径部・腹壁瘢痕ヘルニア)について,最新の外科解剖・局所解剖を詳細に解説。初学者からベテランまで幅広く活用できる内容とした。

喘息とCOPDのオーバーラップ(Asthma and COPD Overlap:ACO)診断と治療の手引き 第2版 2023
今回の改訂版においては,2018年の初版以降に集積した観察研究の結果や,新たに上市された治療薬(single inhaler triple therapy,生物学的製剤など)を喘息-COPDの合併例でどのように位置付けるかを念頭に,できるだけ具体的な診療指針となるように改訂を行った。前版の“ACOの重症度”では,GOLD 4期COPD+軽症喘息が最重症と判定され,増悪頻度が低く本来は低用量ICS治療で十分な症例に中~高用量ICSを推奨してしまう齟齬が生じていたが,本版の“タイプ分類”による治療指針ではそのような齟齬は解消されている。
本改訂版が呼吸器専門医・非専門医の診療の一助となることを祈念している。
(一般社団法人 日本呼吸器学会 喘息とCOPDのオーバーラップ(Asthma and COPD Overlap:ACO)診断と治療の手引き第2版作成委員会「序」より抜粋)

胆膵EUSセミナー
CT・シェーマ・動画と合わせてわかる手技の基本から治療まで
胆膵EUSの手技だけでなく,「何が見えているのか?」の疑問に答えるべく,スペシャリストがシェーマやCTを用いとことん解剖を解説しました.さらにWeb動画つきなので,実際のスクリーニングの動きも学べます

理論から攻める合格点の感染症診療
「とことん読みやすく分かりやすい」感染症診療の入門書
日経メディカル Onlineの好評連載に大幅加筆!
多くの臨床医にとって、避けては通れない感染症診療。一方で、ともすると自身や先輩医師の経験に基づいた“とりあえず”の選択を取ってしまいがちです。でも、感染症診療には普遍的な「理論」があり、それをなぞっていくだけで日常診療はかなり楽になります。
本書では、5つの要素から成る感染症診療の「理論」について、具体的な症例やありがちなシチュエーションを挙げながら紹介します。難しいことは一切なし。微生物や抗菌薬の名称は最低限に、軽妙な語り口で「合格点の感染症診療」のために必要な知識をとことん分かりやすくお届けします。医師、医学生はもちろん、看護師や薬剤師などにも手に取っていただきたい、入門書として最適の1冊です。

小児エコーの撮影法と正常像がぜんぶわかる! 腹部・体表・心臓・頭部を完全マスター
成人と異なり、身体が小さく成長過程にある小児では、超音波検査を行っても画像の描出がうまくいかず使いこなせないままでいる人も少なくない。本書では、「正常像にみるエコー所見」、「スクリーニングのポイント(成人との共通点や違いについて)」、「プローブ操作のポイント」、「代表的疾患」、「ひと口メモ」などを観察部位ごとにまとめ、初学者ばかりでなく中級者にとっても充実した内容となっている。
小児エコーはプローブの当て方とそのときに観察される正常像を覚えることが重要で、それが「頭の中にある正常像」となるため、本書で経験を積むと、プローブを当てるだけで身体の状態を把握できるようになるだろう。臨床症状・診察所見や検査所見にエコー所見を加味することで、さまざまな疾患の診断の方向づけに役立ててほしい。

消化管内視鏡診断テキストII 小腸・大腸 第4版
消化管内視鏡のみかたをわかりやすく解説した定番テキスト,下部消化管(小腸・大腸)編が13年ぶりの大改訂.シンプルな記述と,厳選し,かつ豊富な写真,という第1版からのコンセプトは引き継ぎつつ,解説と写真の全面的な刷新を行った.今版では,全ての写真にサブ画像を添え,矢印や破線を駆使して,ポイントが一目でわかるようにした.多忙な研修医,若手医師や医学生が,下部消化管内視鏡のエッセンスを身につけられる一冊.

ハリソン内科学 第5版
Harrison's Principles of Internal Medicine, 19th Edition
現代の内科学の全容を、19パート、486章(うちeチャプター137章)の中に、詳細かつ的確に網羅。
内容に即した分冊形態に生まれ変わり、第1巻は医学の成り立ちや主要症候の原理・評価について、第2巻は各疾患に関して臓器・システム別にまとめられ、利便性が高まった。
第1巻は医学生・研修医が標準レベルの内科学の根幹を学ぶ上で適切であり、ほどよいボリュームで持ち運び易い。
第2巻はすぐれたレファレンス、かつテキストブックとして詳細な解説を提供する。
全パートにわたり細部にいたるまでアップデートを徹底。
日本語版は初版発行以来14年を経て、節目の"第5版"。初版以来定価は据え置き、廉価を堅持。
医学生、研修医、臨床家、そして現役引退まで医学者の生涯の座右書。

