整形外科 用語のいざない
雑誌『整形・災害外科』での連載を中心に、数ある整形外科用語の中から700語をピックアップ。学術的な解説はもちろん、その語源や由来、命名者などなど、時には脱線しながらも、著者の長年の経験で培われた豊富な知識に基づき懇切丁寧に解説する。ただの用語解説集と侮るなかれ。論文執筆の際に「なぜ、この語なのか」が解り、知識が活きてくる。整形外科学に対する教養が深まること間違いなし。
形と模様を極める大腸腫瘍内視鏡診断学
「命を奪う形と模様」を極めることが大腸癌死を減らす!
23年間に及ぶ著者単独の18,921症例の解析による渾身の診断学!
「本書では形と模様を敢えて分離し、別々に考察してから統合するという形式をとった。
まず肉眼型別の臨床病理を考察した上で、肉眼型と組織、ピットと組織、そして、肉眼型とピットの統合という構成にした。1 例毎のマクロとミクロの対比だけでなく、同じ組織型のマクロとマクロ、ミクロとミクロの横断的な対比ができるように、マクロ画像集、ミクロ画像集も用意した。
また、全体の見え方としても、すっきりとしたできる限りシンプルなページ構成を心がけ、ビジーにならないように努めた。シェーマなどによる図解も取り入れ、読者の理解の一助とした。
そして、1 章ではなぜ診断学が必要かということを解説し、what、how だけでなく、why にもこだわった。
その結果、本書の主旨を一言で言うならば、「命を奪う形と模様を極めることが、大腸癌死を減らす」ということである。」(本書「はじめに」より)
話すことあり、聞くことあり
研修医当直御法度外伝
『御法度』の著者、寺澤秀一医師による待望の書き下ろし書籍、ついに出来‼
次代に残す教訓と知恵の詰まった60のエピソード集
日本のER(救急総合診療)を牽引してきた著者による
恩師との出会い、患者さんとの感動秘話、研修医への教えなど
実体験に基づく教訓が惜しむことなく著された一冊。
スポーツ外傷のプライマリ・ケア
日本のスポーツ整形外科の歴史は、1980年に関東労災病院にスポーツ整形外科外来が創立されたことに始まります。そのきっかけは、膝の前十字靭帯損傷の診断と治療でした。今では多くのアスリートにも広く知られるようになった疾患ですが、MRIもなかった当時は、診断に難渋するどころか疾患の存在すらもわからないものでした。今では、スポーツ整形外科医にとって、前十字靭帯損傷は通常の治療として行うことができる疾患になりました。
スポーツ整形外科とは、平易ないい方をすれば、“日常生活に支障はないが、スポーツ活動には支障を来す疾患の診療を行っている科"といえます。一般整形外科医が、“保存的加療で十分"と判断した疲労骨折であっても、スポーツ選手の場合は、保存療法で症状やレントゲン所見が改善しても、競技復帰後に再骨折(再発)して手術加療が必要になることがほとんどです。
本書では、このように“日常生活には困らないものの、スポーツ活動に支障を来す疾患"に関して、その診断を中心にまとめました。(「編集者のことば」より一部抜粋)
PT・OTが現場ですぐに使える
リハビリのコミュ力
ベテランが長年培ってきた“コツ”が会話中心のストーリーでザックリわかります! 達人のようなリハビリを実践するには、知識・技術・心意気を三位一体にしないとなりません。本書では、「患者や介助者、他職種とのコミュニケーションのとり方」「科学的根拠と経験との使い分け」「学生時代に学んだことの活用法」などを具体的かつ簡単に解説します。新人PT・OTはもちろん、後輩を指導するリーダーにも最適な一冊です。
総合リハビリテーション Vol.47 No.2
2019年02月発行
特集 脳卒中診療とデータベース
特集 脳卒中診療とデータベース 脳卒中患者数増加とともに,リハビリテーション医療を含む脳卒中医療費は増加の一途をたどっており,限られた医療費のなかで良質な医療を提供するために,脳卒中診療の体制整備や効率化が求められています.医療データベース(database;DB)をもとにしたビッグデータの活用などが進められ,脳卒中診療においても医療の質の評価(quality indicator;QI)の導入が検討されています.今回,研究あるいは事業として進められている脳卒中DB登録について,リハビリテーション関連職種も知っておくべき脳卒中DBを取り上げ,今後の普及や活用に向けた特集を企画しました.折しも,特集内でも触れられているDB登録事業の法整備につながる「脳卒中・循環器病対策基本法」が国会で可決,成立したというビッグニュースが舞い込んできました(2018年12月).わが国の脳卒中診療が大きく変わる前触れのように感じています.
