
ビッグデータが医療を変える
近年、経済やマーケティングの世界、身近な天気予報などの分野でビッグデータが用いられるようになり、医学や
医療の世界においてもPrecision Medicine = F(ビッグデータ)の時代へ向け、仮説主導の統計的手法から、データ
マイニング(発掘)による研究手法へと変化しつつある。そこで本書では筆者らの十数年間にわたるビッグデータ
解析の証跡をたどりながら、医学・医療におけるビッグデータ解析から生まれる新たな研究手法の可能性を探る。

フレイルのみかた
超高齢化社会へと突き進む中,医療・介護従事者や医療系学生ならば正しく理解しておく必要がある概念,「フレ
イル」.本書では,フレイルの正確な概念を理解し,どのように診断,予防,介入を実践するべきか,どう目の前
の患者と関わればいいのか,立場の異なる各職種の専門家が解説している.通読すれば,フレイルとそれを取り巻
く事柄についての知識が網羅的に身に付き,現場での患者診療・ケアがより充実したものになる1冊だ.

臨床検査 Vol.63 No.1
2019年01月発行 (通常号)
今月の特集1 発症を予測する臨床検査 先制医療で5疾病に立ち向かう!/今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値
今月の特集1 発症を予測する臨床検査 先制医療で5疾病に立ち向かう!/今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値 -

耳鼻咽喉科・頭頸部外科 Vol.91 No.1
2019年01月発行 (通常号)
特集 役に立つ! アレルギー診療の最新情報
特集 役に立つ! アレルギー診療の最新情報 -

臨床眼科 Vol.73 No.1
2019年01月発行 (通常号)
特集 今が旬!アレルギー性結膜炎
特集 今が旬!アレルギー性結膜炎 -

公衆衛生 Vol.83 No.1
2019年01月発行 (通常号)
特集 人獣共通感染症 獣医衛生領域から見た対策
特集 人獣共通感染症 獣医衛生領域から見た対策 -

脳神経外科 Vol.46 No.12
2018年12月号
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臨床皮膚科 Vol.72 No.13
2018年12月号
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精神医学 Vol.60 No.12
2018年12月号
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(II)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(II) -

診断の近道
チャートで示す症状から診断まで
症状や徴候から最も効率的に診断にたどり着くためのアルゴリズムを紹介
症状や徴候から最も効率的に診断にたどり着くためのアルゴリズムを紹介する本。日常診療で遭遇する機会が多い腹痛から喘鳴まで、約300のアルゴリズムを掲載する。
患者が受診したときに、問診で必ず確認すべき事柄、診察で押さえるべき身体所見、初回にオーダーすべき検査、専門医に紹介すべきタイミング--などを図解入りで見やすくまとめる。著者が選ぶ、医師の時間と患者の費用を最も節約できる検査の組み合わせも推奨している。
この本を読めば、経験が浅い医師も無駄のない効率的な診療が可能に。一般診療を手掛けるベテラン医師にとっても、自らの診療の在り方を見直すきっかけになる。

≪グリーンノート≫
麻酔科グリーンノート
麻酔科において日本有数の実績と経験を誇り,研修・教育にも力を注いでいる旭川医科大学の医局員とその同門の
精鋭がまとめる,研修医向けポケットマニュアル.必要な情報を取りまとめ,知りたい項がすぐ見つかるようポイ
ントを整理,答えを明解に示した.また,術前・麻酔・術後に分けて記載することで周術期の管理も理解できるよ
うに工夫.臨床現場で本当に役立つ情報のみ凝縮した,最小の分量で最大の知識が身に付く決定版だ.

学校の運動器検診 子どもの身体と障害の診かた
学校の定期健康診断はきわめて重要だが、これまでの脊柱,胸郭の異常・疾病の検査に加え、平成28年4月から新
たに運動器検診として四肢の状態が検診項目に加えられた。そこで本書では身体診察のポイントと,スクリーニン
グにより来院する子どもの運動障害の診かたを図や写真を多用してわかりやすく解説することを目的とした。学校
医、養護教諭はもちろん、運動器検診に携わるすべての方々のお手元に置いて活用していただきたい書である。

ブラッシュアップ神経症候
診察と診断のステップを究める
神経疾患の診断には,広大な宇宙にばらまかれたきら星のような主訴や症状を適切に絞り込み,確定診断へと最短で至らしめる手順をマスターすることが極めて重要である.
本書は外来・ベッドサイドで目にする多彩な神経症候について,症候それぞれの概念とメカニズム,診断と評価について図表を盛り込みながら,わかりやすくかつ精緻な解説をしている.
神経疾患の「診断手順」を学び,臨床の実践に役立つ一冊である.

