
眼科疾患最新の治療2016-2018
主要な眼疾患を網羅し,その最新の治療法の実際に焦点を絞って解説した日常診療の指針となる一冊.「ドライアイテーラーメイド治療の時代」「フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術」「iPS細胞を使った眼科再生医療」など10の注目テーマを巻頭トピックスでレビュー.本巻から新たに「鑑別診断Quiz」「薬剤使用のイロハ」の項目を新設し記載の充実を図った.

ナラティブホームの物語
終末期医療をささえる地域包括ケアのしかけ
超高齢・多死社会を迎えたこの国で、人が安心して死ねる住まいをめざしたチームが富山県砺波市にある。家庭のような病院をめざした医師と、患者固有の物語に添ったケアを追求する看護師と介護福祉士たち。2010年開設以来、全国から熱い注目を集めるナラティブホームはどのように誕生し、日々運営されているのか。さらにその診療、看取り、エンゼルメイク、葬儀、アルバム作りまで、医療者の実践の詳細を1冊にまとめた。

在宅ケアの不思議な力
医療・福祉・介護にかかわる専門職をつなぎながら、地域住民を巻き込み、さらにネットワークを広げ続ける著者が、在宅ケアにかかわるすべての人たちに伝える思い。

在宅ケアのつながる力
――「いのちを支える」のが、在宅ケアの仕事。「いのちを救う」ことで精いっぱいの医療のなかで、病や老いとともに生きることを支えるために多くの人とつながって、大きな力を生み出していきたい――(プロローグより)『在宅ケアの不思議な力』に続く2冊目の本書。「不思議な力」によって起こった各地の動き、そこで生まれた出会いの数々。訪問看護師たちが主催した「まちをつくるシンポジウム」(第四章)の、ターミナルを支えたケアの専門職・家族・友人の語りからも、生きることを支えるためにつながったケアの魅力が伝わってくる。

ダーモスコピー・ハンドブック
皮膚科医必携!
皮膚科診療,とくに悪性黒色腫や母斑などの診断にかかせないダーモスコピーを,わかりやすいハンドブック形式で紹介します.なぜその色がみえるのか(第1章),なぜその構造がみられるのか(第2章),この疾患ではどのような所見がみられるのか(第3章)…….
これからダーモスコープを使おうとする初心者から,用語の難解さにあきらめかけた方,もういちど知識の総復習をしたい上級者まで,すべての皮膚科医必携の書.

ヒラメキ!診断推論
総合診療のプロが苦手な症候へのアプローチ,教えます
総合診療のプロが「診断推論」の実際を伝授.米国で診断の思考過程を学び帰国後卒後教育に積極的に取り組んできた編者による,これまでの診断推論本とはひと味異なる一冊.外来で遭遇することが多い20症例につき,診断に至るまでのプロ達の思考過程を体験して,ヒラメキ(スナップ診断)と論理(分析的アプローチ)の両面から診断推論のスキルを身につける.

感染症最新の治療2016-2018
最新情報と治療方針を整理し、簡潔にまとめた「最新の治療」シリーズの感染症版。巻頭トピックスでは、「鳥インフルエンザとパンデミックインフルエンザ」「MERSコロナウイルス」「新規バイオマーカー:プロカルシトニン、プレセプシン」などの注目テーマを取り上げた。診断や管理についての基本的事項、主な臓器別の感染症、多剤耐性菌・院内感染菌への対応など簡潔に解説し、一冊で感染症の“いま”がわかる。

指して伝える!外国語診療ブック
問診から生活指導まで症状別に対応
外国人患者がやってきた!突然の来院にも慌てずに、適切な医療を提供するための指して伝える会話ブック.該当する症状を指し示してもらうことで、具体的な問診ができるうえ,処置の説明や生活指導のコミュニケーションまでカバー.英語・ポルトガル語・タイ語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国朝鮮語の6言語で、外国人労働者のおよそ6割以上,外国人観光客の8割以上に対応.見やすい大きな紙面で,患者と医療者の意思疎通を支援する.留学生の学習用にもおすすめ.

整形外科痛みへのアプローチ5 肩の痛み
肩関節周辺に痛みを生じる疾患の病態と診断と治療を、図入りで簡潔に解説。痛みの発生機序をわかりやすく説明し、診断のコツや治療法を鑑別チャートなどで明示する。

整形外科痛みへのアプローチ7 頚部の痛み
頸部の痛みを理解し、迅速に適切な対応や治療を行うことで、頸部の痛みを早く解消するために必要な事項について解説。頸部の構造、バイオメカニズム、発症のメカニズム、診断、治療、代表的な疾患などを網羅。

整形外科痛みへのアプローチ6 腰背部の痛み
腰痛,肩こり,関節痛に代表される運動器の痛みの新しい概念と診療の最前線をやさしく解説したシリーズの腰背部編.本シリーズでは,運動器の痛みを単に医学的な損傷としてではなく,様々な要因によって生じる生物・心理・社会的疼痛症候群(トータルペイン)として捉え,機能的・集学的治療としてのプライマリケアにおける評価・診断・治療の要点を詳細に解説.運動器の痛み診療に携わる医療者すべてに必携の書.

