地域保健スタッフのための「住民グループ」のつくり方・育て方
本書は、住民の主体的で自主的なグループ活動の特性を、さまざまな活動事例をもとに概括。住民グループ活動を推進するための諸条件を整理したうえで、その立ち上げや発展に関わる保健師や管理栄養士の実践的な支援方法を詳解。住民グループ活動を質的に発展させるとともに、量的にも拡大させるためのノウハウをビジュアルな紙面と解説で示したマニュアル。
医療におけるヒューマンエラー 第2版
なぜ間違える どう防ぐ
なぜ医療事故は減らないのか。それは、事故の見方・考え方が間違っているから。本書では、事故の構造、ヒューマンエラー発生のメカニズム、人間に頼らない対策の立て方を、心理学とヒューマンファクター工学をベースに解説。さらに、人間の行動モデルからエラー行動を分析するImSAFERを紹介する。医療事故のリスク低減のために、事故の見方・考え方を変える1冊。
EBM・臨床疫学キーワード150
EBM・臨床疫学に関する重要単語150項目についてコンパクトに解説したキーワード集。EBMを理解するのに最低限必要な基本的用語から、実践にあたって汎用される臨床疫学や統計学の専門用語まで、普段耳慣れない用語も気軽に参照できるよう簡潔明瞭に記した。文献検索に関する知識もまとめて習得可能な1冊。
外科臨床と病理よりみた
小膵癌アトラス
沈黙の臓器として長く診断治療が難しかった膵臓癌は、現代の最新の画像診断技術により、pTS1といわれる20mm以下のものまで発見が可能となってきた。切除可能な小膵癌をいかに早く発見し、化学療法を含めた集学的な取り組みによって患者の高いQOLを保たせる効果を上げるか、消化器臨床医の将来にわたる課題である。膵臓癌のエキスパートが、惜しみなくそのエッセンスを注ぎ込んだ小膵癌の決定版アトラス。
臨床医のためのEBMアップグレード
エビデンスとは何か? エビデンスを探し,そのレベルを評価するにはどうしたらよいか? またエビデンスを生み出すには何が必要か? 最良の医療を提供し,臨床上のさまざまな問題に科学的にアプローチするために不可欠な情報収集法,論文の批判的吟味,研究デザインまでを詳述。プロフェッショナルにこそ求められるEBM実践書。
イラストレイテッド ミニマム創 内視鏡下泌尿器手術
最小の切開創、ガスも使わず、腹腔内も傷つけず、高価なディスポーザブル手術器具も用いない、患者さんに優しい、低侵襲、低コストの理想的な手術。前著『ミニマム創 内視鏡下泌尿器手術』を継承し、誰でもできる手術をめざして、アトラス版を新たに刊行。精緻に詳細に丁寧に、テクニックのすべてをシンプルなイラストでビジュアルに展開。
運動器外傷治療学
基本的な治療から、数々の整形外科治療手段を講じ、高度な技術が要求される外傷治療まで、臨床で遭遇するさまざまな運動器外傷を包括的、系統的にまとめたテキスト。救急現場での対応、骨折の整復と固定、リハビリテーションといった外傷治療の流れに即した目次立てで総論を学び、各論では各部位に特有の問題を多くのシェーマやX線写真、術者の経験を通して解説した、実践に役立つ1冊。
頭蓋顎顔面外科
術式選択とその実際
本書は1つの症例を提示して術式選択の方法論を述べ、併せて頭蓋顎顔面骨の機能解剖、診断と治療、顎運動と咬合の管理、エヤートームやノミの使い方など頭蓋顎顔面外科の基本的知識と技術を懇切丁寧に解説している。それぞれの症例に対して常に創意工夫を怠らず、「最新の症例に最善の結果」を求めて臨床に関わってきた著者が頭蓋顎顔面外科を学ぶすべての臨床医に贈る、40年にわたる集大成の書。
所見の書き方がまねできる
腹部超音波検査レポート実例集 改訂第2版
初学者,研修医をはじめ対象から支持されている,“腹部超音波検査レポートの実際の書き方”がよくわかる好評書が改訂.症例数が74から93とさらに充実.超音波画像とシェーマ(ガイドポスト)を見開きで見やすく構成.本書を“まねて”レポートを作成するうちに,病変に特徴的な所見の書き方のコツも自然に身につく.ケースファイル,所見用語リストとしても役立つ一冊.
