あなたへの医師キャリアガイダンス
研修病院選びの決め手は何か、専門を何にするか、臨床か研究か、留学や開業をいつするか……。医師としてのキャリアの積みかたは多様だ。本書では50人の先輩医師が「今のあなたの悩みについて、かつて(あるいは現在進行形で)同じように悩み、このような道を選んだ」と、本音で語る。執筆陣は聖路加国際病院内科の現役・OB/OGという共通点はあれどその経歴は多種多様。さまざまな努力や転機となったエピソードが興味深い。
看護・医療系の調査研究エッセンス
研究の成否を左右する「問題意識を深めること」と「研究計画書の作成」に役立つ知識とコツをまず解説。調査の進め方からデータ分析での実践的なヒント、研究発表で質問を受けた時の対応の仕方まで、研究の初心者に必要とされるエッセンスを、若い著者らのフレッシュな経験を踏まえて抽出し、やさしく伝えます!
摂食障害のセルフヘルプ援助
患者の力を生かすアプローチ
「セルフヘルプ援助」とは、患者本人の力を引き出しながら治療していくアティテュード。摂食障害の治療を効果的に進めるその理論と臨床での使い方について、9つの創作症例をベースに、さらに資料編の「患者の力を生かす13のツール」も交えながら、具体的かつポイントを押さえて解説。有機的で立体的に張り巡らされたクロスリファレンスによって、「知識がつながる。理解が深まる。そして実践したくなる!」
看護教育学研究 第2版
発見・創造・証明の過程
看護教育学に関わる研究に取り組むすべての研究者に必要な知識、技術、姿勢を解説。第2版では、先行研究分析や内容分析など、看護学教育研究に必要となる方法論の記述が充実。また、これまで蓄積されてきた研究が、看護教育学の体系全体の中でどのように位置づくかが整理されている。
≪Navigate≫
循環器疾患
「神経疾患」「腎疾患」に続く、Navigateシリーズ第3弾。内科学をはじめて学ぶ学生を意識した分かりやすい文体で、循環器疾患の病態から治療までを丁寧に解説。図表や医師国家試験で実際に出題された写真を多数掲載しているので、医学生がおさえるべきポイントが“一目瞭然”で理解できる。また、紛らわしい病態や所見の比較が表にまとまっており頭の整理には最適。内科学の柱、循環器系をこの1冊でマスターしよう!
臨床推論ダイアローグ
指導医とレジデントの対話形式で診断の思考プロセスをトレーニング。「よくある疾患だが意外な症状」や「よくある症状だが意外な疾患」など、研修医にとって示唆に富む40症例を厳選。これらを診断の難易度別に5段階に分類し、初学者でも無理なくステップアップできる構成とした。各項目は「Prologue(症例提示)→Dialogue(臨床推論)→Epilogue(確定診断)」という一連の流れで小気味よく展開。
専門医がリードする
小児感染症ケースカンファレンス
子どもは大人に比べて免疫力が未発達です.そのため,感染症は重症化しやすく,さまざまな症状を引き起こします.適切な診断をするには知識と共に経験が重要になります.本書は小児感染症を専門とする執筆陣が,症例の具体例から考え方を解説しています.小児科医を目指すレジデントや小児感染症診療を得意としたい医師にぜひおすすめ致します.
日野原重明ダイアローグ
「週刊医学界新聞」に掲載された日野原重明氏の講演・インタビュー・対談・座談会などから11本を厳選し書籍化。医学教育、プライマリ・ケア、POS、緩和医療など、医学界の発展は日野原氏の革新の精神とともにあった。
整形外科痛みへのアプローチ3 肘と手・手関節の痛み
本書は、肘から手指までの疼痛を起こす外傷や疾患を機能解剖を理解したうえで診断、治療を考えるように構成してある。また診断、治療もそのメカニズムが理解しやすいように記述し、可能な限り図示するように編集した。
整形外科痛みへのアプローチ2 膝と大腿部の痛み
スポーツ愛好者の増加や高齢化社会を背景に、膝関節痛を訴える患者が増加しており、リハビリテーションまで視野に入れた効果的な治療が要求されている。本書は、膝関節周辺に疼痛を生じる疾患の病態や治療について、豊富な図やイラストを用いて視覚的に解説。機能解剖についてもわかりやすく解説した。また、日常遭遇しやすい疾患の詳細な鑑別チャートを収載。外来診療での活用や知識の再確認などに有効利用できる。若手医師の入門書としてはもとより、コメディカルスタッフにも好適な一冊。
腎疾患・透析最新の治療2011-2013
年々進歩する腎疾患・透析領域の治療指針と最新情報を簡潔にまとめた2011年発行版.巻頭トピックスでは「腎臓再生療法のup to date」や「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン」等を取り上げた.今版からは腎疾患関連薬剤一覧や腎機能低下時の薬剤投与量一覧も新設.各論では,治療方針,処方の実際,透析療法導入のタイミング,患者管理・生活指導から最新トピックスまで幅広く解説した充実の一冊.
