社会保険旬報 №2976【電子版】

- 出版社
- 社会保険研究所
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2025/09/22
- ページ数
- 58ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥1,100 (本体¥1,000+税10%)
- 印刷版ISSN
- 1343-5728
- 印刷版発行年月
- 2025/09
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概要
医療経済フォーラム・ジャパン(会長=中村洋・慶應義塾大学大学院教授)主催の第123回定例研修会が8月5日に都内で開かれ、厚生労働省保険局の林修一郎医療課長が「2026年度診療報酬改定の課題と展望」をテーマに講演した。
2026年度診療報酬改定に向けた課題として、林課長は、新たな地域医療構想で表現された、医療機関機能などの考え方を踏まえ、様々な医療機関の機能を診療報酬体系においてどう支えていくか、中央社会保険医療協議会(中医協)においても議論が必要であると説明した。2024年度改定で新設した地域包括医療病棟については、医療界から要件緩和を求める意見が相次いでいる。林課長は、現状の要件が設定された理由を説明するとともに、病棟の現状の使われ方や患者像を医療資源投入量の分析を通じて明らかにし、よりきめ細かな報酬設定の可能性を示唆した。
賃金・物価対応が2026年度改定の最大の課題であることを会場の参加者とともに確認した。骨太方針2025では従来の社会保障関係費抑制方針に関する記載が修正されたが、現行の診療報酬が賃金・物価が上昇する現象に対応するためには、そのための方法を考える必要があると述べた。
目次
《座標》病院団体が診療報酬改定率10%超を要望/内科系症例の評価で新たな指標案提示
《座標》AJMCが逆紹介割合の調査結果を公表/協会けんぽが8年度保険料率の議論開始
《レコーダ》医療経済フォーラム・ジャパン第123回定例研修会「2026年度診療報酬改定の課題と展望」林修一郎
《論評》「非医療としての「介護」誕生前夜―1998年「福祉のターミナルケア」論争とは何であったのか」柏﨑郁子
《随想―視診・聴診》「興味なし」高山哲夫
《潮流》1.5%増の48兆円で過去最高 令和6年度の概算医療費を発表
《潮流》IQVIAのデータから国内医薬品市場の動きを見る
《全世代型社会保障への道筋》⑲「新たな段階に入った人口動態の変化」山﨑泰彦
《NEWS》厚労省が医療安全管理者の役割など5つの論点を提示
《第62回診療報酬請求事務能力認定試験》歯科・学科・実技試験問題の解答と解説
《経済スコープ》
《編集室・ワードカプセル》医療安全対策加算