≪レジデント・スキルアップ シリーズ 2≫
臨床力ベーシック
マニュアル使いこなしOS
臨床能力の向上は個々の疾患に対する診断・治療の技術を個々バラバラ学ぶことではない。その基本によこたわる体系・構造を理解し身に付ける必要がある。本書ではそれをOSと呼ぶ。著者は亀田総合病院で初期臨床研修を受けたが、当時アメリカ人メンターから学んだOSのすべてを、簡潔に論理的・合理的にまとめた臨床研修のガイドブック。臨床のマニュアル本を読む前に本書を読んでおくことで、マニュアルのHowとWhy難なく理解でき研修医生活が充実すると思われる。
≪レジデント・スキルアップ シリーズ 3≫
循環器診療スキルアップ
循環器科領域の臨床には、膨大な知識をむやみに詰め込んでも決して臨床に有効な知識は身につかない。本書はその半生を通じて臨床教育に情熱を注いできた、知る人ぞ知る通称「伊賀塾」塾長といわれる著者が、1.病歴、身体所見にとり方、2.基本的循環器検査の診かた、3.心臓を上手に診るためのポンイト17カ条の3章を骨格として、研修医のレベルにあわせて簡潔に焦点を絞って解説する、経験に裏打ちされた、生きたガイドブックである。あわせて研修医生活のセルフアセスメントに役立つよう到達目標と評価法、臨床研究法などについても紹介している。
≪レジデント・スキルアップ シリーズ 1≫
改訂 小児救急のおとし穴
レジデント・スキルアップ・シリーズの嚆矢として2004年に出版された書.小児診療の基本手技のコンパクトな解説,小児診療のミニマムリクワイアメント,リスク症例によるケーススタディ,ピットフォールとその回避法など行き届いた構成で,小児科医にのみならず,一般内科医,レジデントなどに発行以来広く,長く支持されてきた.しかしとりわけ小児救急は医療界の小児救急医療に対する関心の高まり,技術や設備,さらにはPICUなどの専門施設の拡充,救急医療システムの充実などによって大きく変貌を遂げてきている.今回の改訂版では最新の知見を追加するとともに,序章に小児救急現場での正確かつ迅速な病態判断に必要な,C-PTASを用いたトリアージスキルを,カラーによるビジュアルを多用しながら,詳しく解説を加えた.
重症救急疾患にとどまらず,コモンディジーズ,プロブレムに対する診断治療,ひいては小児診療に必須の哲学やインフォームドコンセントについても丁寧に解説している.
超・開業力
在宅医療・クリニック経営の新常識と新城式
「クリニックの開業・経営」「他職種との連携」「緩和ケア・在宅医療の進め方」などに悩んでいませんか?
クリニックを開業し、在宅医療の現場で日々奮闘している新城先生が、開業に向けた準備や日常業務の進め方・効率化のコツなどのノウハウを、わかりやすくお伝えします。
開業を考えている方、すでに開業している方、そして在宅医療に関わるすべての医療従事者必見! 役立つ内容が随所にちりばめられた一冊です。
患者の声から理解する 心房細動診療の見方・考え方
患者にとっての、最適で、最良の医療をするために
『これから血液サラサラの薬はどうするんですか?また出血しちゃうじゃないですか ? 出血するために薬を飲んでるみたいになりますよね』
そんなことを患者さんに言われたらどう説明しますか ?
