Medical Practice 2016年7月号【電子版】
- 出版社
- 文光堂
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2021/08/03
- ページ数
- 166ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,750 (本体¥2,500+税10%)
- 印刷版ISSN
- 0910-1551
- 印刷版発行年月
- 2016/07
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- 対応OS
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概要
特集テーマは,「不明熱の臨床~不明熱で終わらせないためのエビデンスとアート」.記事として,[座談会]不明熱診療におけるエビデンスとアート─不明熱で終わらせないために─,[この症例から何を学ぶか]治療開始2ヵ月後に診断確定した不明熱の1例,[One Point Advice]精神交互作用/甲状腺機能亢進症,[今月の話題]50%ブドウ糖液による胸膜癒着療法,[知っておきたいこと ア・ラ・カルト]ロコモティブシンドローム,他を掲載.
目次
●扉/畠山修司
[総説:実地医家が知っておくべき不明熱の定義と診断ストラテジー]
●不明熱の概念と病因─近年の変化と今後の研究─/内藤俊夫
●成人における不明熱の診断ストラテジー─医療面接・身体診察から的確な検査・診断までの要綱─/横江正道
[座談会]
●不明熱診療におけるエビデンスとアート─不明熱で終わらせないために─
出席者/須永眞司・畠山修司・内藤俊夫・萩野 昇
[セミナー:不明熱の理解のために知っておくべきエビデンスとアート]
〔患者背景に応じた不明熱の病態〕
●“古典的”不明熱の病態と考え方/真鍋早季ほか
●“院内”不明熱の診かた/鈴木富雄
●“好中球減少に伴う”不明熱とその対応/阿部雅広ほか
●“免疫不全状態にある患者”の発熱─HIV感染症やステロイド・免疫抑制剤・生物学的製剤─/福島一彰ほか
●不明熱の臨床推論─手がかりは何か/松村正巳
●不明熱の解明に利用できる最新の検査とその限界─FDG-PET/CTを中心に─/國松淳和
●診断しにくい感染症の診断技術/齋藤 真
●不明熱になりがちな“感染症”の種類と診断/三沢和央ほか
●不明熱になりがちな“腫瘍”とその特徴/沖 将行
●不明熱になりがちな“膠原病とその類縁疾患”の種類と診断/陶山恭博ほか
●薬剤熱/橋本英樹
●血管内リンパ腫/正木康史
●成人発症Still病/桐野洋平
●リウマチ性多発筋痛症と巨細胞性動脈炎/伊藤清亮ほか
●自己炎症症候群とその診断/井田弘明
[トピックス]
●不明熱で知っておくべき新しい疾患概念/山本 祐
●サイトカイン・プロファイリングによるStill病・マクロファージ活性化症候群・血球貪食症候群の診断/谷内江昭宏
[治療]
●不明熱における診断的治療の考え方(pros and cons)─NSAIDs・ステロイド・コルヒチン・抗菌薬─/萩野 昇
[この症例から何を学ぶか]
●治療開始2ヵ月後に診断確定した不明熱の1例/隈部綾子ほか
[Self-assessment test]
【連載】
〈One Point Advice〉
●精神交互作用/高野知樹
●心房細動はアブレーションで完治するのか?/井上耕一
●人生で最も長かった当直/中村文彦
●脳梗塞の急性期治療:わずか数分が人生を変える/山上 宏
●甲状腺機能亢進症/小澤安則
●確率とは?/関口幸夫
●患者の不安感への配慮を大切に!!/山本貴嗣
●循環器学研究論文の行方/森田啓行
〈今月の話題〉
●50%ブドウ糖液による胸膜癒着療法/栗原正利
〈知っておきたいこと ア・ラ・カルト〉
●ロコモティブシンドローム/村木重之
〈内科医のための画像診断エッセンス〉第4回
●慢性硬膜下血腫をCTで診断する/森 墾