一般臨床医のための
メンタルな患者の診かた・手堅い初期治療
メンタルな疾病・問題を抱える患者は近年増加傾向にあり、精神科・心療内科が併設されていない、または併設されていてもコンサルトしがたい状況の内科・外科の臨床医、研修医にとっては、彼らへの対応に困ることがよくあるのではないだろうか? 本書では、若手精神科医がケースをあげて診断から手堅い初期治療まで、わかりやすく解説。苦手意識を持つ前に、是非読んでおきたい1冊。
理学療法の本質を問う
社会の要請の変化に伴い,理学療法士の業務が拡大するなかで,その基盤となる教育,実践的理学療法,研究におけるサイエンスの構築と,自己と他者(対象者)を含む総体的な人間観察について,著者自らの経験を踏まえて考察。学生・若手PTへの道案内としてだけでなく,これからの理学療法を真摯に問うすべてのPTにとっての必読書。
1型糖尿病と歩こう
“この子”への療養指導
「子育ての視点」にたって考えたらどうだろう? ――乳児から学童へ,学童から思春期へ。小児1型糖尿病をもちながら日々成長する子どもたちを,家族と共にサポートする,すべての医療従事者に伝えたい療養指導のエッセンス。糖尿病外来で20余年,子どもたちを見つめてきた著者が編む,マニュアルと経験則を超えた糖尿病教育の実践書。
呼吸器診療 ここが「分かれ道」
日常の呼吸器臨床の場で、疾患の診断や鑑別、薬剤の選択、さらには患者からの訴えへの対処法といった様々な岐路に遭遇した場合、臨床経験が豊富な医師はどのような思考回路で、数ある選択肢の中から自分なりに最適な解を導き、診療するのか、その頭の中を解き明かす。エビデンスに基づいた記載が基本となるが、終末期医療などの意見が分かれるゾーンについても知識やデータを示す。呼吸器科領域への興味が湧くコラムも多数収録。
リンパ系局所解剖カラーアトラス
癌手術の解剖学的基盤
胃、膵臓、腹大動脈、胸管、卵巣・子宮、乳腺、舌・耳下腺など、身体の問題となる部位の動脈・静脈、神経系・筋膜などの位置関係と連絡形態について、精細なスケッチをカラーで示し、癌手術に資するよう意図したアトラス。
整形外科プライマリケアハンドブック
整形外科プライマリケアの基本理念に基づき、患者の訴えに有効な診療・治療法を記述。関節運動に対するAKA(博田法)理論、腰痛に対するMcKenzie理論、外傷治療での各種手技で知られる石黒法などを解説。
実践 理学療法スーパーバイズマニュアル
写真で学ぶ臨床実習のポイント
臨床指導者・新人教育担当者が実習生や新人の指導をスムーズに行えることを意図した『理学療法スーパーバイズ・マニュアル』の姉妹編.基本的な評価・治療手技ごとに,失敗例と成功例の写真を対比して起こりがちな失敗とその解決策をビジュアルに解説.正しい理学療法基本手技を指導するための虎の巻.
よくわかる肝移植
肝移植を考えなければいけない状況にある患者を診療する一般内科医やコメディカルにとって必要となる,肝移植の適応やタイミングを正しく判断するための知識を網羅.年齢や生活習慣,疾患の進行度による移植適応の考え方や,術前管理,移植手術の概要,さらに免疫抑制剤投与中の術後外来管理のポイントまで,肝移植の全容をやさしく解説した一冊.
名画と痛み
古今東西の名画を多数フルカラーで掲載し,それぞれを痛みの科学的側面から解説.名画に描かれた痛みの精神的,文化的エピソードも添え,楽しみながら痛みを総合的に理解できるようにまとめた.痛みの科学性については最新の知見を取り込み,前著『名画の医学』より一歩踏み込んで名画をとらえた本書は,医療関係者にとってより興味深い内容になっている.
名画の医学
著者自らが選んだ和洋の名画を鑑賞しながら,その絵が描かれた時代に生きた人々の姿や,後世に続く現代医学の進歩をかいまみることで病気のメカニズムを読みとれる.前半では,わが国の「病草紙」より9項目,後半では,ヨーロッパの近代絵画より17項目を取り上げた.かなり専門的な内容も書き込まれ,学生,医師の知識の再確認もできる構成.医師・学生だけでなく,コメディカルや一般読者に向けた,楽しみながら学べる書.
虚血評価ハンドブック
PCI・カテーテル室スタッフが知っておくべき最新の知識
循環器医・カテーテル室スタッフが知っておくべき虚血評価に関する内容を完全網羅.虚血評価の総論から,各モダリティの適応と限界までの,“真の虚血評価”を行うための知識と技術を実践的に解説.実際的な内容をまとめた,冠動脈狭窄の形態的評価だけでなく,機能評価を加えた“究極の虚血評価”の実践法を習得できる一冊.