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消化器外科医に必要な ちょっと先いく画像診断

今野 弘之 (監修)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/07

消化器外科と血管外科の共同による最先端の治療を行っている浜松医科大学第二外科を中心に,国内のスペシャリストがそれぞれの得意な領域を生かした執筆で,消化器外科における先駆的なイメージング技術をまとめた1冊。NBI画像,CT三次元画像,ICG蛍光,三次元画像構築など,現在画像診断関連において有効と言われている新しい手法を用いて,画像構築をし,より正確かつ安全に手術を行うための一助となるよう具体的に解説した画像診断書。
日常診療における興味深い画像(症例)を提示し,実際に使用した造影剤,診断した理由などを明記。術前だけでなく術中・術後にも役立つ,消化器外科医が実臨床に活用できる内容となっている。今後新たな展開を見せると思われる質量顕微鏡,ラマン分光法など,近未来の画像イメージングの世界を先取りした内容も掲載。

病棟の困ったを解決!

マイナートラブル対処法

後藤 英司 (監修)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2013/01

病棟での患者対応を日々行う研修医は,大学では習わない,教科書にも載っていないちょっとしたトラブル(マイナートラブル)に対応していかなければならない。「カテーテルが抜けた」「食上げのタイミングがわからない」など研修医が実際に困ったシチュエーションを集め,どのように対処したらよいかを解説する。1項目は見開き2頁構成で,研修医の疑問に答えるQ&Aのほかに〈Check!〉や〈Advice〉で一緒に押えておくべき基本的事項や上級医からのアドバイスを盛り込んだ。若手ドクターのニーズを捉えた実用書である。

腹部の連想画像診断

画像に見えないものを診る

田中 宏 (編著)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/02

読影に臨む研修医・技師と指導医の軽妙でユーモアあふれる問答により,腹部領域の疾患の画像診断についてわかりやすく解説。症例画像や図版を豊富に盛り込み,症例画像の単なる絵合わせだけでなく,診断に至る論理なども病態生理を基に解明する。疾患はもとよりCT・MRIとは何か,そもそも腹部領域の画像診断とは何なのかを,画像診断に臨む際の心理にも踏み込んで執筆。
放射線科医の診断の醍醐味を軽快にそして奥深く追求した書籍。

脳・脊髄の連想画像診断

画像に見えないものを診る

森 墾 (編著)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2013/04

読影に臨む2人の研修医と指導医の軽妙でユーモアあふれる問答により,中枢神経,脊髄疾患の画像診断についてわかりやすく解説。絵合わせだけでなく,診断に至る論理を問答形式で解明する。
疾患の診断はもとより,CT・MRIとは何か,画像診断報告書の機微と落とし穴,そもそも画像診断とは何なのかを言語学や行動経済学を交えて解き明かす。画像診断に臨む際の心理にも踏み込んだ意欲作。症例画像に見える所見から,別のスライス画像に隠れた所見を連想し,さらに画像の向こう側の病態,患者さんの症状まで思いをはせる...。そんな放射線科医の診断の醍醐味を軽快にそして奥深く追求した書籍。

動詞で究める医学英語writing

小林 充尚 (著者)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/10

ナチュラルな英文を書く秘訣は,どんな動詞を使うかをまず決めること。とはいえ,難しい動詞は不要。実際に英語ネイティブが書く英文は,高校までに学んだ英語で十分である。本書では,受験英語で学んだ基本動詞をベースに論文や学会発表で頻用される重要動詞を約130語採り上げ,その意味や実際の論文で用いられている豊富な用例,派生語の使い方,関連語との使い分け,例文等を紹介。中学・高校で学んだ英語力をブラッシュアップして,うまく動詞を使いこなせれば,ナチュラルな英文が書けるようになる!専門英語へステップアップする橋渡しとなる1冊。

うまくいく!

超音波でさがす末梢神経

100%効く四肢伝達麻酔のために

田中 康仁(監修) 仲西 康顕 (著者)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/10

整形外科医にとって,超音波ガイド下伝達麻酔は非常に魅力的な手技である。超音波で末梢神経や穿刺針,薬液の広がり方をリアルタイムで確認しながら行う伝達麻酔の手技では,必ずしも放散痛を必要とせず,必要最小限の局所麻酔薬で確実な効果を得ることが可能である。救急外来,手術室,病棟などで実施する確実な伝達麻酔は,緊急で痛みを止めたいときだけでなく,術後の痛みの少ないリハビリテーションなど整形外科治療の幅を大きく広げることが期待できる。
しかし,思ったような超音波画像を初心者が得ることは難しく,特に末梢神経の描出には困難が伴う。本書は,初心者でも必ず見える組織からスタートし,そこからどういう順番で目的の神経を探し当てるかについて,一手順ごとに,イラスト・写真で詳述し,効果的な針の進め方のテクニックを動画で紹介。失敗しない四肢伝達麻酔のための手技も詳述した,整形外科医・麻酔科医必携の一冊。