心房細動はその原因も最適な治療法もいまだ不明なことも多い。だからこそその人にとっての最良の医療を行うには、心房細動に関する確かな知識に裏打ちされた診療指針と、患者さんの声を聴き、思いに寄り添う診療が大切となってくる。
心房細動を初めて発症した患者の視点から書かれた物語と心房細動診療の最新知識の解説を組み合わせた本書は診療の随所で、きっと読者の役に立つだろう。
脊椎脊髄術中・術後のトラブルシューティング 第2版
今そこにある危機に立ち向かう
脊椎脊髄手術数の増加に伴い、ある程度の頻度で合併症は必ず起こる。合併症から患者を救済するのはもちろんであるが、医療訴訟にならないようにするのも重要である。そのためには、迅速に対応して患者を救い、最悪でも被害を最小限にとどめることが必要である。転院しての治療は、新たな諸経費の発生や責任の所在の分散・希薄化、迅速な対応に限界があることなどから、苦しくてもできるかぎり自施設で何とか乗り切ることが重要である。
しかし、1つの施設で経験できる合併症と対処法には限界があるため、本書は経験豊富な第一線の専門家に合併症の発見法と対処法を執筆いただいた。第2版では、好評を得た第1版の各項目に対する現在の対処法の実際と新たにいくつかの項目と対処法を追加して編集した。第1版での各項目の対処法の内容が、現在なお改訂をまったく要しないとされた項目もあったが、ほとんどの項目で、この10年間の工夫や進歩について加筆された。この10年間の脊椎脊髄手術手技自体の進歩だけでなく、合併症に対する対処法にも十分なスキルアップがうかがわれる充実した内容になった。結果として、頁数が倍増した68項目366頁の全面大改訂版である。さらに、困ったときの対処法が懇切丁寧に詳述され、いずれの項目も情熱にあふれた力作となっている。真摯な外科医たちからの熱いメッセージに、ぜひともふれてほしい。
本書は手術ですぐに役立つ実践書であり、特に脊椎脊髄外科の専門医、認定医、指導医を志す整形外科医、脳神経外科医には、必携書である。
リハ医学のすすめ 日常診療に役立つエッセンスとピットフォール
すべての医療関係者に「リハビリテーションマインド(医療)」は必要である。命を助ける、病気を治すことが医療の使命であることは当然で、今も昔も変わりのないことである。しかし社会の高齢化により疾病構造も変わり、治すことが不可能な病態も増えた。そのため、治療だけではなく生活全体をケアするという視点、臓器だけでなく人間全体をみること、が必須となってきた。臓器別治療から地域生活につなげていく「リハビリテーション医療」が、現在では求められている
本書は、リハビリテーション医療の本質・目的を簡潔に分かりやすく解説し、多岐にわたる様々な障害別治療について、最新の知識・知見をまとめた。また、日常診療でよく遭遇する疾患を40厳選し、そこで見落とされがちな問題点について経験豊富な専門家が、そのポイントと解決策を平易に述べる。この一冊でリハビリテーション医療の真髄がすべて網羅できるであろう。
ダ・ヴィンチのカルテ
Snap Diagnosisを鍛える99症例
Snap Diagnosisとは、患者のある症状や所見から決まったパターンを想起し、即座に診断へ導く方法だ。忙しいERや外来では、無用な検査等にかかる時間を省略でき、効率が良い。本書には、そのパターンを習得するための選りすぐりの99症例を収載した。 かの天才ダ・ヴィンチは「単純であることは究極の洗練である」という言葉を遺しているが、本書をマスターすれば、洗練されたSnap Diagnosisが可能となるだろう。
神経MRI診断学
神経疾患の診療に携わる臨床医や専門を目指す研修医のために、臨床上重要な疾患に絞って重点的に解説したMRI画像診断のための実地書。原寸大の迫力ある画像とともに、その診断に必要な神経学的解説が簡潔に要領よくまとめられている。単なる画像診断のアトラスとしてだけでなく臨床神経学的診断の手引き書。
内科医のための心臓病診療アップデイト
目覚しく進歩する循環器領域おけるOld-dateな知識とUp-dateな知識との対比させながら世界標準の診療を紹介する手引書。一般病院で実践できるようブリーフィングされている。
心臓病診療ではとりわけ素早い対応が求められる。そのためには的を絞った病歴聴取、5分でできる診察法、2分でできる検査所見の読みかた、瞬時の急性冠症候群、頻脈性不整脈の判断などが決め手となる。教科書では得られないこれら実践に役立つ情報がメリハリを付けて解説されている。目次にはすべてキーノートが付されており、一目で重要なポイントがわかるよう工夫されている。
