医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

小児科診療 Vol.88 No.9【電子版】

2025年9月号

【特集】小児血管炎診療の基礎と臨床―IgA血管炎や川崎病だけではない多様な全身性疾患群―

出版社
診断と治療社
電子版ISBN
 
電子版発売日
2025/08/08
ページ数
144ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,300 (本体¥3,000+税10%)

印刷版ISSN
0386-9806
印刷版発行年月
2025/08
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
76 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

巻号一覧

概要

【特集】小児血管炎診療の基礎と臨床―IgA血管炎や川崎病だけではない多様な全身性疾患群―
小児科領域では,川崎病やIgA血管炎(旧称:アレルギー性紫斑病,Henoch-Schonlein紫斑病)が比較的身近な存在ですが,実はそれだけではありません.学生時代にChepel Hill分類を学ばれた方も多いと思いますが,小児にも多様な血管炎が存在し,それぞれに応じた診療の工夫が求められます.
本特集は,小児血管炎に特化した非常に貴重な企画です.希少疾患であるがゆえに診療の機会が限られる一方で,遺伝子解析や生物学的製剤の導入,国際的な診療基準の整備など,めざましい進歩が続いています.だからこそ,まず「血管炎かもしれない」と疑い,気づくことが診療の第一歩です.
本特集が,小児血管炎にかかわる医師にとって実践的な知識と診療のヒントを提供する決定版(2025年度)となることを願っています.

目次

序 文  /神田祥一郎

Ⅰ.血管炎の分類と病理
血管炎とは  /田村直人
血管炎の病理組織  /髙橋 啓・他
コラム:血管炎研究の面白さ  /針谷正祥

Ⅱ.血管炎診療のコツと進歩
血管炎診療のコツ  /宮前多佳子
小児血管炎の治療の考えかたと最新知見  /伊藤秀一

Ⅲ.各血管炎の病態と診療
高安動脈炎,巨細胞性動脈炎  /岩田直美
川崎病―病因と病態―  /尾内善広
川崎病における予後予測モデル  /小林 徹
川崎病―診療の最前線―  /濱田洋通
結節性多発動脈炎  /中野直子
コラム:川崎病の研究の歴史と未来  /鮎澤 衛
IgA血管炎―病態と診療―  /清水正樹
IgA血管炎―紫斑病性腎炎(IgA血管炎関連腎炎)の診療―  /滝澤慶一
ANCA関連血管炎  /三浦健一郎
コラム:日本における小児ANCA関連腎炎の診療  /服部元史
Behcet病  /森 雅亮
皮膚白血球破砕性血管炎と皮膚動脈炎  /川上民裕
ループス血管炎  /小椋雅夫
薬剤関連ANCA関連血管炎  /長尾佳樹・他
血管炎と遺伝的背景  /神田祥一郎

原 著
コロナウイルス感染症2019パンデミック前後でのRSウイルス感染症入院症例の比較検討  /石川暢恒・他