周産期医学48巻6号
2018年6月号
【特集】産科での新生児医療機器ガイド
【特集】産科での新生児医療機器ガイド
小児内科50巻7号
2018年7月号
【特集】痛み・かゆみ
【特集】痛み・かゆみ
小児内科50巻6号
2018年6月号
【特集】Well Babyのための乳幼児健診
【特集】Well Babyのための乳幼児健診
腎と透析85巻1号
2018年7月号
【特集】先端医療の現状と腎疾患への応用
【特集】先端医療の現状と腎疾患への応用
腎と透析84巻6号
2018年6月号
【特集】透析:適正管理のポイント
【特集】透析:適正管理のポイント
がん研 肝胆膵外科ビデオワークショップ
ことばと動画で魅せる外科の基本・こだわりの手技
本書は、がん研有明病院 肝胆膵外科で毎月行われている「手術ビデオ勉強会」の内容をもとに、基本手技をマスターするために有用な回を編集し、1冊にまとめたものである。レジデントたちが日頃はなかなか訊けないような手技の疑問を提示し、専門医スタッフが勉強会の臨場感そのままの会話体で、通常の手術書では伝えきれない一つ一つの手技のニュアンスを巧みな言葉と見本動画とシェーマを用いて解説している。コラムでは、専門医スタッフが若手外科医に向けて、手術だけではない外科医としてのキャリアを積んで行くためのヒントとなる論文投稿や海外留学などの経験について語った。肝胆膵外科を志す若手医師にとって必読の書である。
Web動画51本 計117分。
未熟児網膜症
未熟児網膜症を深く理解し、的確に見極め、時期を逃さず治療する方法を学びとる !
未熟児網膜症は、小児に重篤な視覚障害を起こす疾患である。近年は、周産期医療の進歩によって体重が非常に少ない児の生存が可能となり、未熟児網膜症の発症が増加するとともに、重症例が多くみられるようになった。網膜症は重症であるほど急速に進行し悪化するので、診断と治療に許される時間は限られており、救急疾患にも例えられる。したがって、その病態を深く理解し、的確な診断と治療を行うことが求められる。そして、新生児集中管理室で扱われるこの疾患は、多くの診療科の協力のもとに診療が行われるのが特徴である。
本書は、未熟児網膜症のすべてにわたるわが国初めての教科書である。診療に現在かかわっている、あるいはこれからかかわる多くの医療従事者、この疾患に興味をもつ読者に向けて書かれ、病態を理解し診療技術を高めるための“実践編”と、疾患をより深く理解するための“基礎編”で構成されている。“実践編”では、まず眼底検査のコツから、眼底所見をいかに解釈するか、治療の適応と方法までを、多数の眼底写真とシェーマで詳しく説明している。診断では疾患の病期や病態について、治療では、レーザー網膜光凝固、網膜剥離に対するバックリング手術・硝子体手術の適応と方法、有力な選択肢となりつつある抗血管内皮増殖因子(VEGF)治療について、豊富な画像で把捉することができる。次に、新生児集中治療室での全身管理や麻酔、手術を行う基幹施設への搬送、施設間の診療情報伝達、家族へのインフォームド・コンセントなど、配慮すべき点が扱われている。さらに、その後のリハビリテーションやロービジョンケア、晩期合併症を見逃さないための長期にわたる経過観察まで、診療のすべてを網羅している。
“基礎編”では、豊富な病理や類似疾患の写真によって病態の理解が深まり、診療の際に大きく役立つ。さらに診断や治療の歴史、疫学、遺伝や動物実験など、未熟児網膜症を深く理解するための知見を集めた。
未熟児網膜症は、きちんとした検査と経過観察を行い、時期を逃さず治療することが何よりも重要である。そのタイミングをいかに逃さないか、本書ではわが国を代表する未熟児網膜症診療を専門とする医師が700点以上の豊富な画像をもとに、長年にわたって培ってきたノウハウを解説する。
Procedural GPの手技力
手技をする総合診療医、Procedural GPのノウハウをこの一冊に凝縮
外来での患者さんからの「実は足の裏にほくろができて……これってほうっておいてだいじょうぶですか」「最近、目がチラチラするんです」「(腹痛で来院したけれど)言われてみれば、月経が遅れています」「肩が痛いんです」といった訴えや、訪問看護師さんからの「先生、尿道カテーテルが入らないんです」といった連絡に、どれだけ対応できますか。
本書は、「ほんのちょっとの『手技力』で、もう一歩踏み込んだ対応ができたのに」という総合診療医の思いから生まれました。
耳垢栓塞や陥入爪の処置といった訪問診療の場でも役立つ手技から、挿管困難、ルート確保困難といった救急現場で冷や汗をかいてしまうような手技まで、様々な専門領域ごとに、最も頻繁に遭遇する「TOP3~5の手技」を厳選し、専門領域の現役医師が手技力を確実に、かつ、迅速に身につけるためのポイントに絞って執筆。
本書であなたの守備範囲を確認し、できる限り自分が住む地域で医療を受けたい、と願う患者さんのニーズに応える『手技力』を、ぜひ身につけてください。
神経・精神疾患による消化管障害ベッドサイドマニュアル
神経・精神疾患による消化管・排尿機能障害診療のバイブルが誕生!
