看護教育 Vol.59 No.11【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISSN
- 1882-1391
- 電子版発売日
- 2018/11/05
- ページ数
- 80ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥1,650 (本体¥1,500+税10%)
- 印刷版ISSN
- 0047-1895
- 印刷版発行年月
- 2018/10
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概要
目次
「お父さんとお母さんと子ども1,2人で全員同戸籍」というのが家族の標準とする見方があります。しかし,上記の構成員のいずれかがいない家族は珍しくありませんし,戸籍を基準とした形態ばかりが家族でもありません。“標準”という考え方は,そこに準じないものを意識的にあるいは無意識に排除しがちですから,注意する必要があります。
さて,看護師は「患者の多様性に注目して対応する」ことを求められます。このことは,入学直後の段階から繰り返し語られるものですが,実際,患者を含む家族の多様性にどこまで踏み込んだ教育を受けているでしょうか。教員はその多様性を十分意識して学生に接しているでしょうか。
今回の特集は,患者はもちろん,学生自身そして教員自身の家族が多様性(ダイバーシティ)をもつことを前提として教育にあたっていただくための,呼び水になればと願って組みました。家族の多様化で概念に変化が生まれるであろう「母性」「小児」「老年」に注目して,提言をいただきましたが,もちろんすべての領域にかかわるテーマです。今までの家族の“標準”にとらわれない柔軟な思考をもつ教員が増えることを期待しています。
■「家族のダイバーシティ」を3方向から探る
教員がどう認識し,教授していくか
吉沢 豊予子
■さまざまな「親」が育児をする時代
“母性”看護の視点を見直す
跡上 富美
■育成期家族の多様性と“拡大する”小児看護
多様化すること,変わらないこと
佐藤 奈保
■「老人」の急増と老年看護の変化
高齢者のとらえ方の多様性
目 麻里子/山本 則子
■「家族って何?」から見直そう
“わからない”という前提での教育を
沼崎 一郎
■焦点
看護教育にこそ有効なプレFD
2030年を見すえた大学教員養成:プレFDの可能性
佐藤 浩章
■特別記事
[インタビュー]自らのキャリアをふまえた
臨床看護師の大学院進学の意義 秋山智弥先生に聞く
聞き手:廣瀬 直紀
●つくって発見! 美術解剖学の魅力・11
手根管 まるで石造りのトンネル
阿久津 裕彦
●看護に恋した哲学者と読む ベナーがわかる!腑に落ちる!・7
現象学的人間観(4)-状況
榊原 哲也
●ティーチング・ポートフォリオ作成講座・8
ティーチング・ポートフォリオの初稿の作成
小林由実さん(神奈川県立保健福祉大学)の第1回メンタリング事例とともに 前編
栗田 佳代子/吉田 塁
●NとEとLGBTQ・8
トランスジェンダーの健康リスク
浅沼 智也