臨床整形外科 Vol.54 No.2
2019年02月発行
誌上シンポジウム 足部・足関節疾患と外傷に対する保存療法 Evidence-Based Conservative Treatment
誌上シンポジウム 足部・足関節疾患と外傷に対する保存療法 Evidence-Based Conservative Treatment -
medicina Vol.56 No.2
2019年02月発行
特集 抗血栓療法のジレンマ 予防すべきは血栓か,出血か?
特集 抗血栓療法のジレンマ 予防すべきは血栓か,出血か? 超高齢化と生活習慣の変化、さらに新薬の登場にも後押しされて,抗血栓療法の対象となる患者は増加を続けている.その一方で、抗血栓薬の投与による出血リスクも問題視されるようになり、単に血栓リスクだけを考えていればよい時代ではなくなった。本特集では現在のエビデンスに基づいて、抗血栓薬の基本とその使い方を解説する。
胃と腸 Vol.54 No.2
2019年02月発行
主題 胃・十二指腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見
主題 胃・十二指腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見 -
臨牀透析 Vol.35 No.2
2019年2月号
透析患者における電解質・酸塩基平衡異常-透析液を含めて
透析患者における電解質・酸塩基平衡異常-透析液を含めて
透析患者の背景が大きく変化している昨今,本特集が,透析患者の電解質を考慮するうえで基本的な考え方についての方向性を示すことを願っている.
乳がん薬物療法ハンドブック
乳がんの薬物療法について、有害事象対策なども含め、必要十分な情報をコンパクトにまとめたポケットサイズのマニュアル書。マイナーなレジメンも含む計44のレジメンを収載し、各レジメンの冒頭には「投与スケジュール」、「必要な検査」、「主な副作用」が一目でわかる表を掲載。臨床現場における注意点やコツも盛り込んだ、乳がん診療に携わるすべての医療者必携の一冊。
がんの臨床検査ハンドブック
◆日常検査やスクリーニング、腫瘍マーカーまで、がんを評価するための臨床検査の活用法をまとめた他に類を見ない書籍が登場!
◆腫瘍マーカーを中心としたさまざまな臨床検査を適切に利用・評価する方法を解説した実用書です。
◆医師のみならず臨床検査技師や看護師など、がん診療に携わるすべての医療者におすすめしたい一冊。
腎硬化症の早期診断と治療
■新規透析導入の原疾患として糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎に次いで多く、増加の一途をたどっている腎硬化症。現状で、診断・治療については十分に議論されておらず、対策が重要な課題となっています。
■本書は第一線で活躍中の専門家が集結し、疫学、分子機序、診断、治療、透析導入、腎移植、糖尿病性腎症や肥満関連腎症等の他疾患との関連などについて執筆。最新知見を余す所なく解説しています。
知っておきたい難聴・耳鳴
■これからの高齢化社会、非耳鼻科医の先生方にも「耳鳴り」「難聴」といった訴えが寄せられるのは間違いありません。
■本書では難聴に対する疫学・診断・治療だけでなく、患者さんの聴力、ニーズを考慮しどのように補聴器を選択すればよいか等々についても掲載。
■さらに「感冒後に耳が詰まると訴えられたら?」「耳鳴にくわえて回転性めまいを訴えられたら?」といった現場で出てくる細かな疑問にもしっかり解答!
■非耳鼻科医の先生方にとって、より「すぐに役立つ」内容です。
■岩手医科大学の耳鼻咽喉科による、最先端かつ、かかりつけ医必修の内容がこれ1冊に!
第1章 難聴・耳鳴はなぜ起こるのか
第2章 検査と診断
第3章 治療
第4章 予防
第5章 難聴・耳鳴を診療するにあたって押さえておきたいこと
新解剖学 第7版
信頼のロングセラー 待望の改訂版!
20年以上にわたって医学生に支持されてきたロングセラー、待望の改訂第7版。
解剖学の要点を、カラー図版360点とともにコンパクトにまとめました。
各項目1~2ページの読み切り構成。短時間で概要を把握できるので、初学者におすすめです。
グローバル時代のウイルス感染症
海外帰りの患者さんが発熱、下痢……そんな時何を疑いますか?