認知症の医学と法学
民事訴訟や刑事事件には「判例」というテキストが存在し,ある人間のある時点における行動及びその経緯が克明
かつ客観的に記録されている.本書では,来るべき高齢化社会においてより重視されるであろう疾患「認知症」に焦
点を当て,「法」の立場からまとめられた判例を症例報告として使用し,「法」「医」それぞれの見地を横断しな
がら認知症についての論考を重ねた.新たな視点を切り開く「医学と法学」シリーズ第三弾.

jmedmook59 あなたも名医!COPD患者さんを診るための25のコツ
治療・リハ・管理のギモンを一挙解決
超高齢社会を迎えたわが国で、患者数の増大が危惧されるCOPD。本書は非専門医がCOPD診療を行う上で「なぜ?」と思うことや「具体的にどうしたらいい?」といった日頃知りたい25の疑問に答える形で解説を進めています。
2018年春に発行された「COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2018(第5版)」を反映させた最新の情報が盛り沢山!近年、新たな概念として提唱されたACO(Asthma and COPD overlap)についてもふれています。
吸入療法の実際からリハビリテーションや在宅酸素療法に加え、高齢者のCOPD診療で問題となる認知症や終末期医療まで取りあげました。COPD診療の”実践書”として役立つこと間違いなしの1冊です。

レジデントノート増刊 Vol.20 No.14
【特集】研修医に求められる消化器診療のエッセンス
【特集】研修医に求められる消化器診療のエッセンス 学ぶことが多く多岐にわたる消化器診療の診断のポイントや押さえたい手技などを厳選して紹介!さらに専門医へのコンサルトするタイミングもしっかりとわかる.研修医に求められるパフォーマンスを劇的に高める1冊!

実験医学増刊 Vol.36 No.20
【特集】生きてるものは全部観る! イメージングの選び方・使い方100+
【特集】生きてるものは全部観る! イメージングの選び方・使い方100+ 生命科学研究のツールとして欠かせないイメージング技術のなかから100を超える有用な手法について,特徴や応用途,導入のしかたを紹介しています.ツール選択の一助として,ぜひご活用ください.

実験医学 Vol.37 No.1
2019年1月号
【特集】なぜ、いま核酸医薬なのか
【特集】なぜ、いま核酸医薬なのか 立て続けの承認を受け,いま再び注目を集める核酸医薬.短い核酸が作りだす多彩で巧妙な生体制御のメカニズムと医薬品開発に必須となるDDS技術の革新を紹介.2018年から施行した臨床研究法の解説記事も必見.

臨牀消化器内科 Vol.34 No.1
2019年1月号
血流障害と消化管疾患
血流障害と消化管疾患
日常の内視鏡検査では,潰瘍性大腸炎やクローン病などIBD 以外の炎症性腸疾患のなかでは,比較的遭遇する頻度の高い疾患である.
血流障害が原因となる疾患は,診断や治療に緊急性を要するものが多く,早期診断が重要である.一方で時間を経過すると狭窄をきたしQOL を損なうものも含まれている.同じ血流障害を原因とする疾患の臨床像は多彩である.

臨牀透析 Vol.34 No.13
2018年12月号
腹膜透析患者のキュア&ケアのレベルアップ
腹膜透析患者のキュア&ケアのレベルアップ
「臨牀透析」の“平成最後の12 月号” を腹膜透析の特集で締め括ることになった.現時点でのPD 治療の到達点を取り上げた.そして疾患の治癒や病状軽減に科学的に妥当と考えられる対応(cure)と,その手段をいかにして身体的・精神的負担をより少なく患者に提供する(care)か…の二つの観点から論じていただいた.