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訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ

コミュニティケア Vol.24 No.10【電子版】

2022年9月号

第1特集 がんの終末期に発症するむくみ

出版社
日本看護協会出版会
電子版ISBN
978-4-8180-2480-9
電子版発売日
2022/09/05
ページ数
80ページ
 判型
A4変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,540 (本体¥1,400+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8180-2410-6
印刷版発行年月
2022/08
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概要

第1特集 がんの終末期に発症するむくみ
コロナ禍の影響もあり、近年は最期まで自宅で過ごしたいと願うがん患者が増えています。終末期のがん患者に発症する合併症の1つに「むくみ」があります。むくみが出ると痛みやしびれを伴い起居動作や歩行、更衣などが自分でできなくなり、本人はつらく苦しい気持ちを抱えるようになります。
むくみは、がんの進行によるものもあれば、全身的な要因によるもの、さらにはそれらが複合しているものもあります。終末期のむくみの特徴としては、四肢とともに体幹部にも発症する場合があること、皮膚の発赤や硬化、疼痛・しびれが出現することなどが挙げられ、また、スキントラブルを起こしやすい状態にあります。がんの終末期に発症するむくみは、むくみの基本的な治療法とされる複合的治療(スキンケア・リンパドレナージ・運動療法・圧迫療法・日常生活指導)を行っても改善されず、むしろそれにより全身状態が悪化してしまうことがあります。そこで看護師は、それらを理解した上で、的確にアセスメントし、症状を緩和させるケアを実施する必要があります。
本特集では、終末期がんのむくみの原因と特徴を示した上で、アセスメントのポイント・留意点および、苦痛緩和を目的としたリンパドレナージの方法や圧迫療法について解説し、支援の実際を紹介します。


第2特集 ストーマケアの適切な装具の選び方

ストーマ保有者が年々増加する中、平均在院日数の短縮化等により、ストーマのセルフケアが未確立な状態で退院する高齢者は少なくありません。また、セルフケアを習得しても、加齢による手指可動域の制限や視力の低下、ストーマ・皮膚形状の変化等により、徐々にセルフケアが困難になるケースも見受けられます。しかし、できる限り自立してケアを行うことは、本人の自尊心を守る上でも重要であり、看護師にはそのための支援が求められます。
本特集では、ストーマのセルフケアへの支援において大切な視点・課題・留意点等を解説した上で、支援の実際を紹介。さらに、手指巧緻性や視力の低下、皮膚の菲薄化、ストーマの変形などの困り事に対応する装具の選び方を解説します。

目次

●第1特集 がんの終末期に発症するむくみ

〈解説1〉
終末期がんのむくみの原因と特徴………小川 佳宏

〈解説2〉
状態に応じたケア方法と工夫………中辻 香邦子

〈報告1〉
生活環境と病状によって変更を重ねる「むくみのケア」………奥 朋子

〈報告2〉
リンパ漏と漏出液のにおいに対応
家族に迷惑をかけたくないという思いを尊重………加藤 直美

〈報告3〉
ケアの早期開始と工夫でむくみの改善に成功………高西 裕子


●第2特集 ストーマケアの適切な装具の選び方

〈解説〉
ストーマのセルフケア支援に大切な視点………茂野 敬

〈報告1〉右上下肢不全麻痺
本人の思いを尊重したセルフケア支援………岡部 美保

〈報告2〉視力低下
ケアを担う高齢介護者への支援………中村 友美

〈報告3〉認知症
認知症のある高齢者の尊厳を守るかかわり………三島 可愛

〈コラム〉
困り事別 装具の選び方………三島 可愛


●COLUMN

ニュース手帳………株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med 編集部

折々のはなし………角田 直枝
まるで認知症予防の作業療法

宮子あずさの気まぐれコラム………宮子 あずさ
意外に難しい貼付剤への変更


●SERIES

職員が辞めない組織をつくる!………横山 郁子
訪問先でのハラスメント対策

災害に強いステーションづくり………河原 宣子
在宅療養者とその家族の自助・共助の力を高める

だから面白い訪問看護管理………山﨑 和代
リスクマネジメント力を上げよう

トラブルを解決・回避する 人事労務相談室 ………中山 伸雄
パワーハラスメントへの事業所の対応③
「指導」をパワハラにしない具体策

〈最終回〉住民の“生きる”に伴走 進化を続ける地域ケアシステム「幸手モデル」………中野 智紀
ケアシステムの未来を妄想してみる

行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ………竹林 正樹
シンプルに示す

困難ケースを解決する スペシャリストの実践知………畑 千晶
[皮膚・排泄]その人の生活環境を整え多事業所で統一したケアを提供

日本訪問看護財団からのお知らせ
訪問看護制度30周年記念「訪問看護サミット2022」を開催 ほか

全国訪問看護事業協会からのお知らせ
全国訪問看護事業協会の研究助成について~ぜひご活用ください~ ほか