臨牀消化器内科 Vol.34 No.1
2019年1月号
血流障害と消化管疾患
血流障害と消化管疾患
日常の内視鏡検査では,潰瘍性大腸炎やクローン病などIBD 以外の炎症性腸疾患のなかでは,比較的遭遇する頻度の高い疾患である.
血流障害が原因となる疾患は,診断や治療に緊急性を要するものが多く,早期診断が重要である.一方で時間を経過すると狭窄をきたしQOL を損なうものも含まれている.同じ血流障害を原因とする疾患の臨床像は多彩である.
臨牀透析 Vol.34 No.13
2018年12月号
腹膜透析患者のキュア&ケアのレベルアップ
腹膜透析患者のキュア&ケアのレベルアップ
「臨牀透析」の“平成最後の12 月号” を腹膜透析の特集で締め括ることになった.現時点でのPD 治療の到達点を取り上げた.そして疾患の治癒や病状軽減に科学的に妥当と考えられる対応(cure)と,その手段をいかにして身体的・精神的負担をより少なく患者に提供する(care)か…の二つの観点から論じていただいた.
パーキンソン病の医学的リハビリテーション
パーキンソン病は早期からリハビリテーションの関与は必須!さらに薬物療法や外科治療と組み合わせて行うことで、さらなる改善が期待できます。
本書は、治療とリハビリの組み合わせといった基礎的なところから、実際に現場で行われている各種リハビリのコツや、患者への福祉や心理的サポート、また今後リハビリに使われそうな最先端のロボティクスやバーチャルリアリティの紹介までを網羅しています。
「リハビリ」は患者自らが参加できる治療法でもあります。ぜひ本書を活用し、患者さんと一緒に治療を進めてください!
高齢者施設でできる感染制御マニュアル
平常時の対応から押さえておきたい感染症まで
高齢者施設の医療職・非常勤医師のために施設での感染対策の基本がこの1冊に!
高齢者施設での平常時の感染対策は何をどこまですればいいの!? 感染症が発生したらどんな対応をとればいいの!?
しかし、高齢者施設には十分な数の医師や看護師が常駐していないことがほとんど。そんな、病院ではない、高齢者施設ならではの事情を踏まえて高齢者施設でもできる感染制御の基本を、施設感染対策のプロが解説します。
個人防護具の着脱法や、平常時の感染対策から個別の感染症に対する予防・感染制御策まで、施設に一冊おいておきたいマニュアルです。高齢者施設に携わる非常勤医師の方にもおすすめします。
jmedmook58 あなたも名医!外来でどう診る?性行為感染症
プライマリケア医の悩み・疑問に答えます
近年、性行為などで感染する梅毒の患者数が増加の一途をたどっています。
本書はその梅毒を含めた性行為感染症について、プライマリケアの現場で役立つリアルかつ最新の知識をまとめました。
公式ガイドラインでは知ることができない診療ノウハウを専門医達が本音でお伝えするをコンセプトに、現代日本の様々な性交渉スタイルを想定しながら一歩踏み込んで解説!
性行為感染症の基本的知識から各疾患の診かた、これまで語られることの少なかったハイリスクな職業や曝露被害への対応もしっかり取りあげています。
性感染症領域への苦手意識を払拭できる、今日から役立つ知識が満載の実地医家のためのガイドブックです!
Dr.林の当直裏御法度―ER問題解決の極上Tips90【第2版】
12年ぶりの大改訂 ! 研修医を支える、技・心のノウハウがさらにパワーアップ !
より臨床的に、より実践的に、内容、誌面を大幅リニューアル
12年ぶりの改訂では、最新情報を基に鑑別法・対処法、文献のアップデートを行うとともに、リクエストの多かった臨床項目を増量、頻度の高い役立つ裏技を精選し、ゴロ合わせも多用した現場目線での作りになっている。全体で20項目の追加になるなど内容の充実を図るとともに、より使い勝手が良くなるよう「臨床編」「マネージメント編」「その他」に振り分けられ、さらに誌面チェンジでより見やすくなった。
研修医・若手医師には欠かせない上級医や患者さんとのコミュニケーション術やERの心構え、医師の未来像などDr.林節をきかせた幅広いテーマも取り上げている。研修医、当直医を技と心から支える、まさに裏御法度の1冊 !
はじめてでもできてしまう科学英語プレゼン
“5S”を学んで、いざ発表本番へ
ネイティブ英語講師が教える理系の英語での伝え方「基礎の基礎」.手順をStory,Slides,Script,Speaking,Stageの5Sプロセスに整理.これに倣えばはじめてでも立派に準備できる!
研究者・留学生のためのアメリカビザ取得完全マニュアル
「留学でビザが必要になる,でも手続きは独力でやらないと…」そんな方への手引書です.必要書類の一覧と記入例はもちろん,大使館面接の注意点,Q&A集など,新規取得に必要十分な情報を,米国移民法弁護士が解説
理学療法のための
筋力トレーニングと運動学習
動作分析から始める根拠にもとづく運動療法
最新のエビデンスにもとづいて効果的な筋力トレーニングと運動学習を解説.動作分析から「なぜ動けないのか?」を見極め,「こうしたら動ける」を考えるための基礎理論が身につく1冊.ケーススタディと動画付き.
