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J. of Clinical Rehabilitation 29巻5号【電子版】

腰痛のリハビリテーション

出版社
医歯薬出版
電子版ISBN
 
電子版発売日
2020/12/21
ページ数
100ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥2,640 (本体¥2,400+税10%)

印刷版ISSN
0918-5259
印刷版発行年月
2020/05
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概要

腰痛のリハビリテーション
 日本人での腰痛有訴率は40~50%とされ,頻度の高い疾患である.腰痛は短期間に改善する例がある一方で,原因が不明で治療に難渋する症例も多い.スポーツに起因する腰痛や小児での腰痛は病態の把握や治療が困難な場合が多く,臨床現場で問題となる.超高齢社会を迎えたわが国では,ロコモティブシンドローム(ロコモ)やサルコペニアが注目され,その腰痛とのかかわりが指摘されている.また,最近では腰痛を器質的異常としてのみではなく,心理的・社会的疼痛症候群としてとらえることの重要性が認識されるようになった.運動療法は腰痛の多くの例に対して中心的な治療法である.そこで本特集では腰痛に関するこれらの最近のトピックを取り上げ,運動療法をはじめとしたリハビリテーション医療でのポイントを解説いただいた.
 スポーツ障害で生じる腰痛は頻度が高く,保存治療が選択されることが多い.金岡恒治先生(早稲田大学)に腰痛の誘発動作による分類をお示しいただき,病態と具体的な運動指導を詳述いただいた.アスレチックリハビリテーションの現場で直ちに役立つ内容である.小児での腰痛は頻度が低いものの,種々の原因疾患のスクリーニングと的確な病態の把握が重要である.後藤 強先生(徳島大学)には小児の腰痛の病態に応じた具体的な治療プログラムをご提示いただいた.サルコペニアは高齢者の増加にともなって腰痛の原因として重要な位置を占めるようになった.診断基準が確立されているが,その病態は多彩で治療法も確立していない.そのなかで運動療法は最も推奨される治療で改善効果が期待される.酒井義人先生(国立長寿医療研究センター)には腰痛とサルコペニアに関する現時点での最新の知見を解説いただいた.ロコモは加齢にともなって運動器が障害され移動機能が低下している状態と定義される.ロコモに占める脊椎疾患の割合は高く,腰痛を有する例が多い.粕川雄司先生(秋田大学)にはロコモと腰痛の関連を説明いただき,具体的な運動療法を示していただいた.腰痛には心理社会的因子が影響することは古くから知られていて,その評価の重要性が強調されている.そこで最近は画像所見のみによらず,多面的評価が求められている.中楚友一朗先生(愛知医科大学)には実際の評価方法とその結果に基づくリハビリテーションの実際を解説いただいた.
 『腰痛診療ガイドライン2019』(日本整形外科学会診療ガイドライン委員会,腰痛診療ガイドライン策定委員会)では,運動療法について急性腰痛,亜急性腰痛,慢性腰痛のそれぞれについて評価された.そのうち急性腰痛と亜急性腰痛に対してはエビデンスが不明であるとされるものの,慢性腰痛に対しては,「運動療法は有用である」ことが強く推奨(推奨度1,エビデンスの強さB)されている.本特集がリハビリテーション医療の現場で,腰痛に対する病態に応じた最適な運動療法実施に貢献するものと期待している.(編集委員会)

目次

スポーツと腰痛  金岡恒治
小児の腰痛  後藤強,酒井紀典
腰痛とサルコペニア  酒井義人
腰痛とロコモティブシンドローム  粕川雄司,島田洋一
腰痛に対する多面的評価と介入  中楚友一朗,井上雅之・他
■新連載
脳神経内科領域の診療ガイドラインup date 
1.パーキンソン病診療ガイドライン2018  林明人 
■連載
巻頭カラー  リハの現場で役立つ! 目で見る動作・歩行分析 
5.脳卒中③─ロボット装具  大畑光司 
ニューカマー リハ科専門医 
  宮城翠 
こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション 
4.脊髄損傷  工藤大輔,島田洋一 
急性期リハビリテーションの実際─なにを、いつ、どのように 
15. 乳がん手術後  伏屋洋志,辻哲也 
リハビリテーション医療における臨床倫理 
10.臨床倫理を学ぶことの意味  新田國夫 
筋電図を症例から学ぶ 
5. 腓骨神経麻痺  川上途行 
運動器・末梢神経の診察テスト法 
8.膝関節に対する徒手検査法  伊藤淳哉,岡崎賢 
オーストラリアのリハの現場より 
第2回GPと専門医(スペシャリスト)との関係  渡辺百合子 
心に残ったできごと―リハビリテーション科の現場から 
回復期のかたち  小口和代 
臨床経験 
つま先歩きを呈しidiopathic toe walkingが疑われた小児の臨床経過  酒井康生,木佐俊郎,・他

TOPICS 
脊髄損傷に対する自己骨髄間葉系幹細胞治療とリハビリテーション  山下敏彦,佐々木雄一・他