急変対応の授業
【患者の異常を見抜く力と対応力をみがく13の授業】
「当たり前の急変対応」を、「当たり前にできる」ようになるための必読書。
急変はいつどこで起こるかわかりません。急変対応で大切なことは、「当たり前のことが当たり前にできるようになる」こと。
よくある事例から、すぐに実践できる絶対に外せない急変対応の「王道」を解説します。
いつまでたっても自信がない“急変対応”を、自信をもってできるようになるための知識が満載です。

日経ヘルスケア記者がつくった 医療・介護の制度・業界動向まる分かりガイド2025-2026
複雑な医療・介護の制度や業界動向を、専門記者が豊富な図表・イラストで分かりやすく解説。新入職員の研修に最適の1冊です! 2025-2026版では、かかりつけ医機能、医療・介護DX、賃上げ・処遇改善、介護の生産性向上など、今知っておくべき医療・介護の七大動向を詳解しています。
医療・介護の経営情報誌『日経ヘルスケア』で医療機関や介護事業所の経営戦略や行政施策に関する記事を執筆している記者が、医療・介護の制度や業界動向を豊富な図表・イラストを使って分かりやすく解説します。「複雑に見える医療・介護の制度や業界動向が、この1冊でまるっと分かる」がコンセプトです。
公的医療・介護保険制度、診療報酬や介護報酬の仕組み、病院・診療所や病床の種類と機能、医療機関の収支構造、経営状況、介護保険サービスの種類や特徴、要支援・要介護度別の介護サービスの利用状況──など、医療・介護に携わる人が押さえておきたい内容をコンパクトに紹介しています。全世代型社会保障、地域医療連携推進法人、社会福祉連携推進法人、医療・介護分野のDX推進といった行政施策については、今後の見通しについて記者独自の見解も加えて解説します。
これから医療・介護業界で働く新入職員の教育・研修のほか、既に医療・介護業界で働いている方が専門外の知識を身に付けるのにも最適な1冊です。医療・介護業界を顧客に持つなどで、「国の社会保障関連施策や医療・介護業界について理解を深めたい」という方にもお薦めです。

≪理学療法マネジメント≫
脊柱理学療法マネジメント
病態に基づき機能障害の原因を探るための臨床思考を紐解く
関節の機能障害に対する評価・解釈・アプローチ法を詳細に解説する『理学療法マネジメント』シリーズ。
本書では頸部痛・腰痛に重点を置き,脊柱各部位における代表的な疾患の病態を整形外科医が解説し,それを受け理学療法士が,評価法や評価結果の解釈の仕方,理学療法アプローチについてエビデンスを交えながら詳細に解説。また,代表的な疾患別のケーススタディも併せて掲載し,臨床実践するうえでのポイントや判断,実際の理学療法について解説している。
さらに,頸部・腰部に対するトレーニングや徒手療法,妊婦・産褥婦の腰痛に対するアプローチも紹介。
病態に対する理解を深め,限られた期間でも効果的で計画的なリハビリテーションを実施する「理学療法マネジメント能力」を身に付けられる1冊となっている。

臨床雑誌内科 Vol.135 No.6
2025年6月号
これは知っておきたい 治療に勝る! 感染症の予防2025
これは知っておきたい 治療に勝る! 感染症の予防2025 1958年創刊。日常診療に直結したテーマを、毎号"特集"として掲載。特集の内容は、実地医家にすぐに役立つように構成。座談会では、特集で話題になっているものを取り上げ、かつわかりやすく解説。

染方史郎の 楽しく覚えず好きになる
感じる細菌学×抗菌薬
●菌がわかれば病気がわかる!
●薬の違いに迷わない!
感染症の学びを阻むもの、それは細菌や抗菌薬の種類がとても多いことです。「何がどう違うのか」、そもそも「なぜ違うのか」、これが頭の中で整理できるだけで感染症の理解はグッと深まります。本書は、さまざまな細菌の特徴を、『イラスト』を用いながら『臨床に必要』なことに絞って紹介。さらに抗菌薬について、『系統別の相違点をまとめ』つつ『個々の特徴』をコンパクトに解説しました。かみ砕いた「感じる」解説によって最後まで読み飽きず、大事なことがしっかりわかる「楽しく学べる1冊」になっています。

プライマリケアで一生使える耳鼻咽喉科診療
プライマリケアでよく出会う耳鼻科疾患について,一般医がどこまで治療すべきか、緊急性の判断をどうするか、どの時点で紹介すべきか、転送までに何をすべきかをまとめた。