使ってみよう!こんな時に漢方薬
一般医のための漢方療法入門
一般病院や診療所に勤務する臨床医に向けて、漢方薬の有効な利用のしかたを理解してもらうために企画した書籍。特色は「すべての項目で西洋医学的な発想を併記して、漢方の有効性を際だたせていること」「すべての項目に「参考症例」を2例ずつ計48症例紹介しているので、漢方薬の使い方が理解しやすいこと」「一般内科医の質問に答える形で、漢方用語や診療の要点を平易に解説していること」などが挙げられ、これから漢方を始めようとする一般臨床医師にとって有用な点である。
臨床の力と総合の力
医師の真価はまず臨床力と総合力のスキルである。そういわれる時代がやってきた。なにが求められ、どうしたらそれが身につくのかを研修医教育に取り組む著者が、具体例を示してわかりやすく読者の疑問に答える、待望の実践的なジェネラリスト診療の入門書。
共著者に総合診療のリーダーを迎えた理想のカップリングで、理論的にも深い内容になっている。
ジェネラリストに求められる診療とはいったいどのようなものであろうか?何の疾患かわからない軽症から重症の患者を診るにはどうすればよいのだろうか?ジェネラリストを目指す医師が困っていることに、ひとつひとつ丁寧に答えながら、著者は本書で独自のビジョンを提示する。今白熱する総合医論議に一石を投ずる書。
関節外科 基礎と臨床 Vol.38 No.3
2019年3月号
【特集】人工膝関節置換術のインプラントと術式の選択
【特集】人工膝関節置換術のインプラントと術式の選択
Heart View Vol.23 No.3
2019年3月号
【特集】循環器疾患+αを考える! 他領域疾患併発患者への治療戦略
【特集】循環器疾患+αを考える! 他領域疾患併発患者への治療戦略
臨床画像 Vol.35 No.3
2019年3月号
【特集】肉眼から迫る病理と画像
【特集】肉眼から迫る病理と画像
実践! 病を引き受けられない糖尿病患者さんのケア
多くの糖尿病患者は、「治らない」「あまり症状が出ない」ことからなかなか治療へのモチベーションを保てない。そして、このような患者(病を引き受けられない患者さん)の心理を理解することは必須であるが難しい。そこで本書では、『糖尿病診療マスター』誌に掲載された論文の中から実際の“糖尿病患者の心理”を分かりやすく解説したものを厳選して収載。教科書的なテキストには書かれていない現実的な実践書としてまとめた。
熱血講義!心電図
匠が教える実践的判読法
心電図の達人とは、心電図だけですべてを語る人ではなく、心電図の異常所見を拾い上げたうえで、患者の訴えと他の所見を総合して病態を把握し、的確な治療につなげられる人のこと。「Vサイン!ABCDE法」をかけことばに、代表的な不整脈・波形異常から病態を考える熱血10講義をクリアすれば、臨床力アップは間違いなし。「小笹流 私はこう読む」でポイントを整理して「確認テスト(解答と解説つき)」を終えるころには、あなたも心電図が読みたくなっているはず。
臨床薬理学 第4版
日本臨床薬理学会が総力を挙げて編む、待望のテキスト改訂第4版!薬物療法の重要性がますます高まり、新しい知見が日々もたらされる領域だからこそ、コアとなる知識をこの1冊に凝縮。必要事項を網羅しつつ情報は精選し、よりわかりやすくなった。医師、医学生、研修医はもちろん、看護師、薬剤師、臨床検査技師、製薬企業関係者まで、臨床薬理学に関わる医療関係者の定番書。臨床薬理専門医/認定薬剤師認定試験受験者には必携書!
研修医になったら必ず読んでください。
診療の基本と必須手技、臨床的思考法からプレゼン術まで
心構えから,臨床的な考え方,患者さんとの接し方,病歴聴取・身体診察のコツ,必須手技,プレゼン術や学会発表まで 臨床医として一人前になるために,これだけは知っておきたいエッセンスを達人が教えてくれます!
免疫・アレルギー疾患の分子標的と治療薬事典
生物学的製剤,低分子化合物のターゲット分子と作用機序,薬効のすべて
分子標的治療が多角的に理解できる!78のターゲット分子をカテゴリー別に整理し,生理機能を簡潔に解説.さらに薬剤は辞書形式で掲載,標的・適応・薬効など必要な情報が一目瞭然.基礎・臨床問わず必携の書!