皮膚疾患最新の治療2011-2012
2 年ごとの刊行で最新情報と治療指針を提供する「最新の治療」皮膚疾患版.本文2色刷で見やすく一新.各疾患につき,治療方針,処方例,生活指導,トピックスを示す.巻末の薬剤・治療手技一覧も充実.巻頭カラーには新薬(イミキモド,レミケード,ヒュミラなど)やガイドラインの解説のほか,レーザー治療などを取り上げた.日常診療の指針として,臨床現場で常に手元におきたい一冊.

誰でもわかる動作分析III
実習形式!バイオメカニクスのオモシロ授業
動作分析の勉強アレルギーを解消できる好評シリーズの第3弾.今回は動作分析に必要な物理・力学の知識を楽しく理解できるよう,講義風に授業の流れに沿って順序立てて解説.20の実習(実験)と関連の質問を通して,身をもって知識を習得・確認できる.授業進行の目安にもなる実習時間・授業時間も併記し,授業の構成やシラバスの作成にも役立つ内容とした.

整形外科痛みへのアプローチ4 股関節の痛み
股関節疾患は,(1)小児と成人では診断や治療のポイントが異なる.(2)股関節異常があっても,必ずしも股部痛を訴えるとは限らない.(3)診断や治療の遅れは,患者に重大な障害を残すなど,患者と医師の双方を苦慮させるものである.本書では,的確な診断・治療をめざし,股関節の疼痛に関与する因子を明らかにするために,まず機能解剖とバイオメカニクスを示し,また,股関節障害と歩行の関係について解説.診断に関しては乳児期,小児期,青・壮年期,老年期に分けた.またそれぞれの鑑別診断について述べ,さらに画像診断による特徴を示した.

手足のしびれ,歩きにくい症状がある方に
2005年 診療ガイドラインに基づいた頚椎症性脊髄症ガイドブック
整形外科の日常診療でよくみられる「頚椎症性脊髄症」についての一般の方々のためのやさしい手引書.病気の成り立ちや進行の具合,必要な検査の種類や治療方法,あるいは手術後の経過や日常生活での注意点などを,医師向けガイドラインに基づいて解説する.首・肩の痛みや手足のしびれなどが気になりだした人,この病気の診断を受けた人が抱く疑問にわかりやすく答える.医学用語にはふりがなを付し,適宜「用語解説」を設けた.

小児運動器疾患のプライマリケア
愁訴・症状からのアプローチ
小児を専門としない医師が,実際の診察の流れに即して必要な知識を短時間で確認できる実際書.診断編では小児に頻度の高い愁訴・症状を糸口として,診断へいたる流れをフローチャートでわかりやすく示し,小児特有の診察のポイントを解説.治療編では,疾患別に疾患概念や治療方法をはじめ,注意・禁忌事項や専門施設へ紹介するタイミングを解説.小児運動器疾患の診療に最適な書籍.

“どうすればよいか?に答える”
せん妄のスタンダードケア Q&A 100
「せん妄にどう対応すればよいか?」に答える実践書.せん妄ケアに先駆的に取り組んできた執筆陣が,蓄積された臨床知や研究をまとめ,Q&A方式で解説.早期発見,対応,予防など目的・ケア別に章が分かれ,必要な情報を調べやすい構成.具体的な実践例,実践で活用できるコツとともに,一歩進んだアドバンスな内容を「もっとくわしく」で紹介.初心者からエキスパートまで,多様なニーズに応える一冊.

絵でみる超音波 改訂第3版
超音波診断装置の使用方法のみならず,超音波の音響的原理や工学的知識を,著者の独創的な図版と,初心者にもわかりやすい記述で解説したテキスト.今改訂では,診断装置の進歩に併せて多くの図版を追加し,記述も充実させた.また,今版より2色刷とし,「赤シート」を透すと表示が変化するようにした.超音波検査技師試験をはじめ,専門医試験の受験用テキストとしても最適.

わたしがもういちど看護師長をするなら
助産師、看護管理者として30数年間、患者に接しながら現場のマネジメントに携わってきた、日本看護協会会長によるマネジメント実践書。現場の多くの管理者がぶつかる問題や悩みについて、自身の経験を振り返りながら解説。単なるスキルではなく、何のためにどのように乗り越えていくのかを、エピソードを交えて、発想の仕方を日常のことばで語る。

≪ナースのための図解シリーズ≫
ナースのための図解 からだの話
本書は,からだについての素朴な疑問をQ&A方式で簡潔にお答えします.
全項目を平易な言葉を用いて図解しているので一目瞭然.臨床現場で多くの患者と接してきた豊富な経験をもとに書かれているので,看護を提供する側と受ける側の相互信頼と問題解決に役立ちます.