非特異的腰痛のリハビリテーション
腰痛の原因を分類してそれぞれに適した介入方法が学べる今までにない入門書です!評価法と治療手技を写真と動画で丁寧に解説しています.慢性化症例,治療効果が長続きしない症例にも対応できる力が身につきます!
医師国家試験の取扱説明書
国試対策の人気メルマガ,通称「国試のトリセツ」が書籍化!過去問を解いても自分の力になっている気がしない…それは「演習フォーム」が身についていないからなんです.成績+臨床力がアップする,国試の解き方を解説.
気管支鏡診断アトラス
CT画像から気管支分岐を正確にイメージし、肺末梢の病変まで捉える気管支鏡“枝読み”術。その手法を駆使し診断に至った症例を多数提示する。10 steps methodを用いた気管支鏡所見の見かた、生検・擦過のコツ、病変の分類・評価のポイント等、著者が長年の経験により培ったノウハウも併せて解説。中枢病変・末梢病変の診断過程をトレースできる実践的なアトラス。
ワシントンマニュアル 患者安全と医療の質改善
指導医と研修医のコラボによる、現場で役立つ「医療安全」本
世界で圧倒的な支持を受ける「ワシントンマニュアル」シリーズに「医療安全」が新登場。各章ごとに症例と問いかけを提示して、基本的な考え方から臨床現場での具体的なアプローチ、役立つ情報やツールを簡潔にまとめる。指導医と研修医がペアとなって執筆するシリーズの伝統は健在。ワシントン大学で研鑽を積んだ監訳陣が贈る、日々医療エラーと隣り合わせの医師、看護師におすすめの1冊。
リトルICUブック 第2版
持ち歩ける『ICUブック』
はじめての重症患者管理は世界で信頼されるこの1冊から
集中治療医学の大ベストセラー『ICUブック』の子本「リトル」が8年ぶりに改訂。親本と相互参照できる構成、最新ガイドラインへのアップデート対応、新規書き下ろし収載など、全面的に刷新。病態生理から重症患者管理を考えるMarinoスタイルはそのままで、「ダイジェスト版」の枠に収まらず、「リトル」のみでも充分に使える充実した内容。値下げしてポケットサイズに生まれ変わり、日常的に持ち歩きたい研修医にもおすすめ。
メディカルスタッフのための医療禁忌なるほどブック
外来や病棟での処方と注射、検査、処置、透析室での禁忌を「なぜ」してはいけないのか、どうすればいいのか、
わかりやすく解説。日々の業務にひそむ落とし穴を今すぐチェック!
技術1割のプレゼン
オーディエンスの心に届き,良き変化につながる.ここまでできて,そのプレゼンは「よいプレゼンだった」と言
える.ただ資料がきれい,説明が分かりやすいというだけでは,人の認識を変え,行動変容を促すには不十分であ
る.本書では,表面的な技術に捕らわれることなく,「よいプレゼンとはどういうことか」を深く追求し,その本
質を掴むことを試みた.どんな場所でも誰が聴衆でも,伝えられる力が身に付く,新しいバイブルだ.
胎児発育不全
周産期の死亡の原因となるだけでなく,生涯にわたって多くの疾患や障害に影響を与えるとされている“胎児発育
不全”.近年では予防法と治療法に関する研究が進んできており,現代の周産期医療の中で最も注目を集めるこの
分野をメインテーマとした本邦初の書籍.この一冊で胎児発育不全についての定義や医療上の問題点,実臨床の管
理法や治療や予防などに関する最新の話題まで,エビデンスに基づいた解説とともに網羅することができる.
糖尿病性腎臓病の診かた,考えかた
糖尿病の視点からも腎臓病の視点からも大きなテーマである糖尿病性腎症.近年ではdiabetic kidney disease
(DKD)という新しい用語も現れ,「糖尿病性腎臓病」と訳され,その定義付けが課題の一つとなっている.この
ように糖尿病性腎症を取り巻く環境が変化する中で,最新の知見を踏まえて従来の腎症との違いを理解すること
は必須.本書では多様化する臨床病態を見抜く洞察力を手に入れるべく,エキスパートが結集しまとめあげた.
絵でわかる口述信念対立
「職場の人間関係」のせいで心が折れそうになっていませんか? すっと心が楽になり,患者さんにもいつも笑顔
で接することができるようになる.そんな職場の「信念対立」への対処法をそっとお伝えします.「出来事の意味
があるのではない.私たち自身が出来事の意味を創るのだ.」By Takuya Okamoto.すべての医療者にお勧めの
1冊です.
≪いまさら訊けない!≫
いまさら訊けない! がん支持療法Q&A
いまや,がんは2人に1人が罹患するcommon disease.すべての医療スタッフが日常的にがん患者さんと接する時
代です.がん治療を安全かつ効果的に実施するためのがん支持療法は,一般内科医はもちろん,医療現場で活躍す
る人全員が造詣を深めるべきテーマです.本書では代表的な支持療法につき,Q&Aでエキスパートがわかりやすく
解説します!