乳幼児健診の必須アイテム! からだ・こころ・くらしを見守る すこやか子育てガイド
標準的な問診内容&助言/指導
この1冊で、病気だけでなく育児支援にも強くなる“乳幼児健診の問診表ガイド!!”
厚生労働省・こども家庭庁の研究事業を受けて作成された手引き『健やか子育てガイド』を基に編集しました。
乳幼児健診は、母子保健の向上を目的に実施されており、時代とともにその役割も変化してきました。近年では、2023年4月のこども家庭庁の発足に象徴されるように、国の主導のもと一層強化されています。
健診の内容や手技の標準化を進めるため、調査研究事業が行われており、その一環として「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」も定期的に改訂されてきました。このマニュアルは、健診時の「手技」の標準化を示すものですが、現在はそれに加え、健診時の「問診」の標準化も進められています。
また、子どもの健やかな発育を支えるための切れ目のない保健・医療体制の構築に関する研究班の報告書が2024年春に発表されました。本書は、その報告書を基に加筆を行い、実臨床で活用しやすい手引きとしてまとめたものです。

アトピー性皮膚炎のみかた,考えかた
アトピー診療にこの1冊! 患者に寄り添い,必ず良くなる診療をマスター
評価・診断の基本から,各種外用薬,生物学的製剤など最新の治療まで網羅.
保湿剤の使い分け,寛解導入時と寛解維持期 それぞれの薬物療法,「ステロイド外用薬を塗るのをやめるとすぐに再燃する,ステロイドが効かなくなったときにどうするか」,合併症・感染症の見極めと対応など臨床で出会う疑問や困りごとに答えるコツが満載.

『臨床画像』2025年 年間購読(1月号~12月号+増刊号2冊含む計14冊)
月刊誌『臨床画像』の2025年の年間購読(電子版)です。
画像医学,画像診断に携わる放射線科医や一般臨床医を対象に,画像診断の基本から専門性の高いテーマを解説する総合画像医学雑誌です。読影を中心とした内容を特集し,注目のトピックスも取り上げています。連載や特別掲載も随時掲載。日々の読影に即役立つこと間違いなし!
年2回(4月・10月)増刊号を発行。

小児科診療 Vol.88 No.3
2025年3月号
【特集】小児耳鼻咽喉科疾患のすべて ファーストタッチから専門診療へ
【特集】小児耳鼻咽喉科疾患のすべて ファーストタッチから専門診療へ
小児において耳鼻咽喉科領域はきわめてありふれたもので,特に急性中耳炎や鼻閉,扁桃炎などは小児科医が最初に診療されることが多いと考えられます.中には専門的な診断や治療が必要な場合もあり,適切なタイミングで耳鼻咽喉科専門医に紹介する判断が求められますが,内科学が本質の小児科と外科学が本質の耳鼻咽喉科ではアプローチが異なる場合も多々あります.
本特集では,各分野の耳鼻咽喉科医が小児科医へ向けて最新の診療指針や明日からの診療に役立つ知識,小児科医へぜひ伝えたいメッセージを解説しています.小児科と耳鼻咽喉科のアプローチの違いを理解し,協力して最善の医療を提供するためにぜひご一読いただけますと幸いです.

脳神経内科ゴールデンハンドブック 改訂第3版
日常診療において知っておくべき情報を簡潔かつ具体的にまとめたポケット判マニュアル、ゴールデンハンドブックシリーズの脳神経内科版。臨床現場に即した「Emergency」、「外来パート」、「入院パート」の場面別構成。2018年の第2版増補版刊行以降の新薬・ガイドラインの情報を加えた。研修医はもちろん、脳神経内科医、一般内科医も白衣のポケットに入れておきたい一冊。

レジデントノート増刊 Vol.21 No.14
【特集】集中治療の基本、まずはここから!
【特集】集中治療の基本、まずはここから! ICUにおける重症患者の管理や治療が好きになる入門書!重症度判断や臓器別の評価のしかたから,手技・管理に関する知識,他職種との連携まで丁寧に解説します.どの科でも役に立つ集中治療の基本がわかります!

「Medical Technology」別冊 超音波エキスパート17 腎・泌尿器領域の超音波検査
◎腎・泌尿器領域の検査について,超音波をはじめ多角的な診かたを解説!
●大好評「超音波エキスパートシリーズ」の17冊目として待望の「腎・泌尿器領域」が登場.
●腎・泌尿器領域のスクリーニング検査から,各種疾患の鑑別,また透析腎の診かたなどについてわかりやすく解説.
●超音波像だけでなくCTやMRI検査との関連や,血液生化学と尿検査からみた腎・泌尿器疾患についても扱って,多角的な診かたを盛り込んだ充実の内容.