
臨牀透析Vol.31 No.09
2015年8月号
特集 維持透析患者の「満足度」を検証する
特集 維持透析患者の「満足度」を検証する
透析患者が満足感を感じているか否かは,本人の期待度や本人を取り巻く色々な環境因子などに大きく影響される.そこで,全腎協アンケート調査による患者自身の回答分析に加えて,色々な立場の医療者から患者の満足度を多面的に解析していただいた.

臨牀透析Vol.31 No.08
2015年7月号
特集 CKDにおけるサルコペニア・フレイル対策
特集 CKDにおけるサルコペニア・フレイル対策
CKD 患者では,サルコペニア・フレイルはステージG4 の時点から合併しやすく,新規透析導入や生命予後だけでなく,透析導入後の生命予後にも悪影響する.したがって,超高齢化が進むCKD 領域では,とくに重要なテーマである.

臨牀透析Vol.31 No.06
2015年6月号
【特大号】骨関節障害・CKD-MBDの概念を再考する
【特大号】骨関節障害・CKD-MBDの概念を再考する
「慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン」(2012)の発表から3 年が経過した.この間,陰イオン交換樹脂系リン低下薬,金属イオン系リン低下薬の臨床使用が可能になり,また,シナカルセトの登場により,カルシウム濃度・PTH 濃度のコントロールは格段に容易となった.また,FGF23 やKlotho など新たなマーカーが出現し,その臨床的な意義づけに興味が高まっている.

臨牀透析Vol.31 No.05
2015年5月号
特集 透析業務マネジメントの新たな展開
特集 透析業務マネジメントの新たな展開
本特集では透析の現場に最小限必要となるマネジメントの基礎知識を取り上げた。

臨牀透析Vol.31 No.04
2015年4月号
特集 透析患者の致死的不整脈―診断・治療・予防
特集 透析患者の致死的不整脈―診断・治療・予防
透析患者においては心臓突然死や致死的不整脈の発生が一般住人より非常に高いことが知られている。発生した不整脈が致死的不整脈でないか判断する必要があり、高度除脈性不整脈もふくめて致死的不整脈が見られたら速やかに循環器専門医のもとに搬送する必要がある。

臨牀透析Vol.31 No.03
2015年3月号
特集 透析患者におけるフィジカルアセスメント―看護師の観察力
特集 透析患者におけるフィジカルアセスメント―看護師の観察力
「フィジカルアセスメント」とは「physical(肉体)+ assessment(情報収集と判断)」なので、直接患者の体に触れて病状を把握することである。

臨牀透析Vol.31 No.02
2015年2月号
特集 合併症の観察ポイントと専門医へのコンサルトのタイミング
特集 合併症の観察ポイントと専門医へのコンサルトのタイミング
自分の得意分野の知識・技術だけで、種々の合併症を現在の医療水準から遅れることなく管理・治療することは極めて困難になっている。そこで他科の専門医へ「時期を失せずに」コンサルトし、アドバイスや援助を求めることが極めて重要となっている。

臨牀透析Vol.31 No.01
2015年1月号
【特大号】透析患者の悪性腫瘍の早期発見と予防
【特大号】透析患者の悪性腫瘍の早期発見と予防
本特集号では、透析患者の悪性腫瘍の疫学、検診の問題から、悪性腫瘍の発症機序に関する最新の知識を執筆者に記載していただいた。そして、透析患者に多い悪性腫瘍の特徴、早期発見のための方法、また、予防対策に繋がる環境因子、食事などに関する話題も網羅している。

臨牀透析Vol.30 No.14
2014年12月号
特集 在宅透析2014―HHDとPD
特集 在宅透析2014―HHDとPD
在宅血液透析(HHD)と腹膜透析(PD)は,施設血液透析(HD)とほぼ同じくらいの歴史があり,長年にわたり安定した透析療法を提供し,自宅での治療を希望する透析患者にとって大変に有意義なものとなっている.

