機能性消化管疾患の診断と治療
神経消化器病学への招待
過敏性腸症候群,機能性ディスペプシアなど器質的異常に乏しく診療に苦慮することも多い機能性消化管疾患(脳腸相関病)の基礎から臨床までをカバー.基礎編と実践編からなる臓器別の第1~4章,診療の実際に役立つ第5章,専門医試験に挑む力がつく第6章(問題・解答・解説)で,消化器科・内科・総合診療科,開業医に必携の1冊
医学のあゆみ271巻5号
第1土曜特集
サイトカインのすべて
サイトカインのすべて
企画:村上正晃(北海道大学遺伝子病制御研究所分子神経免疫学分野)
・1980年代のサイトカインクローニングの隆盛期から40年近い年月が経過し,基礎研究から見出されてきたサイトカインシグナルを標的とする治療法が臨床的に効果を示すことが証明されている.
・ここ10年ほどで,慢性炎症が自己免疫疾患ばかりではなく,多くの病気の根底の病態誘導機構として存在することが明らかとなった.さらに,免疫系以外のさまざまな生体応答にもサイトカインが関わることが示された.
・本特集では,サイトカインの発現調節機構や病態に対する最新の知見,さらに神経系や循環器系を含むさまざまな生命現象に対するサイトカインの役割について,それぞれの研究分野の第一人者の先生方に解説いただく.
救急外来ドリル
熱血指導!「ニガテ症候」を解決するエキスパートの思考回路を身につける
腹痛、頭痛、マイナーエマージェンシーまで,研修医が苦手とするコモンな症候を救急のエキスパートが症例問題として出題!実臨床の流れに沿った解説で,救急外来で必要な思考回路を身につけよう!
整形外科医のための 膝のスポーツ診療のすべて
「膝」×「スポーツ診療」 で圧倒的な網羅性!
スポーツドクターがよく診る疾患はもちろん,希少な疾患まで「診療のすべて」を解説しました。
これからスポーツ整形外科を専門にしたいと思っている若手医師,知識をますますブラッシュアップしたいスポーツドクターなど,1冊持っておきたい網羅的な教科書です。
≪Visual Dermatology≫
Visual Dermatology 2024年臨時増刊号
本誌で2005年~2007年に掲載されて好評を博した「似た者同士:目で見る鑑別診断」が復活!
「悪性黒色腫と母斑」など,鑑別が難しい臨床写真を提示して,写真と患者情報だけで診断させるクイズ形式.
皮膚科に必要な視診の技量を磨くトレーニング!
筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023
日本神経学会監修による,エビデンスに基づいた筋萎縮性側索硬化症(ALS)のガイドライン改訂版.前版以降に蓄積されたALSの臨床・基礎研究の成果や,疾患修飾薬エダラボンの承認,呼吸療法と栄養療法による予後改善の可能性,協働意思決定や事前ケア計画の重要性などの新知見を盛り込んだ.臨床上重要となるクリニカルクエスチョン(CQ)について,その回答・推奨グレード,背景・目的,解説を詳述し,臨床医の日常診療を支援する必携の一冊となっている.
頭痛の診療ガイドライン2021 ダイジェスト版
頭痛に携わる医療者必携の診療指針、最新のエビデンスをもとに大幅改訂!
頭痛診療のバイブル『慢性頭痛の診療ガイドライン2013』が8年ぶりの改訂。二次性頭痛についてのCQが加わり、頭痛に携わる医療者のニーズにさらに幅広く対応。
自信がもてる!せん妄診療はじめの一歩
誰も教えてくれなかった対応と処方のコツ
悩める病棟医は必携!せん妄かどうかをしっかり見極め,正しい対処法の基本を丁寧に解説した入門書です.患者に応じた抗精神病薬の使い方,ケーススタディも多数掲載し,病棟ですぐに使える対処法が身につきます!
腹腔鏡下大腸手術公式テキスト
日本内視鏡外科学会による公式テキスト.「大腸」領域の内視鏡技術認定に必要とされる,結腸~直腸において模範的な手術手技と陥りやすい悪い例(ピットフォール)をコンパクトに解説.腹腔鏡下手術のみならずロボット支援下手術もカバーした充実の内容で,円滑かつ安全に大腸手術を完遂する力を身につけられる最適のテキストである.
小児の静脈栄養マニュアル
小児の静脈栄養の特徴は,現状を維持するだけでなく,児の成長も促すことにある。また,栄養剤の投与にあたっては,小児ゆえの各器官の未熟さ,栄養投与血管の細さ,また血管確保後の児の体動など注意すべきことが多くある。
本書は,まず1章で「小児の静脈栄養の基本を知る」として,栄養必要量,静脈栄養剤の種類・特徴,栄養評価,デバイスの選択・手技や,合併症対策・予防などを解説している。特に,静脈栄養剤は依然として小児用に特化した輸液製剤は少なく,各施設で作製されているものも多いため,栄養剤の作製時や成人用の栄養剤使用時の注意点などについて詳しく述べている。さらに,近年日本でも普及してきているNST(nutrition support team)についても,具体的なチーム活動や他チームとの連携などを紹介している。
2章では「小児医療の臨床で静脈栄養を上手に運用する」とし,臓器別の疾患に対して,どのように静脈栄養を行っていくかを具体的症例を交えながら解説している。さらに,低出生体重児や炎症性腸疾患,化学療法時や周術期などの特殊な病態に対する静脈栄養法も取り上げた。また,退院後の在宅での静脈栄養療法も掲載している。
本書は,小児の静脈栄養を余すところなく紹介し,即座に臨床で役立つ,小児医療に携わるすべてのスタッフ必携の1冊である。
ドックのキホン――専門外の医師のための人間ドック健診ポケットガイド
本書は「ドック健診を本職としない医師」「これから初めてドック健診にあたる医師」を主な対象として,各検査の判定・画像検査に関する必要知識・診察の基本・健診時に知っておいて損をしないハナシなど,日常における一般臨床の知識だけではカバーしきれない「ドックのイロハ」についてコンパクトにまとめました.
