
看護の教育・実践にいかすリフレクション
看護領域でのリフレクションの第一人者である著者らによる「看護のリフレクション」の本邦初となる本格的なテキスト.豊富な文献レビューを基に基礎理論を整理し,看護実践の質向上とリフレクションの関係を明確にした理論編と,学校や施設での現任教育におけるリフレクション学習の意義や方法,具体的なトレーニングやアセスメントを記載した実践編の2部構成.看護の質向上を目指す教育者,管理者,実践者必読.

栄養管理でみるみる治る褥瘡治療のコツ
基礎がわかるとこんなに違う
褥瘡の予防・治療には摂取カロリーや蛋白質量などの栄養管理も重要とされ,患者の病態に応じた対応が必要となる.本書では予防・治療における「栄養管理の実際」をテーマに,皮膚の正常構造や創傷の治癒過程など褥瘡を診る上で知っておくべき基礎知識も含め,褥瘡治療の全てがわかる.病態ごとの栄養管理の症例も多数掲載.褥瘡治療に関わる全てのスタッフ必読の書.

ナースビギンズ
正しく・うまく・安全に 気管吸引・排痰法
その痰は本当に取らなければいけないの?看護が日々行う業務の中でも最も侵襲的な気管吸引と排痰法.患者にとって本当に安全で正しい手技とは何かを,明確な根拠と豊富なイラスト・写真で丁寧に解説.看護師ビギナーからビギナーを指導するスタッフまで,気管吸引・排痰法に携わるすべての方に読んでほしい,排痰のスペシャリストが送る唯一無二の一冊.

もっといい方法がみつかる
目からウロコの感染対策
ゼロにできない院内感染にお悩みのナース必見.感染管理では,「わかったつもり」「できているつもり」の落とし穴が少なくありません.この“つもり”にハッと気づかされるような事例や方法を根拠に基づいて解説.院内のマニュアルに掲載されていないこと,原則通りにやってもうまくいかないことなど,日々の悩みの種を解決する“目からウロコ”の一冊.

ウォーキング指導者必携
Medical Walking
さまざまな疾患・障害,対象者に対する適切なウォーキングスピード・距離・フォームなどの指導の要点,リスク管理,実際の効果を,豊富な具体例に基づいて示したメディカルウォーキング実践書.病棟・外来でのウォーキング指導のみならず,ウォーキングクラブでの活動やノルディック・ウォークの実際まで紹介.運動指導・リハビリテーションに関わる医療者はもちろん,健康運動指導士,ウォーキング指導員など,ウォーキング指導にあたるすべてのスタッフに最適の一冊.

転倒予防のための運動機能向上トレーニングマニュアル
転倒予防のための基礎的知識から,リスクレベルに応じた実際の各運動プログラムの実践方法や注意点を豊富なイラストで解説.また,老研式活動能力指数や介護予防二次アセスメント票など,転倒予防に有効な運動効果判定チャートの実際の記入例も紹介.セルフトレーニングの指南書として,また転倒予防教室のテキストとしても有用.

誰でもわかる動作分析II
これでますます理解できました
身近な事象を例にとった「わかりやすい」解説で動作分析の勉強のアレルギーを解消した好評書の第2弾.今回はアドバンス版として実際の場面・対象となる疾患を想定し実践的に解説.読者が動作分析に実際に参加して難しくないことを実感できる動作分析マニュアル.「誰でもわかる」から「誰でもできる」にバージョンアップ.

誰でもわかる動作分析
私もこれで理解できました
理学療法士,作業療法士,介護福祉士などリハビリテーションに携わる職種に必須の動作分析の入門書.日常的な動作への疑問や実例を織り交ぜた記述で,誰でもが動作分析を身近に感じられる内容とした.平易かつ理にかなった解説で動作のみかたがわかる.

PT・OT国家試験共通問題 頻出キーワード1800
理学療法士・作業療法士の国家試験対策として,共通基礎科目の過去問題15年分から,「これだけは覚えておくべき」頻出単語1,800語をキーワードとして選定し,分かりやすく簡潔な解説を付した.効率的・網羅的に覚えられるように,英単語帳式のレイアウトとし,3段階の星印で頻出度を表示するなど工夫した.

理学療法スタートライン はじめての臨床 運動器疾患
臨床現場で直面する問題点や疑問点に対処する力を養う好評書,「はじめての臨床」シリーズ第2弾.本巻では,機能解剖や疾患別リハプログラムなども提示し,運動器疾患症例を初めて扱う新人理学療法士が遭遇する問題とは何かをわかりやすく解説.現場で求められる実践的な知識や自分で考える力を身につけたい若手理学療法士必携の一冊.

産科婦人科疾患最新の治療2013-2015
産科婦人科領域の最新情報と治療方針を疾患別にコンパクトに解説.巻頭トピックスでは,「産科救急」「生殖医療の最前線」「内視鏡下手術とロボット手術」などの注目テーマをレビュー.各論では日常診療の指針となる治療の実際を解説し,具体的な処方例も紹介.パソコンや各種デバイスで読めるオンラインアクセス権(bookend版)付き.

