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訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ

コミュニティケア Vol.24 No.13【電子版】

2022年11月臨時増刊号

総特集 精神科訪問看護の実践知 当事者の困り事へのアプローチ

出版社
日本看護協会出版会
電子版ISBN
978-4-8180-2483-0
電子版発売日
2022/11/10
ページ数
96ページ
 判型
A4変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,760 (本体¥1,600+税10%)

印刷版ISBN
978-4-8180-2413-7
印刷版発行年月
2022/10
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概要

総特集 精神科訪問看護の実践知 当事者の困り事へのアプローチ
近年、精神疾患・障害を持つ利用者の地域生活支援に対するニーズの高まりに伴い、精神科訪問看護を始める訪問看護ステーションが増えています。しかし、精神科訪問看護を実践してみると、看護計画どおりに進まなかったり、利用者の言動に戸惑ったりする訪問看護師が少なくありません。こうした困り事は、当事者の悩みや根底にある思いに目を向けていないことにより生じている場合があります。そこで本特集では、精神科訪問看護に必要な基礎知識を踏まえて、当事者の困り事への支援のヒントを示します。

まず、基礎知識編では、多くの当事者が抱く困り事と訪問看護師が陥りがちな考え方を紹介するとともに、精神科訪問看護を提供するにあたっての基本姿勢を解説。その上で、看護計画の立案・評価方法、GAF尺度による評価方法、服薬アドヒアランスの考え方など押さえておくべきポイントを示します。次に実践編では、当事者の困り事に目を向けた支援の実際を報告。また、活用できる制度や代表的な精神科看護の手法などについて必要な知識をまとめます。

当事者の困り事に目を向けると、解決の糸口が見えてくるでしょう。

目次

第1章
基礎知識編
精神科訪問看護で押さえておくべき知識

〈はじめに〉
当事者の困り事と看護の基本姿勢 小瀬古 伸幸

〈解説1〉
看護計画立案のための5つのステップ 小瀬古 伸幸

〈解説2〉
GAF尺度の評価方法のスキルアップ 稲垣 中

〈解説3〉病院から地域への移行支援 石川 かおり

〈解説4〉
服薬アドヒアランスを高めるポイント 森脇 崇


第2章
実践編①
事例で学ぶ当事者視点のかかわり

〈はじめに〉
在宅ケアの留意点 小瀬古 伸幸

〈事例1〉統合失調症/多剤大量服用
本人の対応に共感する姿勢で現実と折り合えるよう支援 谷藤 伸恵

〈事例2〉統合失調症/妄想を延々と話す
語られる妄想を傾聴しつらさや悲しみを受け止める 千葉 信子

〈事例3〉統合失調症/繰り返す入院
本音でかかわり親子関係を改善することで再入院を防止 岩橋 杉子

〈事例4〉統合失調症/セクシャルハラスメント
性的な言動の背景にある利用者の思いをくみ取る 崔 明玉

〈事例5〉うつ病/少ない発語(続かない対話)
安心して自己表出できるかかわりの工夫 都築 歩美

〈事例6〉うつ状態/過量服用
視点を変えて、困り事を“強み”として捉える 菅原 紀子・桑原 千加子

〈事例7〉発達障害/希死念慮・自殺念慮
利用者の心のうちを理解しようと努めること 松本 和彦

〈事例8〉発達障害/暴言・暴力
暴言・暴力は関係性の悪循環で起きているのを前提に考える 山下 隆之

〈事例9〉アルコール依存症/訪問拒否
「会って話したい」というメッセージを伝え続ける 木島 祐子

〈事例10〉躁状態/生活費の使い込み
価値観を押し付けない金銭管理の方法とポイント 宮子 あずさ

〈事例11〉双極性障害/頻繁な電話
気分変動による一方的で頻回な電話にどう対応するか 井上 有美子

〈事例12〉双極性障害/暴言・暴力
利用者の暴言・暴力への対応と予防 杉山 悠


第3章
実践編②
制度・社会資源/当事者の主体性を引き出す3つの手法

〈解説1〉
活用できる制度・社会資源 岡本 史彦

〈解説2-①〉ストレングスモデル
本人の強みを捉えてリカバリーを支援する 瀬戸屋 希

〈解説2-②〉オープンダイアローグ
対等な立場での対話を中心にしたケアシステム 森川 すいめい

〈解説2-③〉WRAP
プランの立て方と当事者への効果 木下 将太郎