新人看護師の成長を支援するOJT
新人看護師の指導・支援にかかわるすべての指導者(実地指導者、プリセプター、メンター、エルダー…etc)必読。新人の成長のキモとなるOJT(On-the-Job Training)のポイントが詰まった1冊。成人学習の理論をもとに、指導者の「役割」、おさえておきたい「基礎知識」、新人の目線から描く指導にまつわる「場面」、具体的なOJTの実践をまとめた「実行プラン」で、指導の幅が広がる。
乳癌診療のための分子病理エッセンシャル
乳癌は,患者のサブタイプを見極め,治療効果や予後を予測しながら治療選択を行うことが標準的になってきた.本書では,サブタイプの違いの背景にある遺伝子変異や分子の変化が,治療効果や予後の違いにどのように直結し,どこまで予測が可能になっているのか,臨床医がおさえておくべきポイントを病理と臨床の両側面からわかりやすくまとめた.
糖尿病医療学入門
こころと行動のガイドブック
治らない病気と言われてきた糖尿病も、糖尿病学の着実な進歩により、良好なコントロールが得られるようになった。しかし一方で、病気であることを受け入れられず、適切な治療を拒否・中断してしまう患者が多いのも現状である。糖尿病の患者心理の第一人者である著者が、この問題を解決するために臨床現場に行動科学などを採り入れ実践。本書は、糖尿病患者と医療を繋げることに成功した著者の集大成。
異端の看護教育
中西睦子が語る
きれいごとで塗り固めたものには嘘がある。しかし、ナースたちはイノセント(無知)であるように教育されていて、現実が見えない、現実に気づかない。事実に目を向けられるナースを育てることはできないのだろうか。本書では、著者中西睦子氏がこれまでの看護教育で隠されていた部分を明確にするため、鍵となる視点を提示する。
ガイドライン準拠
C型肝炎治療Q&A
異なる作用機序のDAAsの登場により,経口薬のみによるC型肝炎治療が可能になった.ガイドライン作成委員で肝臓専門医のエキスパートが,C型肝炎ウイルスタイプ別,臨床検査値,併存疾患や併用薬剤の有無により,どのような患者に,どのような治療を行うべきか,新しい抗ウイルス療法を中心に,C型肝炎治療における疑問をQ&A形式で答える.
子どもをあずかる人のための救命マニュアル
心肺蘇生法,AEDの使い方,気道異物除去方法,アナフィラキシーショックへの対応方法,エピペンの扱い方,緊急対応を要する病気やケガの知識などを,イラストを用いてわかりやすく説明.
救命に役立つ知識をまとめた携帯カード付き.
ポイントマスター!小児眼科・弱視斜視外来ノート
教科書には書かれていない小児眼科・弱視斜視外来のコツとポイントが、ぎゅっと凝縮 !
アジアでトップレベルの診療を行い、全国から眼科医が研修に訪れる浜松医科大学眼科学教室・小児眼科弱視斜視分野で、実際に使用されている外来診療マニュアルを書籍化 !
検査、眼鏡処方、弱視・斜視の診断治療のコツとポイントをスペシャリストがわかりやすく解説しています。
「寝転んで読みながらでも1週間以内に読めること」を目標にコンパクトにまとめ、小児眼科を専門としない眼科医、専門医を目指す若手眼科医、視能訓練士が“これだけは知っておきたいエッセンス”が効率良く身につきます。
付録として、浜松医科大学で用いている小児問診票やさまざまなリーフレット、斜視手術で使用している器具一覧を掲載。
眼科医・視能訓練士必携の一冊です !
コメディカルのための邪道な脳画像診断養成講座
治療や支援で脳のどこが良くなったの? と患者さんや家族に尋ねられたら、答えられますか?
本講座の目標は、
●脳の異常所見は画像でどのように見えるのか、
●それぞれの脳疾患により、どのように正常な脳は減るのか、
●羅患後の患者さんに、正常な脳がどれくらい残っているのか、
をCT・MRI脳画像で理解・評価できるようになることです。
脳画像上で正常な脳の量を見積もれるようになれば、患者さんのADLや自己管理能力、社会復帰のための潜在能力をアセスメントできるようになります。
【本書の特長】
★漫画中心で解説されているから、楽しく学べる!
★各年代別の正常CT・MRI画像を掲載!
臨床で持ち歩いて患者さんの脳画像と比べてみよう!
マトリックスでわかる!
漢方薬使い分けの極意
患者さんの状態に合わせて処方するべき漢方薬がマトリックスからひと目でわかる!「日本内科学会認定医制度の研修カリキュラム」をもとに,漢方薬がよく使われる疾患・症状を厳選して掲載.(1)「マトリックス」から候補薬を選び出し,(2)「処方一覧表」で処方薬を決定できる.漢方医学の基礎知識や,漢方薬の便覧も収載.はじめて漢方薬を使う,もっと幅広く使ってみたい医師・研修医必携の1冊.
