ゼロから始めて一冊でわかる!
みんなのEBMと臨床研究
新『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』に対応した、EBM・臨床研究の新しい入門書。長年診療に携わってきた著者が、“臨床医の視点”からEBMの基本を実践的かつやさしく解説。EBMの考え方と臨床研究の基礎的事項から論文発表までをこの一冊でマスターできる。これから臨床研究を学ぶ医師・臨床研究スタッフ必読の一冊!
New Image-Enhanced Endoscopy NBI/BLI Atlas
We hope that the material included in this book will give our readers the confidence to take on the challenge of pioneering the use of second-generation NBI, which has surmounted the problems associated with conventional NBI and/or BLI in routine procedures, and to perform evaluations and studies in order to establish more sophisticated diagnostics and advance new functional studies.
在宅医療×感染症
終末期がん患者の肺炎にどこまで積極的治療をする?介護者がインフルエンザになった時の対応は?在宅患者は独自の感染リスクをもつ集団だが,エビデンスは,ほぼない状況である.本書では,感染症と在宅医療それぞれの専門家が,臨床上の疑問について対話し,お互いの診療ロジックへの理解を踏まえ,患者を中心に両者をつなぐ道を探る.
ぶらなび
血液疾患診療ナビ 第2版
あなたが診ても,ここまでわかる!
~血液を専門としない医師のために~かかりつけ医が診る血液疾患だけを,わかりやすく解説するコンセプトはそのままに,アップデートを施した.「思春期女子の貧血への対処」「血液疾患患者が風邪をひいて来院したら」など,知って得する項目も増補.さらに実践で使える書籍になっている.
完璧マスター! 救急エコー
初期診療でのエコーの使い勝手のよさはすでに広く伝えられており、医師も積極的にスクリーニング検査として使用している。心エコーや腹部エコーなど各科専門医にも有用な検査であるが、救急外来・当直時に緊急性のある疾患かどうかを判断するのにもエコーは非常に有用であり、専門科を問わずあらゆる医師が身につけておきたい技術である。
そこで本書は、〈エコー画面からどうやって疾患を見つけるか〉を詳細に解説。エコー画面の解説では、よく若手医師が勉強方法として採用しているというCT・MRIなどとの比較をし、「患者の体内がこうなっているからエコーではこう見える」ということがよくわかる内容となっている。救急現場でエコーが読める技術を身につけられる1冊。
≪OS NEXUS 8≫
スポーツ復帰のための手術 股関節,足関節・足部
スポーツ選手が起こしやすい,股関節と足関節・足部疾患を取り上げ,低侵襲な鏡視下手術を中心に,精緻なイラストで詳細にわかりやすく解説。保存療法が主流であるなか,手術に踏み切るタイミングから術後スポーツ復帰の目安まで,経験豊富な著者が随所にコツをちりばめながら,手技の最前線を紹介。
キャリアUPをめざす
学会発表と研究スタートアップ
修練医「宇野さらら」が指導医「葛城先生」と繰り広げる医局での日常を描くストーリーの中で,キャリアアップの観点から「初めての学会発表」「初めての研究」を任される過程,そして結婚出産等,医師としての「ライフプラン」の形成の仕方について,それぞれの局面に応じてHOW TOを示した書籍。
スライドの作り方,プレゼンテーションの仕方などの解説にとどまらず,大学院生・修練医にとって,これからのキャリアアップを考えるにおいて,有用なテクニックを手に入れるための実用的な情報を,ストーリー形式でやさしく解説している。
医学論文執筆のための
臨床研究と医療統計
まずはここからはじめよう!
