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看護教育 Vol.65 No.5【電子版】

2024年 09月号

特集 OSCEに備える! アップデートする!

出版社
医学書院
電子版ISSN
1882-1391
電子版発売日
2024/09/30
ページ数
136ページ
 判型
A4変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,860 (本体¥2,600+税10%)

印刷版ISSN
0047-1895
印刷版発行年月
2024/09
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同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
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1
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巻号一覧

概要

特集 OSCEに備える! アップデートする! 変わりゆく医療の構造、そして教育界全体の動きを見すえ、今求められる看護教育を皆さんと共に考えていきます。ベテランの先生方はもちろん、学生への指導に不安を感じている新人教員の方々にも役立つ1冊です。看護基礎教育のトレンド、トピックスを特集や連載で深堀りしていきます。 (ISSN 0047-1895)

隔月刊(偶数月)、年6冊

目次

特集 OSCEに備える! アップデートする!

OSCE(Objective Structured Clinical Examination、オスキー)とは、医療者教育における学生の臨床能力を客観的に、公平に評価するための試験です。特に医学・歯学教育では、2023年にCBTと共に公的試験化され、臨床実習に進む学生の知識・技能・態度の質を保証する役割を果たしています。
看護教育においては、教育課程や学校設立母体といった背景の違いや、施設・予算・人員の諸条件、何より個別性の高い看護を客観的評価する難しさもあり、現時点でOSCEの全面的な導入には至っていません。しかしながら、OSCEを先進的に導入・運用し、そのデザインやノウハウを構築し、目的についても常に見直しながら実施している養成所もあります。
本特集から、教育者がOSCEを通じて目指したいものは何か、実践校がどのような経緯でOSCEを始め工夫を重ねてきたか、他領域の動向を知ることで、従来とは異なるOSCEの印象を抱くきっかけとなれば幸いです。また、すでに実施している教育機関においても、情報交換の機会となることを願っています。


【対談】OSCEから考える臨床への橋渡しと看護教育のこれから
野島敬祐、樋之津淳子

全員で合格を目指すOSCEデザイン── OSCEに向けた学習プロセスと学習環境を考える
野島敬祐

看護教育におけるOSCE導入・実践事例①──札幌市立大学 育てるOSCE
貝谷敏子、原井美佳

[column]OSCEにおける模擬患者(SP)の役割と養成
工藤京子

看護教育におけるOSCE導入・実践事例②──茨城県立医療大学 大学・臨地・地域全体で取り組むOSCE
中村博文、髙村祐子、綾部明江、笠井久美、林 諒子、阿部準子

看護教育におけるOSCE導入・実践事例③──島根県立石見高等看護学院 小さな看護学校の“trial and error”
吉田真奈美

他専攻/学科から知るOSCE①──助産師基礎教育(専攻科)でのOSCE
島田智織、長岡由紀子

他専攻/学科から知るOSCE②──リハビリテーション系学科でのOSCE
篠崎真枝、上岡裕美子

■巻頭インタビュー
学生の肯定的意図を信じて まず、ちゃんと聴く、そして伝える
櫻井 将さん

■焦点
学生が生涯を通じ、実践の意味を自ら探究していくための関わり──実習体験を基にした看護事例研究
角野雅春

■レポート
【インタビュー】看護学校がテレビ番組制作を!?──富士吉田市立看護専門学校の地域との関わりを探求するユニークな取り組み
渡邊貴子、瀧口美香、宮下沙映

『助産師たちの夜が明ける』──神奈川県立保健福祉大学の特別試写会に参加して

■実践報告
新カリキュラム 成人看護学実習の学習内容の検討と実習場所開拓への取り組み──地域に目を向け、社会と学生のニーズに応える
古屋吉崇

精神科看護の魅力をいかに学生に伝えるか──精神看護学実習での取り組みと実習施設との連携
後藤満津子、松本陽子

●変わる! 変える! 医療安全教育・2
医療安全教育の工夫①──学年ごと、領域ごとの教授例
島田伊津子、甲斐由紀子

●新しい「医療者像」を探る・5
物語の聴き手としての医療者──物語能力を超えるとは?
鷹田佳典

●臨床現場で本当に必要な薬のおはなし 教員も学生も知っておきたい「看護薬理」・11
皮膚の生理と保湿薬の有効性
大井一弥

●看護教育にウェルビーイングを! 学生も教員も幸せでいるために・7 [最終回]
私たちが支えられたもの──感謝
秋山美紀

●看護教育学のススメ・9
これまでの看護を振り返り、これからの看護に生かす
大阪医科薬科大学大学院

●臨床倫理を映画で学ぼう! plus・17
老いること──『しわ』
浅井 篤