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臨床外科 Vol.80 No.4【電子版】

2025年 04月号

特集 見せましょう! 外科治療における栄養療法の底力

出版社
医学書院
電子版ISSN
1882-1278
電子版発売日
2025/04/14
ページ数
128ページ
 判型
A4
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥3,080 (本体¥2,800+税10%)

印刷版ISSN
0386-9857
印刷版発行年月
2025/03
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概要

特集 見せましょう! 外科治療における栄養療法の底力 一般外科・消化器外科を中心とした外科総合誌。手術で本当に役立つ臨床解剖の知識や達人の手術テクニックを、大きい判型とカラー写真でのビジュアルな誌面で解説。術中・術後のトラブル対処法、集学的治療・周術期管理法の最新情報など、臨床に根ざした“外科医が最も知りたいこと”に迫る。手技を中心にweb動画も好評配信中。 (ISSN 0386-9857)

月刊、増刊号を含む年13冊

目次

特集 見せましょう! 外科治療における栄養療法の底力
外科治療を支える栄養療法は,縫合不全など術後合併症の治療(守り)から進歩した.近年では,術前だけでなく術後に生じた低栄養やサルコペニア・サルコペニア肥満などがさまざまな外科治療の予後不良因子であることが明らかにされ,肥満の影響も論じられている.したがって,これらの栄養学的リスクのある患者を術前から見つけて計画的に行う(積極的な「攻め」の)栄養療法さらに運動療法が,予後を向上させる可能性がある.また,診療報酬改定で世界共通のGLIM基準による低栄養診断が推奨され,周術期でもこれを指針にした栄養療法が今後求められる.特に消化器癌では,術前だけでなく術後の薬物/放射線治療の機会が増加し,一連の集学的治療の期間を周術期と考えて,初診時からの継続した栄養療法が必要になった.一方で,低侵襲内視鏡外科手術やERASなど術後早期回復プログラムの普及により,ややもすると外科治療における積極的な「攻め」の栄養療法介入の必要性が認識されないことが危惧される.
 エビデンスはまだ多くないが,さまざまな外科治療の成績向上のためにぜひ発揮させたい「栄養療法の底力」について,最新の知識と情報を整理してお届けしたい.

特集企画:鍋谷圭宏(千葉県がんセンター)

■総論
外科周術期の栄養評価──GLIM基準をいつどのように使うか?
福島亮治

術後早期回復プログラムにおける栄養療法の考え方
鍋谷圭宏・他

外科周術期におけるサルコペニアの評価と運動栄養療法の意義
海道利実

肥満患者の手術における栄養療法の実際
貝田佐知子・他

外科周術期の血糖管理
山田和彦・他

外科周術期の静脈栄養
石橋生哉・他

外科周術期の経腸栄養
井田 智・他

悪液質対策を念頭においた癌患者の周術期栄養療法
北嶋貴仁・他

外科診療における栄養療法を支えるチーム医療
大村健二・他

■各論
食道外科における栄養療法──食道癌周術期の栄養療法
小澤洋平・他

胃外科における栄養療法
松井亮太

大腸外科における栄養管理の役割
安枝明日香・他

肝臓外科における栄養療法
井ノ上恭子・他

膵臓外科における栄養療法──集学的外科治療時代の栄養管理
元井冬彦・他

●腹壁ヘルニア修復術道場・8
腹壁瘢痕ヘルニア手術② 非正中腹壁瘢痕ヘルニアの手術
蛭川浩史

●臨床報告
腹腔鏡下虫垂切除後に診断された小児神経内分泌腫瘍の1例
田尻健亮・他

●病院めぐり
市立秋田総合病院消化器外科
佐藤 勤