
研究の育て方
ゴールとプロセスの「見える化」
はじめて「研究」に取り組む人のために「総合リハビリテーション」集中講座「研究入門」(2016年1月~2017年3月掲載:全15回)の書籍化。20年にわたる大学院での研究指導の経験から得た、研究のノウハウと指導のポイントをもとに、研究に関する考え方、進め方、論文の書き方など研究に必要な全体像を1冊にまとめた。初心者でもイメージしやすいように、基礎的な用語解説や具体例を含む「コラム」を用いることで、「研究」の全体像を掴めるようにした。

訪問看護と介護 Vol.23 No.11
2018年11月号
特集 メリデン版訪問家族支援に注目!本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます
特集 メリデン版訪問家族支援に注目!本人と家族をまるごと支援すると、こんな変化が生まれます これまで訪問看護の対象者はあくまで利用者本人で、ともすれば、家族はそれに添う人とされてきました。もちろん、「キーパーソン」として家族の話を聞き、必要に応じてなんらかの支援も行なわれているはずですが、家族を「利用者と同等に支援対象として位置づける」という認識は薄いのではないでしょうか。今特集で紹介するメリデン版訪問家族支援は、本人同様に、家族も支援の対象者であるととらえ、一家にまるごと関わっていきます。こうしたアプローチは、いつも「病」を中心に生活してきた家族から、いつしか「健康的な暮らし」を志向した家族へと変化させ、家族の力を強めていくのだとか。メリデン版訪問家族支援とは一体どのようなものなのか。そのメソッドとともに、事例を通してその効果を紹介していきます。利用者と家族を一体的に支える支援の可能性が開けてきました。

助産雑誌 Vol.72 No.11
2018年11月号
特集 乳腺炎の重症化予防 診療報酬点数化の意義と,助産師による乳房ケア
特集 乳腺炎の重症化予防 診療報酬点数化の意義と,助産師による乳房ケア 2018年度の診療報酬改定において,「乳腺炎重症化予防ケア・指導料」が新設されました。保険医療機関のみが算定できること,また施設基準があることなどに注意が必要ですが,助産師のケアが算定対象となったのは初めてです。算定に当たって必要な体制整備や,乳腺外科医の役割,また地域における「その後」の受け皿づくりはどうすればよいのかなどを共有し,助産師による乳房ケアや母乳育児支援の発展につなげたいと考えます。

保健師ジャーナル Vol.74 No.11
2018年11月号
特集 地域包括ケアにおける難病保健活動
特集 地域包括ケアにおける難病保健活動 2015年の難病法の施行以降,地域包括的に難病患者や家族を支援する体制や事業の構築が求められている。本特集では,その進展や現状を整理するとともに,各地の難病保健活動の取り組みを紹介し,地域包括ケアにおける難病保健活動の在り方や保健師の役割を考える。

看護教育 Vol.59 No.11
2018年11月号
特集 「母性」「小児」「老年」の概念を変える 家族のダイバーシティ
特集 「母性」「小児」「老年」の概念を変える 家族のダイバーシティ 「お父さんとお母さんと子ども1,2人で全員同戸籍」というのが家族の標準とする見方があります。しかし,上記の構成員のいずれかがいない家族は珍しくありませんし,戸籍を基準とした形態ばかりが家族でもありません。“標準”という考え方は,そこに準じないものを意識的にあるいは無意識に排除しがちですから,注意する必要があります。さて,看護師は「患者の多様性に注目して対応する」ことを求められます。このことは,入学直後の段階から繰り返し語られるものですが,実際,患者を含む家族の多様性にどこまで踏み込んだ教育を受けているでしょうか。教員はその多様性を十分意識して学生に接しているでしょうか。今回の特集は,患者はもちろん,学生自身そして教員自身の家族が多様性(ダイバーシティ)をもつことを前提として教育にあたっていただくための,呼び水になればと願って組みました。家族の多様化で概念に変化が生まれるであろう「母性」「小児」「老年」に注目して,提言をいただきましたが,もちろんすべての領域にかかわるテーマです。今までの家族の“標準”にとらわれない柔軟な思考をもつ教員が増えることを期待しています。

臨床検査 Vol.62 No.11
2018年11月号
今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー/今月の特集2 ACSを見逃さない!
今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー/今月の特集2 ACSを見逃さない! -

精神看護 Vol.21 No.6
2018年11月号
特集 認知症高齢者へ、こんな対応の工夫により身体拘束をせずに乗り切っています
特集 認知症高齢者へ、こんな対応の工夫により身体拘束をせずに乗り切っています 病院での身体拘束がデータ上増加しています。これは今まであやふやだったものも身体拘束として報告するようになったためという説もあり、増えているのではなく、もともと多かったし、実際の身体拘束はもっと多いだろうとも言われています。ただ、身体拘束が減っていない理由として確実に言えるのは、認知症患者の入院が増えたことです。スタッフは誰も、やりたくて自由を奪っているわけではありません。「縛るしかない」と思い込み、“必要悪”として“仕方なく”行っているのだと思います。しかしそれにより自らの自尊感情も下がり、患者さんへのケアが逆に増え、患者さんからの悪感情を受け……という悪循環に陥っています。そこでこの特集では、認知症高齢者が入院してきた場合でも、身体拘束をせずに治療と看護を実践できるようになった病院に、そのやり方、発想の転換、実現できた経緯、試行錯誤などを教えていただきました。