意外と知らない!? くすりのTips

稲森 正彦 (監修)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/03

薬物有害反応の誘因の1つである相互作用や,基礎疾患(緑内障や前立腺肥大症など)がある患者さんが他科を訪れた場合など,若手医師が「意外と知らない」くすりのノウハウは多岐にわたる。本書は,研修医や若手医師が遭遇したくすりに関する具体的なトラブル・疑問などを取り上げ,どのように対処するべきかを明確かつ実践的に解説。相互作用・禁忌・副作用などの基本的な注意事項以外に,「添付文書通りでは効き目が薄い」「疾患の進行によって薬剤を使い分けるケース」など,実臨床に即した内容も積極的に掲載。各項目は見開き2頁にまとめ,多忙な業務の合間にも読みやすい(タブレット端末に最適な)紙面構成で,目から鱗の情報が満載の1冊。

これから始める運動器・関節エコー

必ず描出するためのコツとテクニック

石崎 一穂 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/07

昨今,整形外科分野において運動器のエコー検査が用いられる頻度が高まっている。骨,軟骨,筋,腱,靱帯,末梢神経,血管のすべてを評価することができる「無侵襲検査」であり,CTやMRIに比べ医療費を安く抑えることができ,簡単に検査を行うことなど利点が多い。
その反面,診断に役立つ画像を正確に描出するのは難しく,とりあえずエコーをあててみるのではなく,具体的に走査の手順をイメージし,どのように進行したらよいのかを考えながら撮ることが大切である。
本書は,運動器・関節に対してエコーを使いこなすために必要な基礎知識・技術をまとめ,検査の流れに即して,部位別に,1人で撮像するための方法,コツ,テクニック,エコーの見方・読み取り方を丁寧に解説。若手整形外科医,臨床検査技師の初学者にもわかりやすい紙面構成で,目的に応じた診断に役立つ画像を描出するポイントを簡潔に解説。関節リウマチや先天性股関節脱臼に対する撮り方,診断法も詳細に解説している。

医師のための 即効!英会話フレーズ 外来診療編

伊達 勲 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/04

本シリーズは医師が英会話の必要性を強く感じる「外来診療」「国際学会」という2つの場面の英会話フレーズをまとめた,音声付きの英会話書籍である。
「外来診療編」である本書は,患者さんへの挨拶から始まり,問診,身体診察,検査指示,診察結果の報告まで,臨床を行う医師の流れに沿って細かくシチュエーションを区切っている。それぞれに特有の表現を日英併記で掲載しているので,知りたい英会話フレーズをすぐに見つけることができる。また,すべての英語音声は端末上で再生することができる。
「舌を出してください」「手のひらを上向きにしてください」など,日本語ではごく簡単な表現も,英語で伝えるとなると難しい。さらに,問診や身体診察では「決まり文句」ともいえる表現があるので,それを知っていれば驚くほどスムースな意思疎通ができるようになる。
外国人の患者さんが来院してもスマートに対応できるようなるための1冊である。

基本動作の評価と治療アプローチ

武田 功(監修) 弓岡 光徳(編集) 廣瀬 浩昭 (編集)

出版社:メジカルビュー社

印刷版発行年月:2015/03

理学療法士の役割は,基本動作障害の原因を追求してそれを改善すること,もしくは機能障害があっても自立したADLを行う方法を患者に提案・指導することである。その介入の手がかりになるのが,観察的動作分析(評価)である。本書は,この観察的動作分析を身につけられるように,臥位,寝返り,起き上がり,座位,立ち上がり,立位,歩行といった基本動作について,「身体のどこを見ればよいのか」から「どこをどのように治療すればよいのか」までを紹介した書籍である。
基本動作の基礎知識,異常動作の解説,さらには基本動作の改善に必要なハンドリング(徒手的な動作誘導)を解説している。さらに,動画も収載しており,紙面掲載の動画再生アイコンから,実際の動作,治療法を動画で視聴することが可能。

リクツがわからずに診療していませんか?

臨床力をアップさせる循環器のギモン31

古川 哲史 (著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2016/10

臨床医から基礎医学の研究に転じた著者により、循環器領域の最新の診療に関する31個の疑問を基礎の視点から紐解いた一冊。各疑問に対して結論や根拠、臨床での捉え方・活かし方まで丁寧に解説されており、「なるほど!」とリクツを理解でき、かつ臨床力アップの手助けとなる内容となっている。循環器医はもちろん、一般内科医や研修医にもオススメである。

胸腔鏡拡大視でみる縦隔解剖と剥離手技―食道癌手術を安全に行うために

大杉 治司 (著)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2016/07

著者がこれまで30年以上にわたり行ってきた胸腔鏡手術と食道外科医の経験をとおして修得した、より安全な食道癌根治術を行うために必要な縦隔の微細解剖を網羅。発生学に基づく解剖と機能から、解剖亜型の対処法について、さらに各部位別にリンパ節門の方向からみた新しい郭清理論と効率的な手順を解説。食道外科医のみでなく呼吸器外科医も必読の手術書。