臨床研究を行うためには、大切な要素がいくつもある。自分がどんなことに疑問をもっていてどんな研究がしたいのか、正しくデザインできなければ、そもそも研究をスタートすることができない。研究をスタートさせても無計画にデータを集めていては、求めるゴールに辿り着くことは難しい。たくさんの解析ソフトと解説書があっても、やはり統計解析は難しい。
本書は、臨床研究を始めるための足掛かりになるように構成されている。若い先生が日常の疑問点から臨床研究を始め,データを収集し,統計解析の結果をまとめるまでが,ストーリーとして準備されている。また、随所に練習問題と大切な項目のチェックリストも準備されており,「自分で考える」過程によって,新しい知識が身につき,理解できていなかった部分を確認することができる。また気軽に統計を体験できるように,いくつかの統計ソフトを使用して解析を行っている。
はじめて臨床研究を行う読者にとって、道しるべとなる1冊である。
心電図鑑
何万という記録の中から選ばれた,言葉を必要としない説得力のある心電図100枚を掲載! 各疾患の典型的な画像を中心に,波形を見て学んでもらう,自身の感性を磨くためのいままでにない1冊。
超広角でみる眼底病変診断
新しい眼底撮影法の「超広角眼底撮影法」は直角200°の撮影が可能であり,従来の眼底撮影とは比較にならない範囲の観察や撮影ができる。さらにフルオレセイン造影検査(FA)や眼底自発蛍光撮影(FAF)も広角で撮影できるようになった。したがって今までは観察はできても記録が難しかった位置の病巣撮影ができたり,広角FAやFAFで新たな発見ができ病態理解が深まることが可能となった。しかし,正確に所見を診断するにはコツやポイントがある。
本書は超広角眼底撮影した頻度の高い疾患を中心に多くのバリエーションを掲載。また,再剥離した症例,再手術した症例など合併症例もできるだけ呈示。その画像1つ1つにコツやポイントを付記し,初心者でも病巣を見逃さないための手引書となっている。
加齢黄斑変性 診療20のコツ
加齢黄斑変性診療のスペシャリストの約20年にわたる臨床経験から得られた診断の決め手や治療方針の確定につながる診療のコツを,具体的に症例を提示・比較しながら解説した1冊。プライマリケア医を中心としたすべての眼科医にとって役立つ内容を,多数の写真を中心にわかりやすく示した実践書。
今日から役立つ!
医師のための英会話フレーズ500 外来診療編
英会話フレーズが聞ける! 本書は外来診療の現場で頻用される英会話のフレーズを,問診,臨床検査,生活指導などのシチュエーションごとに分類して紹介し,(解説は最低限にとどめて)音声で耳から覚えてもらうことを目的としている。
例えば痛みを感じる箇所を訊ねる場合でも,“Show me where it hurts.”“Where do you feel the pain?”など様々な言い回しがある。1つのことを訊ねるときの言い方を何種類か覚えておき,会話用のボキャブラリー(=常套句)のバリエーションを増やせば,英会話能力は飛躍的にレベルアップする。
日本人が得意とする文法知識や語彙力を,“外来診療での実践的な英会話力”に進化させる1冊である。
絶対に知るべき臨床研究の進め方
PMDAで得た研究者の心構え48
臨床研究を行う臨床医に向けて,PMDAに勤務して初めて知って驚愕した一般臨床研究の極意を,臨床医の目線でアドバイス。今まで臨床医が知らなかったPMDA目線の考え方,これからの臨床研究に必要な48の心構えを,カラーイラスト満載の紙面でどこからでも読めるよう構成し,やさしく解説。社会に還元される真の臨床研究のためのレギュラトリー哲学を伝える,臨床医必携の入門書。
骨折 髄内固定治療マイスター
2012年刊行の『骨折 プレート治療マイスター』の姉妹編。プレート治療に比較し,骨折部周囲の軟部組織に低侵襲な髄内固定治療。本書では,全身の髄内固定治療が適応となる骨折を網羅。整復に始まり,画像情報を基に,どの位置にリーミングし,どの長さの髄内釘を選択し,挿入時に何に気を付けなければいけないのか,エキスパートが丁寧にわかりやすく解説。それぞれの特性を理解して選択できるよう,プレート治療と比較した髄内固定の長所や短所についても紹介。プレート治療と併せて,本書で髄内固定治療の手技もおさえ,真の骨折治療マイスターに!