臨牀透析Vol.30 No.13
2014年11月号
特集 透析患者におけるテーラーメイドの栄養管理のあり方を模索する
特集 透析患者におけるテーラーメイドの栄養管理のあり方を模索する
透析療法はもとより合併症を有する患者のために様々な症状に応じた食事療法を解説し具体的な食事を示す事により、より具体性を持たせた内容に仕上げた。

臨牀透析Vol.30 No.12
2014年10月号
特集 体重管理が困難な透析患者への支援
特集 体重管理が困難な透析患者への支援
本特集はまず血液透析、腹膜透析それぞれの体重管理についての考え方を解説していただいた。続いて、現場で活躍中の看護師の方々に、体重管理が困難だった事例を出してもらい、その看護経過の紹介と考察を行ってもらった。

臨牀透析Vol.30 No.10
2014年9月号
特集 高齢透析患者に対する個別化した医療と介護
特集 高齢透析患者に対する個別化した医療と介護
高齢透析患においては、生理機能の低下の加えてストレスに対する脆弱性があり、いろいろな身体的機能低下による要介護状態となりやすい。また、認知機能の低下、精神心理的要因や社会的要因もあり、いわゆるFraility (虚弱)の状態である。

臨牀透析Vol.30 No.09
2014年8月号
特集 原疾患と合併症に合わせた透析導入と透析維持
特集 原疾患と合併症に合わせた透析導入と透析維持
本特集では、透析患者の様々な腎原疾患あるいは合併症を踏まえた標準医療と個別化医療はどのようなものであるか考えことにより、より質の高い透析医療を目指すことを意図しta。

臨牀透析Vol.30 No.08
2014年7月号
特集 透析患者における冠動脈疾患と心臓弁膜症の診断と治療
特集 透析患者における冠動脈疾患と心臓弁膜症の診断と治療
透析患者の高齢化に伴い、最近では大動脈弁狭窄症による心不全が増えている。そこで本特集号は、透析患者における臨床像、診断法、インターベンション治療、外科手術、長期管理について執筆いただいた。

臨牀透析Vol.30 No.07
2014年6月増刊号
【増刊号】透析患者における感染症対策━標準化と個別化
【増刊号】透析患者における感染症対策━標準化と個別化
現時点では感染症の領域に「個別化」を持ち込むのは時期早々との印象をお持ちの先生もいらっしゃるとは思うが、より良い医療を求めるという意味で、追求されるべき方向性と考え「透析患者における感染症対策―標準化と個別化」を本特集号のテーマとした。

臨牀透析Vol.30 No.06
2014年6月号
【特大号】透析関連専門資格に求められるもの・これからの透析医療教育━現状と課題
【特大号】透析関連専門資格に求められるもの・これからの透析医療教育━現状と課題
専門医制度を巡る最近の状況を踏まえ、本特集号では「専門制度」を取り上げた。本特集号が、開かれた実りある議論の一助になればと期待している。

臨牀透析Vol.30 No.05
2014年5月号
特集 透析治療技術の現状の到達点
特集 透析治療技術の現状の到達点
本特集では、現在注目されているもしくは近未来に臨床の現場で汎用されそうな新規モニタリング技術についていくつか取り上げた。

臨牀透析Vol.30 No.04
2014年4月号
特集 透析診療のリスク・セーフティマネジメント
特集 透析診療のリスク・セーフティマネジメント
あたりまえのことをあたりまえに行う、正しいことを正しく行う、簡単なことが実はもっとも難しい。透析医療は高度先端医療であると同時に、きわめて危険な侵襲的医療である。安全な透析医療を提供するためには、万全の備えが求められる。

臨牀透析Vol.30 No.03
2014年3月号
特集 腎代替療法の多様化と看護の新しい役割━標準化と個別化の視点から
特集 腎代替療法の多様化と看護の新しい役割━標準化と個別化の視点から
本特集では,① 多様化する腎代替療法の現状を整理し,②「標準化と個別化」というキーワードから,看護師の新しい役割・課題・方向性を明確にすることを狙いとした.

臨牀透析Vol.30 No.02
2014年2月号
特集 バスキュラー・アクセスの作製・管理・修復―標準化をふまえた個別化
特集 バスキュラー・アクセスの作製・管理・修復―標準化をふまえた個別化
この特集では、維持血液透析療法に深く関わるバスキュラーアクセスの今日的課題について、この領域のエキスパートに問題点と将来展望を披瀝していただいた.