社会保険旬報 №2979【電子版】

- 出版社
- 社会保険研究所
- 電子版ISBN
- 電子版発売日
- 2025/10/22
- ページ数
- 42ページ
- 判型
- B5
- フォーマット
- PDF(パソコンへのダウンロード不可)
電子版販売価格:¥1,100 (本体¥1,000+税10%)
- 印刷版ISSN
- 1343-5728
- 印刷版発行年月
- 2025/10
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概要
患者中心主義(Patient Centricity:ペイシェントセントリシティ)は、医療提供のあらゆる場面で患者の価値観やニーズ、治療アウトカムを最優先に考える理念である。医療現場のみならず、近年、グローバル市場での競争激化や規制強化を背景に、製薬・医療機器産業においてペイシェントセントリシティは企業の信頼性や持続的成長の条件として認識されつつある。欧米では臨床試験設計や上市後の安全性管理など、事業プロセス全般にペイシェントセントリシティを反映する事例が多く、日本でもこの動きは加速している。
国内の主要製薬・医療機器メーカーの経営理念を分析すると、表現や重点領域は異なるものの、多くの企業が「患者の健康」「命」「生活の質」など、ペイシェントセントリシティの要素を理念の中に組み込んでいることが確認できる。ただし、その具体化や強調度合いは企業ごとに差があり、事業構造や歴史、企業文化が影響していると考えられる。
こうした背景から、本稿では製薬・医療機器メーカーを対象に、経営理念および患者中心主義の共感度・浸透度に関するアンケート調査を実施し、その現状と課題を分析した。
目次
《座標》ICU管理料5・6は見直しが必要/介護医療院調査、患者実態に乖離
《座標》国立大学病院が400億円超の赤字/四病協が病院経営定期調査を公表
《論評》「製薬・医療機器メーカーにおける患者中心主義と理念としての浸透」日笠山聡・真野俊樹
《潮流》医療保険部会が制度改革を議論
《潮流》令和8年度改定の中医協総会の議論
《潮流》令和6年医療施設調査・病院報告
《潮流》医療機関等の消費税負担の補てん把握
《潮流》『令和7年版労働経済の分析』を公表
《潮流》医療部会が改定の具体的方向性の議論
《潮流》「救急医療等に関するWG」が初会合
《潮流》くすり未来塾が次期薬価改定に提言
《潮流》薬価専門部会で薬価制度のあり方議論
《特別レポート》退院時リハビリテーション指導料 多職種連携で患者の在宅復帰支援
《BOOK REVIEW》『コロナ対策の政策評価:日本は合理的に対応したのか』
《随想―視診・聴診》「在宅での復活」高山哲夫
《NEWS》介護保険部会が医療・介護連携の協議の検討項目示す
《資料》入院(その2)急性期入院医療について
《療養の給付の取扱いについて》
《経済スコープ》
《編集室・ワードカプセル》特定集中治療室遠隔支援加算