サルコペニア診療マニュアル
サルコペニア研究のトップが集結し,その研究成果を反映して作成した診療マニュアル。
概念や判定法,類縁疾患との関連,予防,改善の実際,薬剤やバイオマーカーの今後の展望などを網羅し,最新の知見を踏まえて簡潔に解説。コンセンサスの得られているエビデンスだけでなく,研究者達の経験・データに基づく提言も織り込み,実臨床に役立つ内容となっている。
胸腔鏡・腹腔鏡併用食道癌根治手術
手術から周術期管理まで
「低侵襲」で「合併症の少ない」食道癌の鏡視下手術である,胸腔鏡・腹腔鏡併用手術「昭和大方式」について解説した1冊。
昭和大学消化器・一般外科学教室で約20年間,800例の臨床経験から築き上げた手術手技・周術期管理のノウハウを,豊富な術中写真・シェーマとともに余すことなく伝授する。また,安全な手術の施行・術後管理の徹底には不可欠な「チーム医療」も念頭に置き,術者や助手,麻酔科医,看護師の役割についても解説。手技全体の流れを押さえながらポイント・コツ・注意点が把握できるわかりやすい構成で,「低侵襲」にこだわりぬいた工夫や考え方が満載の1冊。
≪OS NEXUS 7≫
肩・肘の骨折・外傷の手術
肩・肘に対する骨折と外傷を取り上げ,特に若手が経験する機会の多い手術を精緻なイラストでビジュアルに解説した1冊。骨折治療には,プレート固定,髄内釘固定などの骨接合術と,人工骨頭置換術がある。骨折の状態を見極め適切な治療法を選択できるよう,治療法の決定に必要な各種分類や,患者が良好な予後を得るためのコツや工夫も随所に掲載し,骨折のタイプ別に治療法を詳しく解説。同じ骨折に対して,異なる治療法や,小児と成人の治療法の違いも明確に紹介。
≪新NS NOW 6≫
痛みの手術
PAIN FREEへの扉
No.6では「痛み」をテーマに取り上げた。脳から脊髄,末梢へと伸びる神経は痛みの発生に大きく関わる。圧迫や狭窄,損傷,難治性の疼痛などその病態はさまざまである。これを取り除き患者を痛みのない生活へと帰還させるには,痛みの発生箇所と原因を正確に把握し,最も的確な治療方法を選び取らねばならない。
本書では主だった神経由来の疼痛を取り上げ,そのメカニズムの解説と治療法の選択,除痛のテクニックを解説している。
脳神経外科医専門医も,これから専門医をめざす医師も必読の1冊である。
≪新NS NOW 5≫
ⅠからⅫまで 脳神経からみた脳神経外科手術
嗅神経から舌下神経までの12個の脳神経は脳に発生するさまざまな疾患と密接に関わっている。また,脳神経周囲の疾患では血管や腫瘍など処置に慎重を要する組織が多い。
No.5では,ⅠからⅫまで脳神経を総力特集。解剖(神経と血管の走行)を理解するとともに,各神経に発生する疾患について,手術の際にこれらの周辺組織をいかに繊細かつ丁寧に処置するのか,結紮や腫瘍の摘出操作など,その手技とコツ・ピットフォールを,カラーイラストを中心に解説。脳神経外科専門医も,これから専門医をめざす医師も必読の「脳神経がわからない」をなくすための1冊。
≪OS NEXUS 6≫
脊椎固定術
これが基本テクニック
脊椎に行われる2大手術のひとつ「脊椎固定術」を取り上げ,基本の器具(スクリュー,フック,補強材料のテープ)の使い方と,母床(移植骨を設置する場所)の作製法などの固定術に欠かせない基本テクニックから,頚椎,腰椎それぞれに対する代表的な術式を明確に,精緻なイラストでビジュアルに解説。(頚椎では,形状が大きく異なる「C1,C2」と「C3〜C6」に行われる手技と注意点を詳述。腰椎では,後方固定術の定番であるPLIF(後方進入腰椎椎体間固定術),低侵襲のTLIF(片側進入腰椎後方椎体間固定術),TLIFをさらに低侵襲にした Mini -open TLIF,経皮的進入法(PPS)など,必要な術式のポイントを明記。)
固定術は後方アプローチで行われることが多いが,適応によっては有効な「前方固定術」についても掲載している。