内科救急 見逃し症例カンファレンス
M&Mでエラーを防ぐ
M&M(morbidity & mortality)とは、死亡例・重症例・見逃し症例などを検討し、再発防止のためにシステムや環境の改善を行うカンファレンス。本書はM&Mカンファレンスで取りあげられた内科救急の症例をもとに、エラーの原因に迫り、致死的疾患に隠れる落とし穴や間違った認識などについて、最新の文献をもとに解説する。M&Mカンファレンスのやり方も詳しく、自施設で始めてみたい人にも最適。
親子保健24のエッセンス
公衆衛生』誌の連載「保健師さんに伝えたい24のエッセンス-親子保健を中心に」を書籍化。保健師が効果的な親子保健の活動を実践するために、この分野に長くかかわってきた小児科医・公衆衛生医である著者からの珠玉の提言。とくに、乳幼児の発育のチェック、発達障害を理解し支援する視点、思春期教育の進め方など、具体的な実践方法が記されており、新人から中堅の保健師には必読の書。
≪脳とソシアル≫
脳とアート
感覚と表現の脳科学
生物にとって、感じることは、生きること。命を守るために、五感を研ぎ澄ませ、生活している。しかし、ヒトは、感じたものを自分なりに表現しようとする。それは、なぜか? 「アート」という身近な行動から脳の仕組みを探る、「脳とソシアル」シリーズ第4弾。
ティアニー先生の臨床入門
Principles of Dr. Tierney's medical practice
「診断の達人」「鑑別診断の神様」と賞賛される米国を代表する内科医、ローレンス・ティアニー氏が、臨床医学の学び方と臨床修練の基本を綴った。医師はどう成長していくべきか、すぐれた臨床教育者として知られるティアニー氏ならではの臨床道が語られている。本書で初めて綴られたティアニー氏による「症例提示のスキル」も圧巻。医学生・研修医必読のシリーズ第2弾。
脳血管障害と神経心理学 第2版
名篇『脳卒中と神経心理学』待望の改訂。脳血管障害に起因する神経心理学的症候と、その病変部位、血管支配の解説について、新たな知見を増補。本書を鳥瞰する「総論」と脳血管障害の病態から神経心理学を論じた「病因からみた神経心理学」の章を新設。さらに「治療と対策」の章では、リハビリテーションに関する項目を充実させ、臨床でいっそう役立つ内容に。神経心理学に携わる医師、言語聴覚士、作業療法士の必読書。
そこが知りたい! 感染症一刀両断!
どの専門領域であっても誰も感染症治療から離れることはできない。しかし、感染症治療について、何がわからないのかがわからない、何をどう勉強してよいのかわからない、と悩んでいる人も多いだろう。
本書はマニュアル的構成でありながら専門でない人にも理解しやすいように、感染症診療では避けることのできない微生物系臨床検査、細菌や抗菌薬の特徴といった知識もコンパクトに、わかりやすくまとめられ、しっかりした基礎医学的知識と、感染症を疑ったときの考え方とアプローチのための思考力を身につけられるつくりになっている。
研修病院選びかた御法度 第2版
初版では、当時研修医だった著者らが感じた研修先への疑問点や現状分析、学生らに伝えたい研修病院を選ぶにあたっての評価の視点をまとめた。
第2版では、指導する立場となった著者らの視点から捉えた研修病院の選びかたのポイントを追加、よりリアルな提言がなされている。
学生には研修先をどう評価・選択するか、研修医には現場の研修のあり方を、研修病院には選ばれる研修先となるための極意をまとめた一冊。
よく出会う18症例で学ぶプレゼンテーションの具体的なポイントとコツ
初めてだってうまくいく!