別冊整形外科 No.68 整形外科領域における移植医療
整形外科領域での移植医療の臨床の現状を明らかにする論文を収載.テーマは四肢外傷・脊椎椎体骨折・軟部腫瘍に対する人工・生体材料,組織細胞移植の臨床成績,骨以外の靭帯や神経組織に対する組織・細胞移植に加え,人工材料の手術成績,新規人工材料の開発,骨バンク,骨関節感染症の組織移植までと多岐にわたる.移植医療の今がわかる一冊.

別冊整形外科 No.67 変形性膝関節症の診断と治療
変形性膝関節症は,超高齢社会において予防や治療に最も力が注がれなければならない重要な疾患の一つである.早期診断のためには優れた画像診断,バイオマーカー等の診断技術が必要となるが,本号ではその最新の知見をまとめた.また治療法もさまざまあるが,種々の保存的・手術的治療から,その他今後期待される新しい治療についてまで幅広く取り上げている.

別冊整形外科 No.66 整形外科の手術手技
私はこうしている
整形外科手術では対象とする臓器(骨・軟骨・筋・腱・靱帯・神経など)や病態の違いなどにより,さまざまな手術手技が開発されている.各手術手技には独自の工夫やちょっとしたコツ,一家言をお持ちの先生,練達の士など,それぞれの方法に名人が存在する.本特集号では外来での小手術から人工関節手術,脊椎手術まで,整形外科手術のあらゆる領域での奥義,工夫,コツを幅広く掲載した.

別冊整形外科 No.65 人工関節置換術
最新の知見
高齢者社会の日本では関節疾患に対する人工関節置換術が多数行われ,安全に正確に人工関節置換術を行うことが求められている.そのためには三次元である関節を評価し,その評価に基づいた関節設置が望まれる.本号では,現在行われている評価法や診断法を含めて,四肢のすべての関節を対象とし,疾患としては変形性関節症にとどまらず,骨壊死,骨折後変形症,腫瘍などを対象とした.また診断および評価についても取り上げた.

別冊整形外科 No.64 小児整形外科疾患診断・治療の進歩
小児整形外科疾患の診断と治療は近年めざましい進歩を遂げ,画像診断ではMRIやCTの応用で軟骨・腫瘍病変の描出が飛躍的に向上した.治療においては脊椎側彎矯正の進歩は目を見張るものがあり,また最近のトピックスである内反足に対するPonseti法の導入に関して,本号では矯正のコツと治療成績,さらには遺残変形への対処まで充実した特集を組んでいる.本号によって新しい知識が整理されることを期待する.

別冊整形外科 No.63 腰椎疾患up-to-date
腰椎疾患は整形外科日常診療で最も患者数の多い領域であるが,診断ではMRI・X線像の工夫やJOABPEQの使用化,保存的治療では新規薬剤の登場およびオピオイドの使用,手術的治療では低侵襲化・姿勢制御がキーワードとなるなど,近年診断・治療において大きな進歩があった.脊椎外科専門医から一般整形外科医までが必要とする最新のトピックを盛り込んだ.

別冊整形外科 No.62 運動器疾患の画像診断
運動器疾患に対する画像診断の進歩により,より詳細で正確な術前診断が可能となった.治療の選択には,正確な術前診断は不可欠であり,保存療法か手術療法か,種々の手術療法のどの方法を選択するのかを決定するうえで,画像診断の価値は時代とともに徐々に大きくなっている.しかし一方で器機の進歩は時として極めて急速な展開を見せ,私たちを置き去りにしていることもある.運動器領域の画像診断の現状を知り,その知識を整理することが必要である.

別冊整形外科 No.61 難治性骨折に対する治療
生体は基本的には骨折を癒合させる優れた修復能力を持っているが,骨欠損や感染等々の状況下では難治性骨折となってしまう.骨折が難治性となる種々の要因である,「骨癒合を妨げる全身因子」「骨折の見落とし」「手術や後療法のポイント」などを解説.低出力超音波パルス(LIPUS)の新知見や,各部位における種々の治療方針による優れた治療成績,骨癒合促進の基礎的な知見も紹介した.

別冊整形外科 No.60 骨粗鬆症
新たなる骨折を防ぐ最新の治療戦略
骨粗鬆症はロコモティブシンドロームの主要な要因の一つであり,高齢者社会の現在,重要な問題となっている.骨粗鬆症の現状,骨粗鬆症による疼痛対策と管理を明確にした.特に骨粗鬆症による脊椎椎体骨折,橈骨・上腕骨骨折,大腿骨頚部骨折,骨盤部骨折の病態・診断・治療における最新の知見をまとめ,予防やリハビリテーションについても掲載する.