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看護 Vol.76 No.14【電子版】

2024年11月臨時増刊号

特集 「令和6年能登半島地震」から学ぶ

出版社
日本看護協会出版会
電子版ISSN
2437-0193
電子版発売日
2024/11/22
ページ数
128ページ
 判型
A4変
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,200 (本体¥2,000+税10%)

特記事項
都合により、電子版では紙版と異なりp.72図表2は未収載となっております。
印刷版ISSN
0022-8362
印刷版発行年月
2024/11
ご利用方法
ダウンロード型配信サービス(買切型)
同時使用端末数
3
対応OS
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています
必要メモリ容量
60 MB以上
ご利用方法
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同時使用端末数
1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
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概要

特集 「令和6年能登半島地震」から学ぶ

2024年1月1日、石川県の能登半島を襲ったマグニチュード7.6強の地震。今回の震災では過去の災害と共通する被害が見られた一方で、過疎地域特有の課題が顕在化しました。
次なる災害に備えるためには、こうした課題を深く考察し、対策を検討することが必要不可欠です。
本総特集では、まず、被災地における医療提供体制確保に努めた公益社団法人石川県看護協会や災害支援ナースの活動の実際を紹介した上で、その活動から見えてきた課題を整理。次に、これらの課題を踏まえて今後考えるべき対策について提言するとともに、南海トラフ地震に備えた事前準備などを、県看護協会や医療機関の立場から報告します。最後に、より進んだ海外の事例やインターネット時代ならではのデマ・流言への対策のポイントについて解説します。

目次

編集部レポート 「令和6年能登半島地震」から8カ月 医療・看護を取り巻く現状と課題:編集部

序章 過去の教訓を今につなげる:大野かおり 

1章 解説 「令和6年能登半島地震」を振り返る
1-1 被災地における医療提供体制の維持・確保:小藤幹恵 
1-2 被災病院の立場から感じた地域の医療を守るために必要なこと:崎田 弘美 
1-3 被災患者受け入れ病院の立場から感じた後方支援と今後の課題:高長 雅美 
1-4 日本看護協会による支援活動の実際:松本 珠実 
1-5-1 【災害支援ナースの活動から見えてきた課題①】亜急性期における避難所の支援:深井 佳子 
1-5-2 【災害支援ナースの活動から見えてきた課題②】2回の派遣活動と統括リーダーとしての役割:大井 里美 
1-5-3 【災害支援ナースの活動から見えてきた課題③】災害支援における情報共有の実際と今後の課題:山本 泰大 

2章 提言 次の巨大地震にどう備えるか
2-1 被災者を支えるチーム連携:千島佳也子 
2-2 災害と感染症に対応できる災害支援ナースの養成:力石 礼子 
2-3 ブラックアウトによる被災体験からの学び 支援者支援をはじめとした災害時に必要な看護管理のポイント:金丸 道太郎  
2-4 災害時の看護管理者の判断・行動と、看護管理者への支援のあり方:石母田 由美子
2-5 災害時における支援者のメンタルヘルス支援:長山 豊  
2-6 災害関連死を防ぐために、看護ができること:石井 美恵子 
2-7 災害時、要配慮者視点に立った支援対策:松岡千代 

3章 報告 南海トラフ地震“最悪のシナリオ”に向けた取り組み 
3-1 支援を受ける「受援」の立場から:谷 眞澄  
3-2 医療機関の立場から:工藤 淑恵  
3-3 県外支援の立場から 広島から日本、世界へ ピースウィンズの災害支援:菊池 友枝  

4章 関連論考 安全を守るために知っておくべきこと
4-1 台湾地震から学ぶこと スムーズな避難所運営と相互支援:佐藤 健  
4-2 災害時の情報との向き合い方 被災地流言とネット流言:中村 功