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社会保険旬報 №2948【電子版】

2024年12月11日

《動向》 『医療機関経営の支援や医師偏在対策などを実施―令和6年度補正予算案を閣議決定』

出版社
社会保険研究所
電子版ISBN
 
電子版発売日
2024/12/11
ページ数
42ページ
 判型
B5
フォーマット
PDF(パソコンへのダウンロード不可)

電子版販売価格:¥1,100 (本体¥1,000+税10%)

印刷版ISSN
1343-5728
印刷版発行年月
2024/12
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概要

《動向》 『医療機関経営の支援や医師偏在対策などを実施―令和6年度補正予算案を閣議決定』
政府は11月29日、総合経済対策に基づいた令和6年度補正予算案を閣議決定した。厚労省分は8454億円で、経営が厳しい医療機関への支援や医師偏在対策、医療・介護DXの推進、創薬力強化に向けたイノベーションの推進、医薬品等の安定供給確保など夏の概算要求に盛り込んだ事項を含め、喫緊の課題に対応するための予算項目をそろえた。病院の経営悪化が起きている調査結果が相次いで公表されているなかで、病床削減を条件に医療機関を支援する対策も用意している。
厚労省分の予算である8454億円のうち、一般会計が8414億円、労働保険特別会計が38億円、年金特別会計が41億円。ただし、一般会計から年金特別会計への繰入があり、39億円が重複する。また、医療・介護DXの推進、創薬力強化に向けたイノベーションの推進・医薬品等の安定供給確保などで、夏の概算要求に盛り込んだ予算項目が補正予算案に取り入れられており、令和7年度予算編成と一体として考えるべき側面がある。
大きく6項目で構成されている。①医療・介護・障害福祉分野のさらなる賃上げの支援等、医師偏在是正に向けた対策の推進(2861億円)②持続的・構造的賃上げに向けた支援等(313億円)③創薬力強化に向けたイノベーションの推進、医薬品等の安定供給確保(442億円)④医療・介護DX等の推進(1447億円)⑤国際保健・次なる感染症に備えた対応等(1022億円)⑥国民の安心・安全の確保(2205億円)─となっている。
以下では、医療提供体制や医療保険に関連する予算項目を中心に、個別の支援策をみていく。

目次

《視点》 電子処方箋の普及
《座標》 経済財政諮問会議が社会保障を議論/石破首相が所信表明演説
《座標》 大学病院の機能に医師派遣/日医と知事会が意見交換会
《動向》 『医療機関経営の支援や医師偏在対策などを実施―令和6年度補正予算案を閣議決定』
《動向》 『医療・介護の持続性を確保 現役負担抑制―財政審が7年度予算編成へ建議』
《論評》 『介護従事者の処遇改善に向けた提案』宇野裕
《ジュネーヴからの便り》 『ガラディナー』中谷祐貴子
《潮流》 日医が6年度補正予算案を評価
《潮流》 医療施設調査・病院報告を発表
《潮流》 医師養成過程の偏在対策を承認
《潮流》 経済的インセンティブに反対意見
《潮流》 医師偏在対策で健保連や知事会が意見
《潮流》 医療部会が美容医療を議論
《潮流》 年金制度の子の加算を議論
《潮流》 製薬大手の営業利益が8割増
《NEWS》 医療法人DBの第三者提供方法を検討 ほか
《雇用・労働の動き》
《編集室 ワードカプセル》 「美容医療」