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理学療法41巻9号【電子版】

2024年9月号

エビデンスも活用した下肢運動器疾患患者に対する理学療法ケーススタディ

出版社
メディカルプレス
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/10/24
ページ数
96ページ
 判型
A5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,980 (本体¥1,800+税10%)

印刷版ISBN
978-4-910614-44-1
印刷版発行年月
2024/10
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2
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概要

エビデンスも活用した下肢運動器疾患患者に対する理学療法ケーススタディ 安全で効果的な理学療法を実践していくためには、

「①理学療法士の臨床能力」、「②施設の設備や環境」に,「③質の高い臨床研究の検証結果であるエビデンス」“も”加えて基本的な方針を立案し、「④対象者の意向や価値観」との折り合いを取りながら臨床的な方針を判断していくという根拠に基づく実践(evidence-based practice:EBP)の概念と手法を展開していくことが重要となります。

 2020年の理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の改正により、実習生が診療チームの一員として加わり、臨床実習指導者の指導・監督の下で「診療参加型臨床実習」を行うというスタイルの推奨・導入が始まっています。これにより、改正前のように同じ対象者を同じ実習生がサポートを続け全体像を捉えるという経験、つまり理学療法を展開する思考過程を学ぶ機会が少なくなり、他職種とのカンファレンスなどにおける対象者を中心としたゴール設定に難渋する若手理学療法士も多いのではないかと感じます。

 そこで本特集では、上記の「診療参加型臨床実習」で不足しがちな視点を学ぶ機会を提供するという観点も含めて、症例の状況を総合的に勘案した上でのEBPの具体的な進め方についてケーススタディを通して学ぶ機会を提供することを目的として解説していただきます。

 また、対象者が享受できる期間に関する制限(期間制限)と、理学療法士が提供できる週あたりの単位に関する制限(単位制限)についても触れ、上記の「ステップ1からステップ5まで」のEBPのプロセスに基づいて述べていただきます。

目次

エビデンスも活用した下肢運動器疾患患者に対する理学療法の進め方
 【加 藤 浩】

エビデンスも活用した変形性膝関節症患者に対する理学療法ケーススタディ
 【角瀬邦晃,神成透,小林巧】

エビデンスも活用した変形性股関節症患者に対する理学療法ケーススタディ
 【二宮一成,田中友也,三井博正,杉本和隆,永井聡】

エビデンスも活用した大腿骨近位部骨折患者に対する理学療法ケーススタディ
 【中村慶佑,櫻井進一,百瀬公人】

エビデンスも活用した前十字靱帯損傷術後患者に対する理学療法ケーススタディ
 【松本 尚,鈴木信,石田知也,井野拓実】

エビデンスも活用した足関節靱帯損傷患者に対する理学療法ケーススタディ
 【高嶋直美】

エビデンスも活用したアキレス腱断裂患者に対する理学療法ケーススタディ
 【木田貴英,井野拓実】

● 講 座
多職種連携実践と多職種連携教育3―回復期医療における多職種連携実践
 【岩田健太郎】