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緩和ケア Vol.30 6月増刊号【電子版】

2020年増刊号

【特集】緩和ケアにおける 家族ケア ベストプラクティス

出版社
青海社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/11/14
ページ数
216ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISSN
1349-7138
印刷版発行年月
2020/06
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3
対応OS
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概要

【特集】緩和ケアにおける 家族ケア ベストプラクティス
 家族ケアについて看護の現場の悩みは尽きない。「“家族ケア”が大事なことはわかっている,でも知識も時間もない,どうケアをしたらいいのかわからない」という現場の声がある。
 たしかに,朝から晩まで走り回り,病態や薬剤,看護,そして目標管理などなど,めまぐるしい日々のなかで,そのうえ,家族ケアまでは……。
 しかし、ほんの少しの工夫で,ほんの少し支援を変えるだけで,自然に家族ケアにつながることもある。これまでも家族ケアに関する特集した雑誌や成書はあるが、緩和ケア領域の家族ケアについては,残念ながらまとまったものはなかった。
 そこで本書では,①家族ケア─各領域からの視点、②シチュエーションに沿った各専門家の家族ケアベストプラクティス、③シチュエーションに沿った魔法の言葉、④コメンタリー─私が考える家族ケア、の4つのセクションを構成し、それぞれシチュエーション別に具体例を提示、経験豊富な執筆者陣が、緩和ケアの現場で実際に使える家族ケアのベストプラクティスを紹介している。

目次

第I部 家族ケア ─各領域からの視点
I-1 看護学分野における家族ケア 畠山とも子
I-2 サイコオンコロジー分野の家族ケア 小川朝生
I-3 「家族ケア」のスピリチュアリティ 伊藤高章
I-4 文化人類学からみた家族ケア 磯野真穂
I-5 心理学からみた家族ケア 吉田沙蘭

第II部 シチュエーションに沿った各専門家の家族ケアベストプラクティス
Ⅱ-1 家族が本人に病状を伝えたくないとき 医師の立場から 大前隆仁/木澤義之
Ⅱ-2 家族内で治療やケアに対する考えが違うとき がん看護の視点から 花出正美
Ⅱ-3 家族内で治療やケアに対する意見に違いがあるとき 地域看護の視点から 小笠原利枝
Ⅱ-4 病状の説明を受けた後,家族の揺らぎが大きいとき 精神看護の視点から 林田由美子
Ⅱ-5 病状の説明を受け,不安が増したとき がん看護の視点から 林ゑり子
Ⅱ-6 病状の説明を受けて揺らぐとき 心理士の立場から 枷場美穂
Ⅱ-7 患者の病状が落ち着かないとき 病院看護師の立場から 児玉久仁子
Ⅱ-8 患者の病状が落ち着かないとき 訪問看護師の立場から 倉持雅代
Ⅱ-9 家族が遠方でなかなか会えないとき 老年者の場合 花房由美子
Ⅱ-10 家族が遠方でなかなか会えないとき医療ソーシャルワーカーの立場から 福地智巴
Ⅱ-11 死の準備期にあって 家族の立場から ブラブマン一未
Ⅱ-12 死の準備期にあって がん看護の立場から 渡邉直美
Ⅱ-13 死の準備期にあって スピリチュアルケアの視点から 井口真紀子
Ⅱ-14 遺族になられたとき 心理士の視点から 栗原幸江
Ⅱ-15 遺族になられたとき 訪問看護の立場から 船越政江
Ⅱ-16 急遽入院したとき 重篤時の場合 始関千加子
Ⅱ-17 認知症患者が終末期を迎えるとき 患者が高齢者の場合 田道智治井口章子
Ⅱ-18 認知症患者が終末期を迎えるとき 精神看護の視点から 谷島和美
Ⅱ-19 家族性のがんと診断されたとき がん看護の視点から 村上好恵
Ⅱ-20 家族性のがんと診断されたとき 遺伝カウンセラーの立場から 四元淳子
Ⅱ-21 家族性のがんと診断されたとき 遺伝看護専門看護師の視点から 鴨川七重
Ⅱ-22 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき がん看護の視点から 渡邊知映
Ⅱ-23 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき 生殖看護の視点から 阿部正子
Ⅱ-24 病態の進行が抑えきれない状態で挙児希望のとき 治療・産科からの視点 北野敦子
Ⅱ-25 未就学児の子どもに病状(病気)を伝えたくないとき チャイルド・ライフ・スペシャリスト(CLS)の視点から 大久保香織小澤美和
Ⅱ-26 面会に来なくなった思春期の子どもがいるとき 小児看護の立場から 大塚香

第III部 シチュエーションに沿った魔法の言葉
Ⅲ-1 家族の力を引き出すとき 「意見は違っても患者を思う気持ちは同じ」 児玉久仁子
Ⅲ-2 家族にお別れの心構えを促すとき 岩本ゆり
Ⅲ-3 患者の病態が悪化してきたとき 西智宏
Ⅲ-4 急速に病態が進行し,緊迫しているとき 中山祐紀子
Ⅲ-5 患者のそばでどうしたらいいのかわからなくなっているとき 宇野さつき
Ⅲ-6 患者や家族に緊張感がみられるとき マイペースに目を向けよう 加藤真樹子
Ⅲ-7 終末期せん妄が出てきたとき 前川智子

第IV部 コメンタリー ─私が考える家族ケア
Ⅳ-1 「緩和ケア医ががんになって」考える家族ケアとは 大橋洋平
Ⅳ-2 在宅ケア分野と相談支援から考える緩和ケア領域の家族ケア 秋山正子
Ⅳ-3 さまざまな経験から考える緩和ケア領域の家族ケアとは 田村恵子
Ⅳ-4 医師・看護師へ家族からのメッセージ 人生終わりの日々に 家族との落ち着いた交流を 村上紀美子