助産雑誌 Vol.78 No.4【電子版】
- 出版社
- 医学書院
- 電子版ISSN
- 1882-1421
- 電子版発売日
- 2024/08/05
- ページ数
- 92ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥1,980 (本体¥1,800+税10%)
- 特記事項
- 本書では、権利者の意向により、以下の記事の写真が表示できません。ご了承のうえ、ご購入ください。・P.313-315(連載「うまれてくる風景」第10回:繁延あづさ著
- 印刷版ISSN
- 1347-8168
- 印刷版発行年月
- 2024/07
- ご利用方法
- ダウンロード型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 3
- 対応OS
-
iOS最新の2世代前まで / Android最新の2世代前まで
※コンテンツの使用にあたり、専用ビューアisho.jpが必要
※Androidは、Android2世代前の端末のうち、国内キャリア経由で販売されている端末(Xperia、GALAXY、AQUOS、ARROWS、Nexusなど)にて動作確認しています - 必要メモリ容量
- 36 MB以上
- ご利用方法
- アクセス型配信サービス(買切型)
- 同時使用端末数
- 1
※インターネット経由でのWEBブラウザによるアクセス参照
※導入・利用方法の詳細はこちら
巻号一覧
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
概要
2022年より出産写真家による写真を表紙とし、本文デザインをリニューアルして、より視覚的に理解できる、読みやすい誌面に生まれ変わりました。 (ISSN 1347-8168)
隔月刊(偶数月)、年6冊
目次
男性の育児休業(以下,育休)取得が国主導で推進され,大企業を中心に取得率が飛躍的に向上しています。しかし旧態依然の企業文化による長時間労働や,社会や家庭におけるジェンダー不平等は一朝一夕には解消せず,「取るだけ育休」という言葉も話題になっています。一方でそんな現状に苦しむ男性も少なくなく,育児中にうつ状態になる男性の割合は女性と同様と報告されています。男性育児に対する社会や個人の向き合い方は実に多様であり,まさに過渡期にあると言えます。
周産期医療や母子保健の領域でも,以前は男性が「親になること」をサポートする視点や枠組みがありませんでしたが,徐々に父親支援の取り組みが増えつつあります。ところが,日本社会は長らく育児から男性を排除してきたため,助産師をはじめとする支援者の多くが女性であり,男性から見て支援を受けやすい状況になっているとはいえないという声も聞こえてきます。
そこで本特集では,父親たちによる自らの経験の語りから出発し,育児をする男性を取り巻く現状の分析や,男性の目線に立った男性育児支援の実践をご紹介します。
■令和のお父さんに聞く 父・夫・男性としてのリアル
男性会社員の育児休業体験記──職場と家庭の狭間で
匿名
家父長制の価値観を引きずりながらフルタイムで働く父親像を疑う
吉江 悟
父になるということ──非イクメンな僕の子育て観
馬場拓也
■令和の男性育児研究
男性の産後うつのエビデンス──社会実装に向けて
竹原健二
男性育休は夫婦の子育てとキャリアに何をもたらしうるのか
中里英樹
[インタビュー] 読売広告社 中澤清美さんに聞く──人的資本経営として取り組む男性育休推進
■令和の男性育児支援
妊娠期からの男性育児支援で押さえておきたいポイント
平野翔大
[インタビュー] 豊島区における男性育児支援ネットワークの実践
安達絵美子
子育て中の男性たちの声から生まれたカードゲーム「カジークジー」
髙木 駿
語り合う父親たち──「令和のNEOパパ会」から見えたもの
清田隆之
助産師だからできる令和の父親支援──企業内助産師の実践と院内支援の可能性
岸畑聖月
■インタビュー 中村佑子さん
だから,私は母を考える
■Report
出産の文化を見つめてきた松岡悦子さんが南方熊楠賞を受賞
河合 蘭
●うまれてくる風景[10]
繁延あづさ
●助産師の臨床推論を学ぼう![4]
Case2 意識障害 「頭が痛い……」
伊藤美栄
●助産師の疑問に答える!実践的おっぱい講座[4]──多角的な「胸」の知識
乳がん治療後の母乳育児支援──知っておくべき知識と経験談
Satoko Fox
●りれー随筆[459]
自然に還る場所
長谷川奈緒