医学・医療の電子コンテンツ配信サービス

isho.jp

0 ようこそ、ゲストさん
0

Medical Technology 48巻6号【電子版】

臨床化学検査でピットフォールに落ちないために

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2020/12/14
ページ数
100ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,650 (本体¥1,500+税10%)

印刷版ISSN
0389-1887
印刷版発行年月
2020/06
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
2
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
94 MB以上
ご利用方法
アクセス型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら

巻号一覧

この商品を買った人は、こんな商品も買っています。

概要

臨床化学検査でピットフォールに落ちないために
 臨床化学検査は自動化が進み,その検査のほとんどが,検体を置いて分析装置のスタートボタンを押せば結果が得られる時代となりました.しかも近年では検査の信頼性が飛躍的に向上しています.これには,分析装置の性能の向上,バーコードシステムなどによる分析前過誤の減少,情報システムによる前回値との比較などが寄与しており,臨床検査技師をはじめ,試薬メーカー,機器メーカー,情報処理技術者などの努力の賜物といえるでしょう.しかし日常検査の信頼性や精度が向上した反面,数値(異常値)をそのまま信じ込む医師の割合が高くなっています.すなわち,誤報告が重大事故に直結する可能性が高い状況にあることを,我々は肝に銘じなければなりません.実際には,現場には多くの落とし穴(ピットフォール)が存在します.みんなで協力して穴の存在に気づき,埋めていく必要があります.
 近年の臨床検査では,職人芸を廃し,標準作業手順書に忠実に従って業務を行うことが求められる傾向にあります.しかし,ピットフォールの発生時に,「自分はマニュアルどおりに業務を行ったのだから悪くない」という考えは危険です.一方ピットフォールを発見し,原因を探り,再発の防止策を実施し,それを学会や論文で発表して医療の発展に貢献できたらどうでしょう.臨床化学検査はとても面白い検査になると思いませんか?
 臨床化学検査は,多くの検体を正確・迅速に報告することが必要ですが,通常の検査結果を正しく素早く報告しながら,異常を発見したらじっくりと対応する,このバランスをどう取るかが醍醐味だと考えます.本特集の執筆者は,いずれも現場においてていねいにピットフォールの穴埋めをされてきた第一人者の方々です.多くの貴重な経験や提言が記されており,きっと皆様のお役に立てるものと思います.どうぞ本特集を良い意味で楽しんでいただき,業務にお役立ていただければ嬉しく思います.
企画監修 清宮正徳(国際医療福祉大学 成田保健医療学部 教授)

目次

はじめに―本特集にあたって  清宮正徳  567
1.検査前
1)検査オーダー(日内変動などの個体内変動の注意点)  川崎健治  568
2)患者確認(外来や病棟における検体取り違い)  中渡一貴  574
3)採血時  三好雅士  577
4)血液搬送(院内検査室や登録衛生検査所への搬送)  神山清志  581
5)尿検査(採尿法,尿の保存,搬送など)  石澤毅士  584
6)測定前処理(遠心,マイクロフィブリンの影響など)  河野正臣  587
2.検査中
1)精度管理異常  畑中徳子  590
2)試薬異常  清宮正徳  593
3)検体異常 
(1)溶血・乳び・黄疸など  藤本一満  596
(2)異常反応(患者由来成分;M蛋白)  和田哲  599
(3)異常反応(薬剤など)  村本良三  602
4)装置異常 
(1)水質異常  末吉茂雄  606
(2)機器の故障  山本慶和  609
(3)メンテナンス異常(メンテナンス時の注意点など)  石嶺南生  612
3.検査後
1)結果やコメント付記時の注意点  浅野はるな  616
2)追加測定依頼時(取り違い,保存安定性の低い項目など)  藤村善行  619
■Editorial―今月のことば 
スポーツと臨床検査技師  山田由香里  561 
■話題―NEWS&TOPICS 
「薬剤耐性(AMR)ワンヘルスプラットフォーム」が公開  松永展明  564
■目で見る 病理・細胞診の不良標本 
6.組織内無機物,多糖類,神経,内分泌細胞染色の不良標本  冨永晋,松熊晋  622 
■技術講座 
超音波検査による甲状腺腫瘤の評価法(後編)  太田寿  633
■L・Lの日常 
L・Lの日常  周玲蓮  644 
■事例で学ぶ!統計レッスン 
6.多変量解析の考え方  貞嶋栄司  645 
■働き方の処方箋“人生を肯定的に生きる”医療人の悩みQ&A 
3.「コミュニケーション」に悩んでいるあなたへ(後編)  山藤賢  650 
■特別寄稿 
臨床検査技師国家試験出題基準の改定  三村邦裕  654
■Book Review 
これから始める臨床化学・遺伝子検査の精度保証―ISO 15189認定取得へ  新井浩司  657 
■LABO LIFE―私の仕事・私の明日 
救命救急検査士として働く  岩嶋誠  658 
■学会レビュー 
第31回日本臨床微生物学会総会・学術集会  松本学  660
■国家試験 
第66回臨床検査技師国家試験問題・解答・解説  山内一由  664