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Medical Technology 49巻13号【電子版】

臨時増刊号

必携!日当直の緊急検査マニュアル

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2022/01/03
ページ数
200ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥5,280 (本体¥4,800+税10%)

印刷版ISSN
0389-1887
印刷版発行年月
2021/12
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概要

必携!日当直の緊急検査マニュアル
 技術の進歩と医療安全への関心から,「より早く,より安全な」検査が求められている.とはいえ,検査を行うのも結果を活用するのも,所詮は人間である.いかに優秀な成績で卒業した医療者でも,最初の当直はとても緊張するのではないだろうか.本書はそうした初心者や久しぶりに現場へ復帰した臨床検査技師の皆さん,あるいは新分野に挑戦する臨床検査技師の方々を想定し,円滑な「現場デビュー」の役に立てるよう編集されている.
 制作に際しては基本的な事柄を,わかりやすく伝えられるよう,以下の工夫を施した.・「POINT」として最初に要点を箇条書きで並べ,情報を整理できるようにした.
・図表を多用し,「次に何をしたらよいか」がわかるように努めた.
・ パニック値,異常値が出た場合,臨床側へ報告する前に何を確認すべきか,具体的なcheck listにまとめた.
 本書の読者には中小病院で孤軍奮闘しておられる臨床検査技師の方も多く,その誇りと努力こそ日本の医療を支える基礎となっている.折しも新型コロナウイルス感染症の大流行で,日本の「感染者の死亡率」が世界的にみてもきわめて低いのは,エラーの少ない検査など,きめ細かい医療が提供されているからであろう.本書によって,いざトラブルやパニック値,異常値に遭遇しても,慌てることなく対処できる「優秀な臨床検査技師」が増えることを期待している.
2021年12月
月刊『Medical Technology』編集委員会
昭和大学横浜市北部病院 臨床病理診断科/昭和大学富士吉田教育部
木村 聡

目次

1.総論―緊急検査の目的と意義  諏訪部章  1318
2.一般検査
1)尿検査  米山正芳  1324
2)便検査  米山正芳  1332
3.生化学検査
1)総蛋白(TP)  川崎健治  1336
2)アルブミン(ALB)  川崎健治  1338
3)尿素窒素(UN)  菅野光俊  1340
4)クレアチニン(Cre)  菅野光俊  1342
5)尿酸(UA)  菅野光俊  1344
6)アンモニア  斎藤篤  1346
7)乳酸デヒドロゲナーゼ(LD)  山本裕之,下間雅夫,稲葉亨  1347
8)アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)  山本裕之,下間雅夫,稲葉亨  1349
9)アルカリホスファターゼ(ALP)  山本裕之,下間雅夫,稲葉亨  1352
10)コリンエステラーゼ(ChE)  山本裕之,下間雅夫,稲葉亨  1354
11)総ビリルビン(T-Bil),直接ビリルビン(D-Bil),間接ビリルビン(I-Bil)  斎藤篤  1356
12)アミラーゼ(AMY)  川崎健治  1358
13)血糖(GLU)  菅野光俊  1360
14)HbA1c  菅野光俊  1362
15)総コレステロール(TC)  川崎健治  1364
16)中性脂肪(TG)  川崎健治  1366
17)ナトリウム(Na),カリウム(K),クロール(Cl)  中川央充  1368
18)カルシウム(Ca)  中川央充  1372
19)マグネシウム(Mg)  中川央充  1374
20)無機リン(IP)  中川央充  1376
21)血漿浸透圧(Posm)  高山亜美  1378
22)動脈血液ガス分析(ABG)  高山亜美  1380
23)C反応性蛋白(CRP)  阿部正樹  1384
コラム
技師間でのスキルの差を埋めるトレーニング・評価の方法<生化学検査編>  藤村善行  1387
3.生化学検査
24)クレアチンキナーゼ(CK),CK-MB  斎藤篤  1388
25)心筋トロポニンT,I(cTnT,cTnI)  河野正臣  1390
26)BNP,NT-proBNP  河野正臣  1392
27)薬物・毒物  宮城博幸  1394
4.血液検査
1)血球数算定  荒井智子  1400
2)血液像  久保田浩  1408
3)凝固・線溶検査  涌井昌俊  1417
コラム
技師間でのスキルの差を埋めるトレーニング・評価の方法<血液検査編>  新保敬  1424
5.輸血検査  井手大輔  1426
6.微生物検査
1)塗抹検査  辻原佳人  1446
2)抗原定性検査  辻原佳人  1451
コラム
パニック値報告,医師は何を期待しているか?  江原佳史  1456
7.病理・細胞診検査  杉山宗平  1460
8.生理機能検査
1)腹部超音波検査  木下博之  1468
2)心臓超音波検査  水上尚子  1481
3)心電図検査  薮圭介  1492
9.外注検体の保管  梅森祥央  1504