総合診療 Vol.27 No.5【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISSN
- 2188-806X
- 電子版発売日
- 2017/07/31
- ページ数
- 144ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥2,750 (本体¥2,500+税10%)
- 特記事項
- 付録Web動画の公開期間は2019/4/30までです。何卒ご了承ください。
- 印刷版ISSN
- 2188-8051
- 印刷版発行年月
- 2017/04
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概要
目次
良いコミュニケーションは、診療をスムーズにし、患者-医師関係を円滑にするだけでなく、時に「治療的」に機能します。そのためには、どんなコミュニケーションを、患者そして自らに“処方”すればよいのか、第一線の臨床家が、また話題の「ユマニチュード」や「オープンダイアローグ」についても、その専門家が解説しました。
(企画)本田 美和子
■理論編
患者・医師間のコミュニケーション その作用の背景とエビデンス
本田 美和子
「患者に共感する」とは、どういうことか
尾藤 誠司
■実践編
「総合診療外来」でよくあるコミュニケーション不全とその対応
横谷 省治
「総合診療病棟」でよくあるコミュニケーション不全とその対応
鄭 東孝
オープンダイアローグが拓く「対話」の地平
斎藤 環
医師のためのユマニチュード マルチモーダル・コミュニケーションの理論と実践
本田 美和子
総合診療医の技能を際立てる 認知症“総合ツール”としてのユマニチュード
今村 昌幹
心理学からみたユマニチュード
吉川 左紀子
「がん治療・緩和ケア」を必要とする患者とのコミュニケーション
田中 桂子
「人生の最終段階」の支援のためのコミュニケーション
アドバンス・ケア・プランニングを始めよう
山田 康博、森川 日出男
■スペシャル・アーティクル
人工知能技術が紐解くコミュニケーション・ケア
認知症ケアを高度化する「見立て」と「学びの環境」
竹林 洋一、上野 秀樹、石川 翔吾
医療コミュニケーションにおける人工知能の可能性
医師の「五感」をも定量化できる時代へ
中澤 篤志
■コラム
患者の経験から考えるコミュニケーション
先生と僕の“フラフラ飛行” 「躁うつ病」の体験から
坂口 恭平
医師も患者も幸せになる3つの提案 「レビー小体病」の体験から
樋口 直美
看護師の経験から考えるコミュニケーション
認知機能が低下した患者から発せられる
「不同意メッセージ」のとらえ方とその対応
伊東 美緒
今月のQuestions
●Editorial
「技術」としてのコミュニケーションを考える
本田 美和子
●ゲストライブ
「意思決定」のためのコミュニケーション技術
日々のshared decision makingの素地
佐々木 恭子×本田 美和子
InformationからCommunicationへ
イヴ・ジネスト
●What’s your diagnosis?
ダッシュできますか!?
片岡 祐、川島 篤志
●オール沖縄! カンファレンス
顔が腫れ、手も痛みます!
島袋 彰、徳田安春(監修)
●西伊豆発! 画像読影道場 これくらい読めてもいいんでナイカイ?・5
「FOOSH! 手をついて転んだ!」の巻 上肢編
仲田 和正
●I LOVE Urinalysis シンプルだけどディープな尿検査の世界・2
その尿蛋白は淡白か? 濃厚か?
上田 剛士
●みるトレ Special・5
脳膿瘍の穿刺液から髪の毛のような細菌が……!
笠原 敬
●こんなときオスラー 超訳『平静の心』・5
人々の健康を守るために、医師として何をするか?
「教えることと考えること」の章より
徳田 安春
●診察で使える! 急性期Point-of-Care超音波ベーシックス・2
腸閉塞を疑った時
亀田 徹
●国試にたずねよ・5
いろんな意味で「ショック」!
山中 克郎
●総合診療専門医(仮)セルフトレーニング問題・2
紹介状を持って受診した高齢女性
金子 惇
●55歳からの家庭医療 明日から地域で働く技術とエビデンス・5
家庭医療における「家族」1 FAMILY in FAMILY MEDICINE
藤沼 康樹
●苦手克服 野獣のリアル勉強法・5
町医者が“最先端”であり続けるには?
板金 広