臨床・病理
脳腫瘍取扱い規約 第4版
2016年にWHO中枢神経系腫瘍分類が改訂され、従来の病理診断に加え、分子診断による遺伝子異常の検討が必須となり、大きなパラダイムシフトが起きた。今回の改訂では、より正確で客観性の高い脳腫瘍診断を実現することに重点が置かれ、病理診断に軸足を置きつつ、分子診断を大幅に取り入れた。統合診断に基づき、層別化・個別化医療を発展させ、治療の選択性や予後予測をより正確に解析するための改訂版と言える。

レジデントノート増刊 Vol.20 No.11
【特集】救急・ICUの頻用薬を使いこなせ!
【特集】救急・ICUの頻用薬を使いこなせ! 救急・ICUで特によく使う薬について,素早く・的確に処方するために必要な知識を凝縮して解説.具体的な希釈・投与の方法や注意事項など,各薬剤の違いを整理して,限られた時間で迷わず処方できる!

実験医学増刊 Vol.36 No.17
【特集】教科書を書き換えろ!染色体の新常識
【特集】教科書を書き換えろ!染色体の新常識 新しい実験法、生物物理の理論を取り入れ、染色体の立体的な姿が立ち上がってきました。その基本から、いま最も熱い本当の姿の解明まで、染色体研究の決定版となる1冊!

Modern Physician Vol.38 No.11
2018年11月号
【今月のアプローチ】妊産婦は怖くない!周産期を知って内科疾患を診よう
【今月のアプローチ】妊産婦は怖くない!周産期を知って内科疾患を診よう 妊産婦の診療に怖さを感じている医師は多いが、管理や薬剤の特徴を知っておけば問題なく対応できる。
本号では妊産婦診療の基礎知識から、疾患別に知っておきたいポイントまでを紹介。
さらに近年増加しているハイリスク妊娠や合併症に関するアドバイスも掲載。

整形外科専門研修マニュアル
2018年春より施行される新専門医制度のために日本整形外科学会が策定した「整形外科専攻医研修マニュアル」の「整形外科専門研修カリキュラム」の構成に完全準拠した専攻医向けのポケットマニュアル。慶應義塾大学整形外科教室および関連病院の医師による執筆で、記載の水準等も統一されている。評価の際に具体的な到達水準の参照が容易であり、専攻医にも指導医にもきわめて効率のよい参考書となっている。

病院 Vol.77 No.11
2018年11月号
特集 働き方改革の行方
特集 働き方改革の行方 厚生労働省「医師の働き方改革に関する検討会」では中間の論点整理がなされた。応召義務など医師の特殊性を踏まえた対応が必要である一方、医療崩壊の懸念を払拭する対策も重要だ。医師の負担を軽くしても医療が成り立つためにはどうすべきか、今こそ医療の構造改革と生産性の向上を図るチャンスである。

呼吸器ジャーナル Vol.66 No.4
2018年11月号
特集 結核・非結核性抗酸菌症 エキスパートが教える実臨床に役立つ最新知見
特集 結核・非結核性抗酸菌症 エキスパートが教える実臨床に役立つ最新知見 -

脳神経外科 Vol.46 No.10
2018年10月号
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総合診療 Vol.28 No.11
2018年11月号
特集 日本一マジメな「おしっこドリル」 今これだけは押さえておきたい腎・泌尿器のモンダイ
特集 日本一マジメな「おしっこドリル」 今これだけは押さえておきたい腎・泌尿器のモンダイ -

臨床泌尿器科 Vol.72 No.12
2018年11月号
特集 何が変わったのか? 性感染症の動向
特集 何が変わったのか? 性感染症の動向 -

臨床皮膚科 Vol.72 No.11
2018年10月号
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ハイリスク薬とサプリメントの相互作用ハンドブック
ハイリスク薬とサプリメントの相互作用について解説した実践書。約250品目のサプリメントと医薬品の相互作用は表形式で示し、サプリメントの概要や臨床現場で注意すべきことをワンポイントアドバイスとして掲載。相互作用を調べるノウハウや、服薬指導の実際についてもわかりやすく解説。患者さんにサプリメントの相互作用を、エビデンスに基づいて説明できる。

看護学生が身につけたい
論理的に書く・読むスキル
論理的思考を身につければレポートもディスカッションも困らない本書は論理的に考える基本スキルを身につけたうえで、論理的に読むこと・書くことを丁寧に解説している。主張/結論を根拠とともに提示し論証すること、接続詞を適切に用いて複数の文章の関係性を明確に示すこと、この2つができれば、レポートがグレードアップするはず。また、論拠を意識することで、相手との議論がかみ合わない原因に気づき建設的な議論に改善することもできる。さらに考え方・捉え方も発展する可能性あり。