総論では消化管・排尿機能と脳・脊髄・末梢神経との関係をわかりやすくまとめ,機能検査も含め,実践的な診断・治療のノウハウを解説.
また各論では多岐にわたる神経疾患を網羅し,それぞれに伴う消化管障害について端的に記載した.脳腸連関・腸内細菌叢などに関する記述も充実!
エキスパートが秘訣を語る
循環器薬物治療の極意
循環器疾患を診るとき,ガイドラインや添付文書に示された治療方針・処方をすべての患者にあてはめれば,十分な治療を行ったといえるのだろうか?ときに標準的治療のみでは進まない臨床のなかで,解決のヒントや専門家ならではの視点を伝えるべく,循環器内科のスペシャリストが,循環器薬物治療における「とっておきの極意」を紹介!
いのちと向き合うあなたへ
セルフケアできていますか?
マインドフルネスを活かして
人の生死に関わる現場にいると様々なストレスに晒されるが,その際のセルフケアの一つとしてマインドフルネスの活用が注目されている.マインドフルネスとは「今この瞬間の現実に常に気づきを向け,その現実をあるがままに受け入れる心の持ち方や存在の有り様」である.なんとなく心が重くなってきているときにぜひ手に取っていただきたい.
「はたらく」を支える!
職場×双極性障害
双極性障害はうつ病とはまた違った問題を発生させる病気であり,職場の上司,人事,社労士,産業医や産業保健スタッフが対応に困ることも少なくない.本書は双極性障害の当事者の生の声をはじめ,症状の職域への影響や家族へのサポートなどについて,専門的な知識がなくても理解できるように,分かりやすく丁寧に解説する.
[改訂]ER的小児救急
好評であった「ERマガジン」2014年Vol.11 No.2特集「ER的小児救急」が,ブラッシュアップ&アップデートされ,書籍版として生まれ変わりました.
小児救急のERフェーズにおいて不可欠な知識やスキルを最先端のエビデンスに基づいてまとめた1冊です. 米国で小児救急医療を修めて帰国した編者と,日頃小児救急に真正面から向き合っている都立小児総合医療センター,国立成育医療研究センター,あいち小児保健医療総合センターなどのスタッフが総力を挙げて制作した,小児救急テキストの決定版.
内容は特に以下の事に重点をおいて制作されました.1.症候については「稀であっても見逃してはいけないもの」を除外する視点を入れ,また短時間で必要な情報にたどり着くことができるよう,フローチャートを積極的に取り入れる.2.治療については,外来で使用頻度の高い薬剤を,自信を持って使用する(あるいは使用しない)ことができるよう,その根拠を提示する.3.検査は,検査の意義やその必要性などについて,ディスカッションに使える資料を提供できるようにまとめる.4.手技は,ERで診療する医師であれば小児患者に対して施行できなければいけない最低限の手技について,そのコツとともに紹介する.5.救急室における鎮静,小児患者へのエコー,ホームケア,バイタル測定のコツなども加える.
ERに従事する先生,診療所の先生,研修医の先生方に特にご一読をお薦めします.