よく出会う症例ごとに、押さえておくべきプレゼンテーションの具体的なポイントとコツを、天理よろづ相談所病院の教育的カンファレンスを誌上再現するかたちでわかりやすくまとめた。本書の研修医とともにカンファレンスに参加して、ほめられるプレゼンテーション力を身につけよう。
最速!聖路加診断術
聖路加国際病院の内科は救急外来からの入院が多く、ゆっくり時間をかけて診ることはできない。そこでまずチーフレジデントが患者の年齢、性別、病歴、身体所見からより可能性が高く、緊急性のある疾患を推論する。そして検査を経るごとに診断推論を繰り返し、 最終診断に至る。
旬のチーフレジデントたちが、 日々の臨床現場で経験した症例から、論理的な診断アプローチをまとめたのが本書である。
質が問われる時代の
看護サービスマネジメント
人材育成コンサルタントとして病院の研修に数多く携わっている著者が、「医療はサービス業である」という視点から、一般企業のマネジメント事例やマネジメント論を取り入れて独自の「看護サービスマネジメント」について言及。著者自身が看護や医療現場を実際に見聞きする中で得た改善・改革のヒントは、きわめて具体的。組織的サービスの質を高めることが求められる今日の看護師・看護管理者に、患者サービスの本質を伝える1冊。
感染症外来の帰還
『感染症外来の事件簿』から3年。研修医世代から好評を博した前著をもとに、日本のプライマリ・ケア―外来診療を支えるベテラン臨床医向けに新たに生まれ変わった論考が本書。卒前教育で感染症を学ぶ機会の無かった世代に向け、世界的かつ日本的であり得る臨床感染症学の“中庸”を投げかける。小児・漢方・新型インフルエンザと、現場で求められる現代のニーズを満たす要素も盛り込まれた。
計画・実施・評価を循環させる授業設計
看護教育における講義・演習・実習のつくり方
よい授業は、循環する授業設計からつくられる!看護教育における授業設計について、実際に授業を展開するステップである「計画」「実施」「評価」の一連の流れに沿って解説。授業設計の基礎から実践までをまとめた看護教員必携の1冊。
毎日診ている皮膚真菌症
ちゃんと診断・治療できていますか?
皮膚科医にとって最も身近な疾患─皮膚真菌症─ちゃんと診断・治療できていますか?教科書にはあまり書いていなかった,意外と知らなかった診断・治療のコツやポイントが満載の一冊.明日からすぐに使える実践書!
入門 金匱要略
漢方の原典である「金匱要略」を学ぶための初心者向け解説書.本書では[原文の書き下し文]を読み,[注][解説]で内容を理解し,[症例][応用]で実際の臨床応用について学び,[名医の論説]で処方のこつを理解するという構成になっている.初学者が理解しやすいよう「重要用語解説」を掲載し, 読みやすいように原文や方剤名にルビを付した.
≪看護ワンテーマBOOK≫
退院支援実践ナビ
在院日数短縮に伴い注目が高まる退院支援。医療依存度の高い患者の退院・在宅療養生活への移行には、入院早期、ひいては外来通院中からの、看護師による「生活目線」の退院支援がカギとなる。退院調整部門はもちろん、すべてのスタッフ、看護管理者に求められる退院支援の考え方、知識、方法論を、退院支援の第一人者の著者がナビゲート。
検死ハンドブック 第3版
本書は著者の実務経験を踏まえ,現場ですぐに役立つ情報を要領よくまとめている.見やすい図表を用いて,できる限り箇条書きにしているのも特長である.改訂3版では法改正と,時代に即した細かな注意点を見直した.異状死体の検案に係わる方々のハンドブックとしておすすめする.
肛門疾患
-解剖から手術まで-
肛門疾患の治療には,さまざまな手法が取り入れられているが,なかなか思うようにいかない.本書では,肛門疾患の外科的治療を連続写真やイラストを多用し,スタンダードな手術手技を詳解している.また,肛門科でよく遭遇する大腸疾患なども掲載.
前半の発生,解剖,生理の章では,肛門科医として知っておくべき肛門のしくみを解説.
こどものうつる皮膚病によくみる50症状
どう診て・どう対応するか
第2弾は「感染する(うつる)皮膚病」.
うつる皮膚病か,うつらない皮膚病かを見わけるポイントから,スキンケア,また,うつるから気をつけなければならない注意事項などをていねいに解説.多種多様の薬剤を使用する治療方法についても具体的に掲載した.
こどものアトピーによくみる50症状 第2版
どう診て・どう対応するか
第1弾はこどもの最も日常的な皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎を取り上げた.
著者の豊富な経験から得た診察法,外用剤の塗り方やスキンケアなど「コツ」が満載.
日常診療ですぐに使える一冊となっている.さらにプロトピック●軟膏0.03%小児用の実践的な使い方,アトピー性皮膚炎の予防法も盛り込んだ.
ここが知りたい職場のメンタルヘルスケア 第2版
精神医学の知識&精神医療との連携法
メンタルヘルス不調をきたす勤労者が増加する昨今,職場のメンタルヘルスケア対策は産業医や産業保健職にとって喫緊の重要課題である.そこで現場のニーズに合致した実践書として作られたのが本書である.今改訂では内容の刷新のみならず,今話題のストレス・チェック制度についての項目と,働く女性のメンタルヘルスについての項目を追加した.