脊椎脊髄外科テキスト

高橋 和久 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2016/08

脊椎脊髄外科を専門領域とすることを志す医師のためのテキスト。同領域の臨床・研究に高い実績を誇る千葉大学脊椎外科グループの臨床経験・修練内容に即して基礎・診断・治療・周術期管理、および各疾患の病態と実践的知識を解説。脊椎脊髄外科診療の第一線に立つために求められる高水準の知識を網羅している。

作業で結ぶマネジメント

作業療法士のための自分づくり・仲間づくり・組織づくり

澤田 辰徳 (他編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/09

編者らの前著 『作業で語る事例報告―作業療法レジメの書きかた・考えかた』(医学書院、2014)は、作業に焦点を当てた実践をするための作業療法の知識と技術を作業療法士間で共有することを目的としたが、本書はそこから発展させ、作業療法にかかわる「マネジメント」に焦点を当て、読者が個人あるいは仲間や組織のなかで、作業を大切にする作業療法を実践できるよう、様々な知見と経験談をもとに示唆を与えている。

基礎から学ぶ楽しい保健統計

中村 好一 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/08

若手の医学・保健関係者向けの入門書。データの種類と記述的解析、統計図表(グラフ)の作成、推定と検定、交絡因子の調整などのテーマをわかりやすく解説。論文や学会発表などが理解でき、エクセルを用いた統計の作り方も身につく。ベストセラーの第1弾 「疫学」(黄色い本)、第2弾 「学会発表・論文執筆」(青い本)に続く、「基礎から学ぶ楽しい」シリーズ第3弾! 本書を読めば、統計を使うのがうまくなる、楽しくなる!

公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法

下山 晴彦 (他編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/09

国家資格になるのであればここまでは知っておきたい! 医療の基本知識から精神症状の診かた、うつ病や不安症などの精神疾患の特徴、心理アセスメント技法まで、医療・保健領域の現場でメンタルヘルス活動を適切に行うために必要な情報を幅広くカバー。症例を用いて具体的な心理介入のプロトコルも解説しており、実践でも役立てられる1冊となっている。

手の先天異常

発生機序から臨床像,治療まで

荻野 利彦 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/10

“手をみる”外科医として深く先天異常を探求し続け、その歩みを止めぬまま亡くなった荻野利彦氏の、まさに集大成となる書。著者の「分ける」ための分類ではなく、「治す」ための分類法に則って臨床例が展開され、膨大な数の各先天異常の肉眼所見とX線像が示される。患児にとって機能的であることはもちろん、整容的に最も望ましい治療法とは何か、著者がその目で見て、触れて、治療してきた先天異常のすべてがここにある。

アクティブラーニングをこえた看護教育を実現する

与えられた学びから意志ある学びへ

鈴木 敏恵 (著)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/08

インターネットが普及し、人工知能時代の到来を前に、「正解のない問題に自ら立ち向かえる力」を育成することが、ますます求められている。看護師であれば、最新の知識・技術を学び続ける力、コミュニケーション力や情報化へ対応する力などを強化することも必要である。本書では、看護師自らが考え、能動的に動くために必要なことは何かを主眼に、アクティブラーニングをこえた多くの実践的かつ有効な教育方法を紹介。

よくわかる人工呼吸管理テキスト 改訂第6版

並木 昭義 (編)

出版社:南江堂

印刷版発行年月:2014/02

人工呼吸管理の知識と技術をわかりやすく網羅した定本の改訂第6版.人工呼吸管理を円滑に行うための一般的知識から実際的知識や技術,症例ごとの特殊性などをわかりやすく解説.今改訂では,「人工呼吸セミナー」の現役講師に合わせ執筆者が交代し,図表を増やして2010年以降の最新知見を盛り込んだ.コメディカルスタッフ,若手医師に向けた短時間で読めて臨床にすぐ役立つ一冊.

一歩先のCOPDケア

さあ始めよう,患者のための集学的アプローチ

河内 文雄 (編)

出版社:医学書院

印刷版発行年月:2016/10

「地上で溺れる病」COPDを救う、集学的ケアチームによる臨床ガイド「地上で溺れるような」「もっとも苦しい人生の最終段階」と世界中の医療者が嘆き、苦慮する現代の病COPD(慢性閉塞性肺疾患)。超高齢社会のわが国で、500万人超の潜在患者層を来たるべき悲劇から救うため、最前線から集学的ケアチームが駆けつけた! 「牛乳瓶1本ぶんの酸素」でよみがえる笑顔のため、患者の人生をより良く支えるTips(現場のコツ)を詰め込んだ、臨床ですぐに役立つガイドブック。

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