外来で神経を診る
臨床神経学のメッカとして誰でもが認める東京済生会中央病院が、神経内科、脳神経外科、さらには総合診療科の神経グループのスタッフ総勢で、自院の臨床経験にエビィデンスを裏付けながら、外来の場で頻度の高い症候、疾患と外来での見逃がしが致命的になる疾患を厳選し、それらに集約して、外来神経学のテキストとして「入電直後からの対応の準備、診察、検査、診断の手順と治療、処置の手技や体制、ディスポジションからコンサルテーションまでを、基本レベルルは研修医との対話形式を用いて研修医レベルの疑問に対する解説おこなうとともに、臨床神経学の伝統ある病院として、これまで蓄積してきた内科専門医、総合診療医、専修医に必要なレベルのノウハウまでを、日常診療の語るように自然に、自信を持って、明快に、実践に基づき解説しています.とくに神経学はロジカルな学といわれていますが、本書の真価もまさに50%はロジックの緻密さにあり、残り50%はピクトーリアルな表現で神経症候を読みとり、神経学的検査が自在にできるようイラストでスキルの解説をしています.メディカルイラストレーターの第一人者中野朋彦氏を擁し、著者らとの議論を重ねてイラストを幾度も修正しオリジナルなものを描きました.この点では他書の追随を許さないビジュアルです.本書の表現は全体を通して優しく書かれていますが、おそらく、これらの症候の理解と神経学的検査法を身につければ初期研修医のみでなく一般内科医、総合診療医、救急医であっても外来における診療能力としては無条件に合格のレベルではないでしょうか.名門病院にもかかわらず、最近の傾向に反してなるべく日本語を使って、おごりのない文章がととてもうれしいです.
こどもの皮膚診療アップデート
好評を博している「CBRアップデイトシリーズこどもの皮疹診療アップデイト」の改訂版.アトラス部分は初版に比しアップデイトの観点から症例数を厳選したうえで203例に増やすとともに,本の判型をB5判大型化し,皮膚科アトラスの使命である写真の大きさ,明るさ,鮮明度を劇的に改良した.また説明文もポイントに絞って簡略化した.総論部分では幅広く小児を診療する他科の医師やさらには看護師を念頭に,「こども皮疹を上手に見るための十カ条」「こども皮疹の皮膚科用語集」の章では専門に偏らないよう,できるだけ文章を箇条書きにするとともに,図表を用いて丁寧でしかも一目ですばやく理解できるよう解説している.
ERの小児
時間外の小児救急どう乗り切りますか?
ERでの小児の診かたについて編者が初期・後期研修医たちとのブレーンストーミングを重ねて,44項目に絞った疑問に対して,ベテラン小児救急医がていねいに答えている.ズバリ「大人との違い」に焦点をあてて,小児救急のKnack(コツ)とPitfallをコンパクトでわかりやすく解説するERのナビゲーター小児版.精度の高いカラー写真と思わず見入ってしまうイラストが嬉しい.
ERの骨折
まちがいのない軽症外傷の評価と処置
ERでの「骨折の見落とし」「固定の失敗」「説明の不足」こんな経験はないだろうか。整形外科軽症外傷はERでもっとも多い外傷のひとつ。小児救急とならんで必須のスキルである。軽症の外傷ならば、最低限必要な標準診療は是非ERで行って、整形外科の労苦を助けたいもの。そこに両科のリスペクトしあう連携が構築される。本書はそのために必要なERにおける標準的初期診療の標準化を目指したものである。現場で役立つ適切な評価と処置のスキルを丁寧に解説している。
カエル教える 生物統計コンサルテーション
その疑問、専門家と一緒に考えてみよう
「p値が0.05より大きい」「サンプルが少ない」「外れ値がある」等、統計解析に関するその悩み、専門家に相談してみませんか?11の相談事例を通じて、数式を学ぶより大切な統計学的な考え方が身につきます
ER・ICU100のピットフォール
救急集中治療での日常診療において,誰しもが陥りやすい穴,あるいは自覚がないまま陥ってしまう穴がそこかしこに存在する.
本書ではピットフォールに焦点を当て,“落とし穴”に対してエキスパートがどのように対処しているか,14ジャンル,100項目で明快に解説した.
穴に落ちないコツや穴の埋め方を理解し,より広い視野で質の高い診療を担保する力を身につけるための必読の一冊である.
公衆衛生 Vol.83 No.3
2019年03月発行
特集 公衆衛生の実践倫理
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