心カテのはなしをしましょうか
【語り口調でスラスラ読めて理解できる!】心臓の仕組みから心臓カテーテル検査・治療における注意点まで、西日本コメディカルカテーテルミーティング(WCCM)の人気セミナー講師が長年かけてつくってきたイラストをもとに解説する。楽しみながら学びたい心カテナース、臨床工学技士におすすめ!
成人脊柱変形治療の最前線
成人脊柱変形は、小児脊柱変形の遺残に加え、高齢化や脊椎固定術後変形などの変性変化により近年増加しており、痛みや神経障害・消化器症状など患者のQOL・ADL低下の要因となっている。本書では日本側彎症学会の事業として、これら成人脊柱変形に対する積極的な手術的治療を安全に完遂するための知識を集約した。脊柱グローバルバランスの評価や発症機序、病態から、手術適応の判断・治療戦略の立案や実際の手術手技までを網羅した一冊。
実験医学増刊 Vol.41 No.7
【特集】ポストGWAS時代の遺伝統計学
【特集】ポストGWAS時代の遺伝統計学 公共データベースの情報を疾患研究に活かしたい方,ラボに眠っているオミクスデータがある方は必見! ゲノムの変異と疾患をどのように結びつけるか? 第一人者の研究事例からデータの使い方を学ぶ
実習記録の書き方がわかる 看護過程展開ガイド 第2版
看護過程の展開を、ヘンダーソン、ゴードン、NANDA-I等の主要な理論・枠組みでわかりやすく解説。情報収集から解釈・分析、関連図、看護計画、実施・評価、サマリーまで、実習記録の書き方のポイントがわかる
ザ・ベーシックメソッド
心不全 薬物治療
病態が複雑で治療薬の種類が多く,適切な投与が難しい心不全の薬物治療を,第一線の執筆陣が実体験を基に詳細に解説。基礎知識と実践のLINK機能により,身に付けた基礎知識を実践で的確に使いこなすことができる構成。また,エビデンスだけでは解決できない実臨床における「投与の勘ドコロ」を,フローチャートやイラストなど豊富な図表を駆使してビジュアルで理解でき,既存薬はもちろん,新規治療薬(イバブラジン,サクビトリルバルサルタン,SGLT2阻害薬)の実践的な使い方・活かし方,服薬管理・ポリファーマシー対策までを網羅。心不全の薬物治療を自信をもって行うための新たな定番書が誕生!
消化器内科診療の掟―地図をもって山頂を目指そう!―
研修医・若手専門医が真っ先におさえておくべき診断・治療・患者管理に重要な「掟」をマスター!
J-OSLER病歴要約の総合考察の形式で症例を紹介!内科専攻医が抱える症例登録・病歴要約の悩みと負担を軽減するための1冊.病歴要約作成の効率を高めるために役立つTipsや実臨床ベースで本当に役立つことをエキスパートがわかりやすく解説.消化器内科でcommonな疾患・病態について診療の5つの「掟」を押さえて臨床という山を乗り越えよう
看護師のための臨床輸血 第3版
学会認定・臨床輸血看護師テキスト
学会認定・臨床輸血看護師制度カリキュラム委員会のもと,学会認定・臨床輸血看護師を目指す上で必要な基本的知識や看護能力を平易かつ分かりやすく解説したテキストの改訂第3版.リアルに講義を受けているような分かりやすい紙面はそのままに,各血液製剤の最新ガイドライン・指針や薬剤の動向などを踏まえてブラッシュアップした.試験範囲もカバーされた.輸血看護を学び始めた初学者の自習用としても役立つ1冊になっている.
Gノート Vol.8 No.1
2021年2月号
【特集】リウマチ膠原病“らしさ”を捉える!
【特集】リウマチ膠原病“らしさ”を捉える! 【特集】リウマチ膠原病“らしさ”を捉える! リウマチ膠原病は早期の診断・対応がキモ!専門医だからわかる,患者さんへの日々の問診や身体所見・検査から疾患を見抜くコツ,緊急性の高い病態の見分け方,ステロイド・薬剤の使い方などをスッキリ解説します.
がん研 肝胆膵外科ビデオワークショップ
ことばと動画で魅せる外科の基本・こだわりの手技
本書は、がん研有明病院 肝胆膵外科で毎月行われている「手術ビデオ勉強会」の内容をもとに、基本手技をマスターするために有用な回を編集し、1冊にまとめたものである。レジデントたちが日頃はなかなか訊けないような手技の疑問を提示し、専門医スタッフが勉強会の臨場感そのままの会話体で、通常の手術書では伝えきれない一つ一つの手技のニュアンスを巧みな言葉と見本動画とシェーマを用いて解説している。コラムでは、専門医スタッフが若手外科医に向けて、手術だけではない外科医としてのキャリアを積んで行くためのヒントとなる論文投稿や海外留学などの経験について語った。肝胆膵外科を志す若手医師にとって必読の書である。
Web動画51本 計117分。