基礎からはじめる鎮痛・鎮静管理マスター講座
せん妄予防と早期離床のために
集中治療室で看護師が行っている鎮痛・鎮静管理を平易に解説した,ベッドサイドですぐに活用できる実践書.PADガイドラインやABCDEバンドルといった最新の情報に対応.鎮痛・鎮静における看護をビギナーからベテランまでが理解し実践できるように,難易度別に構成.せん妄の予防や早期離床の考えについても解説しており,クリティカルケア領域の看護師必携の一冊.
ナースビギンズ
急変対応力10倍アップ 臨床実践フィジカルアセスメント
患者急変を最短で見抜くための「実践アセスメントスキル」を網羅した1冊.看護基礎教育で学ぶ「ヘルス・フィジカルアセスメント」が,なぜ臨床現場で生かしにくいのか.その解決策は「一刻を争う場面で,最適な手技をいかに選ぶか」というノウハウにある.実践からしか学び得ないこの臨床知を,150点以上の写真でリアル・ビジュアルに展開.看護学生やビギナー,今まで以上に観察力を磨きたい看護師に最適の書.
システマティック腎臓栄養学
input・balance・outputで理解する
腎臓病・透析患者に対してどのようなステップで適切な食事を選択していけばよいか,栄養療法を“システム工学”的な枠組みに沿って体系化.排泄(output)を推定・計測し,血液濃度などから生体内バランスでの過不足(balance)を判断し,食事の必要量(input)を決定するというアプローチ法を提案する.刻々と変わる患者の病態に応じた,きめ細かい食事指導の考え方を理解できる.
乳房画像診断最前線
超音波診断を中心に
乳房の画像診断は近年,スクリーニングから精検,化学療法の効果判定など,超音波の活用の場がひろがっている.Bモード画像をはじめ,カラードプラ,組織弾性評価,ソナゾイド造影などの超音波診断を中心に,マンモグラフィやMRI,PET/CTまでマルチモダリティを駆使した乳腺疾患の診断法をまとめた.最新の知見と多様なケースファイルを提示し,乳腺疾患の良悪性診断,治療方針決定の流れを理解できる実践書.
災害時のメンタルヘルス
大規模災害時のメンタルヘルスのための実践書今後予想される大規模自然災害における精神医学的対応について、災害発生直後・急性期から中長期までを網羅して解説する。第1章から第8章までは被災現場での支援ならびに被災地外からの支援について、その方法、理論的背景、実際を今後に活かせる視点でまとめた。第9章は、医師、保健師、自治体、大学精神科、精神科病院などさまざまな立場からの、主に東日本大震災での実際の経験を実践編としてまとめた。
トライ! 看護にTBL
チーム基盤型学習の基礎のキソ
看護教育にTBL(Team-Based Learning:チーム基盤型学習)を取り入れる際の準備、授業設計の流れなど、TBLを用いた授業のノウハウがこの1冊に。教材作成の工夫やファシリーテーションのコツ、ガイダンスで使える資料まで、実践に役立つ情報が満載。さらに、海外研究や受講した学生の声も紹介し、TBL学習の効果もわかる。
神経内科プラクティカルガイド
好評書『神経病レジデントマニュアル』を研修医のみならず若手内科医全般に役立つ神経内科診療の手引き書としてアップデート。神経診察や検査の項では手技の写真や解剖図を多用しわかりやすく解説。さまざまな神経疾患を網羅した疾患各論では「診断の決め手」や具体的な処方例を含む治療法を明快に提示。巻末には脳波所見や画像など診療に役立つ付録も収載。神経内科の臨床に長年携わってきた著者の実践知が詰まった1冊。
腹腔鏡下大腸癌手術
発生からみた筋膜解剖に基づく手術手技
正しい臨床解剖の理解こそが外科医としての第一歩であるとする著者の、これまでの外科局所解剖に囚われない、ユニークな手術論、手術手技の提唱。各論の6手術では、きめ細かな手術手順の解説とともに、膜を描ききった細緻なイラストで腹腔鏡下手術におけるベストな剥離テクニックを読者に呈示する。ビギナーからベテランまで、アクティブな消化器外科医に贈る著者渾身の熱いメッセージ。
≪Navigate≫
腎疾患
「医学生のための“1周目”のテキスト」というコンセプトのもと編集されたNavigateシリーズの腎疾患編。医学生が躓きやすいと言われる「電解質異常」や「酸塩基異常」の基本的な考え方、糸球体腎炎の組織像の見方などを丁寧に解説。疾患の解説だけではなく、病態生理についてもしっかりと言及し、読者の理解を助ける図表を多数配置。初学者が抱く「なぜ?」という疑問に明快に答える医学生のための最新教科書が誕生!