世界で流行するウイルス感染症の疫学や診断・治療の最新情報を網羅した唯一無二の1冊
■本書は国立感染症研究所ウイルス第一部の西條政幸部長全面編集のもと、グローバル時代に注意すべきウイルス感染症について、最新の疫学や、病態、検査、治療、治療薬開発の現状などを1冊にまとめました。
■エボラウイルス病や中東呼吸器症候群(MERS)、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、狂犬病など、世界では今も数多くの感染症が流行し、多数の患者や死者を出しています。日本国内ではほとんど流行していなくても、グローバル時代の現在、流入防止の水際対策には限界もあり、海外帰りの感染者が一般の医療機関を受診する可能性は決してゼロとはいえません。
■特に注意すべきウイルスについては
1 特徴的な症状
2 発生しやすい地域、流行地
3 感染源
4 診断・治療のポイント
5 年齢分布
6 ヒト―ヒト感染のリスク
7 致死率
8 相談できる専門機関の情報
を一覧表にして掲載し、疾患の特徴が一目でわかるようになっています。
さらに、近年話題になっている風疹やジカウイルス感染症の胎児への影響や、輸血・臓器移植での感染など、特定の状況下における感染のリスクについても解説しました。
■流行地や症状に関する資料も多数掲載。患者さんの症状や訪れた(る)地域によってリスクの高い感染症を調べるといった使い方もできます。「万が一」のその日に備えて、ぜひ本書をお役立てください。
頭頸部がん薬物療法ガイダンス 第2版
『頭頸部癌診療ガイドライン』(日本頭頸部癌学会編)を補完する、薬物療法に特化した診療指針の改訂第2版。薬剤の選択やレジメンを詳述するとともに、支持療法、経過観察、機能障害への対処なども幅広く採り上げ、チーム医療の実践にも役立つ内容に。化学放射線療法のアップデートや、免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療など、進化を続ける薬物療法のエビデンスを詳細に検討し、時代に合った診療指針を提起する。
なぜ効く?どう違う?を理解し処方するための
治療薬の臨床薬理データブック
〈なぜ効く?〉〈どう違う〉を理解し、確信を持って薬剤選択!
ビジュアルを駆使した構成:すべての代表的薬剤に作用機序のイラストを付けるなどビジュアルを駆使した構成で、日常診療でよく使う治療薬の薬理作用、薬物動態、同種同効薬との違いがひと目でわかります
臨床薬理学のエキスパートが執筆:編者はわが国の臨床薬理学を牽引する渡邉裕司浜松医大教授。エビデンスに基づく迅速な処方判断を臨床薬理学の専門家たちが強力にサポートします
臨床医のための本格派実用書:情報を羅列しただけの治療薬本とは一線を画したプロ向けの実用書。常に患者のために確信を持って薬剤選択をしたい臨床医、副作用を回避しつつ有効性を最大化する理想の薬物治療を追求する臨床医必携の一冊です
肩関節手術のすべて
鏡視下手術を中心とした肩関節の主要疾患および外傷手術を網羅し,幅広くテクニックを紹介した,肩関節の[すべて]が学べる1冊。肩関節不安定症や腱板断裂から,変形性肩関節症については人工関節(TSA)に必要な解剖からリバース型人工関節(RSA)の応用まで,また,感染症や神経麻痺,リウマチ,肩関節周辺骨折までを取り上げている。特にRSAについては章を設け,これを日本に導入し,RSAを知り尽くした菅谷先生が,豊富なイラストで懇切丁寧に解説。また,本書では一般的な解剖ではなく,疾患ごとにその手術に必要な解剖を「Anatomy Key Shot」としてイラストで示し,解剖医がわかりやすく解説。手術に必要な正しい解剖が理解できる。また,直視下手術は,写真とイラストを併記することで,リアリティとテクニックの両方を学べる構成となっている。
看護管理 Vol.29 No.2
2019年02月発行 (通常号)
特集 各施設の実践はここまで進化した!「ユマニチュード」の成果と展望 自由・平等・博愛・優しさを伝え合うケアを目指して
特集 各施設の実践はここまで進化した!「ユマニチュード」の成果と展望 自由・平等・博愛・優しさを伝え合うケアを目指して フランスで30年の歴史を持つ「ユマニチュード」。『看護管理』誌の2013年10月号特集で初めて紹介したところ,すぐに完売し,急性期看護の現場から大きな反響をいただきました。この間,身体抑制の廃止に向けた取り組みが活発化するなど,認知症高齢者に対する倫理的ケア実践への意識が高まりました。ユマニチュードの哲学と技術が普及したことも大きな要因になっていると思われます。最初の特集から5年が経過し,これまでユマニチュードが臨床現場にもたらした成果を振り返るため,再び特集を企画しました。先駆的あるいは組織的実践の成果を共有するとともに,さらなる普及・発展に向けて課題と共通解を紐解きます。
