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Medical Technology 51巻3号【電子版】

ここまできた 血栓止血検査の標準化

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2023/03/20
ページ数
100ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,870 (本体¥1,700+税10%)

印刷版ISSN
0389-1887
印刷版発行年月
2023/03
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概要

ここまできた 血栓止血検査の標準化
 血栓止血検査は①原理が異なる,②測定機器の差により検査結果が乖離しやすい,③絶対的な標準物質がない,④検査前プロセスがもっとも重要である一方で脆弱である,などの理由から,標準化が難しい検査の一つです.しかし,今日ではどの施設で測定しても正確で信頼できる検査結果を得ることが求められ,そのためには検査法の標準化が必要です.
 そこで本特集では,現時点でどこまで標準化が進んでいるかや,解決すべき課題,今後の展望などをご解説いただきます.血栓止血検査の精度を考えるきっかけになれば幸いです. (編集部)

目次

1.血栓止血検査の基本  橋口照人  230
2.標準化の現状
1)検体取扱い  松田将門  236
2)PT,フィブリノゲン量  下村大樹  243
3)APTT,APTTクロスミキシング試験  内藤澄悦  247
4)凝固因子活性定量,凝固因子インヒビター量  松本智子  254
5)凝固制御因子活性定量(AT,PS,PC)  家子正裕  259
6)FDP,Dダイマー  矢島智志  263
7)ループスアンチコアグラント  山﨑哲  269
8)血小板機能検査  金子誠,佐藤金夫  275
■Editorial―今月のことば 
求められる社会人基礎力  髙梨昇  217 
■話題―NEWS&TOPICS 
『原発性アルドステロン症診療ガイドライン2021』の改訂ポイント  西川哲男,中井一貴,鶴谷悠也,齋藤淳  220
サル痘の基礎知識  氏家無限  224
『廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル』の改定  藤田烈  226
■基礎講座 
難しい採血に遭遇した際のコツ  清田裕子  281
■技術講座 
心房細動における心エコーレポートの書き方  山田博胤,和田靖明  287
■MT Seminar 
関節液検査―解剖,疾患,結晶検査を中心に  山下美香  292 
■骨髄検査 ベーシックマスター 
3.標本の観察・所見の書き方  勢井伸幸  299 
■L・Lの日常 
L・Lの日常  周玲蓮  309 
■メディカルスタッフ職業図鑑 
3.診療放射線技師  内山喜代志  310 
■学会レビュー 
2022年度日臨技九州支部医学検査学会(第56回)  穴井智也  314
第61回日本臨床細胞学会秋期大会  西中村恵輔  315