乳房ソナゾイド造影超音波診断ガイドブック
ソナゾイド造影超音波検査法の原理と乳腺疾患の診断・治療における有用性をまとめた入門書.ソナゾイドは血管構築像をリアルタイムで明瞭に抽出でき,腫瘍の広がりや治療効果判定に非常に効果的である.病変の検出・鑑別診断,治療方針の決定や術後のフォローアップにおいて本法を使いこなすための基本的知識を豊富な画像で解説している.
治療 特別編集
診療ガイドラインが教えてくれないこともある
総合診療医の皆さまへ。
診療ガイドラインとのおつき合い、うまくいっていますか? 欠かせない存在ではあるけど、いいなりになってもいられない。こと総合診療の現場において、その距離感は絶妙です。だから、実情に即した、本当に使える診療ガイドラインのむこう側、まとめてみました。ちょっくらのぞいて、みませんか?
眼科疾患最新の治療2016-2018
主要な眼疾患を網羅し,その最新の治療法の実際に焦点を絞って解説した日常診療の指針となる一冊.「ドライアイテーラーメイド治療の時代」「フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術」「iPS細胞を使った眼科再生医療」など10の注目テーマを巻頭トピックスでレビュー.本巻から新たに「鑑別診断Quiz」「薬剤使用のイロハ」の項目を新設し記載の充実を図った.
ナラティブホームの物語
終末期医療をささえる地域包括ケアのしかけ
超高齢・多死社会を迎えたこの国で、人が安心して死ねる住まいをめざしたチームが富山県砺波市にある。家庭のような病院をめざした医師と、患者固有の物語に添ったケアを追求する看護師と介護福祉士たち。2010年開設以来、全国から熱い注目を集めるナラティブホームはどのように誕生し、日々運営されているのか。さらにその診療、看取り、エンゼルメイク、葬儀、アルバム作りまで、医療者の実践の詳細を1冊にまとめた。
在宅ケアの不思議な力
医療・福祉・介護にかかわる専門職をつなぎながら、地域住民を巻き込み、さらにネットワークを広げ続ける著者が、在宅ケアにかかわるすべての人たちに伝える思い。
在宅ケアのつながる力
――「いのちを支える」のが、在宅ケアの仕事。「いのちを救う」ことで精いっぱいの医療のなかで、病や老いとともに生きることを支えるために多くの人とつながって、大きな力を生み出していきたい――(プロローグより)『在宅ケアの不思議な力』に続く2冊目の本書。「不思議な力」によって起こった各地の動き、そこで生まれた出会いの数々。訪問看護師たちが主催した「まちをつくるシンポジウム」(第四章)の、ターミナルを支えたケアの専門職・家族・友人の語りからも、生きることを支えるためにつながったケアの魅力が伝わってくる。
ダーモスコピー・ハンドブック
皮膚科医必携!
皮膚科診療,とくに悪性黒色腫や母斑などの診断にかかせないダーモスコピーを,わかりやすいハンドブック形式で紹介します.なぜその色がみえるのか(第1章),なぜその構造がみられるのか(第2章),この疾患ではどのような所見がみられるのか(第3章)…….
これからダーモスコープを使おうとする初心者から,用語の難解さにあきらめかけた方,もういちど知識の総復習をしたい上級者まで,すべての皮膚科医必携の書.
Start Up 質的看護研究 第2版
質的看護研究についての入門書.第2版では「質的データを分析するステップ」に「逐語録からコード化を行うプロセス」と「逐語録を作成する目的と方法」を加筆.
内容を刷新し,看護実践例をもとに5つのステップを踏んで基本的な研究方法を解説する.
ヒラメキ!診断推論
総合診療のプロが苦手な症候へのアプローチ,教えます
総合診療のプロが「診断推論」の実際を伝授.米国で診断の思考過程を学び帰国後卒後教育に積極的に取り組んできた編者による,これまでの診断推論本とはひと味異なる一冊.外来で遭遇することが多い20症例につき,診断に至るまでのプロ達の思考過程を体験して,ヒラメキ(スナップ診断)と論理(分析的アプローチ)の両面から診断推論のスキルを身につける.
患者満足度ベストを目指す 非手術・低侵襲美容外科
形成外科学に基づいた考え方とテクニックの実際
美容外科領域の非手術的処置および低侵襲手術についてまとめた実際書.機能・整容面の予後を念頭に置いた安全・確実な手技が学べる.各論では,部位別に各術式の局所解剖,適応,患者への説明,手技の実際,合併症対策などについて解説.症例提示では代表症例だけでなく,患者の満足が得られなかった症例についてもできる限り提示した.
感染症最新の治療2016-2018
最新情報と治療方針を整理し、簡潔にまとめた「最新の治療」シリーズの感染症版。巻頭トピックスでは、「鳥インフルエンザとパンデミックインフルエンザ」「MERSコロナウイルス」「新規バイオマーカー:プロカルシトニン、プレセプシン」などの注目テーマを取り上げた。診断や管理についての基本的事項、主な臓器別の感染症、多剤耐性菌・院内感染菌への対応など簡潔に解説し、一冊で感染症の“いま”がわかる。